2025年04月03日
サッカーを頑張れる理由 #31 米山優和
こんにちは。
体育専門学群新2年の米山優和(#31 ゆず)です。
日頃より筑波大学女子サッカー部へのご支援、ご声援のほどありがとうございます。
大学サッカー2年目に突入する今、普段感じていること、思っていることを自分なりに素直に書きました。
長くまとまりのない文章ですが最後まで読んでいただけると嬉しいです!
----------------------------------------------------------------------------------------------
「みんながサッカーを頑張れる理由って何?」
たまに真面目な話をし、そして話し出したら深夜コース確定の同期達とのおしゃべりでこんな疑問が出てきました。
怪我をしてサッカーができない仲間がいるから、
ただひたすらにもっとうまくなりたいから、
単純にサッカーが楽しいから、
今までお世話になった人たちに恩返ししたいから、
応援してくれる人がいるから、
このようなみんなの思いを聞く中で、共感するところはあるものの、自分の中で納得できる答えは中々見当たりませんでした。
「頑張れる理由が明確に出てこないのに、なんで毎日当たり前のようにグランドに行って練習しているのだろう」
決してネガティブな意味ではなく、逆に自分の中で頑張れる理由を言語化することで、もっとぶれない軸をもってサッカーに向き合えるのではないかなと思いました。
ずっと目指してきた筑波大学に入学し、過ごした1年間。
憧れのこの場所でサッカーができている日々が夢のようで、
毎日が本当に楽しくて、
素晴らしい環境でたくさん成長させてもらった1年間だったなと思います。
ただそれと同時に大学サッカーのレベルを肌で感じ、自分の弱さ、力不足を改めて痛感したシーズンでもありました。
練習では真新しいことに苦戦し、基礎の基礎すらできない自分に腹が立ち、思うように身体を動かすことのできないもどかしさを感じることばかりで。
関カレも外からながめている試合がほとんどで、インカレもピッチに立たせてもらったにもかかわらず3失点で初戦敗退。
自分一人で守れるわけがないのに自分一人で守ろうとして、
最終的に失点しているのは自分だからと思い、味方に強く要求できなくて、
試合の中で何もできない自分の無力さに落ち込むことばかりでした。
そんな中でも一試合、自分の中で印象に残っている試合があります。
初めて関カレのピッチに立つことができた後期の早稲田戦です。
思いっきり楽しんできなと送り出してくれる先輩がいて、
ピッチではみんなが守ってくれて、頼もしい先輩達がたくさん助けてくれて、
私は思う存分やりたいようにやらせてもらっていただけですが、
「試合に出るってやっぱり楽しい。みんなで守り切って無失点で勝つって最高に嬉しい。」
どんなにうまくいかなくてきついと感じる時間が長くても、この一瞬に勝るものはありません。
高校時代を振り返ってもうまくいったことなんてほとんどありませんでした。
それでも一年に一度あるかないかのこういう試合があるから。
何の迷いもなく大学でもサッカーを続ける選択をし、今も当たり前のように毎日サッカーに打ち込むことができているのだと思います。
「みんなと喜び合える最高に嬉しい瞬間が大好きだから。」
これが私の“サッカーを頑張れる理由”の一つだと気づきました。
2025シーズン、この“最高に嬉しい瞬間”を一つでも多く味わいたいです。
そのためにもありきたりな言葉にはなりますが、とにかく日々の練習にこだわり続けます。
あと一歩ポジションをずらしていれば、
少しでも首を振って中の状況が見えていれば、
あと少し手を出す角度を変えていれば、
どのポジションよりも、そのわずかな差が勝敗という大きな結果につながってしまうのがキーパーというポジションだと思います。
だからこそ、練習で細かすぎるところまでこだわらなければいけません。
そしてもう一つ。
正直、昨年は1年生という立場に甘え、自分のことばかり考え、やりたいようにやらせてもらっていました。
ただ学年が上がる今、もちろんそれではいけないと自覚しています。
ピッチの上でも、ベンチでも、サポートでも、チームが勝つために自分にできることはいくらでもあります。
そのことは、どんな立場であってもチームのために行動し続ける先輩方の姿勢を見て学びました。
ピッチ内外でチームに良い影響を与えられる選手になりたいです。
昨シーズン、チームはインカレ出場という大きな目標を達成しました。
そして今シーズンのチームの目標は「インカレベスト4」です。
インカレのピッチで最高の瞬間を味わうために。
目の前のことに一喜一憂せず、チームのために、自分のために、とにかく愚直にやり続けます。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
今シーズンも筑波大学女子サッカー部へのご支援、ご声援のほどよろしくお願いします!
#31 米山優和

〈執筆者プロフィール〉
米山 優和(よねやま ゆうわ)
学年:2年
学群・学類:体育専門学群
コートネーム:ゆず
前所属チーム:湘南ベルマーレU18ガールズ
体育専門学群新2年の米山優和(#31 ゆず)です。
日頃より筑波大学女子サッカー部へのご支援、ご声援のほどありがとうございます。
大学サッカー2年目に突入する今、普段感じていること、思っていることを自分なりに素直に書きました。
長くまとまりのない文章ですが最後まで読んでいただけると嬉しいです!
----------------------------------------------------------------------------------------------
「みんながサッカーを頑張れる理由って何?」
たまに真面目な話をし、そして話し出したら深夜コース確定の同期達とのおしゃべりでこんな疑問が出てきました。
怪我をしてサッカーができない仲間がいるから、
ただひたすらにもっとうまくなりたいから、
単純にサッカーが楽しいから、
今までお世話になった人たちに恩返ししたいから、
応援してくれる人がいるから、
このようなみんなの思いを聞く中で、共感するところはあるものの、自分の中で納得できる答えは中々見当たりませんでした。
「頑張れる理由が明確に出てこないのに、なんで毎日当たり前のようにグランドに行って練習しているのだろう」
決してネガティブな意味ではなく、逆に自分の中で頑張れる理由を言語化することで、もっとぶれない軸をもってサッカーに向き合えるのではないかなと思いました。
ずっと目指してきた筑波大学に入学し、過ごした1年間。
憧れのこの場所でサッカーができている日々が夢のようで、
毎日が本当に楽しくて、
素晴らしい環境でたくさん成長させてもらった1年間だったなと思います。
ただそれと同時に大学サッカーのレベルを肌で感じ、自分の弱さ、力不足を改めて痛感したシーズンでもありました。
練習では真新しいことに苦戦し、基礎の基礎すらできない自分に腹が立ち、思うように身体を動かすことのできないもどかしさを感じることばかりで。
関カレも外からながめている試合がほとんどで、インカレもピッチに立たせてもらったにもかかわらず3失点で初戦敗退。
自分一人で守れるわけがないのに自分一人で守ろうとして、
最終的に失点しているのは自分だからと思い、味方に強く要求できなくて、
試合の中で何もできない自分の無力さに落ち込むことばかりでした。
そんな中でも一試合、自分の中で印象に残っている試合があります。
初めて関カレのピッチに立つことができた後期の早稲田戦です。
思いっきり楽しんできなと送り出してくれる先輩がいて、
ピッチではみんなが守ってくれて、頼もしい先輩達がたくさん助けてくれて、
私は思う存分やりたいようにやらせてもらっていただけですが、
「試合に出るってやっぱり楽しい。みんなで守り切って無失点で勝つって最高に嬉しい。」
どんなにうまくいかなくてきついと感じる時間が長くても、この一瞬に勝るものはありません。
高校時代を振り返ってもうまくいったことなんてほとんどありませんでした。
それでも一年に一度あるかないかのこういう試合があるから。
何の迷いもなく大学でもサッカーを続ける選択をし、今も当たり前のように毎日サッカーに打ち込むことができているのだと思います。
「みんなと喜び合える最高に嬉しい瞬間が大好きだから。」
これが私の“サッカーを頑張れる理由”の一つだと気づきました。
2025シーズン、この“最高に嬉しい瞬間”を一つでも多く味わいたいです。
そのためにもありきたりな言葉にはなりますが、とにかく日々の練習にこだわり続けます。
あと一歩ポジションをずらしていれば、
少しでも首を振って中の状況が見えていれば、
あと少し手を出す角度を変えていれば、
どのポジションよりも、そのわずかな差が勝敗という大きな結果につながってしまうのがキーパーというポジションだと思います。
だからこそ、練習で細かすぎるところまでこだわらなければいけません。
そしてもう一つ。
正直、昨年は1年生という立場に甘え、自分のことばかり考え、やりたいようにやらせてもらっていました。
ただ学年が上がる今、もちろんそれではいけないと自覚しています。
ピッチの上でも、ベンチでも、サポートでも、チームが勝つために自分にできることはいくらでもあります。
そのことは、どんな立場であってもチームのために行動し続ける先輩方の姿勢を見て学びました。
ピッチ内外でチームに良い影響を与えられる選手になりたいです。
昨シーズン、チームはインカレ出場という大きな目標を達成しました。
そして今シーズンのチームの目標は「インカレベスト4」です。
インカレのピッチで最高の瞬間を味わうために。
目の前のことに一喜一憂せず、チームのために、自分のために、とにかく愚直にやり続けます。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
今シーズンも筑波大学女子サッカー部へのご支援、ご声援のほどよろしくお願いします!
#31 米山優和

〈執筆者プロフィール〉
米山 優和(よねやま ゆうわ)
学年:2年
学群・学類:体育専門学群
コートネーム:ゆず
前所属チーム:湘南ベルマーレU18ガールズ
2025年04月02日
感謝の気持ちをピッチで表現する #13 見目優美
まずは私のブログに立ち寄ってくださり、ありがとうございます。
体育専門学群新3年、見目優美(#13 みつ)です。
日頃より筑波大学女子サッカー部へのご支援、ご声援のほど、ありがとうございます。
今回のブログは新2、3年生の中から一人ずつ執筆することになりました。新3年生の執筆者を決めるときに私を推してくれた同期に感謝の気持ちでいっぱいです。
長い間サッカーができなかった私が任されたことに意味があると信じて、一つ一つの言葉に真っ直ぐな想いを込めて綴ります。
拙い文章かと思いますが、最後までお付き合いいただけると幸いです。
開幕が5日後に迫った関カレ。私にとっては2年ぶりの公式戦となります。
もともと高校3年生の時に一度、膝の手術を受けていました。入学してから約2か月が経ったころ、プレーを続けることが困難になり7月に2回目の手術を受けました。
そこから2年目のシーズンの始動に部分復帰をすることを目指して、なんとか2日間途中まで練習に参加することができました。
「ここからだ」と思った矢先、信じたくない部位に信じたくない痛みを感じました。2月に3回目となる手術を受けました。そこからまた1年近くリハビリの日々を送り、今に至ります。
よって、2年ぶりの公式戦です。
女サカに入ってからの2シーズンを振り返ると、本当に多くの人に支えられ、助けてもらって、力を借りながら毎日を生きることに精一杯でした。
時には心の健康を崩し、1か月ほど休部したこともありました。
「競技レベルの復帰を考え直すことも必要かもしれない」と言われたときは、自分はここまでなのだと無理やり受け入れ、サッカーをやめることを両親や同期にどのように切り出すかを考えていました。
特に両親に説明するところを想像するのは辛かったです。
私にサッカーを与えてくれた父は3回目の手術を受けたいと言った時に、「サッカーをするためなら何回でもやれ」と言ってくれました。
いつも父の発言にはイラついてしまうばかりなのに、その言葉を思い出して強く背中を押されました。
私は今、とても価値ある挑戦をしていると思うことができ、たとえ辿り着けなくても良いからリハビリを続けることにしました。
そして先日、1年8か月ぶりに復帰することができました。
「全ては周りの人たちのおかげ」
これだけ見るとなんだか綺麗事のような、誰もが口にしているような言葉です。
しかし1年8か月ぶりにピッチに立つ瞬間、私は「自分、今まで頑張ってきたな」という気持ちよりも先に、周りの人たちへの感謝の気持ちが浮かびました。
ずっと一緒に進んだり立ち止まったりしたトレーナーさんや、「この人がいなかったら」ではなく「この人がいたから」と思える今の私を形作る先輩。怪我の話など重い相談はしていなくても、とてつもなく居心地の良い同期。
決して復帰を信じ、常に前へ進み続けてきたわけではありませんが、信頼できる人たちの力を借りながら自分なりにもがき続けてきたことは確かです。
そんな日々を心の底から誇りに思います。
このような日々と、そこで感じた感情や学びの上に今の私は存在し、幸せなことにサッカーができています。その事実を存分に噛みしめ、楽しみ、熱く、自分のすべてを懸けて闘います。
長く大変な関カレで得点、アシストといった結果を残せる選手になることを軸として、それに加えて、どんな形であれ仲間を楽に、前向きにできる選手、人間を目指します。
このブログを通してずっと言っていますが、私はたくさんの心の底から信頼していて、感謝でいっぱいの人たちに囲まれています。
復帰が見えないとき、「サッカーができなくてもこの人たちに出会えたことが、女サカに入った意味だろう」と思っていました。確かにそう思えるほどの素晴らしい人たちがここにはいて、素晴らしい出会いをしました。
しかしそれでは甘いと自分自身に対して思います。
サッカーで何かを残さなくてはいけない。
どれほどリハビリが苦しくても、長くても、それに値するどころかそれ以上の価値がサッカーにはあると信じてやってきました。
復帰してやっぱり自分はどうしようもなくサッカーが好きだと実感しました。
そのサッカーで何かを残さないと、示さないといけない。
「感謝の気持ちをピッチで表現する」
これが私のサッカーへ、女サカへ、関カレへ、周りの人たちへ、すべてに対する懸ける想いです。
私にとって大好きで、大切な人たちの素晴らしく、胸を張って誇れるこのチームで最高の結果を残すために、自分のできるすべてを懸けてシーズンを通して闘っていきます。
長くなりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今後とも、筑波大学女子サッカー部へのご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします。
#13 見目優美

〈執筆者プロフィール〉
見目 優美(けんもく ゆみ)
学年:3年
学群・学類:体育専門学群
コートネーム:みつ
前所属チーム:大和高等学校
体育専門学群新3年、見目優美(#13 みつ)です。
日頃より筑波大学女子サッカー部へのご支援、ご声援のほど、ありがとうございます。
今回のブログは新2、3年生の中から一人ずつ執筆することになりました。新3年生の執筆者を決めるときに私を推してくれた同期に感謝の気持ちでいっぱいです。
長い間サッカーができなかった私が任されたことに意味があると信じて、一つ一つの言葉に真っ直ぐな想いを込めて綴ります。
拙い文章かと思いますが、最後までお付き合いいただけると幸いです。
開幕が5日後に迫った関カレ。私にとっては2年ぶりの公式戦となります。
もともと高校3年生の時に一度、膝の手術を受けていました。入学してから約2か月が経ったころ、プレーを続けることが困難になり7月に2回目の手術を受けました。
そこから2年目のシーズンの始動に部分復帰をすることを目指して、なんとか2日間途中まで練習に参加することができました。
「ここからだ」と思った矢先、信じたくない部位に信じたくない痛みを感じました。2月に3回目となる手術を受けました。そこからまた1年近くリハビリの日々を送り、今に至ります。
よって、2年ぶりの公式戦です。
女サカに入ってからの2シーズンを振り返ると、本当に多くの人に支えられ、助けてもらって、力を借りながら毎日を生きることに精一杯でした。
時には心の健康を崩し、1か月ほど休部したこともありました。
「競技レベルの復帰を考え直すことも必要かもしれない」と言われたときは、自分はここまでなのだと無理やり受け入れ、サッカーをやめることを両親や同期にどのように切り出すかを考えていました。
特に両親に説明するところを想像するのは辛かったです。
私にサッカーを与えてくれた父は3回目の手術を受けたいと言った時に、「サッカーをするためなら何回でもやれ」と言ってくれました。
いつも父の発言にはイラついてしまうばかりなのに、その言葉を思い出して強く背中を押されました。
私は今、とても価値ある挑戦をしていると思うことができ、たとえ辿り着けなくても良いからリハビリを続けることにしました。
そして先日、1年8か月ぶりに復帰することができました。
「全ては周りの人たちのおかげ」
これだけ見るとなんだか綺麗事のような、誰もが口にしているような言葉です。
しかし1年8か月ぶりにピッチに立つ瞬間、私は「自分、今まで頑張ってきたな」という気持ちよりも先に、周りの人たちへの感謝の気持ちが浮かびました。
ずっと一緒に進んだり立ち止まったりしたトレーナーさんや、「この人がいなかったら」ではなく「この人がいたから」と思える今の私を形作る先輩。怪我の話など重い相談はしていなくても、とてつもなく居心地の良い同期。
決して復帰を信じ、常に前へ進み続けてきたわけではありませんが、信頼できる人たちの力を借りながら自分なりにもがき続けてきたことは確かです。
そんな日々を心の底から誇りに思います。
このような日々と、そこで感じた感情や学びの上に今の私は存在し、幸せなことにサッカーができています。その事実を存分に噛みしめ、楽しみ、熱く、自分のすべてを懸けて闘います。
長く大変な関カレで得点、アシストといった結果を残せる選手になることを軸として、それに加えて、どんな形であれ仲間を楽に、前向きにできる選手、人間を目指します。
このブログを通してずっと言っていますが、私はたくさんの心の底から信頼していて、感謝でいっぱいの人たちに囲まれています。
復帰が見えないとき、「サッカーができなくてもこの人たちに出会えたことが、女サカに入った意味だろう」と思っていました。確かにそう思えるほどの素晴らしい人たちがここにはいて、素晴らしい出会いをしました。
しかしそれでは甘いと自分自身に対して思います。
サッカーで何かを残さなくてはいけない。
どれほどリハビリが苦しくても、長くても、それに値するどころかそれ以上の価値がサッカーにはあると信じてやってきました。
復帰してやっぱり自分はどうしようもなくサッカーが好きだと実感しました。
そのサッカーで何かを残さないと、示さないといけない。
「感謝の気持ちをピッチで表現する」
これが私のサッカーへ、女サカへ、関カレへ、周りの人たちへ、すべてに対する懸ける想いです。
私にとって大好きで、大切な人たちの素晴らしく、胸を張って誇れるこのチームで最高の結果を残すために、自分のできるすべてを懸けてシーズンを通して闘っていきます。
長くなりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今後とも、筑波大学女子サッカー部へのご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします。
#13 見目優美

〈執筆者プロフィール〉
見目 優美(けんもく ゆみ)
学年:3年
学群・学類:体育専門学群
コートネーム:みつ
前所属チーム:大和高等学校
2025年02月01日
2025始動ブログ #77 平林涼花
こんにちは。
背番号が遅いだけでラストを飾ることになってしまいました、平林涼花(#77 ニモ)です。
最初に新4年になる私の現状についてお話しします。
まず、サッカーについてです。
1.2年生の頃は、関カレごくたまにスタメン、途中出場と出場なしがほぼ同じような割合だったかなと思います。
3年生、関カレ出場は勝っている時のラスト数分、2.3試合のみでした。
また、各学年で1回ずつ酷めの捻挫をしました。
色々言いたいことはありますが、とりあえずオフの面について。
今シーズンは、選手活動に加えて、広報部長、グラウンド管理、ウエイト係、企画会計、リーガ係として活動していきます。
すでに部のことに追われている日々で、4年生を経験した多くの先輩方を尊敬してしまいます。
チームの活動を左右するという緊張感とちゃんとできているかなという不安感でいっぱいですが、ミスなく最後まで責任を持ってやり抜きたいと思います。
それでは、本題に移ります。
今シーズンの目標は、「チーム1泥臭く」です。
これまでの3年間自分にできることを最大限やってきたつもりでした。目の前のプレーに対して、常に全力を注いできた。でもなんか足りない。そんな感覚があります。
この3年間を振り返って、足りないものの正体は「気持ち」かなと。
(もちろん技術や戦術理解など全然足りていないのは重々承知です。)
私には、もっと “自分が” っていう気持ちが必要だと感じました。
そこで、今シーズンは、「チーム1泥臭く」という目標にしました。
人工芝なので泥まみれになることはないですが、それくらいのひたむきさ、貪欲にゴールに向かうプレー、ハードワーク、粘り強さ、これらの面において、“自分が” という気持ちをもっと全面に出していきたいと思います。
試合に出たいという思いはもちろんあります。ただ、それを一番に考えていると、毎週のメンバー発表で一喜一憂してしまいそうで、嫌になっちゃいそうで、なので、一旦試合は置いといて日々の練習で常に「泥臭く」プレーし、気づいたら試合に出ていた、なんか点決めちゃってた、くらいが自分は頑張れるかなと思っています。
こんな感じで今シーズン、全力で楽しみ全力で突っ走ります。
私たちは今シーズン、「百花燎乱」というスローガンを掲げました。
このスローガンは、熱いチームにしたい、最後には花開くという意味を込めたい、一人ひとりがチームに必要であることを伝えたい、、、などみんなの想いが全部詰まった最強のスローガンです。
このスローガンに込めた想いの一つに、「一つひとつの積み重ねがやがて成果となり、チームとして良い結果を生み出す。」というものがあります。一人の小さな積み重ねが、チームが良い結果を生み出すことにつながるチームは、そう簡単にはできません。みんながどれだけチームを思っているか、女サカへの帰属意識とチーム愛が問われます。4年生は、1年を通して常にその部分を追い求めたいと思いますし、後輩のみんなも何か思うことがあればどんどん4年やチームに発信してほしいと思います。
最後に、
今、筑波大学女子サッカー部の一員でいられるのは、これまで多くの方が女サカに愛を注いできてくれたからであるということを忘れずに、誇りと感謝の気持ちを持って活動していきます。
今シーズンも熱い応援をよろしくお願いします。
#77 平林涼花

〈執筆者プロフィール〉
平林 涼花(ひらばやし りょうか)
学年:3年
学群・学類:体育専門学群
コートネーム:ニモ
前所属チーム:浦安FAセレイアスU18
背番号が遅いだけでラストを飾ることになってしまいました、平林涼花(#77 ニモ)です。
最初に新4年になる私の現状についてお話しします。
まず、サッカーについてです。
1.2年生の頃は、関カレごくたまにスタメン、途中出場と出場なしがほぼ同じような割合だったかなと思います。
3年生、関カレ出場は勝っている時のラスト数分、2.3試合のみでした。
また、各学年で1回ずつ酷めの捻挫をしました。
色々言いたいことはありますが、とりあえずオフの面について。
今シーズンは、選手活動に加えて、広報部長、グラウンド管理、ウエイト係、企画会計、リーガ係として活動していきます。
すでに部のことに追われている日々で、4年生を経験した多くの先輩方を尊敬してしまいます。
チームの活動を左右するという緊張感とちゃんとできているかなという不安感でいっぱいですが、ミスなく最後まで責任を持ってやり抜きたいと思います。
それでは、本題に移ります。
今シーズンの目標は、「チーム1泥臭く」です。
これまでの3年間自分にできることを最大限やってきたつもりでした。目の前のプレーに対して、常に全力を注いできた。でもなんか足りない。そんな感覚があります。
この3年間を振り返って、足りないものの正体は「気持ち」かなと。
(もちろん技術や戦術理解など全然足りていないのは重々承知です。)
私には、もっと “自分が” っていう気持ちが必要だと感じました。
そこで、今シーズンは、「チーム1泥臭く」という目標にしました。
人工芝なので泥まみれになることはないですが、それくらいのひたむきさ、貪欲にゴールに向かうプレー、ハードワーク、粘り強さ、これらの面において、“自分が” という気持ちをもっと全面に出していきたいと思います。
試合に出たいという思いはもちろんあります。ただ、それを一番に考えていると、毎週のメンバー発表で一喜一憂してしまいそうで、嫌になっちゃいそうで、なので、一旦試合は置いといて日々の練習で常に「泥臭く」プレーし、気づいたら試合に出ていた、なんか点決めちゃってた、くらいが自分は頑張れるかなと思っています。
こんな感じで今シーズン、全力で楽しみ全力で突っ走ります。
私たちは今シーズン、「百花燎乱」というスローガンを掲げました。
このスローガンは、熱いチームにしたい、最後には花開くという意味を込めたい、一人ひとりがチームに必要であることを伝えたい、、、などみんなの想いが全部詰まった最強のスローガンです。
このスローガンに込めた想いの一つに、「一つひとつの積み重ねがやがて成果となり、チームとして良い結果を生み出す。」というものがあります。一人の小さな積み重ねが、チームが良い結果を生み出すことにつながるチームは、そう簡単にはできません。みんながどれだけチームを思っているか、女サカへの帰属意識とチーム愛が問われます。4年生は、1年を通して常にその部分を追い求めたいと思いますし、後輩のみんなも何か思うことがあればどんどん4年やチームに発信してほしいと思います。
最後に、
今、筑波大学女子サッカー部の一員でいられるのは、これまで多くの方が女サカに愛を注いできてくれたからであるということを忘れずに、誇りと感謝の気持ちを持って活動していきます。
今シーズンも熱い応援をよろしくお願いします。
#77 平林涼花

〈執筆者プロフィール〉
平林 涼花(ひらばやし りょうか)
学年:3年
学群・学類:体育専門学群
コートネーム:ニモ
前所属チーム:浦安FAセレイアスU18
2025年01月31日
2025始動ブログ #37 田村笑菜
こんにちは。
新4年生になります、田村笑菜(#37 オル)です。
なんと、もうラストシーズンを迎えるということで、これまでの3年間の流れの早さに驚いています。
私はプラス1年かけて筑波大学に入ったので本来なら引退しているはずなのですが、大学サッカーでプレーしていた高校の同期たちが卒業していくことに寂しさや違和感を覚えながら今ブログを書いています。
私なりにラストシーズンの覚悟を文字に起こしたので、長い文章ですが最後まで読んでいただけると嬉しいです。
まず、結論ファーストという言葉に則って、今シーズンの私の指針を初めに示します。
「期待を超える」
「下から支える」
「全力を楽しむ」
私が今シーズン大事にしたいのは、この3つです。1つずつ説明していきます。
1つ目、「期待を超える」。
これは、プレーの面での話です。
正直に言って、これまでの3年間、私は周りからの期待に応えられたことは無いと思っています。
決して自分を卑下しているわけではありません。自分を客観的に見たときに、そう見えてしまうのが事実です。
入学当初から、当時の先輩方やスタッフさんにも期待の声をたくさんかけてもらっていましたが、現実はそう簡単にはいかず、1、2年生の頃は怪我でピッチに立つことすらほとんどできませんでした。
1年生の頃に怪我なく試合に出ることができたのは関カレ全22試合中8試合、2年生では22試合中、1試合のうちの15分だけでした。
3年生になって初めて関カレ全試合に関わることができました。
しかし、結果は22試合中2得点。
見ての通り、この3年間結果としてチームを救ってきたかと言われれば、そうとは言えません。
1,2年生の頃は怪我でプレーができなかった分、ピッチでプレーをしている自分を想像するばかりだったので、頭の中で自分のプレーを理想化してイメージしていました。
しかし、3年生でようやくプレーができるようになって、1,2年生の頃に思い描いていた理想の自分とのギャップを、しかと思い知りました。
ですが、私はこれを否定的に捉えてはいません。
自分の現実を知ったからこそ、今は自分の伸び代を感じることができています。
「課題が明確に見えているなら、それを1つ1つ着実に潰していければ確実に成長に繋がるじゃん!!」と思うからです。
大事なのは取り組み方です。単に課題を見つけるだけなんて、正直誰にでもできます。
ここから伸び代を埋めるのは、個人の取り組みです。
これだけは忘れずに、常に自分にベクトルを向けて取り組み続けたいと思います。
そして、家族や、これまでお世話になった先輩方、スタッフのみなさんに、成長した自分、みんなの期待を超える自分の姿を見せたいです。
2つ目、「下から支える」。
これは、ピッチ内外両方に関することです。
自分をタイプで語るのもあまり良くないですが、もともと自ら先頭に立って、みんなの進むべき方向を示して引っ張っていくようなタイプではありません。
もちろん時にはみんなの前に立って引っ張っていくことも必要だと思うので、そういった行動は心掛けていくつもりです。
しかし、新シーズン始動にあたって学年でミーティングをしていた際に、私の性格について同期に言ってもらった言葉を受けて、4年生として私が担う役割について明確なイメージが浮かびました。
それが、「下から支える」です。
上でチームを統率して、チーム全体を引き上げてもらう役割は三役に任せて(もちろん私もできる限りやりますが)、私はチームを下から支える存在でありたいと思います。
誰一人取り残すことがないように常に周りを見て、少しの変化にも敏感になれるように、1人の人間としてもっともっと成長していきます。
そして、今シーズンのビジョンである、『魅力あるチーム』で定義した”本気になれる場所”を一人一人に作ってあげられる手助けができればと思います。
最後に、「全力を楽しむ」。
これも、ピッチ内外両方におけることです。
こんなに全力でチームと向き合って、こんなに全力で自分と向き合って、こんなに全力でサッカーして、悩んで、苦しんで、話し合って、もがいて、喜ぶことができるのは、今しかありません。
私は、このすべてにおける「全力」を楽しもうと思います。
(全力の出し方は人それぞれです。例えば、一度立ち止まって休憩することも、全力で最善の行動を考えた結果です。)
そして、全力で取り組んでいる姿で、誰かに少しでも活力を与えることができれば良いなと思います。
以上の3つを、ラストシーズンは大事にしていこうと思います。
この大好きな筑波大学女子サッカー部のメンバーとたくさんの喜びを分かち合えるよう、これまでで1番長いシーズンにできるよう、できることは全てやります。
(もっとできるだろ!と感じたら遠慮なく喝入れてください。)
今シーズンこそ、チームを勝たせられる選手になります。
そして、プレーしている自分たち自身が楽しむのはもちろん、日頃より筑波大学女子サッカー部を応援していただいている方々にも、見ていて楽しんでもらえるようなサッカーができればと思います。
チームとしても、個人としても楽しいサッカー、魅せるサッカーを体現していきます。
最後に、
毎日のようにサッカーができる環境がある背景には、本当に多くの人の支えがあるのだということを、これまでのサッカー人生で身をもって体感してきました。
このことに対する感謝を忘れずに日々活動していきたいと思います。
そして、今シーズンのスローガンである
『百花燎乱』
という言葉のように、
一人ひとりの努力、積み重ねがチームとしても、個人としても花開くことを願い、
女サカのメンバーと自分を信じて、小さなことからコツコツと取り組み続けたいと思います。
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
今シーズンも、筑波大学女子サッカー部へのご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします。
#37 田村笑菜

〈執筆者プロフィール〉
田村 笑菜(たむら えみな)
学年:3年
学群・学類:体育専門学群
コートネーム:オル
前所属チーム:FC町田ゼルビアレディース
新4年生になります、田村笑菜(#37 オル)です。
なんと、もうラストシーズンを迎えるということで、これまでの3年間の流れの早さに驚いています。
私はプラス1年かけて筑波大学に入ったので本来なら引退しているはずなのですが、大学サッカーでプレーしていた高校の同期たちが卒業していくことに寂しさや違和感を覚えながら今ブログを書いています。
私なりにラストシーズンの覚悟を文字に起こしたので、長い文章ですが最後まで読んでいただけると嬉しいです。
まず、結論ファーストという言葉に則って、今シーズンの私の指針を初めに示します。
「期待を超える」
「下から支える」
「全力を楽しむ」
私が今シーズン大事にしたいのは、この3つです。1つずつ説明していきます。
1つ目、「期待を超える」。
これは、プレーの面での話です。
正直に言って、これまでの3年間、私は周りからの期待に応えられたことは無いと思っています。
決して自分を卑下しているわけではありません。自分を客観的に見たときに、そう見えてしまうのが事実です。
入学当初から、当時の先輩方やスタッフさんにも期待の声をたくさんかけてもらっていましたが、現実はそう簡単にはいかず、1、2年生の頃は怪我でピッチに立つことすらほとんどできませんでした。
1年生の頃に怪我なく試合に出ることができたのは関カレ全22試合中8試合、2年生では22試合中、1試合のうちの15分だけでした。
3年生になって初めて関カレ全試合に関わることができました。
しかし、結果は22試合中2得点。
見ての通り、この3年間結果としてチームを救ってきたかと言われれば、そうとは言えません。
1,2年生の頃は怪我でプレーができなかった分、ピッチでプレーをしている自分を想像するばかりだったので、頭の中で自分のプレーを理想化してイメージしていました。
しかし、3年生でようやくプレーができるようになって、1,2年生の頃に思い描いていた理想の自分とのギャップを、しかと思い知りました。
ですが、私はこれを否定的に捉えてはいません。
自分の現実を知ったからこそ、今は自分の伸び代を感じることができています。
「課題が明確に見えているなら、それを1つ1つ着実に潰していければ確実に成長に繋がるじゃん!!」と思うからです。
大事なのは取り組み方です。単に課題を見つけるだけなんて、正直誰にでもできます。
ここから伸び代を埋めるのは、個人の取り組みです。
これだけは忘れずに、常に自分にベクトルを向けて取り組み続けたいと思います。
そして、家族や、これまでお世話になった先輩方、スタッフのみなさんに、成長した自分、みんなの期待を超える自分の姿を見せたいです。
2つ目、「下から支える」。
これは、ピッチ内外両方に関することです。
自分をタイプで語るのもあまり良くないですが、もともと自ら先頭に立って、みんなの進むべき方向を示して引っ張っていくようなタイプではありません。
もちろん時にはみんなの前に立って引っ張っていくことも必要だと思うので、そういった行動は心掛けていくつもりです。
しかし、新シーズン始動にあたって学年でミーティングをしていた際に、私の性格について同期に言ってもらった言葉を受けて、4年生として私が担う役割について明確なイメージが浮かびました。
それが、「下から支える」です。
上でチームを統率して、チーム全体を引き上げてもらう役割は三役に任せて(もちろん私もできる限りやりますが)、私はチームを下から支える存在でありたいと思います。
誰一人取り残すことがないように常に周りを見て、少しの変化にも敏感になれるように、1人の人間としてもっともっと成長していきます。
そして、今シーズンのビジョンである、『魅力あるチーム』で定義した”本気になれる場所”を一人一人に作ってあげられる手助けができればと思います。
最後に、「全力を楽しむ」。
これも、ピッチ内外両方におけることです。
こんなに全力でチームと向き合って、こんなに全力で自分と向き合って、こんなに全力でサッカーして、悩んで、苦しんで、話し合って、もがいて、喜ぶことができるのは、今しかありません。
私は、このすべてにおける「全力」を楽しもうと思います。
(全力の出し方は人それぞれです。例えば、一度立ち止まって休憩することも、全力で最善の行動を考えた結果です。)
そして、全力で取り組んでいる姿で、誰かに少しでも活力を与えることができれば良いなと思います。
以上の3つを、ラストシーズンは大事にしていこうと思います。
この大好きな筑波大学女子サッカー部のメンバーとたくさんの喜びを分かち合えるよう、これまでで1番長いシーズンにできるよう、できることは全てやります。
(もっとできるだろ!と感じたら遠慮なく喝入れてください。)
今シーズンこそ、チームを勝たせられる選手になります。
そして、プレーしている自分たち自身が楽しむのはもちろん、日頃より筑波大学女子サッカー部を応援していただいている方々にも、見ていて楽しんでもらえるようなサッカーができればと思います。
チームとしても、個人としても楽しいサッカー、魅せるサッカーを体現していきます。
最後に、
毎日のようにサッカーができる環境がある背景には、本当に多くの人の支えがあるのだということを、これまでのサッカー人生で身をもって体感してきました。
このことに対する感謝を忘れずに日々活動していきたいと思います。
そして、今シーズンのスローガンである
『百花燎乱』
という言葉のように、
一人ひとりの努力、積み重ねがチームとしても、個人としても花開くことを願い、
女サカのメンバーと自分を信じて、小さなことからコツコツと取り組み続けたいと思います。
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
今シーズンも、筑波大学女子サッカー部へのご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします。
#37 田村笑菜

〈執筆者プロフィール〉
田村 笑菜(たむら えみな)
学年:3年
学群・学類:体育専門学群
コートネーム:オル
前所属チーム:FC町田ゼルビアレディース
2025年01月30日
2025始動ブログ #25 平澤青季
日頃より筑波大学女子サッカー部のご支援、ご声援ありがとうございます。
新4年の平澤青季(#25 リロ)です。
今年は生えてきた親知らずに苦しめられたおかげで正月太りせずに始動日を迎え、大変良いスタートがきれることをうれしく思います。(笑)
まあ、そんなことはさておき、、、
遂に、2025シーズンが始まります。
チームのことについてはおそらく三役のみんなが書いてくれているはずなので、私は昨シーズンの振り返りをしつつ、今シーズン自分がどうありたいかをありのままの姿で書かせていただければと思います。
-----------------------------------------------------------------------------------------------
激動の2024シーズン
個人としてもチームとしても大きな変化があった年。
苦しみながらも一歩ずつ着実に前に進み、多くの気づきを得ました。
そして、その多くが私を改めて原点に立ち返らせてくれるようなものでした。
1つ目は、サッカーの楽しさ、点が入ったとき、試合に勝ったときの嬉しさです。
普通にサッカーをやっている人なら当たり前のことかもしれませんし、何をいまさらって思うかもしれません。今思えば、サッカーを嫌いにはなってはないけれど、薄れてしまっていた感情だったのだと思います。
大学に入ってからの2年間、チームの主力にはなれず、「いつもベンチにいる人」でした。メンバーに入っても、「どーせ出ないだろう」というどこか諦めた感じでアップをしているのが日常で、チームが点を取っても、試合に勝っても、素直には喜べないし、どこか疎外感を感じていました。
自分が主戦場として戦っていた関東リーグは負けるのが当たり前。0-1で負けても、負けているのに「頑張った、良い試合だった」と言われるような、勝つこととは無縁の2年間でした。
そんな中、昨シーズンは監督の勧めもあり、心機一転CBからFWにポジションを変更し、活動することが多くなりました。ありがたいことに、関カレでも出場機会をいただけることが増え、気づいたことがあります。
今までできなかったことができるようになる楽しさ
点が入ったときのみんなが自分のことのように喜び、かけ寄ってくる瞬間
お互いの意図があって点を決めたときのハイタッチ
相手の怒濤の攻撃に耐えて、耐えて、耐えまくって、ちょっと時間を稼いだりなんかして、試合終了の笛が鳴ったときのグラウンドに響き渡る歓声
この瞬間が好きなんだなと。
だから、今シーズン、この瞬間を一度でも多く味わいたいです。
FWをやっておいてなんですが、私自身、正直点を取ることにあまりこだわりがなくて、チームとして点をとれるなら別にいいや、なんて思うことも多かったです。
良い状態の選手がいる、自分の状態が悪ければ無理をしない、悪く言えば消極的なプレーばかりでした。でも、そのようなプレーばかりを選んでいては、何も起きないことを昨シーズン身をもって感じました。
だからこそ、今シーズンは、自分が一番貪欲にゴールに向かっていく姿勢を見せ続け、ここぞというときに仕事ができる強さを身につけたいと思います。
きれいなゴールじゃなくていい、上手いって言われるプレーじゃなくていい
地味で目立たないことでも自分のためにチームのために全うする
最高の瞬間をみんな一度でも多く味わうために、今シーズン、自分の弱さと向き合い続けたいと思います。
そして、「負けない」ではなく「勝つ」集団になります。
2つ目は、ピッチに立てることが当たり前ではないということです。
それに気づかされたのが後期の帝京平成大学戦です。
中断明け、スタメンから外れることが増えて、焦り、苛立ち、迷走の日々が続いていました。その現実を受け入れられず、自分でもどうしていいかわからない、かといって誰かに話そうともせず、親に電話で泣き言ばかり言っていました。
ただ、出場機会は減っていても、途中から試合に出られていたこともあり、心のどこかで「少しは出られるだろう」という甘い考えがあったのだと思います。
試合には出られていたのに、チャンスをもらえていない人、リハビリ組からしたら自分は贅沢な悩みだったなと思います。ごめんなさい。
こんな甘い考えを見透かされたかのように、この日90分間私の名前は呼ばれませんでした。
「ピッチに立てることが当たり前ではない」
大学2年間のほとんどをベンチで過ごしていた私が痛いほどわかっていたはずなのに、出場機会が増え、忘れかけていた感覚でした。
自分がピッチに立てるということは、その分出られない人がいる。
だからこそ、ピッチに立つ以上は見ている人を納得させるプレーをすること、筑波大学女子サッカー部を代表する覚悟と責任をもって戦う義務があります。
そして、今シーズンは最高学年として、ピッチ内外問わず、より強い覚悟と責任が求められます。
頑張っていればOKではなく、姿勢で結果で示していく必要があります。
その覚悟と責任が自己満足で終わらないよう、目を背けたくなるようなことであっても不器用なら不器用なりにチームと向き合い、自分にできる形で引っ張っていきたいと思います。
最後に、
冒頭でも述べたように、昨シーズンは「変化の年」であり、その中で筑波としての戦い方、個人としてどうあるべきかの軸を作り上げることができたと感じています。
だからこそ、今シーズンは「進化」が問われます。
昨年は運良くうまくいっていたことも実力がないと2回目はありません。
その分、本当に厳しい、難しいシーズンになると思います。
でも、みんなとならできるという自信もあります。
1つ1つみんなで目標を達成していこう。
そして、
私たちが今シーズンも強豪ひしめく関東一部の舞台で戦えること、インカレ出場のチャンスをいただけているのは、どんなに苦しいシーズンでも「一部の座」を守り抜いてきた先輩方のおかげです。
毎年、「インカレ○○」というようなインカレありきの目標を立てていますが、その目標が立てられることは当たり前ではありません。
この感謝の気持ちを忘れず、仲間とともに一歩ずつ前進し、良いチームを創り上げていきたいと思います。
泣いても笑っても、もう「次」はありません。
全身全霊をかけて闘います。
#25 平澤青季

〈執筆者プロフィール〉
平澤 青季(ひらさわ はるき)
学年:3年
学群・学類:体育専門学群
コートネーム:リロ
前所属チーム:花咲徳栄高等学校
新4年の平澤青季(#25 リロ)です。
今年は生えてきた親知らずに苦しめられたおかげで正月太りせずに始動日を迎え、大変良いスタートがきれることをうれしく思います。(笑)
まあ、そんなことはさておき、、、
遂に、2025シーズンが始まります。
チームのことについてはおそらく三役のみんなが書いてくれているはずなので、私は昨シーズンの振り返りをしつつ、今シーズン自分がどうありたいかをありのままの姿で書かせていただければと思います。
-----------------------------------------------------------------------------------------------
激動の2024シーズン
個人としてもチームとしても大きな変化があった年。
苦しみながらも一歩ずつ着実に前に進み、多くの気づきを得ました。
そして、その多くが私を改めて原点に立ち返らせてくれるようなものでした。
1つ目は、サッカーの楽しさ、点が入ったとき、試合に勝ったときの嬉しさです。
普通にサッカーをやっている人なら当たり前のことかもしれませんし、何をいまさらって思うかもしれません。今思えば、サッカーを嫌いにはなってはないけれど、薄れてしまっていた感情だったのだと思います。
大学に入ってからの2年間、チームの主力にはなれず、「いつもベンチにいる人」でした。メンバーに入っても、「どーせ出ないだろう」というどこか諦めた感じでアップをしているのが日常で、チームが点を取っても、試合に勝っても、素直には喜べないし、どこか疎外感を感じていました。
自分が主戦場として戦っていた関東リーグは負けるのが当たり前。0-1で負けても、負けているのに「頑張った、良い試合だった」と言われるような、勝つこととは無縁の2年間でした。
そんな中、昨シーズンは監督の勧めもあり、心機一転CBからFWにポジションを変更し、活動することが多くなりました。ありがたいことに、関カレでも出場機会をいただけることが増え、気づいたことがあります。
今までできなかったことができるようになる楽しさ
点が入ったときのみんなが自分のことのように喜び、かけ寄ってくる瞬間
お互いの意図があって点を決めたときのハイタッチ
相手の怒濤の攻撃に耐えて、耐えて、耐えまくって、ちょっと時間を稼いだりなんかして、試合終了の笛が鳴ったときのグラウンドに響き渡る歓声
この瞬間が好きなんだなと。
だから、今シーズン、この瞬間を一度でも多く味わいたいです。
FWをやっておいてなんですが、私自身、正直点を取ることにあまりこだわりがなくて、チームとして点をとれるなら別にいいや、なんて思うことも多かったです。
良い状態の選手がいる、自分の状態が悪ければ無理をしない、悪く言えば消極的なプレーばかりでした。でも、そのようなプレーばかりを選んでいては、何も起きないことを昨シーズン身をもって感じました。
だからこそ、今シーズンは、自分が一番貪欲にゴールに向かっていく姿勢を見せ続け、ここぞというときに仕事ができる強さを身につけたいと思います。
きれいなゴールじゃなくていい、上手いって言われるプレーじゃなくていい
地味で目立たないことでも自分のためにチームのために全うする
最高の瞬間をみんな一度でも多く味わうために、今シーズン、自分の弱さと向き合い続けたいと思います。
そして、「負けない」ではなく「勝つ」集団になります。
2つ目は、ピッチに立てることが当たり前ではないということです。
それに気づかされたのが後期の帝京平成大学戦です。
中断明け、スタメンから外れることが増えて、焦り、苛立ち、迷走の日々が続いていました。その現実を受け入れられず、自分でもどうしていいかわからない、かといって誰かに話そうともせず、親に電話で泣き言ばかり言っていました。
ただ、出場機会は減っていても、途中から試合に出られていたこともあり、心のどこかで「少しは出られるだろう」という甘い考えがあったのだと思います。
試合には出られていたのに、チャンスをもらえていない人、リハビリ組からしたら自分は贅沢な悩みだったなと思います。ごめんなさい。
こんな甘い考えを見透かされたかのように、この日90分間私の名前は呼ばれませんでした。
「ピッチに立てることが当たり前ではない」
大学2年間のほとんどをベンチで過ごしていた私が痛いほどわかっていたはずなのに、出場機会が増え、忘れかけていた感覚でした。
自分がピッチに立てるということは、その分出られない人がいる。
だからこそ、ピッチに立つ以上は見ている人を納得させるプレーをすること、筑波大学女子サッカー部を代表する覚悟と責任をもって戦う義務があります。
そして、今シーズンは最高学年として、ピッチ内外問わず、より強い覚悟と責任が求められます。
頑張っていればOKではなく、姿勢で結果で示していく必要があります。
その覚悟と責任が自己満足で終わらないよう、目を背けたくなるようなことであっても不器用なら不器用なりにチームと向き合い、自分にできる形で引っ張っていきたいと思います。
最後に、
冒頭でも述べたように、昨シーズンは「変化の年」であり、その中で筑波としての戦い方、個人としてどうあるべきかの軸を作り上げることができたと感じています。
だからこそ、今シーズンは「進化」が問われます。
昨年は運良くうまくいっていたことも実力がないと2回目はありません。
その分、本当に厳しい、難しいシーズンになると思います。
でも、みんなとならできるという自信もあります。
1つ1つみんなで目標を達成していこう。
そして、
私たちが今シーズンも強豪ひしめく関東一部の舞台で戦えること、インカレ出場のチャンスをいただけているのは、どんなに苦しいシーズンでも「一部の座」を守り抜いてきた先輩方のおかげです。
毎年、「インカレ○○」というようなインカレありきの目標を立てていますが、その目標が立てられることは当たり前ではありません。
この感謝の気持ちを忘れず、仲間とともに一歩ずつ前進し、良いチームを創り上げていきたいと思います。
泣いても笑っても、もう「次」はありません。
全身全霊をかけて闘います。
#25 平澤青季

〈執筆者プロフィール〉
平澤 青季(ひらさわ はるき)
学年:3年
学群・学類:体育専門学群
コートネーム:リロ
前所属チーム:花咲徳栄高等学校
2025年01月29日
2025始動ブログ #14 漆間里穂子
日頃より筑波大学女子サッカー部への温かいご支援、ご声援をいただき、ありがとうございます。
2025シーズンの主務を務めさせていただくことになりました、体育専門学群新4年の漆間里穂子(#14ベル)と申します。
今シーズンにかける私自身の想いを書かせていただきました。
拙い文章ではありますが、最後までお付き合いいただければ幸いです。
私は今シーズン、最上級生として、そして主務としてこのチームに関わることとなります。
サッカーの面でも、それ以外の面でも自分にできることやチームが必要としていることを問い続けながら、目の前のことに全力を尽くします。大きな影響を与えることはできなくても、私なりの形でチームに貢献し続けたいと考えています。
サッカーの面では、どんな状況や立場であっても持っている力のすべてを尽くし、やるべきことに真摯に取り組みます。そして、チームや誰かが辛いとき、苦しいときの支えとなるような存在を目指したいです。
技術や才能があるわけではないからこそ、当たり前の、本当に小さなことでも積み重ねることで、何か少しでもみんなの力になりたいと思っています。
サッカー以外の面では、主務としてどのようにチームを支えていくことができるのか、具体的なイメージはまだ持てていません。ただ、主務という立場である以上、チームのすべてのことに対して責任感を持ち、これまで以上にチームや仲間への理解を深める必要があると思います。
その上で、何が求められているのか、現状に改善すべきところはないか、チームに足りないものは何かを考えながら、筑波大学女子サッカー部がチーム内外の人から愛されるような存在であり続けるために、私にできることを全うしていきたいです。
さて、2025シーズンのスローガンは『百花燎乱』です。
百花繚乱:色々な花が咲き乱れる様子。
燎:燃え続ける炎。
一人ひとりの燃え続ける心。
小さな炎が成長し、だれにも止められない強大な炎になるさま。
「一人ひとりのひたむきな努力が、やがて花となり咲き乱れる」
「一つひとつの積み重ねが、やがて成果となりチームとして良い結果を生み出す」
このような想いが込められています。
筑波大学女子サッカー部には、ピッチ内外において素晴らしい個性や強みを持っている、心から尊敬できる人が集まっています。その一人ひとりが、このチームにとって欠かせない存在です。個々が熱い想いを持ちながら、それぞれの形で努力を積み重ねることが、チームとしての魅力や強さにも繋がっていくと思います。
女サカの皆さん。
今年もきっとたくさん壁にぶつかることがあると思いますが、楽しむ気持ちを忘れずに、無理はしすぎず、もがいた先にある一瞬の、最高の喜びを得るために乗り越えていきましょう。女サカの一人ひとりが自分なりの花を咲かせて、みんなの最高の笑顔をたくさん見ることができるシーズンにしたいと強く思っています。
今シーズンは、私にとって大学サッカーラストの1年です。これほどまでに本気になってサッカーができるのはおそらくこれが最後だと思っています。
だからこそ、この環境で、最高の仲間と活動できることに感謝しながら、苦しさや悔しさも含めて、すべてを全力で楽しみます。最後に振り返ったとき、心から「楽しかった!」と思えるような1年にしたいと思っています。
そしてやるからには、ピッチに立ってチームに貢献できるよう、日々自分から逃げずに向き合い続け、やるべきことを積み重ねていきます。
最後に、
今こうして活動することができているのは、OG・OBの方々、地域・サポーターの方々、家族、友人をはじめとする、数えきれないほど多くの方々の支えと応援があるからです。
ピッチ上でも、それ以外の面でも、すべての方への感謝の気持ちを体現できるように活動していきます。
今後とも、筑波大学女子サッカー部への応援をよろしくお願いいたします。
#14 漆間里穂子

〈執筆者プロフィール〉
漆間 里穂子(うるま りほこ)
学年:3年
学群・学類:体育専門学群
コートネーム:ベル
前所属チーム:日本航空高等学校
2025シーズンの主務を務めさせていただくことになりました、体育専門学群新4年の漆間里穂子(#14ベル)と申します。
今シーズンにかける私自身の想いを書かせていただきました。
拙い文章ではありますが、最後までお付き合いいただければ幸いです。
私は今シーズン、最上級生として、そして主務としてこのチームに関わることとなります。
サッカーの面でも、それ以外の面でも自分にできることやチームが必要としていることを問い続けながら、目の前のことに全力を尽くします。大きな影響を与えることはできなくても、私なりの形でチームに貢献し続けたいと考えています。
サッカーの面では、どんな状況や立場であっても持っている力のすべてを尽くし、やるべきことに真摯に取り組みます。そして、チームや誰かが辛いとき、苦しいときの支えとなるような存在を目指したいです。
技術や才能があるわけではないからこそ、当たり前の、本当に小さなことでも積み重ねることで、何か少しでもみんなの力になりたいと思っています。
サッカー以外の面では、主務としてどのようにチームを支えていくことができるのか、具体的なイメージはまだ持てていません。ただ、主務という立場である以上、チームのすべてのことに対して責任感を持ち、これまで以上にチームや仲間への理解を深める必要があると思います。
その上で、何が求められているのか、現状に改善すべきところはないか、チームに足りないものは何かを考えながら、筑波大学女子サッカー部がチーム内外の人から愛されるような存在であり続けるために、私にできることを全うしていきたいです。
さて、2025シーズンのスローガンは『百花燎乱』です。
百花繚乱:色々な花が咲き乱れる様子。
燎:燃え続ける炎。
一人ひとりの燃え続ける心。
小さな炎が成長し、だれにも止められない強大な炎になるさま。
「一人ひとりのひたむきな努力が、やがて花となり咲き乱れる」
「一つひとつの積み重ねが、やがて成果となりチームとして良い結果を生み出す」
このような想いが込められています。
筑波大学女子サッカー部には、ピッチ内外において素晴らしい個性や強みを持っている、心から尊敬できる人が集まっています。その一人ひとりが、このチームにとって欠かせない存在です。個々が熱い想いを持ちながら、それぞれの形で努力を積み重ねることが、チームとしての魅力や強さにも繋がっていくと思います。
女サカの皆さん。
今年もきっとたくさん壁にぶつかることがあると思いますが、楽しむ気持ちを忘れずに、無理はしすぎず、もがいた先にある一瞬の、最高の喜びを得るために乗り越えていきましょう。女サカの一人ひとりが自分なりの花を咲かせて、みんなの最高の笑顔をたくさん見ることができるシーズンにしたいと強く思っています。
今シーズンは、私にとって大学サッカーラストの1年です。これほどまでに本気になってサッカーができるのはおそらくこれが最後だと思っています。
だからこそ、この環境で、最高の仲間と活動できることに感謝しながら、苦しさや悔しさも含めて、すべてを全力で楽しみます。最後に振り返ったとき、心から「楽しかった!」と思えるような1年にしたいと思っています。
そしてやるからには、ピッチに立ってチームに貢献できるよう、日々自分から逃げずに向き合い続け、やるべきことを積み重ねていきます。
最後に、
今こうして活動することができているのは、OG・OBの方々、地域・サポーターの方々、家族、友人をはじめとする、数えきれないほど多くの方々の支えと応援があるからです。
ピッチ上でも、それ以外の面でも、すべての方への感謝の気持ちを体現できるように活動していきます。
今後とも、筑波大学女子サッカー部への応援をよろしくお願いいたします。
#14 漆間里穂子

〈執筆者プロフィール〉
漆間 里穂子(うるま りほこ)
学年:3年
学群・学類:体育専門学群
コートネーム:ベル
前所属チーム:日本航空高等学校
2025年01月28日
2025始動ブログ #45 三村沙良
今シーズン副将を務めさせていただきます、新4年の三村沙良(#45 リタ)です。
副将を務めるのは、今回で4回目になります。
これまで、小・中・高と経験してきましたが、
改めて、副将という立場ほど「おいしい立場」はないと感じています。
というのも
主将ほどの責任と重圧を背負うこともなく、
これといってやるべき仕事もしがらみもない。
一方で
チームの代表者会議に出席したり、
チームメイトの前で何かを発言したりして、
「副将」という看板を背負っているだけで、周りから必要とされます。
つまり、何もしていなくても、なんとなく自分がチームの中心人物であるかのような感覚になり、メンツを保てる「おいしい立場」が副将だと思っています。
主将はチームの1番上にたつ人間として、必要不可欠な存在である一方、
副将という立場は正直いてもいなくてもチームは成り立ちます。
そんな、
形上「チームの中心としての立場」と、
「正直チームにいなくても成り立つ立場」という
2つの要素が混在する副将だからこそ、
自分の意思次第で、チームを良い方向にも悪い方向にも動かすことができると思っています。
環境に甘えて、何も行動を起こさない、楽な道を進むのか、
それとも、自分の時間や労力を注いで、何か行動を起こし、存在意義のある副将になるのか、
どちらを選択するのか、自分の意思に委ねられた時、私は常に後者を選べる人間でありたいと思います。
--------------------------------------------------------------------------------
今シーズンのチームビジョンは
「本気になれる場所」
です。
今年の女サカはめっちゃ熱いです。
本当の喜びや悔しさは、本気で努力した人にしか感じられない。
だからこそ、女サカをみんなにとって「本気になれる場所」にしたい。
そして全員が本気になれたその先で今まで感じたことの無い感情や景色に出会いたい。
これがサッカー人生ラスト1年にかける想いです。
女サカで過ごした3年間。
8割以上が負け試合でした。
そろそろ勝ちたいです。
そんな現実が甘くないことは分かっていますが、
それでも自分にちょっとだけ期待して、その期待を裏切らないように頑張ろうと思います。
みんな、頑張ろうね。
そして、筑波大学女子サッカー部を支えてくださる関係者の方々。
皆様の支えのおかげで何不自由なくプレーできているということを忘れず、感謝の気持ちを持って活動してまいります。
今後とも応援よろしくお願いいたします。
#45 三村沙良


〈執筆者プロフィール〉
三村 沙良(みむら さら)
学年:3年
学群・学類:体育専門学群
コートネーム:リタ
前所属チーム:十文字高等学校
副将を務めるのは、今回で4回目になります。
これまで、小・中・高と経験してきましたが、
改めて、副将という立場ほど「おいしい立場」はないと感じています。
というのも
主将ほどの責任と重圧を背負うこともなく、
これといってやるべき仕事もしがらみもない。
一方で
チームの代表者会議に出席したり、
チームメイトの前で何かを発言したりして、
「副将」という看板を背負っているだけで、周りから必要とされます。
つまり、何もしていなくても、なんとなく自分がチームの中心人物であるかのような感覚になり、メンツを保てる「おいしい立場」が副将だと思っています。
主将はチームの1番上にたつ人間として、必要不可欠な存在である一方、
副将という立場は正直いてもいなくてもチームは成り立ちます。
そんな、
形上「チームの中心としての立場」と、
「正直チームにいなくても成り立つ立場」という
2つの要素が混在する副将だからこそ、
自分の意思次第で、チームを良い方向にも悪い方向にも動かすことができると思っています。
環境に甘えて、何も行動を起こさない、楽な道を進むのか、
それとも、自分の時間や労力を注いで、何か行動を起こし、存在意義のある副将になるのか、
どちらを選択するのか、自分の意思に委ねられた時、私は常に後者を選べる人間でありたいと思います。
--------------------------------------------------------------------------------
今シーズンのチームビジョンは
「本気になれる場所」
です。
今年の女サカはめっちゃ熱いです。
本当の喜びや悔しさは、本気で努力した人にしか感じられない。
だからこそ、女サカをみんなにとって「本気になれる場所」にしたい。
そして全員が本気になれたその先で今まで感じたことの無い感情や景色に出会いたい。
これがサッカー人生ラスト1年にかける想いです。
女サカで過ごした3年間。
8割以上が負け試合でした。
そろそろ勝ちたいです。
そんな現実が甘くないことは分かっていますが、
それでも自分にちょっとだけ期待して、その期待を裏切らないように頑張ろうと思います。
みんな、頑張ろうね。
そして、筑波大学女子サッカー部を支えてくださる関係者の方々。
皆様の支えのおかげで何不自由なくプレーできているということを忘れず、感謝の気持ちを持って活動してまいります。
今後とも応援よろしくお願いいたします。
#45 三村沙良


〈執筆者プロフィール〉
三村 沙良(みむら さら)
学年:3年
学群・学類:体育専門学群
コートネーム:リタ
前所属チーム:十文字高等学校
2025年01月27日
2025始動ブログ #7 平中響乃
3年間、多くの先輩方の背中を追ってきた。先輩方の力になりたいと必死に走ってきた。
でも、最後の最後でなにも応えられなかった。
3年間、ともに戦ってきた先輩の想いに、なにも応えられなかった。
自分の情けなさ、みじめさ、不甲斐なさに何度絶望しただろうか。
これまで残してきてしまった後悔をただの後悔で終わらせないためにも、
私のすべてをこの1年にぶつける。
------------------------------------------------------------------------------------------------
こんにちは。
2025シーズンの主将を務めます、体育専門学群新4年の平中響乃(#7 ナラ)です。
多くの方々の支えがあり、今日2025シーズンをスタートすることができました。
この場をお借りして感謝申し上げます。
今シーズンの最大の目標は「インカレ出場」と「インカレベスト4」です。
昨シーズン、3年ぶりのインカレ出場を果たし、私自身は初めて、インカレという舞台を経験できました。その一方で、インカレに行けなかった年も経験し、インカレに行くことの厳しさも痛感してきました。
だからこそ、
インカレベスト4という私たちがまだ見たことのない場所を目指しつつも、しっかりと地に足をつけて、まずは関カレという長い道のりを全員で一歩ずつ歩みたい。
そんな想いから、この二つの目標を掲げました。
その中で、どんなチームにしていきたいのか。
私の性格上、あれもこれもと色々な理想を考えてしまいますが、
『全員が本気になれる場所』
これが女サカのみんなにとっての女サカであってほしいなと思います。
ピッチ上だけで本気になればいいというわけではありません。
運営、企画、広報、普及など、学生主体の組織だからこそ、
ピッチ上以外にもやるべきことがあり、それこそが女サカの魅力でもあります。
ピッチ内外を問わず、すべてに対して、全員が本気になる。
それが当たり前のチームでありたいと思います。
そして、最高学年となる私たちが、先陣を切ってそれを体現していきます。
本気で取り組み、本気でぶつかり、本気で楽しむ。
これからの私たちの活動、姿勢、結果、すべてを通して、地域の方々や子どもたち、サポーター、OG・OBなど様々な人に勇気を与える存在でありたい。
そして何よりも、自分たちが本気になった先に生まれるであろう勝利の喜びを、
誰ひとりとして欠けることなく、みんなで本気で喜び合える。
そんなチームにしていきたいです。
今シーズンも、どうしようもなくしんどくて、苦しくて、立ち止まってしまいたくなるときは必ず来ます。進む方向が分からなくなるときが来ます。
すぐに正解の道は見つからないかもしれないけど、みんなで必死にもがいて、あがいて、より良い道を探していこう。
頼れる同期、エネルギー溢れる後輩、最強で素敵なスタッフの方々とともに
2025シーズンも最高の瞬間を共有できるように。
私は女サカのみんなを信じています。
------------------------------------------------------------------------------------------------
最後に、
日頃より筑波大学女子サッカー部への多大なるご支援とご声援をありがとうございます。
この歴史ある組織の主将を務められることを心から光栄に思います。
これまでの先輩方が繋いできてくださったこの組織を、想いを、未来の女サカに繋いでいくためにも、
主将としての責任と覚悟を持ち、この一年に全身全霊をかけて、自分の使命を全うしていきます。
今シーズンも、筑波大学女子サッカー部の応援をよろしくお願いいたします。
#7 平中響乃

〈執筆者プロフィール〉
平中 響乃(ひらなか きょうの)
学年:3年
学群・学類:体育専門学群
コートネーム:ナラ
前所属チーム:三菱重工浦和レッズレディースユース
でも、最後の最後でなにも応えられなかった。
3年間、ともに戦ってきた先輩の想いに、なにも応えられなかった。
自分の情けなさ、みじめさ、不甲斐なさに何度絶望しただろうか。
これまで残してきてしまった後悔をただの後悔で終わらせないためにも、
私のすべてをこの1年にぶつける。
------------------------------------------------------------------------------------------------
こんにちは。
2025シーズンの主将を務めます、体育専門学群新4年の平中響乃(#7 ナラ)です。
多くの方々の支えがあり、今日2025シーズンをスタートすることができました。
この場をお借りして感謝申し上げます。
今シーズンの最大の目標は「インカレ出場」と「インカレベスト4」です。
昨シーズン、3年ぶりのインカレ出場を果たし、私自身は初めて、インカレという舞台を経験できました。その一方で、インカレに行けなかった年も経験し、インカレに行くことの厳しさも痛感してきました。
だからこそ、
インカレベスト4という私たちがまだ見たことのない場所を目指しつつも、しっかりと地に足をつけて、まずは関カレという長い道のりを全員で一歩ずつ歩みたい。
そんな想いから、この二つの目標を掲げました。
その中で、どんなチームにしていきたいのか。
私の性格上、あれもこれもと色々な理想を考えてしまいますが、
『全員が本気になれる場所』
これが女サカのみんなにとっての女サカであってほしいなと思います。
ピッチ上だけで本気になればいいというわけではありません。
運営、企画、広報、普及など、学生主体の組織だからこそ、
ピッチ上以外にもやるべきことがあり、それこそが女サカの魅力でもあります。
ピッチ内外を問わず、すべてに対して、全員が本気になる。
それが当たり前のチームでありたいと思います。
そして、最高学年となる私たちが、先陣を切ってそれを体現していきます。
本気で取り組み、本気でぶつかり、本気で楽しむ。
これからの私たちの活動、姿勢、結果、すべてを通して、地域の方々や子どもたち、サポーター、OG・OBなど様々な人に勇気を与える存在でありたい。
そして何よりも、自分たちが本気になった先に生まれるであろう勝利の喜びを、
誰ひとりとして欠けることなく、みんなで本気で喜び合える。
そんなチームにしていきたいです。
今シーズンも、どうしようもなくしんどくて、苦しくて、立ち止まってしまいたくなるときは必ず来ます。進む方向が分からなくなるときが来ます。
すぐに正解の道は見つからないかもしれないけど、みんなで必死にもがいて、あがいて、より良い道を探していこう。
頼れる同期、エネルギー溢れる後輩、最強で素敵なスタッフの方々とともに
2025シーズンも最高の瞬間を共有できるように。
私は女サカのみんなを信じています。
------------------------------------------------------------------------------------------------
最後に、
日頃より筑波大学女子サッカー部への多大なるご支援とご声援をありがとうございます。
この歴史ある組織の主将を務められることを心から光栄に思います。
これまでの先輩方が繋いできてくださったこの組織を、想いを、未来の女サカに繋いでいくためにも、
主将としての責任と覚悟を持ち、この一年に全身全霊をかけて、自分の使命を全うしていきます。
今シーズンも、筑波大学女子サッカー部の応援をよろしくお願いいたします。
#7 平中響乃

〈執筆者プロフィール〉
平中 響乃(ひらなか きょうの)
学年:3年
学群・学類:体育専門学群
コートネーム:ナラ
前所属チーム:三菱重工浦和レッズレディースユース