体育専門学群1年の#7 平中響乃です。

朝晩の寒さが冬のようで、これから近づいてくるつくばの冬を乗り越えられるか心配です。みなさんも体調には気をつけてお過ごしください。

今回は体育専門学群の推薦入試についてのブログを書かせていただきます。私は1年前、推薦入試に合格して筑波大学に入学しました。少しでも受験生のみなさんの力になれたら幸いです。


まず、試験内容についてです。
【日程】
1日目 午前:小論文 午後:実技
2日目 面接

【小論文】
保健体育関係の文章から出題
大問1. 3択の穴埋め問題
大問2. 文章の下線部に関する内容の要約(約200字)
大問3. 下線部を踏まえて自分の考えを書く(約400字)

小論文はとにかく書いた方がいいと思います。筑波の過去問(文章は見れませんが問題は見れると思います)でも、他大学の過去問でも何でもいいと思います。書けば書くだけ慣れてくるので、そのうち書きたいことがスラスラ書けるようになるはずです。また、持っている知識が多ければ多いほど書きやすくなるので、保健体育の教科書を読み込んだり、気になるニュースを自分で詳しく調べてみたりすることも大切だと思います。

【実技】
①30m走
②5段飛び
③4vs4+2サーバー
④5vs5ミニゲーム

内容は年によって異なりますが、実技はどれだけコミュニケーションを取れるかにかかっていると言っても過言ではないと思います。そしていつも通りのプレーをすれば問題ありません。自分のストロングポイントをどんどん出してください。

【面接】
専門種目が女子サッカーの受験者は普通面接と特別面接の2種類の面接があります。

〈普通面接〉
時間は約10分、面接官は4人でした。
まず、「志望理由と将来展望を含めた自己PR」を聞かれたあと、その内容から3つほど質問があり、最後に「スポーツ以外で興味のあるニュース」を聞かれました。
「志望理由と将来展望を含めた自己PR」では暗記はせずに、ある程度言いたいことを整理しておくこと、深く聞かれても対応できるようにしておくことが大切だと思います。

〈特別面接〉
時間は約15分、面接官は4人でした。
事前に提出した運動実績について、貢献度や選考基準などを聞かれました。これに関しては自分のサッカーへの考えがまとまっていれば問題ありません。事実を言いつつ、その中でどれだけ自分の競技力をアピールできるかが大事になってくると思います。

私は面接対策として面接練習の他に、今までの経験から将来展望を踏まえたマインドマップを書きました。自分の頭の中を整理でき、さらに考えを深め、広げることができたのでとても良かったと思います。また、「なぜ筑波大学なのか」「自分にしかないもの(長所)」をアピールすることを意識して練習するといいと思います。


1年前、私が1番大変だったのはサッカーと勉強の両立です。どちらも大事な時期でどちらも疎かにできない状況に何度も挫けそうになりました。これを読んでくださっている方の中にも、同じような方がいらっしゃるかもしれません。そんな時に大切にしてほしいのは友達や仲間との時間です。私は受験に向けて頑張る高校の友達から刺激をもらいましたし、サッカーの仲間が心の支えになってくれました。その時間があったからこそ、今筑波大学でプレーできていると思っています。入試までの日数は少ないですが、あまり追い込みすぎずに、自分にできることを最大限やりきってほしいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。みなさんとプレーできる日を心から楽しみにしています。


#7 平中響乃

  
Posted by 筑波大学女子サッカー部 at 18:50Comments(0)入試ブログ20222022