2022年02月11日
一般入試ブログ 体育専門学群 副専攻バスケ (#2 吉岡日和)
皆さんこんにちは。
体育専門学群1年の吉岡日和(#2 ぺぺ)です。
受験生の皆さん、共通テスト本当にお疲れさまでした。次はおそらく皆さんが得意としているであろう二次試験ですね。共通テストで上手くいった人も、思うような結果が出なかった人もいると思います。しかし必ず二次試験はやってきます。いかに早く切り替えて対策できるかが合格への近道だと思います。これまで机にしがみついて精一杯勉強してきた皆さんなら必ず残りの期間も頑張り切れると信じています!
では、二次試験の話に移ります。私からは主に副専攻のバスケについて話したいと思います。
バスケは①八の字ドリブル②ボード当て③ゴール下シュート④オールコート(パス、ドリブル、シュート)の4種目となります。①から③の種目は試験時間30秒間になります。
① 八の字ドリブルは正方形とその中心にコーンが置かれて、その周りを八の字にドリブルする試験です。得点の数え方はコーンを通過するごとに1点とカウントされます。ここで注意してほしいのは、コーンを回るときにしっかりとボールと身体の両方がコーンの外を回ることです。ボールだけがコーンの外を回るようなドリブルをしてしまうと点数にカウントされない恐れがあります。
また、この種目を練習するときは、ちゃんと大きなコーンを使用することを強くおすすめします。それまでマーカーで練習していた私は試験当日、コーンのフチにボールを当ててしまい、ボールは明後日の方向に飛んでいきました。ボールが飛んでいこうが何が起ころうが時間は止まらないので、急いでボールを取りに行きました。副専攻の1種目目でした。やってしまったとは思いましたが、もう開き直るしかありませんでした(笑)。
②ボード当ては制限区域内の横のラインからボードにボールを当ててゴールを越した先でキャッチし、スタートと反対側のラインを踏むか超すかをするのを30秒間繰り返します。(伝わりにくくてすみません。)得点の数え方はボードに当てて1点。キャッチしてラインを踏むか超すかで1点のカウントです。
このライン間は、サイドステップではなく走って移動すると、より回数が稼げます。またゴールに入ってしまったり、リングに当たってボールが飛んでいってしまったりすると、かなりの時間ロスに繋がります。練習の時からボードのどこに当てればミスが少なく早くできるかを、自分の中でつかんでおくことが大事だと思います。
③ゴール下のシュートは30秒間で何本ゴール下のシュートが入るかという試験です。打って1点。入って2点加算される方式です。シュートの打ち方はツーハンドでもワンハンドでもどちらでもよいですが、ボード当てと同様に成功率を高めつつ、より多くの本数を打てるやり方を見つける必要があります。
④ オールコートはパスやドリブル、リバウンドやシュートなどの技術を複合的に見るものです。まず自分でボードにボールを当ててリバウンドキャッチ。次にサイドラインにいる人にパスを出し、リターンをもらって先ほど当てたボードとは逆側のゴールを目指してドリブルし、レイアップ。帰りはコーン2つを技を見せながら抜き、最後はドリブルシュートとなります。
この種目は最後に行われるのですが試験番号順に一人ずつ全員の前で行われ、終わった人から帰れます。ちなみに私はバスケの副専攻を2度経験しています。1年目は全体の2番目で非常に緊張し、頭真っ白で行いました。皆が見ている中で実力が発揮できるように練習をすることが大事だと思います。
この二次試験を通して必要なのは開き直ることです。上手くいってもいかなくても、一喜一憂せずに切り替えて次の種目に移ることができるか。そして、周りの受験生がいる中で、いかに自分自身に集中して試験に臨めるかが重要になってきます。不安になってしまったらこれまでやってきた練習を信じて、自分は絶対に筑波に入りたいんだという強い気持ちを持てば大丈夫だと思います。
試験まであと残りわずかです。今まで本当にたくさん辛いこと、しんどいことがあったと思いますが、なんだかんだ今が一番きつい時期だと思います。私自身がそうでした。しかし今まで頑張ってきて本当に良かったと思える環境や素晴らしい仲間たちがここにはいます。このブログを読んでくださった受験生の皆さんと、春に筑波大学女子サッカー部の一員として会えることを楽しみにしています。最後まで読んでいただきありがとうございました。ラストスパート、心から応援しています。
#2 吉岡日和

体育専門学群1年の吉岡日和(#2 ぺぺ)です。
受験生の皆さん、共通テスト本当にお疲れさまでした。次はおそらく皆さんが得意としているであろう二次試験ですね。共通テストで上手くいった人も、思うような結果が出なかった人もいると思います。しかし必ず二次試験はやってきます。いかに早く切り替えて対策できるかが合格への近道だと思います。これまで机にしがみついて精一杯勉強してきた皆さんなら必ず残りの期間も頑張り切れると信じています!
では、二次試験の話に移ります。私からは主に副専攻のバスケについて話したいと思います。
バスケは①八の字ドリブル②ボード当て③ゴール下シュート④オールコート(パス、ドリブル、シュート)の4種目となります。①から③の種目は試験時間30秒間になります。
① 八の字ドリブルは正方形とその中心にコーンが置かれて、その周りを八の字にドリブルする試験です。得点の数え方はコーンを通過するごとに1点とカウントされます。ここで注意してほしいのは、コーンを回るときにしっかりとボールと身体の両方がコーンの外を回ることです。ボールだけがコーンの外を回るようなドリブルをしてしまうと点数にカウントされない恐れがあります。
また、この種目を練習するときは、ちゃんと大きなコーンを使用することを強くおすすめします。それまでマーカーで練習していた私は試験当日、コーンのフチにボールを当ててしまい、ボールは明後日の方向に飛んでいきました。ボールが飛んでいこうが何が起ころうが時間は止まらないので、急いでボールを取りに行きました。副専攻の1種目目でした。やってしまったとは思いましたが、もう開き直るしかありませんでした(笑)。
②ボード当ては制限区域内の横のラインからボードにボールを当ててゴールを越した先でキャッチし、スタートと反対側のラインを踏むか超すかをするのを30秒間繰り返します。(伝わりにくくてすみません。)得点の数え方はボードに当てて1点。キャッチしてラインを踏むか超すかで1点のカウントです。
このライン間は、サイドステップではなく走って移動すると、より回数が稼げます。またゴールに入ってしまったり、リングに当たってボールが飛んでいってしまったりすると、かなりの時間ロスに繋がります。練習の時からボードのどこに当てればミスが少なく早くできるかを、自分の中でつかんでおくことが大事だと思います。
③ゴール下のシュートは30秒間で何本ゴール下のシュートが入るかという試験です。打って1点。入って2点加算される方式です。シュートの打ち方はツーハンドでもワンハンドでもどちらでもよいですが、ボード当てと同様に成功率を高めつつ、より多くの本数を打てるやり方を見つける必要があります。
④ オールコートはパスやドリブル、リバウンドやシュートなどの技術を複合的に見るものです。まず自分でボードにボールを当ててリバウンドキャッチ。次にサイドラインにいる人にパスを出し、リターンをもらって先ほど当てたボードとは逆側のゴールを目指してドリブルし、レイアップ。帰りはコーン2つを技を見せながら抜き、最後はドリブルシュートとなります。
この種目は最後に行われるのですが試験番号順に一人ずつ全員の前で行われ、終わった人から帰れます。ちなみに私はバスケの副専攻を2度経験しています。1年目は全体の2番目で非常に緊張し、頭真っ白で行いました。皆が見ている中で実力が発揮できるように練習をすることが大事だと思います。
この二次試験を通して必要なのは開き直ることです。上手くいってもいかなくても、一喜一憂せずに切り替えて次の種目に移ることができるか。そして、周りの受験生がいる中で、いかに自分自身に集中して試験に臨めるかが重要になってきます。不安になってしまったらこれまでやってきた練習を信じて、自分は絶対に筑波に入りたいんだという強い気持ちを持てば大丈夫だと思います。
試験まであと残りわずかです。今まで本当にたくさん辛いこと、しんどいことがあったと思いますが、なんだかんだ今が一番きつい時期だと思います。私自身がそうでした。しかし今まで頑張ってきて本当に良かったと思える環境や素晴らしい仲間たちがここにはいます。このブログを読んでくださった受験生の皆さんと、春に筑波大学女子サッカー部の一員として会えることを楽しみにしています。最後まで読んでいただきありがとうございました。ラストスパート、心から応援しています。
#2 吉岡日和

2022年02月11日
一般入試ブログ 体育専門学群 副専攻1500m (#27 菅野希咲)
こんにちは。
体育専門学群1年の菅野希咲(#27ねね)です。
共通テストお疲れ様でした。
昨年同様、コロナ禍の受験勉強は大変なことも多かったのではないかと思います。
私は一般試験で合格しましたが、共通テストも二次試験もかなりギリギリの挑戦をしていました。学校の先生の半分以上は、私が合格すると思っていなかっただろうと思っています。(笑)しかし、そんな人でも受かるのが大学入試です。最後まで何が起こるかわかりません。共通テストがうまくいった人はそのまま気を抜かず、うまくいかなかった人も最後まで諦めずに頑張ってほしいです。
私は二次試験を主専攻サッカー、副専攻陸上競技(1500m)で受験しました。
主専攻のサッカーと保健の小論文についてはそら(#22ここ)とかのこ(#30もも)が詳しく書いてくれているので、そちらを参考にしてください。
サッカーの試験は男子も含めて受験人数が多い分、一人あたりのプレー時間はかなり短いです。なので、プレーはもちろん大切ですが、少しでも自分をアピールしようとする気持ちも大切だと思います。私はかなりの人見知りですが、試験の時だけでも頑張ろうと思い、とにかく話すことを意識しました。プレー中はできるだけ声を出し、ゲームとゲームの間の時間には味方とコミュニケーションをとっていました。それがどれくらい評価に影響したかは分かりませんが、限られた時間の中で少しでも自分をアピールすることも大切なのではないかと思います!
【副専攻】陸上競技(1500m)
陸上競技(1500m)について、詳しく書いていきたいと思います。ちなみにこれもそら(#22ここ)が書いてくれているので、そちらも参考にしてください。
陸上競技のトラック種目とフィールド種目は同時並行で行われます。トラック種目は私たちの時は1500m→400m→100mの順で行われました。(年によって違うみたいです)
1500mは1番初めだったので、気持ち的には少し楽でした。
全体のアップ時間終了後、1500mの1組目が招集されます。男子→女子の順で行われました。私たちの時は男子のグループが4組あり、そのあと女子(4人)が走りました。
男子が走っている間も横でアップができるので、アップ時間は十分に取れました。ですが、全体のアップ時間を含めるとかなり時間もあるので、事前にアップでやるメニューを考えておくことと、体が冷えないように防寒対策をしっかりすることをオススメします。
また、本番は腕時計をつけて走ることができないので注意してください。過去の先輩方のブログを見ると、一切タイムを教えてもらえない時もあったようですが、私たちの時はラップタイムは読み上げられました。ですが、最終的な時間は教えてもらえないので、練習の時から時計なしで走れるように練習しておくことをオススメします。
加えて、少し細かい点ですが、靴は陸上のスパイクではなくランニングシューズで走りました。100mの人はスパイクを履いている人が多いですが、1500mはランニングシューズがほとんどだったと思います。
サッカーもそうですが、陸上も男子の受験人数が多く、それに比べて女子はかなり少なく、少し数に圧倒されてしまいがちです。しかし、たいてい男子→女子の順番で行われるため、男子がやっているのを見ることができます。その待ち時間を上手く使って、気持ちを落ち着かせたり、自分の番に向けて良い準備をしてください!
私は共通テスト後から本格的に二次試験の対策を始めたため、対策が間に合うのだろうかという焦りや不安が大きかったです。
しかし、私はありがたいことに、サッカーにしても、陸上にしても、保健の小論文にしても、学校の先生方をはじめとするたくさんの方々がサポートしてくれました。そのサポートがなければ私は合格することができなかったと思います。本当に感謝してもしきれません。
みなさんの周りの人も、みなさんが合格するためにきっと全力でサポートしてくれます。1人で頑張りすぎず、先生や両親など、頼れる人をたくさん頼ってください。必ずみなさんの力になってくれます。
本番まで残り20日を切りました。ここからの時間はあっという間です。そして本番はさらにあっという間に終わります。こんなに長い時間かけて対策してきたのに…と思うぐらい本当にあっという間です。ですが、ここからの時間どれだけ頑張るかが結果に大きく関わってくると思います。冒頭でも書きましたが、大学入試は最後の最後まで何が起こるかわかりません。なので、ぜひみなさんには、悔いのないようにラストスパート頑張ってほしいです。
実技試験なので、怪我と体調管理にはくれぐれも気をつけて、最後の最後まで諦めずに、自分を信じて頑張ってください!!
長くなってしまいましたが、少しでも受験生のみなさんの役に立てれば幸いです。
みなさんと一緒にサッカーができる日を楽しみにしています!
#27 菅野希咲

体育専門学群1年の菅野希咲(#27ねね)です。
共通テストお疲れ様でした。
昨年同様、コロナ禍の受験勉強は大変なことも多かったのではないかと思います。
私は一般試験で合格しましたが、共通テストも二次試験もかなりギリギリの挑戦をしていました。学校の先生の半分以上は、私が合格すると思っていなかっただろうと思っています。(笑)しかし、そんな人でも受かるのが大学入試です。最後まで何が起こるかわかりません。共通テストがうまくいった人はそのまま気を抜かず、うまくいかなかった人も最後まで諦めずに頑張ってほしいです。
私は二次試験を主専攻サッカー、副専攻陸上競技(1500m)で受験しました。
主専攻のサッカーと保健の小論文についてはそら(#22ここ)とかのこ(#30もも)が詳しく書いてくれているので、そちらを参考にしてください。
サッカーの試験は男子も含めて受験人数が多い分、一人あたりのプレー時間はかなり短いです。なので、プレーはもちろん大切ですが、少しでも自分をアピールしようとする気持ちも大切だと思います。私はかなりの人見知りですが、試験の時だけでも頑張ろうと思い、とにかく話すことを意識しました。プレー中はできるだけ声を出し、ゲームとゲームの間の時間には味方とコミュニケーションをとっていました。それがどれくらい評価に影響したかは分かりませんが、限られた時間の中で少しでも自分をアピールすることも大切なのではないかと思います!
【副専攻】陸上競技(1500m)
陸上競技(1500m)について、詳しく書いていきたいと思います。ちなみにこれもそら(#22ここ)が書いてくれているので、そちらも参考にしてください。
陸上競技のトラック種目とフィールド種目は同時並行で行われます。トラック種目は私たちの時は1500m→400m→100mの順で行われました。(年によって違うみたいです)
1500mは1番初めだったので、気持ち的には少し楽でした。
全体のアップ時間終了後、1500mの1組目が招集されます。男子→女子の順で行われました。私たちの時は男子のグループが4組あり、そのあと女子(4人)が走りました。
男子が走っている間も横でアップができるので、アップ時間は十分に取れました。ですが、全体のアップ時間を含めるとかなり時間もあるので、事前にアップでやるメニューを考えておくことと、体が冷えないように防寒対策をしっかりすることをオススメします。
また、本番は腕時計をつけて走ることができないので注意してください。過去の先輩方のブログを見ると、一切タイムを教えてもらえない時もあったようですが、私たちの時はラップタイムは読み上げられました。ですが、最終的な時間は教えてもらえないので、練習の時から時計なしで走れるように練習しておくことをオススメします。
加えて、少し細かい点ですが、靴は陸上のスパイクではなくランニングシューズで走りました。100mの人はスパイクを履いている人が多いですが、1500mはランニングシューズがほとんどだったと思います。
サッカーもそうですが、陸上も男子の受験人数が多く、それに比べて女子はかなり少なく、少し数に圧倒されてしまいがちです。しかし、たいてい男子→女子の順番で行われるため、男子がやっているのを見ることができます。その待ち時間を上手く使って、気持ちを落ち着かせたり、自分の番に向けて良い準備をしてください!
私は共通テスト後から本格的に二次試験の対策を始めたため、対策が間に合うのだろうかという焦りや不安が大きかったです。
しかし、私はありがたいことに、サッカーにしても、陸上にしても、保健の小論文にしても、学校の先生方をはじめとするたくさんの方々がサポートしてくれました。そのサポートがなければ私は合格することができなかったと思います。本当に感謝してもしきれません。
みなさんの周りの人も、みなさんが合格するためにきっと全力でサポートしてくれます。1人で頑張りすぎず、先生や両親など、頼れる人をたくさん頼ってください。必ずみなさんの力になってくれます。
本番まで残り20日を切りました。ここからの時間はあっという間です。そして本番はさらにあっという間に終わります。こんなに長い時間かけて対策してきたのに…と思うぐらい本当にあっという間です。ですが、ここからの時間どれだけ頑張るかが結果に大きく関わってくると思います。冒頭でも書きましたが、大学入試は最後の最後まで何が起こるかわかりません。なので、ぜひみなさんには、悔いのないようにラストスパート頑張ってほしいです。
実技試験なので、怪我と体調管理にはくれぐれも気をつけて、最後の最後まで諦めずに、自分を信じて頑張ってください!!
長くなってしまいましたが、少しでも受験生のみなさんの役に立てれば幸いです。
みなさんと一緒にサッカーができる日を楽しみにしています!
#27 菅野希咲

2022年02月11日
一般入試ブログ 体育専門学群 副専攻400m (#19樋口那帆)
こんにちは。
体育専門学群1年の樋口那帆(#19らら)です。
受験生の皆さん、共通テストお疲れ様でした。
体育専門学群は共通テストと二次試験の配点が5:5です。共通テストの結果が納得いくものじゃなかったとしても残り数日間の過ごし方次第で合格できるチャンスは十分にあると思います。最後まで自分を信じて頑張ってください!
では本題に入ります。
私は二次試験の副専攻について書きます。主専攻や小論文については八角空来(#22ココ)と山口かの子(#30モモ)が書いてくれているのでぜひそちらをご覧ください。
私は副専攻で陸上競技の400mを選択しました。(※副専攻の陸上競技では100m、400m、1500m、走幅跳、砲丸投のうちから一つ選ぶことになります。)
<選択した理由>
私は中学生の頃、陸上部に所属していたので、最初から「副専攻は陸上しかないな」と思っていました。種目選びは迷いましたが、高校の先生にお願いして100m、400m、1500mのタイムをそれぞれ計ってもらい、記録と予想点数の比較をして一番点数を稼げそうだった400mに決めました。私は中三の頃に400mを専門にしていた時期がありましたが、多くの人にとって400mは馴染みのない種目だと思います。走ったことがない人は一度走ってみて自分の得意・不得意を確認してから種目を選ぶのも良いと思います。
参考までに...私のベストタイムは1’02くらいでした。
<概要>
・試験が行われる陸上競技場はタータンの400mトラックです。
・陸上用スパイク、ランニングシューズどちらでも大丈夫です。(短距離はほとんどの人がスパイクを履いていたと思います。400mもスパイクをお勧めします。)
・トラック競技は1500m男・女→100m男・女→400m男・女の順番で行われました。
・400m女子は2人のみでした。(毎年、400mは1500mや100mに比べ少ないようです。)
・100mが行われている間にアップをする時間がありました。
・時計をつけて走ることはできず、タイムを読まれることも自分の記録を伝えられることもありません。
<感想>
一日目の主専攻(サッカー)と小論文を終え、手応えとしては悪くなく、残るは400mを全力で走り切るだけだと腹をくくって迎えた二日目。トラック競技では400mが最後だったので、他の受験生みんなが見ている中で走りました。かなり緊張もしましたが、なぜか同じくらいわくわくもしていました。見られていると燃えるタイプの私は、みんなの前を走る時パワーがみなぎってきたので丁度良かったのかもしれません。(笑)
また記録を教えてもらえないとのことだったので、一緒だった知り合いの受験生にタイムを計っておいてもらいました。正確にはわかりませんがほぼベストタイムで走れたと思います。
待ち時間もあるので寒さ対策をしっかりして、身体が冷えないよう気を付けてください。つくばの冬は、寒いです。
<対策>
実技試験の対策には顧問の先生や駅伝部の先生にご協力いただき、トレーニングに付き合っていただいたり記録を計ったりしていただきました。
以下は400mの対策として行った主なトレーニングです。
・短い距離のスプリント
・長めのジョグ
・200m~600m等のインターバル走
・400mの記録測定
400mには持久力もスピードも両方求められると思うので、短い距離のスプリントも長めのジョグも取り入れ、インターバル走もおこないました。ただし私は一般入試の対策を始める時期が遅めだったので、記録を伸ばすことよりも記録を安定して出せることを重視していました。そのため何度か400mの記録を取ることで、自分が安定して出せるタイムを把握できるようにしていました。学校のトラックは土でしたが、本番と同じタータンのトラックでも記録を計りました。皆さんも自分の特徴や課題に合わせて何を重視してトレーニングするのか、ぜひ一度整理してみてください。
400mはペース配分を意識しながらスタート後心地よくスピードに乗っていくこと、後半の減速をなるべく抑えて最後まで全力で腕を振り足を動かすこと、そして何より自分自身に負けない強い気持ちが大切だと思います。また試験当日はタイムの読み上げがないため、自分の身体でペース感覚がわかるようにしておきましょう。
きつい種目だとは思いますが、体調管理と身体のケアを怠らず自分に負けずに頑張ってください!
以上、副専攻について書かせていただきました。少しでも皆さんの力になれると幸いです。
ここからは余談になりますが、去年のこの時期を思い返すと厳しい受験戦争だったなと感じます。AC入試に落ち推薦入試に落ち...一般入試で合格することができましたが、本当にギリギリでした。高3の春の時点ではAC入試と推薦入試が駄目なら筑波大学の一般入試までは受けるつもりがなく、一般入試を受けると決めたのは推薦入試直前の時期だったと思います。私の高校では引退がなかったため推薦入試までは部活動を続けていましたが、推薦入試の試験から帰った次の日から部活動をお休みさせてもらい、一般入試の対策に切り替えて猛勉強したのを憶えています。この切り替えの早さが功を奏し合格に繋がったと思うので、今思い返しても自分を褒めたくなるくらいです。(笑)
共通テストの結果も良かったわけではなく、「本当に筑波を受けるのか?」「ほかの大学を探してみた方がいいんじゃないか?」と勧められたほどです。しかし、どうしても筑波が良いと浪人も覚悟の上で、絶対に二次で巻き返すぞと切り替えて二次試験の対策に励みました。このブログを書きながら、私は俗にいう逆転合格だったんだなと改めて気づきました。それでもこのように合格することができたのは、筑波大学の女サカでプレーしたいという強い気持ちと、支えて応援してくれた先生方や家族、仲間の存在があったからこそです。これは間違いありません。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。皆さんにも皆さんにとって支えとなる人が必ずいるはずです。苦しくなったときはその人たちのことを思い出して、ぜひパワーをもらってください。残り数週間の苦しい時期を踏ん張って乗り越えればきっと楽しい未来が待っています。感謝の気持ちを忘れず、最後の最後まで粘って全力を出し切ってください!
長々とした文章になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
皆さんの受験がうまくいくよう応援しています。
#19 樋口那帆

体育専門学群1年の樋口那帆(#19らら)です。
受験生の皆さん、共通テストお疲れ様でした。
体育専門学群は共通テストと二次試験の配点が5:5です。共通テストの結果が納得いくものじゃなかったとしても残り数日間の過ごし方次第で合格できるチャンスは十分にあると思います。最後まで自分を信じて頑張ってください!
では本題に入ります。
私は二次試験の副専攻について書きます。主専攻や小論文については八角空来(#22ココ)と山口かの子(#30モモ)が書いてくれているのでぜひそちらをご覧ください。
私は副専攻で陸上競技の400mを選択しました。(※副専攻の陸上競技では100m、400m、1500m、走幅跳、砲丸投のうちから一つ選ぶことになります。)
<選択した理由>
私は中学生の頃、陸上部に所属していたので、最初から「副専攻は陸上しかないな」と思っていました。種目選びは迷いましたが、高校の先生にお願いして100m、400m、1500mのタイムをそれぞれ計ってもらい、記録と予想点数の比較をして一番点数を稼げそうだった400mに決めました。私は中三の頃に400mを専門にしていた時期がありましたが、多くの人にとって400mは馴染みのない種目だと思います。走ったことがない人は一度走ってみて自分の得意・不得意を確認してから種目を選ぶのも良いと思います。
参考までに...私のベストタイムは1’02くらいでした。
<概要>
・試験が行われる陸上競技場はタータンの400mトラックです。
・陸上用スパイク、ランニングシューズどちらでも大丈夫です。(短距離はほとんどの人がスパイクを履いていたと思います。400mもスパイクをお勧めします。)
・トラック競技は1500m男・女→100m男・女→400m男・女の順番で行われました。
・400m女子は2人のみでした。(毎年、400mは1500mや100mに比べ少ないようです。)
・100mが行われている間にアップをする時間がありました。
・時計をつけて走ることはできず、タイムを読まれることも自分の記録を伝えられることもありません。
<感想>
一日目の主専攻(サッカー)と小論文を終え、手応えとしては悪くなく、残るは400mを全力で走り切るだけだと腹をくくって迎えた二日目。トラック競技では400mが最後だったので、他の受験生みんなが見ている中で走りました。かなり緊張もしましたが、なぜか同じくらいわくわくもしていました。見られていると燃えるタイプの私は、みんなの前を走る時パワーがみなぎってきたので丁度良かったのかもしれません。(笑)
また記録を教えてもらえないとのことだったので、一緒だった知り合いの受験生にタイムを計っておいてもらいました。正確にはわかりませんがほぼベストタイムで走れたと思います。
待ち時間もあるので寒さ対策をしっかりして、身体が冷えないよう気を付けてください。つくばの冬は、寒いです。
<対策>
実技試験の対策には顧問の先生や駅伝部の先生にご協力いただき、トレーニングに付き合っていただいたり記録を計ったりしていただきました。
以下は400mの対策として行った主なトレーニングです。
・短い距離のスプリント
・長めのジョグ
・200m~600m等のインターバル走
・400mの記録測定
400mには持久力もスピードも両方求められると思うので、短い距離のスプリントも長めのジョグも取り入れ、インターバル走もおこないました。ただし私は一般入試の対策を始める時期が遅めだったので、記録を伸ばすことよりも記録を安定して出せることを重視していました。そのため何度か400mの記録を取ることで、自分が安定して出せるタイムを把握できるようにしていました。学校のトラックは土でしたが、本番と同じタータンのトラックでも記録を計りました。皆さんも自分の特徴や課題に合わせて何を重視してトレーニングするのか、ぜひ一度整理してみてください。
400mはペース配分を意識しながらスタート後心地よくスピードに乗っていくこと、後半の減速をなるべく抑えて最後まで全力で腕を振り足を動かすこと、そして何より自分自身に負けない強い気持ちが大切だと思います。また試験当日はタイムの読み上げがないため、自分の身体でペース感覚がわかるようにしておきましょう。
きつい種目だとは思いますが、体調管理と身体のケアを怠らず自分に負けずに頑張ってください!
以上、副専攻について書かせていただきました。少しでも皆さんの力になれると幸いです。
ここからは余談になりますが、去年のこの時期を思い返すと厳しい受験戦争だったなと感じます。AC入試に落ち推薦入試に落ち...一般入試で合格することができましたが、本当にギリギリでした。高3の春の時点ではAC入試と推薦入試が駄目なら筑波大学の一般入試までは受けるつもりがなく、一般入試を受けると決めたのは推薦入試直前の時期だったと思います。私の高校では引退がなかったため推薦入試までは部活動を続けていましたが、推薦入試の試験から帰った次の日から部活動をお休みさせてもらい、一般入試の対策に切り替えて猛勉強したのを憶えています。この切り替えの早さが功を奏し合格に繋がったと思うので、今思い返しても自分を褒めたくなるくらいです。(笑)
共通テストの結果も良かったわけではなく、「本当に筑波を受けるのか?」「ほかの大学を探してみた方がいいんじゃないか?」と勧められたほどです。しかし、どうしても筑波が良いと浪人も覚悟の上で、絶対に二次で巻き返すぞと切り替えて二次試験の対策に励みました。このブログを書きながら、私は俗にいう逆転合格だったんだなと改めて気づきました。それでもこのように合格することができたのは、筑波大学の女サカでプレーしたいという強い気持ちと、支えて応援してくれた先生方や家族、仲間の存在があったからこそです。これは間違いありません。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。皆さんにも皆さんにとって支えとなる人が必ずいるはずです。苦しくなったときはその人たちのことを思い出して、ぜひパワーをもらってください。残り数週間の苦しい時期を踏ん張って乗り越えればきっと楽しい未来が待っています。感謝の気持ちを忘れず、最後の最後まで粘って全力を出し切ってください!
長々とした文章になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
皆さんの受験がうまくいくよう応援しています。
#19 樋口那帆

2022年02月10日
一般入試ブログ 体育専門学群 (#30 山口かの子)
こんにちは。
体育専門学群1年の山口かの子(#30もも)です。
まずは共通テストお疲れ様でした。あとは二次試験のための対策をするだけだと思います。共通テストを乗り越えられたみなさんならきっと二次試験も大丈夫です。共通テストが終わり、ホッとしている人もいるとは思いますが、気を抜くことなく、二次試験の対策に全力を注いでください。
私は二回筑波の入試を受けましたが、二年とも実技①をサッカー、実技②をバスケットボールで受験しました。実技①②と小論文の試験内容や対策方法などを書いたので参考にしていただけると幸いです。
・実技①(サッカー)
昨年の女子の受験人数は8人で、6人ずつの2チームに分かれて試験が行われました(足りないところは大学生の補助員が入ります)。
試験内容
1) アップ
チームごとに大学生が主体となってストレッチやボールを使ったアップを行う
2) ドリブル&パス
コーンをドリブルでかわし、折り返して次の人にパス
※一昨年はロングキック
3) 4vs2+1フリーマンのボール回し
中央のフリーマンは大学生が行う
4) 6vs6のミニゲーム
フルピッチの1/4の大きさで4分程度のゲームを3本
実際に試験が始まると緊張すると思います。私は緊張しやすいので、正直ガッチガチで、普段通りのプレーは全く出来ませんでした。しかし、他の人も状況は同じなので、少しでも良いプレーができるように私が心がけていたことは、同じチームの人とコミュニケーションを取ることです。自分がプレーしやすいように、自分のチームが優位にゲームを進められるようにコミュニケーションを取ることは非常に重要だと思います。また、サッカーにミスは付き物です。ミスをしても落ち込むことなく、切り替えて次のプレーに進み、後悔のないように試験を終えてください。
・実技②(バスケットボール)
基本的に毎年同じ内容ではありますが、試験内容やルールが変わる可能性も考えられるので、試験中は説明をよく聞き、臨機応変に対応する力が必要です。今回は昨年の試験内容を書きますが、あくまで参考程度に見てください。
1) 8の字ドリブル
文字通り、四角形のコートを8の字でドリブルをします。
女子だと20点を超えられると高得点がつくと思います。(3周+2)
2) ボード当て
ボードにボールを当てキャッチをしてラインを踏み、またボードにボールを当てキャッチし逆側のラインを踏む、という動きの繰り返しです。得点は、ボードに当てて1点、キャッチしラインを踏むか超えるかで1点です。女子だと30点を超えられると高得点を狙えるのではないかなと思います。
3) ゴール下のシュート
ゴール下からシュートを打ち、打った本数と入った本数どちらも点数に入ります。19、20本打って、2ミスくらいに抑えられたらベストだと思います。
4) オールコート
パス、ドリブル、シュート全ての技術が入った種目です。細かいところや求められるものが毎年異なるので、ドリブルのパターンをいくつか用意して、試験に臨むのがおすすめです。
バスケの試験はサッカーとは異なり、完全に自分一人で行う試験です。また、一つのミスが回数に大きく影響します。先ほども記したように緊張しやすい私ですが、バスケでは散々練習した感覚をそのまま本番でも発揮することができました。バスケはドリブルをついた数だけ上手くなります。ミスをしないためにはたくさんボールを触って、繰り返しドリブルをついて、技術が自分のものになるまでやり続けることが重要です。難しい種目ではありますが、その分上手くできれば点数も高いと思います。ミスが大きく回数に影響するとは言いましたが、ミスをしても切り替えて、他でリカバリーするくらいの気持ちで臨んでください。応援しています。
・小論文
試験時間60分
保健分野:150字×1、250字×1
体育分野:150字×1、250字×1
論述は教科書の図や注釈まで広く深く理解する必要があると思います。私はノートにまとめる勉強法を実践しましたが、自分にあった勉強法を見つけて、教科書を隅々まで暗記してください。ヤマを張ることや、どこかの分野を捨てる、というのは本当に危険なので、どのテーマを聞かれても客観的な事実を教科書通りの言葉で書けるように準備しておくことが重要です。
私は一年浪人してでも筑波の女サカに入りたいという強い思いを持って一年間勉強しました。共通テストでは今までの模試の中でも低い点数を取ってしまい、本当に心が折れそうになりましたが、最後まで諦めずにやり続けたことが合格できた理由だと思います。共通テストで思うような点数が取れなかった人、実技に自信がなく不安を感じている人、「一年間の努力が無駄になるかも…」と怖くなることもあるかと思います。でも、たくさんたくさん頑張ったみなさんなら絶対に合格できます。最後まで何があるか分からないのが受験です。ありきたりな言葉にはなりますが、最後まで諦めず、自分を信じて試験に臨んでください。みなさんと一緒にプレーできる日を楽しみにしています。
#30 山口かの子(もも)

体育専門学群1年の山口かの子(#30もも)です。
まずは共通テストお疲れ様でした。あとは二次試験のための対策をするだけだと思います。共通テストを乗り越えられたみなさんならきっと二次試験も大丈夫です。共通テストが終わり、ホッとしている人もいるとは思いますが、気を抜くことなく、二次試験の対策に全力を注いでください。
私は二回筑波の入試を受けましたが、二年とも実技①をサッカー、実技②をバスケットボールで受験しました。実技①②と小論文の試験内容や対策方法などを書いたので参考にしていただけると幸いです。
・実技①(サッカー)
昨年の女子の受験人数は8人で、6人ずつの2チームに分かれて試験が行われました(足りないところは大学生の補助員が入ります)。
試験内容
1) アップ
チームごとに大学生が主体となってストレッチやボールを使ったアップを行う
2) ドリブル&パス
コーンをドリブルでかわし、折り返して次の人にパス
※一昨年はロングキック
3) 4vs2+1フリーマンのボール回し
中央のフリーマンは大学生が行う
4) 6vs6のミニゲーム
フルピッチの1/4の大きさで4分程度のゲームを3本
実際に試験が始まると緊張すると思います。私は緊張しやすいので、正直ガッチガチで、普段通りのプレーは全く出来ませんでした。しかし、他の人も状況は同じなので、少しでも良いプレーができるように私が心がけていたことは、同じチームの人とコミュニケーションを取ることです。自分がプレーしやすいように、自分のチームが優位にゲームを進められるようにコミュニケーションを取ることは非常に重要だと思います。また、サッカーにミスは付き物です。ミスをしても落ち込むことなく、切り替えて次のプレーに進み、後悔のないように試験を終えてください。
・実技②(バスケットボール)
基本的に毎年同じ内容ではありますが、試験内容やルールが変わる可能性も考えられるので、試験中は説明をよく聞き、臨機応変に対応する力が必要です。今回は昨年の試験内容を書きますが、あくまで参考程度に見てください。
1) 8の字ドリブル
文字通り、四角形のコートを8の字でドリブルをします。
女子だと20点を超えられると高得点がつくと思います。(3周+2)
2) ボード当て
ボードにボールを当てキャッチをしてラインを踏み、またボードにボールを当てキャッチし逆側のラインを踏む、という動きの繰り返しです。得点は、ボードに当てて1点、キャッチしラインを踏むか超えるかで1点です。女子だと30点を超えられると高得点を狙えるのではないかなと思います。
3) ゴール下のシュート
ゴール下からシュートを打ち、打った本数と入った本数どちらも点数に入ります。19、20本打って、2ミスくらいに抑えられたらベストだと思います。
4) オールコート
パス、ドリブル、シュート全ての技術が入った種目です。細かいところや求められるものが毎年異なるので、ドリブルのパターンをいくつか用意して、試験に臨むのがおすすめです。
バスケの試験はサッカーとは異なり、完全に自分一人で行う試験です。また、一つのミスが回数に大きく影響します。先ほども記したように緊張しやすい私ですが、バスケでは散々練習した感覚をそのまま本番でも発揮することができました。バスケはドリブルをついた数だけ上手くなります。ミスをしないためにはたくさんボールを触って、繰り返しドリブルをついて、技術が自分のものになるまでやり続けることが重要です。難しい種目ではありますが、その分上手くできれば点数も高いと思います。ミスが大きく回数に影響するとは言いましたが、ミスをしても切り替えて、他でリカバリーするくらいの気持ちで臨んでください。応援しています。
・小論文
試験時間60分
保健分野:150字×1、250字×1
体育分野:150字×1、250字×1
論述は教科書の図や注釈まで広く深く理解する必要があると思います。私はノートにまとめる勉強法を実践しましたが、自分にあった勉強法を見つけて、教科書を隅々まで暗記してください。ヤマを張ることや、どこかの分野を捨てる、というのは本当に危険なので、どのテーマを聞かれても客観的な事実を教科書通りの言葉で書けるように準備しておくことが重要です。
私は一年浪人してでも筑波の女サカに入りたいという強い思いを持って一年間勉強しました。共通テストでは今までの模試の中でも低い点数を取ってしまい、本当に心が折れそうになりましたが、最後まで諦めずにやり続けたことが合格できた理由だと思います。共通テストで思うような点数が取れなかった人、実技に自信がなく不安を感じている人、「一年間の努力が無駄になるかも…」と怖くなることもあるかと思います。でも、たくさんたくさん頑張ったみなさんなら絶対に合格できます。最後まで何があるか分からないのが受験です。ありきたりな言葉にはなりますが、最後まで諦めず、自分を信じて試験に臨んでください。みなさんと一緒にプレーできる日を楽しみにしています。
#30 山口かの子(もも)

2022年02月09日
一般入試ブログ 体育専門学群 (#22 八角空来)
こんにちは。体育専門学群1年の八角空来(#22ここ)です。
受験生の皆さん、共通テストお疲れ様でした。
過去問がたくさんあるわけでもなく、難化傾向であると予想されていた共通テストの対策はとても難しかったと思います。しかし、二次試験は十分に対策可能です。ここまで頑張ってきたからこそ、体育専門学群は共通テストと二次試験の配点が同じなので、「逆転する」ことも「される」こともあるということを頭において、最後までやり切ってほしいなと思います。
では、主専サッカー、副専1500m、小論文の順に二次試験についてお話します。
〈主専:サッカー〉
男女別でグループ分けされ、そのグループで試験を行います。人数が足りない場合には大学生が入ります。課題の説明の際に試験官の方がさらっとポイントを教えてくださることがあるので、聞き逃さないように気を付けてください(※で記しているところがそのポイントです)。昨年の試験内容は大きく分けて3つでした。
1 ) カラーコーンの間をジグザクにドリブルした後、少し離れたコーンでターンして次の人に長めのグラウンダーパス(1人3回)
※ドリブルはスピードではなくスムーズさ重視
コーンの間隔はかなり広く、とても余裕がありました。このドリブルでミスをしてしまうと結構目立ってしまうので、焦らずに落ち着いて行うことが大切だと思います。
2) 5vs2のボール回し(3セット)
※ディフェンスはスライディング等の激しさではなく、予測して奪う
四角形のグリッドで行い、オフェンス1人は中央に入ります。オフェンスは3タッチ以内、ディフェンスはボールを奪ったら変わるのではなく、セットごとに変わる形でした。
3) ミニゲーム(4分×3本)
フルピッチの1/4サイズのコートでミニゴールを倒してゲーム
サッカーは差が開きにくい種目である一方、声を出していなかったり、自信がなさそうにプレーしていたら目立ってしまうのかなという印象です。試験だからと固くならず、いつも通りプレー出来れば問題ないと思います。ボール回しやミニゲームでは、連携も必要になってくるので、同じグループの人と積極的にコミュニケーションを取ることが大切だと思います。試験内容は同じとは限らないので注意してください。
〈副専:1500m〉
陸上競技はトラック種目とフィールド種目が同時進行で、トラック種目は1500m→100m→400mの順に行いました。昨年は男子が50人程度で4組、女子は4人で1組に分かれて走りました。400mごとのラップタイムは読まれますが、時計を付けて走ることはできず、最終タイムは教えてもらえませんでした。記録がそのまま得点になるため、サッカーと異なり、差が開きやすい種目だと思います。あくまで順位ではなく記録なので、自分より遅い人につられてしまったり、速い人について行って失速して、自分の力が発揮できないのはとても惜しいと思うので注意してほしいです。走順が男子の後の場合は待ち時間があるので体が冷えないように気を付けてください。招集時間まで各自でアップできますが、走順が男子より先の場合はアップ時間が短くなるので、時間を考慮してアップすることが大切です。ちなみに、1500mはほとんどの人がランシューで走っていました。
ありきたりかもしれませんが、主専、副専ともに大切なことは「いつも通り」にやることです。他の受験生が上手く見えたり、速く見えたりするかもしれせんが、自分の力を信じてやり切ってほしいなと思います。
〈小論文〉
勉強法は人それぞれだと思うので、自分に合った方法で最後まで気を抜かずに対策してください。私はひたすら教科書を読んでインプット、要点をノートにまとめたり、疑似問題を解いてアウトプットをしていました。確実に言えることは「教科書の内容すべてが問題になり得る」ということです。他の教科では、教科書丸暗記は推奨されませんが、体育専門学群の二次試験においては例外だと思います。150字、250字と字数が限られており、自分の言葉で書くより、教科書の文言をそのまま解答する方が楽で書き落としも無いと思います。教科書丸暗記とまではいかなくても、全く覚えていない内容が出題され手も足も出ないという状況にならないように、最低限全ての単元の要点を書ける状態にしておくべきです。昨年は、それまで出題されておらず、出題される可能性も低いだろうとされていた交通安全に関する問題が出題されました。どの単元も出題される可能性があると思うので、「これ」と絞らず、全体をカバーできるようにしておくと良いと思います。
長々と書きましたが、このブログが少しでも受験生の皆さんのお役に立てたら幸いです。中には、共通テストが振るわず自信を失いかけている人や、二次試験に不安がある人もいるかもしれません。しかし、ここに至るまでの自分の努力は自分がいちばん知っていると思います。きっと大丈夫です。自信をもって、二次試験に臨んでください。そして、後悔無く二次試験を終えてほしいなと思います。心から応援しています!!このブログを読んでくださった受験生の皆さんと、春から筑波大学女子サッカー部の一員として共に闘えることを楽しみにしています!
#22 八角空来(ここ)

受験生の皆さん、共通テストお疲れ様でした。
過去問がたくさんあるわけでもなく、難化傾向であると予想されていた共通テストの対策はとても難しかったと思います。しかし、二次試験は十分に対策可能です。ここまで頑張ってきたからこそ、体育専門学群は共通テストと二次試験の配点が同じなので、「逆転する」ことも「される」こともあるということを頭において、最後までやり切ってほしいなと思います。
では、主専サッカー、副専1500m、小論文の順に二次試験についてお話します。
〈主専:サッカー〉
男女別でグループ分けされ、そのグループで試験を行います。人数が足りない場合には大学生が入ります。課題の説明の際に試験官の方がさらっとポイントを教えてくださることがあるので、聞き逃さないように気を付けてください(※で記しているところがそのポイントです)。昨年の試験内容は大きく分けて3つでした。
1 ) カラーコーンの間をジグザクにドリブルした後、少し離れたコーンでターンして次の人に長めのグラウンダーパス(1人3回)
※ドリブルはスピードではなくスムーズさ重視
コーンの間隔はかなり広く、とても余裕がありました。このドリブルでミスをしてしまうと結構目立ってしまうので、焦らずに落ち着いて行うことが大切だと思います。
2) 5vs2のボール回し(3セット)
※ディフェンスはスライディング等の激しさではなく、予測して奪う
四角形のグリッドで行い、オフェンス1人は中央に入ります。オフェンスは3タッチ以内、ディフェンスはボールを奪ったら変わるのではなく、セットごとに変わる形でした。
3) ミニゲーム(4分×3本)
フルピッチの1/4サイズのコートでミニゴールを倒してゲーム
サッカーは差が開きにくい種目である一方、声を出していなかったり、自信がなさそうにプレーしていたら目立ってしまうのかなという印象です。試験だからと固くならず、いつも通りプレー出来れば問題ないと思います。ボール回しやミニゲームでは、連携も必要になってくるので、同じグループの人と積極的にコミュニケーションを取ることが大切だと思います。試験内容は同じとは限らないので注意してください。
〈副専:1500m〉
陸上競技はトラック種目とフィールド種目が同時進行で、トラック種目は1500m→100m→400mの順に行いました。昨年は男子が50人程度で4組、女子は4人で1組に分かれて走りました。400mごとのラップタイムは読まれますが、時計を付けて走ることはできず、最終タイムは教えてもらえませんでした。記録がそのまま得点になるため、サッカーと異なり、差が開きやすい種目だと思います。あくまで順位ではなく記録なので、自分より遅い人につられてしまったり、速い人について行って失速して、自分の力が発揮できないのはとても惜しいと思うので注意してほしいです。走順が男子の後の場合は待ち時間があるので体が冷えないように気を付けてください。招集時間まで各自でアップできますが、走順が男子より先の場合はアップ時間が短くなるので、時間を考慮してアップすることが大切です。ちなみに、1500mはほとんどの人がランシューで走っていました。
ありきたりかもしれませんが、主専、副専ともに大切なことは「いつも通り」にやることです。他の受験生が上手く見えたり、速く見えたりするかもしれせんが、自分の力を信じてやり切ってほしいなと思います。
〈小論文〉
勉強法は人それぞれだと思うので、自分に合った方法で最後まで気を抜かずに対策してください。私はひたすら教科書を読んでインプット、要点をノートにまとめたり、疑似問題を解いてアウトプットをしていました。確実に言えることは「教科書の内容すべてが問題になり得る」ということです。他の教科では、教科書丸暗記は推奨されませんが、体育専門学群の二次試験においては例外だと思います。150字、250字と字数が限られており、自分の言葉で書くより、教科書の文言をそのまま解答する方が楽で書き落としも無いと思います。教科書丸暗記とまではいかなくても、全く覚えていない内容が出題され手も足も出ないという状況にならないように、最低限全ての単元の要点を書ける状態にしておくべきです。昨年は、それまで出題されておらず、出題される可能性も低いだろうとされていた交通安全に関する問題が出題されました。どの単元も出題される可能性があると思うので、「これ」と絞らず、全体をカバーできるようにしておくと良いと思います。
長々と書きましたが、このブログが少しでも受験生の皆さんのお役に立てたら幸いです。中には、共通テストが振るわず自信を失いかけている人や、二次試験に不安がある人もいるかもしれません。しかし、ここに至るまでの自分の努力は自分がいちばん知っていると思います。きっと大丈夫です。自信をもって、二次試験に臨んでください。そして、後悔無く二次試験を終えてほしいなと思います。心から応援しています!!このブログを読んでくださった受験生の皆さんと、春から筑波大学女子サッカー部の一員として共に闘えることを楽しみにしています!
#22 八角空来(ここ)

2022年02月08日
一般入試ブログ 医学群医学類 (#36 荒井由芽)
みなさんこんにちは、医学群医学類1年の荒井由芽です。
受験生のみなさん、まずは共通テストお疲れ様でした。今年の共通テストはかなり難化したようですが、受験はあくまで相対評価です。受験生のトップにならなくても、定員の人数に入ればいいのです。共通テストが良かった人も振るわなかった人も、切り替えて頑張ってほしいと思います。
前置きはさておき、二次試験の話に入ります。
医学類の二次試験では、順番に英語、数学、理科(物理化学生物から2科目選択)の学力試験と、適性試験がおこなわれます。英語、数学、理科が1日目で、適性試験が2日目にあります。理科では、私は物理と化学を選択しました。配点は共通テスト900点、英語・数学・理科(2科目合計)で300点ずつ、適性試験が500点で、2300点満点です。
全体に通じて言えるのが、筑波は問題自体のレベルは決して高いわけではありません(全学群が同じ問題なので医学類でも同様です)。そのため、私はいわゆる難問を解けるようになることよりも、標準問題をミスなく解けるようになることに重点を置きました。ちなみに塾には行っていなかったので、学校の授業と自習で勉強を進めました。
では科目別に書いていきます。
<数学>
数学は昨年から形式が変わり、医学類受験者はそれまでは出題される大問6つのうち5つ解く形だったのが、昨年からは4つに減りました。具体的には、出題される大問6つのうち3問がⅠAⅡB、もう3問が数Ⅲで、そのうち解くのが2問ずつの計4問です。本当に4問しか解かなくていいのかと5回くらい確認したのを覚えています。
対策としては、高校で東大を含む旧帝大や医学部の受験者が多いクラスにいたこともあり、授業では難問に多く触れ(させられ)、自習では授業の復習と標準問題、筑波や北大の過去問などに取り組みました。筑波の過去問は、最終的に直近5年分くらいを2~3周と、それより前の年度5年分くらいを1周しました。初めて筑波の過去問に触れた時は全然解けず時間も足りませんでしたが、次第に傾向や計算量などに慣れていくことができたと思います。筑波は数Ⅲの範囲では微積と複素数の出題が多いので、そこは問題集(高3の間はずっと学校で配られたオリジナルスタンダードのみを使いました)でも多くの問題に触れました。問題集に取り組む時は、最初は全然できなかったので1問につき20分考え、それでもわからなければ解説を読み込んで解き直す、という勉強をしていました。慣れてきたら汚くても自力で最後まで粘ることを意識していました。数学においては特に、わからなくても自分でしっかり考え抜き、泥臭くても最後まで解き切る練習を積んでおくことが大事だと思います。そして本番では、わからない問題でも条件をしっかり整理し、グラフや指針だけでも書いて部分点をもぎ取っていくことが重要です。
<物理>
物理は特に基礎が重要な科目です。わからないところは決して疎かにせず、例え受験直前であっても教科書を使って公式・現象の理解に努めるのが、回り道のように見えて最短の道だと思います。
私は学校の授業が全範囲終わる(高3の6月くらい)までは公式の導出と現象の理解を繰り返し復習し、その後は学校で配られた重要問題集をやっていました。重問は見たら解法が思い浮かぶようになるのを理想にし、3周くらいしたと思います。加えて、学校の授業では東大や京大、阪大などの過去問を解かされていました(先生が京大卒だったので京大の問題が多かった気がします)。これによって、筑波の問題が簡単に見えるようになったと思います。共通テスト後は、筑波や北大、その他私立など、私が受験する大学の過去問をずっと解いていました。筑波の過去問は最終的には数学と同じくらい解いたと思います(直近5年分くらいを2~3周とそれより前の年度5年分くらいを1周)。
<化学>
化学はきちんと勉強すれば一番点数が安定する科目だと思います。特に理論と有機を重点的にやるべきです。無機は理論や有機の問題の中で知識として問われていることが多いので、私は無機についての問題集はほとんどやらず、理論と有機の問題の中で整理して覚えていきました。
個人的に化学は好きでも得意でもなかったのでやる気が出ず、物理や数学に逃げてしまうことが多かったのですが、流石にやばいと思って本腰を入れて勉強したところ成績が上がっていきました。この時は教科書と新研究を使って知識を埋めながら、物理と同じく学校で配られた重問を使い、A問題を完璧にできるようにしました。筑波の過去問は直近5年分を2~3周やったと思います。化学は(ある程度の質を前提として)量をこなせばなんとかなるので頑張ってください。あと、理科に関しては2科目で120分という形で試験がおこなわれるので、過去問演習をする際に物理と化学を別々に解くのではなく、一緒に120分で解ききれるよう、時間配分を練習しておくべきだと思います。
<英語>
最後に英語に関してですが、私はアメリカとのハーフで日常的に英語に触れており得意科目であったことから、全く対策をしませんでした。英作文はめんどくさいからという理由で1回も書かず、その他は過去問を1年分だけ解く、という非常に舐め腐った状態で試験に臨みました。本番は手応え的には結構できたものの、いざ得点開示を見てみると思ったより取れていませんでした。みなさんの中にはこれだけ怠惰な人はいないと思うので大丈夫だと思いますが、しっかり対策をしていくことをお勧めします。対策については他の方の方法が色々と出回っていると思うのでそちらを参考にしてください。全くみなさんの役に立たない文章になってしまい申し訳ございません。
<適性試験>
適性試験は医学類にしかない試験なので省こうかと思いましたが、ネット等に出回っている情報がほとんどない上、配点が地味に高くて(500点/2300点満点)、対策に苦慮した覚えがあるので、書いておきたいと思います。ちなみに得点開示後に合格者の中で聞いてみたところ、私を含め多くの人が340点で、数人400点台がいました。つまり悪目立ちするようなことがなければ、適性試験で点差が大きく開くことはないようです。
適性試験には(1)と(2)があり、(1)がSCTテスト、(2)が面接です。
SCTテストとは文章完成法テストとも言いますが、「私の父は」「金」などのように短いフレーズが書いてあるところに繋げて書き、文章を完成させるというものです。これは採点基準なども全くわからないので、とりあえず字を綺麗に、いい感じの大きさではみ出さないように、文法に間違いがないように、という点だけを意識して思いつくままに書きました。
面接は一般入試では2回あります(推薦入試では1回だけ)。両方とも受験生1人に対し面接官は2名で10分ほどです。
1回目はイメージする通りの医学部入試の面接です。医学部志望理由やなぜ筑波なのか、高校時代の話などをしました。このタイプの面接は学校の先生と練習していた上、この時の面接官は優しい方で、しっかり対話できて良い感じに進みました。
2回目の面接が少し特殊で、状況設定が口頭で伝えられ、あなたならどうしますか、という問いかけがされます。これが3問あります。一人ひとり状況設定は違うようです。私の時は「『新型コロナの予防にはお酒を飲むといいらしい。これをLINEで10人に拡散してほしい。』ということを先輩から言われました。あなたなら拡散しますか。」というものなどがありました。この時の面接官が詰問タイプで、言葉尻をとられてネチネチ言われる感じでした。荒みまくった受験生の心には結構キツかったです。ここではとにかく自分の言ったことに矛盾を作らないことが大事だと感じました。このスタイルの面接の練習を全くしていなかった私はかなり苦しみました。
科目別の勉強については以上です。
少し当日の様子について触れると、多くの受験生がつくば駅からバスに乗って会場に行くのですが、このバスが異常に混みます。医学群(医学類だけじゃなくて看護と医療科も)は医学エリアで試験が行われますが、医学エリアはキャンパス内のかなり駅側に位置しており、駅から20~25分くらいで歩いていけます。そのため私は2日間とも、行きも帰りも歩いていきました。歩いている受験生は少なかったですが、到着時間の読めないバスに乗るのは怖いので、医学群の受験生には結構オススメです。
最後になりますが、受験では諦めが悪い人が勝ちます。試験を受けるまでは、試験のラスト1秒までは、もがき切ってください。長くなってしまいましたが、お付き合いいただきありがとうございました。皆さんと筑波大学でお会いできることを楽しみにしています。応援しています。
#36 荒井由芽(チャチャ)

受験生のみなさん、まずは共通テストお疲れ様でした。今年の共通テストはかなり難化したようですが、受験はあくまで相対評価です。受験生のトップにならなくても、定員の人数に入ればいいのです。共通テストが良かった人も振るわなかった人も、切り替えて頑張ってほしいと思います。
前置きはさておき、二次試験の話に入ります。
医学類の二次試験では、順番に英語、数学、理科(物理化学生物から2科目選択)の学力試験と、適性試験がおこなわれます。英語、数学、理科が1日目で、適性試験が2日目にあります。理科では、私は物理と化学を選択しました。配点は共通テスト900点、英語・数学・理科(2科目合計)で300点ずつ、適性試験が500点で、2300点満点です。
全体に通じて言えるのが、筑波は問題自体のレベルは決して高いわけではありません(全学群が同じ問題なので医学類でも同様です)。そのため、私はいわゆる難問を解けるようになることよりも、標準問題をミスなく解けるようになることに重点を置きました。ちなみに塾には行っていなかったので、学校の授業と自習で勉強を進めました。
では科目別に書いていきます。
<数学>
数学は昨年から形式が変わり、医学類受験者はそれまでは出題される大問6つのうち5つ解く形だったのが、昨年からは4つに減りました。具体的には、出題される大問6つのうち3問がⅠAⅡB、もう3問が数Ⅲで、そのうち解くのが2問ずつの計4問です。本当に4問しか解かなくていいのかと5回くらい確認したのを覚えています。
対策としては、高校で東大を含む旧帝大や医学部の受験者が多いクラスにいたこともあり、授業では難問に多く触れ(させられ)、自習では授業の復習と標準問題、筑波や北大の過去問などに取り組みました。筑波の過去問は、最終的に直近5年分くらいを2~3周と、それより前の年度5年分くらいを1周しました。初めて筑波の過去問に触れた時は全然解けず時間も足りませんでしたが、次第に傾向や計算量などに慣れていくことができたと思います。筑波は数Ⅲの範囲では微積と複素数の出題が多いので、そこは問題集(高3の間はずっと学校で配られたオリジナルスタンダードのみを使いました)でも多くの問題に触れました。問題集に取り組む時は、最初は全然できなかったので1問につき20分考え、それでもわからなければ解説を読み込んで解き直す、という勉強をしていました。慣れてきたら汚くても自力で最後まで粘ることを意識していました。数学においては特に、わからなくても自分でしっかり考え抜き、泥臭くても最後まで解き切る練習を積んでおくことが大事だと思います。そして本番では、わからない問題でも条件をしっかり整理し、グラフや指針だけでも書いて部分点をもぎ取っていくことが重要です。
<物理>
物理は特に基礎が重要な科目です。わからないところは決して疎かにせず、例え受験直前であっても教科書を使って公式・現象の理解に努めるのが、回り道のように見えて最短の道だと思います。
私は学校の授業が全範囲終わる(高3の6月くらい)までは公式の導出と現象の理解を繰り返し復習し、その後は学校で配られた重要問題集をやっていました。重問は見たら解法が思い浮かぶようになるのを理想にし、3周くらいしたと思います。加えて、学校の授業では東大や京大、阪大などの過去問を解かされていました(先生が京大卒だったので京大の問題が多かった気がします)。これによって、筑波の問題が簡単に見えるようになったと思います。共通テスト後は、筑波や北大、その他私立など、私が受験する大学の過去問をずっと解いていました。筑波の過去問は最終的には数学と同じくらい解いたと思います(直近5年分くらいを2~3周とそれより前の年度5年分くらいを1周)。
<化学>
化学はきちんと勉強すれば一番点数が安定する科目だと思います。特に理論と有機を重点的にやるべきです。無機は理論や有機の問題の中で知識として問われていることが多いので、私は無機についての問題集はほとんどやらず、理論と有機の問題の中で整理して覚えていきました。
個人的に化学は好きでも得意でもなかったのでやる気が出ず、物理や数学に逃げてしまうことが多かったのですが、流石にやばいと思って本腰を入れて勉強したところ成績が上がっていきました。この時は教科書と新研究を使って知識を埋めながら、物理と同じく学校で配られた重問を使い、A問題を完璧にできるようにしました。筑波の過去問は直近5年分を2~3周やったと思います。化学は(ある程度の質を前提として)量をこなせばなんとかなるので頑張ってください。あと、理科に関しては2科目で120分という形で試験がおこなわれるので、過去問演習をする際に物理と化学を別々に解くのではなく、一緒に120分で解ききれるよう、時間配分を練習しておくべきだと思います。
<英語>
最後に英語に関してですが、私はアメリカとのハーフで日常的に英語に触れており得意科目であったことから、全く対策をしませんでした。英作文はめんどくさいからという理由で1回も書かず、その他は過去問を1年分だけ解く、という非常に舐め腐った状態で試験に臨みました。本番は手応え的には結構できたものの、いざ得点開示を見てみると思ったより取れていませんでした。みなさんの中にはこれだけ怠惰な人はいないと思うので大丈夫だと思いますが、しっかり対策をしていくことをお勧めします。対策については他の方の方法が色々と出回っていると思うのでそちらを参考にしてください。全くみなさんの役に立たない文章になってしまい申し訳ございません。
<適性試験>
適性試験は医学類にしかない試験なので省こうかと思いましたが、ネット等に出回っている情報がほとんどない上、配点が地味に高くて(500点/2300点満点)、対策に苦慮した覚えがあるので、書いておきたいと思います。ちなみに得点開示後に合格者の中で聞いてみたところ、私を含め多くの人が340点で、数人400点台がいました。つまり悪目立ちするようなことがなければ、適性試験で点差が大きく開くことはないようです。
適性試験には(1)と(2)があり、(1)がSCTテスト、(2)が面接です。
SCTテストとは文章完成法テストとも言いますが、「私の父は」「金」などのように短いフレーズが書いてあるところに繋げて書き、文章を完成させるというものです。これは採点基準なども全くわからないので、とりあえず字を綺麗に、いい感じの大きさではみ出さないように、文法に間違いがないように、という点だけを意識して思いつくままに書きました。
面接は一般入試では2回あります(推薦入試では1回だけ)。両方とも受験生1人に対し面接官は2名で10分ほどです。
1回目はイメージする通りの医学部入試の面接です。医学部志望理由やなぜ筑波なのか、高校時代の話などをしました。このタイプの面接は学校の先生と練習していた上、この時の面接官は優しい方で、しっかり対話できて良い感じに進みました。
2回目の面接が少し特殊で、状況設定が口頭で伝えられ、あなたならどうしますか、という問いかけがされます。これが3問あります。一人ひとり状況設定は違うようです。私の時は「『新型コロナの予防にはお酒を飲むといいらしい。これをLINEで10人に拡散してほしい。』ということを先輩から言われました。あなたなら拡散しますか。」というものなどがありました。この時の面接官が詰問タイプで、言葉尻をとられてネチネチ言われる感じでした。荒みまくった受験生の心には結構キツかったです。ここではとにかく自分の言ったことに矛盾を作らないことが大事だと感じました。このスタイルの面接の練習を全くしていなかった私はかなり苦しみました。
科目別の勉強については以上です。
少し当日の様子について触れると、多くの受験生がつくば駅からバスに乗って会場に行くのですが、このバスが異常に混みます。医学群(医学類だけじゃなくて看護と医療科も)は医学エリアで試験が行われますが、医学エリアはキャンパス内のかなり駅側に位置しており、駅から20~25分くらいで歩いていけます。そのため私は2日間とも、行きも帰りも歩いていきました。歩いている受験生は少なかったですが、到着時間の読めないバスに乗るのは怖いので、医学群の受験生には結構オススメです。
最後になりますが、受験では諦めが悪い人が勝ちます。試験を受けるまでは、試験のラスト1秒までは、もがき切ってください。長くなってしまいましたが、お付き合いいただきありがとうございました。皆さんと筑波大学でお会いできることを楽しみにしています。応援しています。
#36 荒井由芽(チャチャ)

2022年02月07日
三役ブログ 「チームのために」(主将/押鴨叡/新4年)
こんにちは。
日頃より筑波大学女子サッカー部を応援していただき、ありがとうございます。
2022シーズン主将を務めます、押鴨叡(#16てん)と申します。
自分が最上級生であることに驚きしかありません。
3年間あっという間でした。
大学ラスト1年も一瞬なのかもしれません。
でも今シーズンに懸ける想いはとても強いです。
その想いを少し書きたいと思います。
文章を書くことや想いを綴るといったことはとても苦手です。
拙い文章だと思いますが、最後まで読んでいただけると幸いです。
私は筑波の女サカが大好きです。
あまり気持ちを表に出すタイプではないので、周りからはあまりそういった感じに見えていないかもしれません。
私はこの女サカに憧れて、プラス1年かかりましたが筑波に来ました。
単純な憧れだけで女サカに入りましたが、入ってみてもなお筑波の良さを感じる日々です。
悩みに悩んだけど、筑波をもう一度受験してよかったと心から思っています。
そう思う理由は、自分の周りの人たちによるものだと思います。
これまでの3年間で出会った方々を含め、今シーズンに共に駆け抜ける仲間、スタッフさん。
私の周りには、本当にすごいなと思う人ばかりです。
でも、私にはこれといった強みがありません。
それはサッカー面でもそれ以外の面でも。
あきの強さ、良さは?と聞かれる質問が一番苦手です。
サッカーでは、これといった得意なプレーはありません。
周りのみんなにも、私の特徴は「安定」とかそういう風に思ってくれている人が多いと思います。
試合に出られないとき、自分の良さは何だろう。とかも考えますが、自分でもそういった答えが出てきます。
私は正直これが強みになるのだろうかと思います。
周りには、得点力がある人、ドリブルで打開できる人、正確なキックでパスを配給できる人、足が速い人、対人に強い人、競りに強い人、などなど自分の絶対的な強みをもった人がいっぱいいます。
本当に尊敬するばかりです。羨ましいとも感じています。
自分にはそんなものないな、と思います。
でもこんな仲間から、私ももっともっと上手くなりたいと思わされます。
サッカーだけではありません。
企画力のある人、発想力のある人、意見をどんどん出せる人、伝え方が上手な人、コミュニケーションをとるのが上手な人、などなど本当に色々な強みをもった人がいます。
私がもっていないものをもっている人ばかりです。
色々な人がいて、色々な特徴をもった人がいます。
そしてその周りの人は、自分が苦しい時、辛い時、悩んでいる時、必ず手を差し伸べてくれます。
これまでの3年間で、先輩、同期、後輩、スタッフさん。本当に多くの人に助けられました。
じゃあ、このチームに私は何ができるのだろうか、この大好きな女サカに対して何をするのが良いだろうか。
この数か月でずっと考えていることです。
ほんの少し、答えは見つかりましたが、
これを1年間考え続け、行動することが大事だと思っています。
自分ができることはたくさんあると思います。
自分が頑張り続けること、どんなことにも妥協せずにやり続けること。
特に強みのない自分だからこそ、できることもあるはずです。
周りの尊敬できる仲間の良さをさらに輝かせること、そしてそれをチームの武器にしていくこと。
主将には色々なタイプがいると思います。
私は私なりの主将でいようと思います。
このチームに対する気持ちはずっと変わりません。
絶対に、この1年で楽しいことばかりではないこともわかっています。
でも、このチームのために行動していきたいと思います。
大好きな仲間と、このチームで喜びたい。
ありきたりかもしれませんが、私の素直な強い気持ちです。
確実に今年のチームは去年とは大きく異なります。
そのなかで今シーズンのスローガンは「一昇」を掲げました。
一戦一戦、目の前の試合に勝利を追求する。
チームのために一人一人が努力する。
一歩一歩昇る。
簡単な試合はひとつもないと思います。
だからこそ、このチーム全員でひとつひとつ着実にステップを昇っていきたい。
そして、昨シーズン経験した舞台に戻りたいと思います。
この大好きなチームのために、自分ができること、やらなければいけないことは、たくさんあります。
「チームのために」
一番自分が強く思っていることを体現していきたいと思います。
最後に、私たちが活動できているのは、本当にたくさん方々の支えがあるからこそ。ということに感謝の気持ちを忘れず、真摯に取り組んでいきたいと思います。
今後とも筑波大学女子サッカー部の応援のほど、よろしくお願いいたします。
長い文章となってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
#16 押鴨叡
日頃より筑波大学女子サッカー部を応援していただき、ありがとうございます。
2022シーズン主将を務めます、押鴨叡(#16てん)と申します。
自分が最上級生であることに驚きしかありません。
3年間あっという間でした。
大学ラスト1年も一瞬なのかもしれません。
でも今シーズンに懸ける想いはとても強いです。
その想いを少し書きたいと思います。
文章を書くことや想いを綴るといったことはとても苦手です。
拙い文章だと思いますが、最後まで読んでいただけると幸いです。
私は筑波の女サカが大好きです。
あまり気持ちを表に出すタイプではないので、周りからはあまりそういった感じに見えていないかもしれません。
私はこの女サカに憧れて、プラス1年かかりましたが筑波に来ました。
単純な憧れだけで女サカに入りましたが、入ってみてもなお筑波の良さを感じる日々です。
悩みに悩んだけど、筑波をもう一度受験してよかったと心から思っています。
そう思う理由は、自分の周りの人たちによるものだと思います。
これまでの3年間で出会った方々を含め、今シーズンに共に駆け抜ける仲間、スタッフさん。
私の周りには、本当にすごいなと思う人ばかりです。
でも、私にはこれといった強みがありません。
それはサッカー面でもそれ以外の面でも。
あきの強さ、良さは?と聞かれる質問が一番苦手です。
サッカーでは、これといった得意なプレーはありません。
周りのみんなにも、私の特徴は「安定」とかそういう風に思ってくれている人が多いと思います。
試合に出られないとき、自分の良さは何だろう。とかも考えますが、自分でもそういった答えが出てきます。
私は正直これが強みになるのだろうかと思います。
周りには、得点力がある人、ドリブルで打開できる人、正確なキックでパスを配給できる人、足が速い人、対人に強い人、競りに強い人、などなど自分の絶対的な強みをもった人がいっぱいいます。
本当に尊敬するばかりです。羨ましいとも感じています。
自分にはそんなものないな、と思います。
でもこんな仲間から、私ももっともっと上手くなりたいと思わされます。
サッカーだけではありません。
企画力のある人、発想力のある人、意見をどんどん出せる人、伝え方が上手な人、コミュニケーションをとるのが上手な人、などなど本当に色々な強みをもった人がいます。
私がもっていないものをもっている人ばかりです。
色々な人がいて、色々な特徴をもった人がいます。
そしてその周りの人は、自分が苦しい時、辛い時、悩んでいる時、必ず手を差し伸べてくれます。
これまでの3年間で、先輩、同期、後輩、スタッフさん。本当に多くの人に助けられました。
じゃあ、このチームに私は何ができるのだろうか、この大好きな女サカに対して何をするのが良いだろうか。
この数か月でずっと考えていることです。
ほんの少し、答えは見つかりましたが、
これを1年間考え続け、行動することが大事だと思っています。
自分ができることはたくさんあると思います。
自分が頑張り続けること、どんなことにも妥協せずにやり続けること。
特に強みのない自分だからこそ、できることもあるはずです。
周りの尊敬できる仲間の良さをさらに輝かせること、そしてそれをチームの武器にしていくこと。
主将には色々なタイプがいると思います。
私は私なりの主将でいようと思います。
このチームに対する気持ちはずっと変わりません。
絶対に、この1年で楽しいことばかりではないこともわかっています。
でも、このチームのために行動していきたいと思います。
大好きな仲間と、このチームで喜びたい。
ありきたりかもしれませんが、私の素直な強い気持ちです。
確実に今年のチームは去年とは大きく異なります。
そのなかで今シーズンのスローガンは「一昇」を掲げました。
一戦一戦、目の前の試合に勝利を追求する。
チームのために一人一人が努力する。
一歩一歩昇る。
簡単な試合はひとつもないと思います。
だからこそ、このチーム全員でひとつひとつ着実にステップを昇っていきたい。
そして、昨シーズン経験した舞台に戻りたいと思います。
この大好きなチームのために、自分ができること、やらなければいけないことは、たくさんあります。
「チームのために」
一番自分が強く思っていることを体現していきたいと思います。
最後に、私たちが活動できているのは、本当にたくさん方々の支えがあるからこそ。ということに感謝の気持ちを忘れず、真摯に取り組んでいきたいと思います。
今後とも筑波大学女子サッカー部の応援のほど、よろしくお願いいたします。
長い文章となってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
#16 押鴨叡

2022年02月06日
三役ブログ 「挑戦」(副将/玉村如捺/新4年)
いつも筑波大学女子サッカー部を応援していただきありがとうございます。
2022シーズン副将を務めることになりました、体育専門学群新4年の玉村如捺です。
ついこの間入学したばかりなのに、気づけば4年目のラストシーズンを迎えていて、時の流れの早さをしみじみと感じています。
一日一日、一秒一秒を大事にしていかなければならないと思うばかりです。
さて、今回は三役の一人としてブログの執筆依頼を受けたので、文章を書くことは苦手ですがトライしたいと思います。
拙い文章で申し訳ありませんが、少しの時間お付き合いいただけると幸いです。
兄弟の影響でサッカーを始め、高校女子サッカーを経て筑波大学に入学した私は、とても充実したサッカー人生を歩ませてもらっています。
今、大学サッカー最後の年を迎えることができているのは決して当たり前ではなく、今まで関わってくださったたくさんの方々のおかげです。この場をお借りして感謝を伝えさせていただきます。
本当にありがとうございます。
どんなシーズンにしたいか。
今の私には、4年生になるにあたって楽しみな気持ちと不安な気持ちが渦巻いています。
自分たちが最高学年となり、サッカーでもそれ以外でも引っ張っていくんだ、自分たちの想うチームを創り上げるんだ、みんなで西が丘に帰るんだ。といろんなことを想像してとてもわくわくしています。
一方で、1年生の時からずっと、上級生が引っ張ってきてくださったおかげで多くの経験を積むことができたし、女サカも私自身も大きく成長することができたと思います。3年連続でインカレには出場させてもらっているし、昨年は記録にも記憶にも残る結果を収めました。オフの面でも頼もしい方たちばかりで、いろいろな面で高まる周囲の期待に不安を抱くことも多々あります。
私には何ができるだろう。
新たに副将という立場を任されるうえで、何度も何度も自分に問いかけています。
私は、頑固で負けず嫌いです。性分的なものなのかもしれないですが、自身の成長に目を向けるあまり、周りが見えていないと言われることがあります。いわゆる我が道タイプ?
そうでもないんだけどなと思う反面、納得する部分も多々あります。(笑)今までどれくらい誰かのために動けていたかなとも考えました。
「誰かのために」という気持ちは、考えて生み出すものではありませんが、良いチームを創りたい、みんなで最高の景色を見て笑い合いたい、そういった強い想いがあれば自然と生まれてくるものだと思います。
今年のスローガンは「一昇」。
そこに込めた意味の一つとして、“チームで一つになって昇る”があります。
私は、今年一年間、このスローガンを体現するために行動していきたいです。
行動で示し、言葉で動かす。
私に求められていること、私ができること、これらを自分で考え、紆余曲折しながらも私なりの4年生、私なりの副将を目指したいです。
今シーズンを通して、何を身に付けたか、どれくらい成長することができたか。
振り返ったとき、堂々と言えるものがあるように、一歩一歩歩んでいきたいです。
また、2022シーズンは昨シーズンまでと打って変わって、チームの核となる選手が卒業し、チームの脳であった監督が代わって、特に大きな変化を求められる年になることは間違いありません。
技術はもちろん、選手一人一人が考えてサッカーをすることが求められると同時に、オフの面でもより一層選手主体で考えて活動していく必要があります。
今まで学んできたことを活かし、私たち4年生がチームを引っ張っていくとともに、私がしてきた経験や見てきた景色を少しでも後輩に伝えることができればなと思っています。
いろんなことを思い、いろんな気持ちが湧いてきますが、まずはサッカーを楽しむこと。いろんなことに積極的にトライすること。みんながそれをできる環境を作ること。
最終的にはみんなで最高の景色を見て笑い合えるように、4年目の集大成を全身全霊でぶつけて、今シーズンも闘い抜くことを誓います。
最後に、
今、女サカで活動ができている背景にはいろいろな人の力、支えがあります。
そのことに感謝の気持ちを忘れることなく、活動していきたいと思います。
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
#20 玉村如捺

2022シーズン副将を務めることになりました、体育専門学群新4年の玉村如捺です。
ついこの間入学したばかりなのに、気づけば4年目のラストシーズンを迎えていて、時の流れの早さをしみじみと感じています。
一日一日、一秒一秒を大事にしていかなければならないと思うばかりです。
さて、今回は三役の一人としてブログの執筆依頼を受けたので、文章を書くことは苦手ですがトライしたいと思います。
拙い文章で申し訳ありませんが、少しの時間お付き合いいただけると幸いです。
兄弟の影響でサッカーを始め、高校女子サッカーを経て筑波大学に入学した私は、とても充実したサッカー人生を歩ませてもらっています。
今、大学サッカー最後の年を迎えることができているのは決して当たり前ではなく、今まで関わってくださったたくさんの方々のおかげです。この場をお借りして感謝を伝えさせていただきます。
本当にありがとうございます。
どんなシーズンにしたいか。
今の私には、4年生になるにあたって楽しみな気持ちと不安な気持ちが渦巻いています。
自分たちが最高学年となり、サッカーでもそれ以外でも引っ張っていくんだ、自分たちの想うチームを創り上げるんだ、みんなで西が丘に帰るんだ。といろんなことを想像してとてもわくわくしています。
一方で、1年生の時からずっと、上級生が引っ張ってきてくださったおかげで多くの経験を積むことができたし、女サカも私自身も大きく成長することができたと思います。3年連続でインカレには出場させてもらっているし、昨年は記録にも記憶にも残る結果を収めました。オフの面でも頼もしい方たちばかりで、いろいろな面で高まる周囲の期待に不安を抱くことも多々あります。
私には何ができるだろう。
新たに副将という立場を任されるうえで、何度も何度も自分に問いかけています。
私は、頑固で負けず嫌いです。性分的なものなのかもしれないですが、自身の成長に目を向けるあまり、周りが見えていないと言われることがあります。いわゆる我が道タイプ?
そうでもないんだけどなと思う反面、納得する部分も多々あります。(笑)今までどれくらい誰かのために動けていたかなとも考えました。
「誰かのために」という気持ちは、考えて生み出すものではありませんが、良いチームを創りたい、みんなで最高の景色を見て笑い合いたい、そういった強い想いがあれば自然と生まれてくるものだと思います。
今年のスローガンは「一昇」。
そこに込めた意味の一つとして、“チームで一つになって昇る”があります。
私は、今年一年間、このスローガンを体現するために行動していきたいです。
行動で示し、言葉で動かす。
私に求められていること、私ができること、これらを自分で考え、紆余曲折しながらも私なりの4年生、私なりの副将を目指したいです。
今シーズンを通して、何を身に付けたか、どれくらい成長することができたか。
振り返ったとき、堂々と言えるものがあるように、一歩一歩歩んでいきたいです。
また、2022シーズンは昨シーズンまでと打って変わって、チームの核となる選手が卒業し、チームの脳であった監督が代わって、特に大きな変化を求められる年になることは間違いありません。
技術はもちろん、選手一人一人が考えてサッカーをすることが求められると同時に、オフの面でもより一層選手主体で考えて活動していく必要があります。
今まで学んできたことを活かし、私たち4年生がチームを引っ張っていくとともに、私がしてきた経験や見てきた景色を少しでも後輩に伝えることができればなと思っています。
いろんなことを思い、いろんな気持ちが湧いてきますが、まずはサッカーを楽しむこと。いろんなことに積極的にトライすること。みんながそれをできる環境を作ること。
最終的にはみんなで最高の景色を見て笑い合えるように、4年目の集大成を全身全霊でぶつけて、今シーズンも闘い抜くことを誓います。
最後に、
今、女サカで活動ができている背景にはいろいろな人の力、支えがあります。
そのことに感謝の気持ちを忘れることなく、活動していきたいと思います。
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
#20 玉村如捺

2022年02月05日
三役ブログ 「最適化」(主務/中戸川紗理/新4年)
平素より筑波大学女子サッカー部へご支援・ご声援いただきありがとうございます。
はじめに、新型コロナウイルス感染症による影響を受けられました皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
2022シーズン、主務を務めさせていただくことになりました体育専門学群新4年の中戸川紗理と申します。
気付けば、4年生。どこかでいつまでも続くと思っていた大学生活もあと1年になってしまいました。その中で、多くの経験を積むことができ、今の私を形作っています。まだまだあと1年、笑いあり、涙あり、悔しさあり、嬉しさありの経験をしていきたいと思っています。
今回は、一部ですが、私が考えたことを踏まえた、今シーズンへの意気込みを書かせていただきます。
是非、最後までお付き合いいただければと思います。
「いろいろと我慢する大学生活になってしまったね。」
これは、新型コロナウイルス感染拡大禍における大学生活で何度も言われた言葉です。
私は、そのたびに疑問を感じていました。我慢って何だろうと。
大学2年生の4月、自粛生活を余儀なくされた私は自分の大学生活について考えるきっかけを得ました。本当に大学生活をサッカー一色にしてしまっていいのか、他にもやりたいこと、やるべきことがあるのではないか、そんなことを考えていました。その時に、忙しなく過ぎていく大学生活の中で、立ち止まり自分に向き合う時間を作ることができたと思います。自分と向き合う中で、やりたいこともやるべきこともやる。ただ、今はこの仲間とこの場所で、サッカーがしたい。そう思うことができました。
そして、様々な大会の中止や延期、異なる形での開催など、「本来あるべき形」で大学生活のほとんどを過ごすことができませんでした。しかし、「本来あるべき形」とは、本当に良い形なのか。それは、本当に私たちが行いたい形なのか。私たちが大学生として、何を「本来あるべき形」として求めているのか。
私の答えは、「本来あるべき形」ではなく「最適な形」を見つけたい。ということでした。新型コロナウイルスで、大会は無観客になってしまいました。それと同時に、多くの人に試合を届けるための試合配信、SNSでの広報などが活発になりました。それは結果的に、私たちのことを知ってもらう機会が増加することにつながりました。このように、新しく適応した形は、今までの私たちを超えるきっかけになってくれると思います。
どのような時代にも、変革は必要です。その中で、いつでも「最適な形」を見つけることが重要になってくると思います。そして、その「最適な形」を見つけるためには、今ある現状、常識に対して、一度立ち止まり、今自分は何ができるのかということに対して考えてみることが今後大切になってくると思っています。
最初の疑問に対して結論付けると、私にとって、我慢の大学生活ではなく、考える大学生活であると感じています。
このような状況でなければ、立ち止まらなかったこと、気付くことができなかったこと、そして考えることがなかったこと、様々なことに向き合うことができています。普段は見過ごしてしまっていた、足元の小さなステップをしっかりと踏みしめて歩むことができている大学生活であると思います。
今年のスローガンは、「一昇」です。それぞれが、それぞれの想いや考えに気づき、立ち止まり、向き合い、そして自分なりに努力できる環境を作りたい。そして、その過程で悩み、もがき、成長することは、チームとしても大きな財産になります。チームにただついていくのではなく、自分の想いや考えをもって、そして力をもってチームの一員として戦っていきたい。何よりも、一つ一つ目の前のことに真摯に取り組み、ステップを昇っていく。焦らず、飛ばさず、ただ一つ一つ昇っていきたい。そんな想いが含まれています。
このスローガンは、私自身にも、そして2022シーズンのこのチームにもとてもふさわしいと思っています。状況が社会的にも、そしてチーム的にも大きく変化する今シーズン。そのような中、先を見据えた行動を行うとともに、今の状況で何ができるのか、どのような行動が必要なのか、よく考え、そして表現できるようにしていきたいと思っています。
変化を余儀なくされる今シーズンにおいて、自分たちでその変化を追いかけ、追い越す。
私は、そのようなシーズンにしていきたいと思っています。
最後に、今サッカーができていること、仲間がいること、スタッフさんがいること、支えてくれる人がいること、応援してくださる方々がいること、この環境すべてに感謝し活動していきたいと思います。
少し長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
今後とも、筑波大学女子サッカー部へのご支援・ご声援のほどよろしくお願いいたします。
#3 中戸川紗理

はじめに、新型コロナウイルス感染症による影響を受けられました皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
2022シーズン、主務を務めさせていただくことになりました体育専門学群新4年の中戸川紗理と申します。
気付けば、4年生。どこかでいつまでも続くと思っていた大学生活もあと1年になってしまいました。その中で、多くの経験を積むことができ、今の私を形作っています。まだまだあと1年、笑いあり、涙あり、悔しさあり、嬉しさありの経験をしていきたいと思っています。
今回は、一部ですが、私が考えたことを踏まえた、今シーズンへの意気込みを書かせていただきます。
是非、最後までお付き合いいただければと思います。
「いろいろと我慢する大学生活になってしまったね。」
これは、新型コロナウイルス感染拡大禍における大学生活で何度も言われた言葉です。
私は、そのたびに疑問を感じていました。我慢って何だろうと。
大学2年生の4月、自粛生活を余儀なくされた私は自分の大学生活について考えるきっかけを得ました。本当に大学生活をサッカー一色にしてしまっていいのか、他にもやりたいこと、やるべきことがあるのではないか、そんなことを考えていました。その時に、忙しなく過ぎていく大学生活の中で、立ち止まり自分に向き合う時間を作ることができたと思います。自分と向き合う中で、やりたいこともやるべきこともやる。ただ、今はこの仲間とこの場所で、サッカーがしたい。そう思うことができました。
そして、様々な大会の中止や延期、異なる形での開催など、「本来あるべき形」で大学生活のほとんどを過ごすことができませんでした。しかし、「本来あるべき形」とは、本当に良い形なのか。それは、本当に私たちが行いたい形なのか。私たちが大学生として、何を「本来あるべき形」として求めているのか。
私の答えは、「本来あるべき形」ではなく「最適な形」を見つけたい。ということでした。新型コロナウイルスで、大会は無観客になってしまいました。それと同時に、多くの人に試合を届けるための試合配信、SNSでの広報などが活発になりました。それは結果的に、私たちのことを知ってもらう機会が増加することにつながりました。このように、新しく適応した形は、今までの私たちを超えるきっかけになってくれると思います。
どのような時代にも、変革は必要です。その中で、いつでも「最適な形」を見つけることが重要になってくると思います。そして、その「最適な形」を見つけるためには、今ある現状、常識に対して、一度立ち止まり、今自分は何ができるのかということに対して考えてみることが今後大切になってくると思っています。
最初の疑問に対して結論付けると、私にとって、我慢の大学生活ではなく、考える大学生活であると感じています。
このような状況でなければ、立ち止まらなかったこと、気付くことができなかったこと、そして考えることがなかったこと、様々なことに向き合うことができています。普段は見過ごしてしまっていた、足元の小さなステップをしっかりと踏みしめて歩むことができている大学生活であると思います。
今年のスローガンは、「一昇」です。それぞれが、それぞれの想いや考えに気づき、立ち止まり、向き合い、そして自分なりに努力できる環境を作りたい。そして、その過程で悩み、もがき、成長することは、チームとしても大きな財産になります。チームにただついていくのではなく、自分の想いや考えをもって、そして力をもってチームの一員として戦っていきたい。何よりも、一つ一つ目の前のことに真摯に取り組み、ステップを昇っていく。焦らず、飛ばさず、ただ一つ一つ昇っていきたい。そんな想いが含まれています。
このスローガンは、私自身にも、そして2022シーズンのこのチームにもとてもふさわしいと思っています。状況が社会的にも、そしてチーム的にも大きく変化する今シーズン。そのような中、先を見据えた行動を行うとともに、今の状況で何ができるのか、どのような行動が必要なのか、よく考え、そして表現できるようにしていきたいと思っています。
変化を余儀なくされる今シーズンにおいて、自分たちでその変化を追いかけ、追い越す。
私は、そのようなシーズンにしていきたいと思っています。
最後に、今サッカーができていること、仲間がいること、スタッフさんがいること、支えてくれる人がいること、応援してくださる方々がいること、この環境すべてに感謝し活動していきたいと思います。
少し長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
今後とも、筑波大学女子サッカー部へのご支援・ご声援のほどよろしくお願いいたします。
#3 中戸川紗理

2022年02月03日
「これは恋です」(蓮輪真琴/4年)
1月4日。私の大学サッカーは終わりました。
筑波の色に染まった、4年間でした。
1.2年生の頃は、自分が思い描いていた大学サッカーとはかけ離れているように感じ、大好きなサッカーが楽しくなかった。何度も怪我をし、サッカーをする時間は短く、何のためにここにいるのかわからなかった。
「筑波を強くする」「インカレで優勝する」
と推薦入試の面接で意気込み、入学してから、このチームで何ができているのか、チームの力になれているのか、全くわからなかった。むしろ、必要性を感じなかった。
怪我で試合に出れない期間は、リハビリをして早く復帰するしか方法がないのに、なかなか上手くいかない。どんどん自分に余裕が無くなっていくのがわかった。
試合に負けてるのに何でヘラヘラしてんの?って。
チームのために必死になって戦っている仲間がいるから、復帰して戻れる場所があるのに、それを全くわかっていなかった。自分で自分を追い込んで苦しめていた。
復帰してからも、コンディションが戻らず、何のためにサッカーをしているかを見失い、ふてくされて練習する日々を送った。練習を1ミリも楽しめないし、自ら人と距離を置いて、黙々とこなしていた。
自分でもわかってる。チームに迷惑をかけているし、このままではだめだって。でも、何かが引っかかって自分を変えることはできなかった。
3年生になって、自分の中で大切にしているものは何かということが明確になった。
『このチームで勝ちたい』
それは、当時の4年生が気づかせてくれた。理由とか根拠とかはわからないが、大好きだった。
自分の力でこのチームを勝たせたい。
一緒に目標を達成したいという想いが強かった。
これまで未熟だった自分が情けなかった。
子供だった自分にとって、大きく成長できた期間だったと思う。
試合に出て結果を残すことだけがチームの力になっているのではなくて、それぞれがそれぞれの立場で、最大限の力を発揮することがチームの力になるとわかった。
4年生になってからも、膝を怪我し、思うようにサッカーができなかった。
でも、みんなに自信を持って楽しくプレーをしてもらうために、「どんな時も笑顔で引っ張っていかないと。」って必死だった。だから、チームのことより自分の感情が前に来ることはなかった。
2021シーズンはなかなか勝てず、思うような結果を残すことができない、チームとしても苦しいシーズンだった。
主将として、オンザピッチを引っ張らないといけない立場の自分が、練習や試合でプレーでみせることができない。
本当に申し訳ない。
めっちゃ悔しくて、しんどくて、でも元気なふりをしてないといけないんだって、空元気の日もあった。試合に負けて悔しがっている選手、落ち込んでいる選手の話を聞いて、支えることしかできなかった。その度に、「何もできなくてごめん」って、直接伝えることはできず、心の中で謝ってばっかりだった。
離脱中ずっとプレーでチームを引っ張ってくれた玲海菜には助けられたことが多かった。
たくさん色んなものを背負わせて、任せっきりでごめん。
2人で交わした目標に向かって、一緒に頑張ってくれてありがとう。西が丘で流した涙は、次のステージで。
『チームのために』
って突っ走ってきたこの一年。
こんなにチームのこと考えられるのは何でだろう。
多様性とか筑波の良いところっていろいろ挙げられるけど、言葉では表せない良さがあると4年間過ごして感じた。
こんなにチームのことを考えたのは初めてなくらい、チームが1番で、みんなのこと考え過ぎてた。たぶん、みんなに恋してました。オフの時も考えてしまうくらい好きなんです。きっと。
最後に、このチームで主将としてやり遂げることができたのは、間違いなく同期が居てくれたから。
後ろには信頼できるみんながいるってわかってたから、どんな時も自信を持って行動できた。
本当にありがとう。
平嶋さんをはじめ、スタッフさん、日頃からご支援・ご声援くださっているOG・OBさんが居なければ、インカレベスト4という結果を残すことはできませんでした。
本当にありがとうございました。
来シーズンも頼もしい後輩たちがさらなる飛躍を目指して頑張りますので、引き続き応援のほど、よろしくお願いします!
お父さん、お母さん、今まで大好きなサッカーを不自由なくさせてくれて本当にありがとう。
尊敬できて、自慢できる、大好きな家族です。
優勝した姿を見せることができなくてごめん。
少しずつ恩返しができるように頑張ります。
私は、筑波大学女子サッカー部で4年間過ごせてよかったです。
#7 蓮輪真琴



筑波の色に染まった、4年間でした。
1.2年生の頃は、自分が思い描いていた大学サッカーとはかけ離れているように感じ、大好きなサッカーが楽しくなかった。何度も怪我をし、サッカーをする時間は短く、何のためにここにいるのかわからなかった。
「筑波を強くする」「インカレで優勝する」
と推薦入試の面接で意気込み、入学してから、このチームで何ができているのか、チームの力になれているのか、全くわからなかった。むしろ、必要性を感じなかった。
怪我で試合に出れない期間は、リハビリをして早く復帰するしか方法がないのに、なかなか上手くいかない。どんどん自分に余裕が無くなっていくのがわかった。
試合に負けてるのに何でヘラヘラしてんの?って。
チームのために必死になって戦っている仲間がいるから、復帰して戻れる場所があるのに、それを全くわかっていなかった。自分で自分を追い込んで苦しめていた。
復帰してからも、コンディションが戻らず、何のためにサッカーをしているかを見失い、ふてくされて練習する日々を送った。練習を1ミリも楽しめないし、自ら人と距離を置いて、黙々とこなしていた。
自分でもわかってる。チームに迷惑をかけているし、このままではだめだって。でも、何かが引っかかって自分を変えることはできなかった。
3年生になって、自分の中で大切にしているものは何かということが明確になった。
『このチームで勝ちたい』
それは、当時の4年生が気づかせてくれた。理由とか根拠とかはわからないが、大好きだった。
自分の力でこのチームを勝たせたい。
一緒に目標を達成したいという想いが強かった。
これまで未熟だった自分が情けなかった。
子供だった自分にとって、大きく成長できた期間だったと思う。
試合に出て結果を残すことだけがチームの力になっているのではなくて、それぞれがそれぞれの立場で、最大限の力を発揮することがチームの力になるとわかった。
4年生になってからも、膝を怪我し、思うようにサッカーができなかった。
でも、みんなに自信を持って楽しくプレーをしてもらうために、「どんな時も笑顔で引っ張っていかないと。」って必死だった。だから、チームのことより自分の感情が前に来ることはなかった。
2021シーズンはなかなか勝てず、思うような結果を残すことができない、チームとしても苦しいシーズンだった。
主将として、オンザピッチを引っ張らないといけない立場の自分が、練習や試合でプレーでみせることができない。
本当に申し訳ない。
めっちゃ悔しくて、しんどくて、でも元気なふりをしてないといけないんだって、空元気の日もあった。試合に負けて悔しがっている選手、落ち込んでいる選手の話を聞いて、支えることしかできなかった。その度に、「何もできなくてごめん」って、直接伝えることはできず、心の中で謝ってばっかりだった。
離脱中ずっとプレーでチームを引っ張ってくれた玲海菜には助けられたことが多かった。
たくさん色んなものを背負わせて、任せっきりでごめん。
2人で交わした目標に向かって、一緒に頑張ってくれてありがとう。西が丘で流した涙は、次のステージで。
『チームのために』
って突っ走ってきたこの一年。
こんなにチームのこと考えられるのは何でだろう。
多様性とか筑波の良いところっていろいろ挙げられるけど、言葉では表せない良さがあると4年間過ごして感じた。
こんなにチームのことを考えたのは初めてなくらい、チームが1番で、みんなのこと考え過ぎてた。たぶん、みんなに恋してました。オフの時も考えてしまうくらい好きなんです。きっと。
最後に、このチームで主将としてやり遂げることができたのは、間違いなく同期が居てくれたから。
後ろには信頼できるみんながいるってわかってたから、どんな時も自信を持って行動できた。
本当にありがとう。
平嶋さんをはじめ、スタッフさん、日頃からご支援・ご声援くださっているOG・OBさんが居なければ、インカレベスト4という結果を残すことはできませんでした。
本当にありがとうございました。
来シーズンも頼もしい後輩たちがさらなる飛躍を目指して頑張りますので、引き続き応援のほど、よろしくお願いします!
お父さん、お母さん、今まで大好きなサッカーを不自由なくさせてくれて本当にありがとう。
尊敬できて、自慢できる、大好きな家族です。
優勝した姿を見せることができなくてごめん。
少しずつ恩返しができるように頑張ります。
私は、筑波大学女子サッカー部で4年間過ごせてよかったです。
#7 蓮輪真琴



2022年02月02日
「筑波大学卒業見込み」(千葉玲海菜/4年)
こんばんは。
本来ならば、昨日までに出さなければいけないこのブログを引き延ばし、とりあえず書き始めた2022/2/2 AM9:20
「冒頭に謝罪を入れて。」と次期広報部長から言われてしまったので言います。
期限を守らず遅くなりすみません。また、拙い文ですみません。
ラストブログということで、何を書くかずっと考えていましたが何も思いつかないので、引退ブログで『自己紹介~千葉玲海菜とは~』について書きたいと思います。
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出身は福島県いわき市。
血液型はA型。
好きなことは、お笑い・バラエティー番組鑑賞、料理。
苦手なことは、トランプのシャッフル。
スキー育ちスノボーかぶれ。
中学校の美術の成績で〖2〗をとりました。
兄妹構成は2つ上の兄と2つ下の妹がいて間に挟まれています。
兄の影響でサッカーを始めました。
妹は私よりも足が速いらしい(もう陸上現役引退しています)。
千葉家はすごく仲のいい家族です。
父はまじめで多趣味。何かと勉強することが好きなのではないかという印象。
母は活発で少し抜けていてお茶目な一面を持っている。
よく、両親について聞かれます。
「何かスポーツはやっていたか。」と。
答え)父は吹奏楽部。母は中学校の部活動で卓球部。両親ともにバリバリスポーツをやっていませんでした。多分、サッカーもあまり興味ないし、今もルールさえ知らないのではないかのレベルです。
でも、正直そのくらいがちょうどいいです。
試合会場に足を運ぶことも滅多にないし、来てもすぐ帰っています。(さすがにインカレ西が丘での試合後、一言も話さず、すぐに帰宅してたことは衝撃でした。)
両親が共働きのため、私たちはある意味、放置されて育ってきました。
お父さんが単身赴任、お母さんが宿直の時は、兄妹3人で協力して家事を分担するなど、今思えばよくやってたなと思います。(笑)
ただそのおかげで、成長できた部分は多く、今に活かされていると思います。
私は、寂しがり屋の小心者でした。
基本的に一人では何もできないし、不安になって泣き出します。
ただ、体を動かすことは好きで活発ではありました。
サッカーを始めたきっかけも、兄が学童を早退しサッカーに行ってしまうことが寂しくて、一緒についていかないと不安になってしまうからでした。実際に、学童から出ていく兄を
泣きながら引き止めていたくらいです。しかも、練習場は小学校のグラウンドなのに。
兄には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。ごめんなさい。(笑)
この寂しがり屋のおかげで、兄たちの学年で練習をしていたことが今の自分をつくっているかもしれません。小学生の2個上はそれなりの差がありましたが、『負けず嫌いの精神』が発動し、毎日ボールと遊んで、兄には負けないという気持ちでくらいついていました。
そんな感じでスタートしたサッカー生活。
サッカーと私、ずっと一緒にいます。
飽き性な私がこうしてずっと続けていられているサッカー。
なぜ、こんなにも飽きずに続けられているかはまだ解明できていません。
サッカーが好きだからだけではないと思います。
サッカーを通じて、多くの人に出会い、学び、成長できるこの感じが自分を楽しませてくれます。
「苦労は買ってでもしなさい。」
父に言われた言葉です。
正直、筑波大学女子サッカー部に入部し、今までの環境とのギャップに驚きました。
弱い私は逃げ出したくなり、大学を辞めようと本気で思っていました。
全然楽しくないし、大好きなサッカーが嫌いになりそうでした。
でも、環境のせいにしてサッカーを嫌いになりたくないし、筑波大学女子サッカー部の仲間はすごくいい人だし、いろいろな複雑な気持ちに何度も悩まされました。
苦労はしたくたってできないし、貴重な経験ができるとポジティブに捉えることが出来たとき、気持ちが楽になりました。
蓮輪さんとはよく話しました。
「インカレ優勝」
何も根拠はないけど入学してすぐ約束しました。
私たちが4年生になったとき、絶対笑って終わろう。
私が筑波大学女子サッカー部で頑張れたのは、1年生の時にしたこの約束があったからです。
今の自分の行動がこの約束に繋がっていると思えれば、1秒たりとも無駄にはできません。仲間がうまくなることも、チームに合った戦術の理解も、仲間とのたわいもない会話も、すべて約束に繋がると思えていました。
サッカーは一人ではできないスポーツだからこそ苦しかったり楽しかったりします。
失点しなければ負けないし、どんな形であれ得点をすれば勝てます。
これだからサッカーはやめられないんです。
約束の「インカレ優勝」を果たすことができませんでしたが、インカレ優勝を見据えて大学生活を送った4年間は宝物です。
つらかったことも、悔しかったことも、逃げ出したくなったことも、サッカーが嫌いになりそうになったことも、平嶋さんと気まずくなったことも、いろいろありましたが、
そんなことよりも
格上の相手に勝ったこと、苦しい時に得点できたこと、みんなと一緒に楽しくふざけたこと、ネタ出しの練習をしたこと、温泉で恋愛について話したことなど、楽しかったことしか蘇りません。
私は、まだ大好きなサッカーと一緒に暮らします。
これからの人生においても、この4年間は素晴らしい時間だったと言えると思います。
同期のみんな、たくさんありがとう。
私は、みんなが同期で良かったです。
居心地が良くて、楽しくて、ノリが良くて、優しくて、頭がよくて。
好きなタイプです。
寂しがり屋なのでみんながどこに行ってもかまちょします。(笑)
これからも千葉玲海菜をよろしくお願いします。
好きなことを好きなようにさせてくれた両親。
いつか恩返しできるように頑張ります。
本当にありがとう。
1/31に卒論発表会があり、筑波大学卒業へ近づいてきました。
最後まで、読んでいただきありがとうございます。
今後も筑波大学女子サッカー部の応援・ご支援のほど、よろしくお願いします。
#10 千葉玲海菜

本来ならば、昨日までに出さなければいけないこのブログを引き延ばし、とりあえず書き始めた2022/2/2 AM9:20
「冒頭に謝罪を入れて。」と次期広報部長から言われてしまったので言います。
期限を守らず遅くなりすみません。また、拙い文ですみません。
ラストブログということで、何を書くかずっと考えていましたが何も思いつかないので、引退ブログで『自己紹介~千葉玲海菜とは~』について書きたいと思います。
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出身は福島県いわき市。
血液型はA型。
好きなことは、お笑い・バラエティー番組鑑賞、料理。
苦手なことは、トランプのシャッフル。
スキー育ちスノボーかぶれ。
中学校の美術の成績で〖2〗をとりました。
兄妹構成は2つ上の兄と2つ下の妹がいて間に挟まれています。
兄の影響でサッカーを始めました。
妹は私よりも足が速いらしい(もう陸上現役引退しています)。
千葉家はすごく仲のいい家族です。
父はまじめで多趣味。何かと勉強することが好きなのではないかという印象。
母は活発で少し抜けていてお茶目な一面を持っている。
よく、両親について聞かれます。
「何かスポーツはやっていたか。」と。
答え)父は吹奏楽部。母は中学校の部活動で卓球部。両親ともにバリバリスポーツをやっていませんでした。多分、サッカーもあまり興味ないし、今もルールさえ知らないのではないかのレベルです。
でも、正直そのくらいがちょうどいいです。
試合会場に足を運ぶことも滅多にないし、来てもすぐ帰っています。(さすがにインカレ西が丘での試合後、一言も話さず、すぐに帰宅してたことは衝撃でした。)
両親が共働きのため、私たちはある意味、放置されて育ってきました。
お父さんが単身赴任、お母さんが宿直の時は、兄妹3人で協力して家事を分担するなど、今思えばよくやってたなと思います。(笑)
ただそのおかげで、成長できた部分は多く、今に活かされていると思います。
私は、寂しがり屋の小心者でした。
基本的に一人では何もできないし、不安になって泣き出します。
ただ、体を動かすことは好きで活発ではありました。
サッカーを始めたきっかけも、兄が学童を早退しサッカーに行ってしまうことが寂しくて、一緒についていかないと不安になってしまうからでした。実際に、学童から出ていく兄を
泣きながら引き止めていたくらいです。しかも、練習場は小学校のグラウンドなのに。
兄には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。ごめんなさい。(笑)
この寂しがり屋のおかげで、兄たちの学年で練習をしていたことが今の自分をつくっているかもしれません。小学生の2個上はそれなりの差がありましたが、『負けず嫌いの精神』が発動し、毎日ボールと遊んで、兄には負けないという気持ちでくらいついていました。
そんな感じでスタートしたサッカー生活。
サッカーと私、ずっと一緒にいます。
飽き性な私がこうしてずっと続けていられているサッカー。
なぜ、こんなにも飽きずに続けられているかはまだ解明できていません。
サッカーが好きだからだけではないと思います。
サッカーを通じて、多くの人に出会い、学び、成長できるこの感じが自分を楽しませてくれます。
「苦労は買ってでもしなさい。」
父に言われた言葉です。
正直、筑波大学女子サッカー部に入部し、今までの環境とのギャップに驚きました。
弱い私は逃げ出したくなり、大学を辞めようと本気で思っていました。
全然楽しくないし、大好きなサッカーが嫌いになりそうでした。
でも、環境のせいにしてサッカーを嫌いになりたくないし、筑波大学女子サッカー部の仲間はすごくいい人だし、いろいろな複雑な気持ちに何度も悩まされました。
苦労はしたくたってできないし、貴重な経験ができるとポジティブに捉えることが出来たとき、気持ちが楽になりました。
蓮輪さんとはよく話しました。
「インカレ優勝」
何も根拠はないけど入学してすぐ約束しました。
私たちが4年生になったとき、絶対笑って終わろう。
私が筑波大学女子サッカー部で頑張れたのは、1年生の時にしたこの約束があったからです。
今の自分の行動がこの約束に繋がっていると思えれば、1秒たりとも無駄にはできません。仲間がうまくなることも、チームに合った戦術の理解も、仲間とのたわいもない会話も、すべて約束に繋がると思えていました。
サッカーは一人ではできないスポーツだからこそ苦しかったり楽しかったりします。
失点しなければ負けないし、どんな形であれ得点をすれば勝てます。
これだからサッカーはやめられないんです。
約束の「インカレ優勝」を果たすことができませんでしたが、インカレ優勝を見据えて大学生活を送った4年間は宝物です。
つらかったことも、悔しかったことも、逃げ出したくなったことも、サッカーが嫌いになりそうになったことも、平嶋さんと気まずくなったことも、いろいろありましたが、
そんなことよりも
格上の相手に勝ったこと、苦しい時に得点できたこと、みんなと一緒に楽しくふざけたこと、ネタ出しの練習をしたこと、温泉で恋愛について話したことなど、楽しかったことしか蘇りません。
私は、まだ大好きなサッカーと一緒に暮らします。
これからの人生においても、この4年間は素晴らしい時間だったと言えると思います。
同期のみんな、たくさんありがとう。
私は、みんなが同期で良かったです。
居心地が良くて、楽しくて、ノリが良くて、優しくて、頭がよくて。
好きなタイプです。
寂しがり屋なのでみんながどこに行ってもかまちょします。(笑)
これからも千葉玲海菜をよろしくお願いします。
好きなことを好きなようにさせてくれた両親。
いつか恩返しできるように頑張ります。
本当にありがとう。
1/31に卒論発表会があり、筑波大学卒業へ近づいてきました。
最後まで、読んでいただきありがとうございます。
今後も筑波大学女子サッカー部の応援・ご支援のほど、よろしくお願いします。
#10 千葉玲海菜
