2022年02月11日
一般入試ブログ 体育専門学群 副専攻400m (#19樋口那帆)
こんにちは。
体育専門学群1年の樋口那帆(#19らら)です。
受験生の皆さん、共通テストお疲れ様でした。
体育専門学群は共通テストと二次試験の配点が5:5です。共通テストの結果が納得いくものじゃなかったとしても残り数日間の過ごし方次第で合格できるチャンスは十分にあると思います。最後まで自分を信じて頑張ってください!
では本題に入ります。
私は二次試験の副専攻について書きます。主専攻や小論文については八角空来(#22ココ)と山口かの子(#30モモ)が書いてくれているのでぜひそちらをご覧ください。
私は副専攻で陸上競技の400mを選択しました。(※副専攻の陸上競技では100m、400m、1500m、走幅跳、砲丸投のうちから一つ選ぶことになります。)
<選択した理由>
私は中学生の頃、陸上部に所属していたので、最初から「副専攻は陸上しかないな」と思っていました。種目選びは迷いましたが、高校の先生にお願いして100m、400m、1500mのタイムをそれぞれ計ってもらい、記録と予想点数の比較をして一番点数を稼げそうだった400mに決めました。私は中三の頃に400mを専門にしていた時期がありましたが、多くの人にとって400mは馴染みのない種目だと思います。走ったことがない人は一度走ってみて自分の得意・不得意を確認してから種目を選ぶのも良いと思います。
参考までに...私のベストタイムは1’02くらいでした。
<概要>
・試験が行われる陸上競技場はタータンの400mトラックです。
・陸上用スパイク、ランニングシューズどちらでも大丈夫です。(短距離はほとんどの人がスパイクを履いていたと思います。400mもスパイクをお勧めします。)
・トラック競技は1500m男・女→100m男・女→400m男・女の順番で行われました。
・400m女子は2人のみでした。(毎年、400mは1500mや100mに比べ少ないようです。)
・100mが行われている間にアップをする時間がありました。
・時計をつけて走ることはできず、タイムを読まれることも自分の記録を伝えられることもありません。
<感想>
一日目の主専攻(サッカー)と小論文を終え、手応えとしては悪くなく、残るは400mを全力で走り切るだけだと腹をくくって迎えた二日目。トラック競技では400mが最後だったので、他の受験生みんなが見ている中で走りました。かなり緊張もしましたが、なぜか同じくらいわくわくもしていました。見られていると燃えるタイプの私は、みんなの前を走る時パワーがみなぎってきたので丁度良かったのかもしれません。(笑)
また記録を教えてもらえないとのことだったので、一緒だった知り合いの受験生にタイムを計っておいてもらいました。正確にはわかりませんがほぼベストタイムで走れたと思います。
待ち時間もあるので寒さ対策をしっかりして、身体が冷えないよう気を付けてください。つくばの冬は、寒いです。
<対策>
実技試験の対策には顧問の先生や駅伝部の先生にご協力いただき、トレーニングに付き合っていただいたり記録を計ったりしていただきました。
以下は400mの対策として行った主なトレーニングです。
・短い距離のスプリント
・長めのジョグ
・200m~600m等のインターバル走
・400mの記録測定
400mには持久力もスピードも両方求められると思うので、短い距離のスプリントも長めのジョグも取り入れ、インターバル走もおこないました。ただし私は一般入試の対策を始める時期が遅めだったので、記録を伸ばすことよりも記録を安定して出せることを重視していました。そのため何度か400mの記録を取ることで、自分が安定して出せるタイムを把握できるようにしていました。学校のトラックは土でしたが、本番と同じタータンのトラックでも記録を計りました。皆さんも自分の特徴や課題に合わせて何を重視してトレーニングするのか、ぜひ一度整理してみてください。
400mはペース配分を意識しながらスタート後心地よくスピードに乗っていくこと、後半の減速をなるべく抑えて最後まで全力で腕を振り足を動かすこと、そして何より自分自身に負けない強い気持ちが大切だと思います。また試験当日はタイムの読み上げがないため、自分の身体でペース感覚がわかるようにしておきましょう。
きつい種目だとは思いますが、体調管理と身体のケアを怠らず自分に負けずに頑張ってください!
以上、副専攻について書かせていただきました。少しでも皆さんの力になれると幸いです。
ここからは余談になりますが、去年のこの時期を思い返すと厳しい受験戦争だったなと感じます。AC入試に落ち推薦入試に落ち...一般入試で合格することができましたが、本当にギリギリでした。高3の春の時点ではAC入試と推薦入試が駄目なら筑波大学の一般入試までは受けるつもりがなく、一般入試を受けると決めたのは推薦入試直前の時期だったと思います。私の高校では引退がなかったため推薦入試までは部活動を続けていましたが、推薦入試の試験から帰った次の日から部活動をお休みさせてもらい、一般入試の対策に切り替えて猛勉強したのを憶えています。この切り替えの早さが功を奏し合格に繋がったと思うので、今思い返しても自分を褒めたくなるくらいです。(笑)
共通テストの結果も良かったわけではなく、「本当に筑波を受けるのか?」「ほかの大学を探してみた方がいいんじゃないか?」と勧められたほどです。しかし、どうしても筑波が良いと浪人も覚悟の上で、絶対に二次で巻き返すぞと切り替えて二次試験の対策に励みました。このブログを書きながら、私は俗にいう逆転合格だったんだなと改めて気づきました。それでもこのように合格することができたのは、筑波大学の女サカでプレーしたいという強い気持ちと、支えて応援してくれた先生方や家族、仲間の存在があったからこそです。これは間違いありません。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。皆さんにも皆さんにとって支えとなる人が必ずいるはずです。苦しくなったときはその人たちのことを思い出して、ぜひパワーをもらってください。残り数週間の苦しい時期を踏ん張って乗り越えればきっと楽しい未来が待っています。感謝の気持ちを忘れず、最後の最後まで粘って全力を出し切ってください!
長々とした文章になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
皆さんの受験がうまくいくよう応援しています。
#19 樋口那帆

体育専門学群1年の樋口那帆(#19らら)です。
受験生の皆さん、共通テストお疲れ様でした。
体育専門学群は共通テストと二次試験の配点が5:5です。共通テストの結果が納得いくものじゃなかったとしても残り数日間の過ごし方次第で合格できるチャンスは十分にあると思います。最後まで自分を信じて頑張ってください!
では本題に入ります。
私は二次試験の副専攻について書きます。主専攻や小論文については八角空来(#22ココ)と山口かの子(#30モモ)が書いてくれているのでぜひそちらをご覧ください。
私は副専攻で陸上競技の400mを選択しました。(※副専攻の陸上競技では100m、400m、1500m、走幅跳、砲丸投のうちから一つ選ぶことになります。)
<選択した理由>
私は中学生の頃、陸上部に所属していたので、最初から「副専攻は陸上しかないな」と思っていました。種目選びは迷いましたが、高校の先生にお願いして100m、400m、1500mのタイムをそれぞれ計ってもらい、記録と予想点数の比較をして一番点数を稼げそうだった400mに決めました。私は中三の頃に400mを専門にしていた時期がありましたが、多くの人にとって400mは馴染みのない種目だと思います。走ったことがない人は一度走ってみて自分の得意・不得意を確認してから種目を選ぶのも良いと思います。
参考までに...私のベストタイムは1’02くらいでした。
<概要>
・試験が行われる陸上競技場はタータンの400mトラックです。
・陸上用スパイク、ランニングシューズどちらでも大丈夫です。(短距離はほとんどの人がスパイクを履いていたと思います。400mもスパイクをお勧めします。)
・トラック競技は1500m男・女→100m男・女→400m男・女の順番で行われました。
・400m女子は2人のみでした。(毎年、400mは1500mや100mに比べ少ないようです。)
・100mが行われている間にアップをする時間がありました。
・時計をつけて走ることはできず、タイムを読まれることも自分の記録を伝えられることもありません。
<感想>
一日目の主専攻(サッカー)と小論文を終え、手応えとしては悪くなく、残るは400mを全力で走り切るだけだと腹をくくって迎えた二日目。トラック競技では400mが最後だったので、他の受験生みんなが見ている中で走りました。かなり緊張もしましたが、なぜか同じくらいわくわくもしていました。見られていると燃えるタイプの私は、みんなの前を走る時パワーがみなぎってきたので丁度良かったのかもしれません。(笑)
また記録を教えてもらえないとのことだったので、一緒だった知り合いの受験生にタイムを計っておいてもらいました。正確にはわかりませんがほぼベストタイムで走れたと思います。
待ち時間もあるので寒さ対策をしっかりして、身体が冷えないよう気を付けてください。つくばの冬は、寒いです。
<対策>
実技試験の対策には顧問の先生や駅伝部の先生にご協力いただき、トレーニングに付き合っていただいたり記録を計ったりしていただきました。
以下は400mの対策として行った主なトレーニングです。
・短い距離のスプリント
・長めのジョグ
・200m~600m等のインターバル走
・400mの記録測定
400mには持久力もスピードも両方求められると思うので、短い距離のスプリントも長めのジョグも取り入れ、インターバル走もおこないました。ただし私は一般入試の対策を始める時期が遅めだったので、記録を伸ばすことよりも記録を安定して出せることを重視していました。そのため何度か400mの記録を取ることで、自分が安定して出せるタイムを把握できるようにしていました。学校のトラックは土でしたが、本番と同じタータンのトラックでも記録を計りました。皆さんも自分の特徴や課題に合わせて何を重視してトレーニングするのか、ぜひ一度整理してみてください。
400mはペース配分を意識しながらスタート後心地よくスピードに乗っていくこと、後半の減速をなるべく抑えて最後まで全力で腕を振り足を動かすこと、そして何より自分自身に負けない強い気持ちが大切だと思います。また試験当日はタイムの読み上げがないため、自分の身体でペース感覚がわかるようにしておきましょう。
きつい種目だとは思いますが、体調管理と身体のケアを怠らず自分に負けずに頑張ってください!
以上、副専攻について書かせていただきました。少しでも皆さんの力になれると幸いです。
ここからは余談になりますが、去年のこの時期を思い返すと厳しい受験戦争だったなと感じます。AC入試に落ち推薦入試に落ち...一般入試で合格することができましたが、本当にギリギリでした。高3の春の時点ではAC入試と推薦入試が駄目なら筑波大学の一般入試までは受けるつもりがなく、一般入試を受けると決めたのは推薦入試直前の時期だったと思います。私の高校では引退がなかったため推薦入試までは部活動を続けていましたが、推薦入試の試験から帰った次の日から部活動をお休みさせてもらい、一般入試の対策に切り替えて猛勉強したのを憶えています。この切り替えの早さが功を奏し合格に繋がったと思うので、今思い返しても自分を褒めたくなるくらいです。(笑)
共通テストの結果も良かったわけではなく、「本当に筑波を受けるのか?」「ほかの大学を探してみた方がいいんじゃないか?」と勧められたほどです。しかし、どうしても筑波が良いと浪人も覚悟の上で、絶対に二次で巻き返すぞと切り替えて二次試験の対策に励みました。このブログを書きながら、私は俗にいう逆転合格だったんだなと改めて気づきました。それでもこのように合格することができたのは、筑波大学の女サカでプレーしたいという強い気持ちと、支えて応援してくれた先生方や家族、仲間の存在があったからこそです。これは間違いありません。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。皆さんにも皆さんにとって支えとなる人が必ずいるはずです。苦しくなったときはその人たちのことを思い出して、ぜひパワーをもらってください。残り数週間の苦しい時期を踏ん張って乗り越えればきっと楽しい未来が待っています。感謝の気持ちを忘れず、最後の最後まで粘って全力を出し切ってください!
長々とした文章になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
皆さんの受験がうまくいくよう応援しています。
#19 樋口那帆

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