2021年に行ったブログ企画「女サカのPick Up!!」第2弾!!

今回は学連 田村笑菜(#37 オル)にインタビューしました!



ーーまず、学連とは何なのか教えてください!

大学女子サッカーリーグの運営を司る大学連盟です。全国で大学女子サッカー連盟に加盟している各大学の学生幹事が大学女子サッカーリーグの運営を円滑に行うために活動しています。


ーー女サカの中ではどのような仕事がありますか?

主に関東大学女子サッカーリーグ(通称:関カレ)の運営を行なっています。他大学と連絡を取って試合の日程を調整したり、試合当日の配信準備や本部運営をしたりという事が主な仕事になります。今年からブロッサムリーグにも参入したので、そちらの運営も行なっています。
また、2ヶ月に1回、関東大学女子サッカー連盟の理事会に参加しています。


ーー女サカの中だけでなく、学連の組織の中でも仕事があると思います。そちらについても教えてください!

各学生幹事はそれぞれの大学の代表として関カレの運営をするだけでなく、学連の組織の中でも仕事を持っています。例えば、競技部はリーグ戦の日程を組んだり、審判部は全ての試合に審判を派遣するなど、さまざまな部署が連携して関カレを運営しています。その中でも筑波は歴代、庶務部とインカレ部の2つの部署に所属しています。
庶務部では、関東大学女子サッカー連盟へのチームや選手の本登録、追加登録や、関東大学女子サッカー連盟理事会における議事録の作成などを担当しています。私は庶務部の部長を務めているため、これらの仕事を全て取りまとめるという、なかなか大変な仕事もあります。
また、インカレ部ではインカレの運営を行なっています。大体5月頃から動き始め、インカレのテーマを考えたり、インカレを盛り上げるための企画を考えたりします。週に1回くらい学生でミーティングがあり、みんなで話し合いながら企画を練ります。インカレが近づくとより忙しくなり、会場の事前準備を行なったり、インカレの各日程で、現地で運営をしたりします。インカレの運営要員として派遣された学生に指示を出し、その場を統率するのもインカレ部の仕事です。



~インカレに向けたミーティングの様子(昨年度)~


ーー学連の仕事をこなす中で、やりがいを感じる場面はありますか?

庶務部の仕事はとにかく大変すぎて気が参りそうになりますが、その大変な仕事をどうすれば効率良くできるか、どのような方法が自分に合っているのか、という事を考えながら取り組んでいます。このように、これまでの自分を見直し改善していくことで、少しずつ仕事も効率的にこなせるようになり、その成長を感じることができたときに、とてもやりがいを感じます。
インカレは冬に行われる大会ですが、その年の春から準備が始まるので、準備期間が長く、費やす時間も長い分、大きな問題なく大会を終えられた時には、大役を終えたような開放感を感じます。
他大学の学生や理事の先生方との交流が多いため、礼儀なども学ぶことができ、本当に社会勉強というか、学生のうちに経験できて良かったな、と思える事ばかりです。また、学連を通じて他大学の学生と仲良くなれるのも、やりがいを感じることのできる大きな要素です。


ーー最後に今日の試合(9/29)への意気込みをお願いします!

今日は、久しぶりの関カレホーム戦です。ホーム戦もなんと、残りラスト4試合となりました。そして今日の試合の相手は、前期の戦いで苦杯を喫した日本体育大学です。インカレ出場に近づくためにも、絶対に負けられない一戦になっています。
ここまで試行錯誤を重ねながら積み上げてきたチーム力を武器に、今日の試合も必ず勝ちます。
応援のほどよろしくお願いいたします!


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今回は学連 田村笑菜にインタビューしました!
女サカでは学生が「一人一役」の仕事をもち、一人ひとりが自分の仕事に責任をもって取り組むことで「学生主体」の組織運営が行われています。
このような学生ならではの経験ができることも大学女子サッカーの魅力です!

本日、9/29(日)は関東大学女子サッカーリーグ1部後期第6節が筑波大学第一サッカー場で行われます。
今シーズンの目標である「インカレ出場」に向けてチーム一丸となって戦ってまいりますので、今後とも筑波大学女子サッカー部への応援をよろしくお願いいたします!

<執筆者プロフィール>
田村 笑菜(たむら えみな)
学年:3年
学群・学類:体育専門学群
コートネーム:オル
前所属チーム:FC町田ゼルビアレディース
  
Posted by 筑波大学女子サッカー部 at 13:28Comments(0)2024 女サカのPick Up!! ver.2
受験生のみなさん、こんにちは。
夏休みも終わり、共通テストや推薦入試に向けて受験勉強も本格化している頃なのではないかと思います。



筑波大学に入りたいけど、何をしたらいいかわからない…


二次試験の勉強もそろそろ始めないとかな…


推薦入試ってどんな対策をしたらいいんだろう…




そんな受験生必見!!

今回は受験を突破した現役部員が、自分たちの受験期について対談形式で振り返ります。


対談編の1組目はこの2人!



中出朱音(藤枝順心高等学校)×打田もえ(AICJ高等学校)



強豪校で入試直前までサッカーに励んでいた2人はどのようにして推薦入試を突破したのでしょうか。



対談内容は、受験期のありのままの様子を知ってもらうため、あえて修正をほとんど加えておりません。
ぜひ最後までご覧ください!


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インタビュアー:平澤青季(#25 体育専門学群3年)、今関沙樹(#20 生命環境学群生物資源学類2年)
対談者:中出朱音(#8 体育専門学群)打田もえ(#17 体育専門学群)

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今関)

これから対談を始めます!
まずは筑波を目指した理由から教えてください!じゃあ、もえから!


打田)

家の負担を考えて国公立の大学に行ってほしいっていうのがあったのと、体育系を学びたかったからです。けど、国公立の体育系だと教育系が多くて、教育ではないなと探していた中で筑波が出てきて筑波にしました。あとは、体験に行って楽しかったっていうのもあって第一志望で筑波を目指すことにしました。


今関)

なるほど。あやねは?


中出)

私立より金銭面の負担が少ないかつネームバリューがある大学で考えて、関東リーグ1部の国公立も筑波しかないことからある程度早い段階で第一志望に決めてました。


今関)

どのくらいの時期には決めてた?


中出)

高校3年生の4月くらいには行きたいなと思っていて、5、6月頃には練習参加にも行きました。


今関)

そうだったんだ!もえはどれくらいの時期に決めた?


打田)

高1、高2の頃は模試の志望校とかにも書いてなかった。(笑)
高2の半ばくらいに体育系の大学に行きたいと思って、そこから筑波を知って、4月の末くらいに最初の体験に行ってそこからちゃんと志望校に決めました。


今関)

2人ともその時期らへんまでには決まってたんだね。確かに推薦は一般よりも時期が早いから、準備とか考えると早めに決めなきゃいけないのか。推薦の準備を始めたのはいつ頃から?


打田)

でも推薦の準備を始めたのはそんなに早くなかったです。8月、9月とかだった気がします。


今関)

あれ、意外とそんなもんなんだ。あやねは?


中出)

自分も夏休み明けですね。9月頃までの試合結果とか成績を提出するから、それを書き始められる頃くらいからでした。


打田)

しかも自分は推薦も受けるか迷ってたので。落ちたら一般も受けるつもりでした。


今関)

そうだったのね!

じゃあ次の質問。どっから大学とか入試の情報を集めた?


打田)

ブログはめっちゃ読みました。(笑)


今関)

やっぱそうなんだ。(笑)


打田)

しかもめっちゃ昔までさかのぼって。


今関)

じゃあ今この対談も未来の後輩たちはめっちゃ読むってことだ。(笑)


打田)

ですね!(笑)


中出)

自分は受験要項で条件とか確認して、あとはやっぱりYouTubeあたりの対策が載ってる動画とかも参考にしました。


今関)

そんなのあるんだ。


中出)

筑波対策みたいなのもあるし、小論文とかだったら他のも参考にしてましたね。


今関)

他にも入試対策はどんな感じでしてた?


打田)

出願が10月くらいだけど自分で書く書類は少なくて、とりあえず期限までに提出書類を先生に書いてもらいました。確か志望動機とかもなかったし。あとは、小論文の対策を国語の先生に頼んで9月くらいからやり始めてました。面接は10月くらいからですね。


今関)

そのへんから本腰入れ始めたんだね。あやねは?


中出)

担任の先生に小論文の過去問を印刷してもらって、それを何回も解くのと、面接もいろんな先生にお願いしてやってもらってました。実技は部活でずっとサッカーやってたので特別な対策はしてないです。


今関)

そうだよね、もえも実技の対策は何もやってない?


打田)

うん、してないですね。入試の一週間前に大会とかあって、なんならそこでチームメイトに面接官やってもらって面接対策とかしてました。(笑)


今関)

いいね、友達にやってもらえるの。(笑)


打田)

他の大学で面接終わった子たちがいたから、どんな感じか教えてもらってました。(笑)


(ここで、インタビュアーを務める予定だったが、自転車のパンクで遅れていた平澤が到着。)


一同)

お疲れ様です!


今関)

大丈夫でした?(笑)


平澤)

大丈夫です!遅くなってすみません!


今関)

あれなんの話してたんだっけ、、、(笑)

じゃあ次の質問!実技って具体的にどういう内容だった?


打田)

あれだよね、30m走と5段跳び!


平澤)

サッカーだけじゃなくて体力測定系もあるんだ。


打田)

でも、本数は少なくてそれぞれ1人2本ずつくらい。そのあと全員でアップとかパスをしてからすぐポゼッションとミニゲームで、試験の時間も短かったです。


今関)

何時間くらい?


中出)

トータルして1時間くらいだったと思います。


平澤)

え、女子って何人くらい来てた?


打田)

8人くらい?ミニゲームも4対4にしてはコートが結構広かった。(笑)


平澤)

なるほど、FCTミドルくらいな?(笑)
※FCTは女子サッカー部で毎週水曜日に行われる強度が高いトレーニング


打田)

しかも男子と交互でゲームに入るけど、男子は人数多くて、女子の番がくるとめっちゃ少なく感じる。(笑)


今関)

さっき実技は1時間くらいって言ってたけど、面接は何分くらいだったの?


打田)

大体15分くらい?


平澤)

聞かれる内容は志望動機とか?


中出)

それは必ず聞かれますね。あとは2分で自己PRしてくださいとか。


今関)

2分って意外と長くない?ちゃんとできた?


打田)

そのことは練習参加したときに先輩から聞いたり、過去のブログにも書いてあったりしたのでちゃんと対策してありました。なんで筑波を選んだかと、自分の実績をしっかりアピールして。(笑)


一同)

大事大事。(笑)


打田)

それから将来のことを言いました。 志望動機と自分の実績と将来展望とかいろいろ話して2分だから意外と短く感じました。


中出)

自分は結構うろ覚えなんですけど。(笑)
多分将来展望を話して、だからこれを学びたいみたいな感じで話しました。副キャプテンだったこととか実績も言って、みたいな感じです。


今関)

なるほどね!他には何聞かれた?


打田)

面接官が5人おって、自分が2分間で言ったことの中から掘り下げた質問をされました。特に将来展望について深く聞かれました。だから自己PRの時もちょっとぼかしながら話して、ここを突っ込んで聞いて!くらいの感じで。(笑)


平澤)

なるほど、初手は軽めでね。(笑)


今関)

賢い。(笑)


中出)

自分も将来展望のところを結構掘り下げられました。


今関)

そこはかなり聞かれやすいのかもね。


平澤)

面接はグループ面接じゃなくて受験生1人に対して面接官5人ってこと?


打田)

そうですね。


今関)

他には社会問題とか聞かれなかった?


中出)

ニュースについては聞かれますね。必ず事前に調べて準備して行った方がいいと思います。例えばスポーツ関係で国内外のニュース、スポーツ以外で国内外のニュースみたいに4つくらい答えられるようにしてました。


今関・平澤)

へえ~。


平澤)

ニュースってタイムリーな話題だから結構直前に準備しなきゃだよね。


打田)

自分は前日にニュースちょっと見てポーンって頭に入れたくらいで。(笑)


今関)

よくそれで行けたね!(笑)


打田)

面接はなんか自信あったんですよね。(笑)


平澤)

たしかに2人とも面接は得意そう。


今関)

小論文はどんな感じだった?


中出)

自分が見た過去問は結構前のやつだったけど、それと自分たちの時のものは結構違ってました。


今関)

内容はどんな感じなの?


打田)

まずは文章の穴埋めと200字要約みたいな感じのものがあって、その文章をふまえた小論文を書きました。「自分の経験を踏まえて、負けから得たもの」を書くみたいな。だから、どうしても書けないみたいなことは無かったです。


平澤)

なるほど。自分のスポーツ経験を活かした小論文みたいな感じか。


今関)

ちなみに2人はさ、大学でサッカー続けること決めてた?


打田)

いや、自分は筑波来んかったらやめようと思ってました。他のところも体験に行ったんですけどそんな…って思って。


一同)

へえ~!


打田)

推薦も一般も落ちたら少し浪人も頭に入れながらって感じでした。


平澤)

ほんとに筑波一本だったんだね。


今関)

あやねは?


中出)

自分は将来やりたいことが特に決まってなかったし、ずっと頑張ってきたサッカーを使って大学に入れるならって思ってたので。でも滑り止めの大学に落ちちゃって、もう一個急ピッチで受けて合格したけど、そこではサッカーしないかもなって思ってたので、筑波じゃなかったらサッカーやめてたかもしれないです。


打田)

あと自分は他の大学を受ける余裕がなかったっていうのもあるかもしれないです。推薦もダメもとで受かると思ってなくて、一般の勉強もしてたので。他の人と比べたら勉強してたって言えないかもだけど。(笑)


今関)

なるほどね!

じゃあ最後に、2人もブログ読んでいたってことで、未来の後輩たちへのメッセージをお願いします!


打田)

自分は、同じ部活の子たちで共通テストを目指している子も少なかったし、推薦の中でも時期が遅くてメンタル的にきつかったけど、頑張って筑波に来れたから自分に負けないで頑張ってほしいです。推薦入試の時は楽しもうって思ってました。友達作りにいこうくらいな。(笑)


平澤)

すご。(笑)

さすがだね。


打田)

だから気負わず、追い込みすぎず、でも自分に負けず頑張ってください!!


中出)

サッカーを続けようかなって迷っている人もいると思うけど、国公立でサッカーも勉強も頑張れるすごい環境が筑波大学にはあります!この秋乗り越えたら良い仲間が待っているので頑張ってください!!


今関)

これで対談を終わりにします!
ありがとうございました!




※あくまで昨年の試験内容になります。年によって試験内容が異なる場合があります。
 
  
Posted by 筑波大学女子サッカー部 at 11:26Comments(0)2024 受験生応援企画2024