2025年01月31日
2025始動ブログ #37 田村笑菜
こんにちは。
新4年生になります、田村笑菜(#37 オル)です。
なんと、もうラストシーズンを迎えるということで、これまでの3年間の流れの早さに驚いています。
私はプラス1年かけて筑波大学に入ったので本来なら引退しているはずなのですが、大学サッカーでプレーしていた高校の同期たちが卒業していくことに寂しさや違和感を覚えながら今ブログを書いています。
私なりにラストシーズンの覚悟を文字に起こしたので、長い文章ですが最後まで読んでいただけると嬉しいです。
まず、結論ファーストという言葉に則って、今シーズンの私の指針を初めに示します。
「期待を超える」
「下から支える」
「全力を楽しむ」
私が今シーズン大事にしたいのは、この3つです。1つずつ説明していきます。
1つ目、「期待を超える」。
これは、プレーの面での話です。
正直に言って、これまでの3年間、私は周りからの期待に応えられたことは無いと思っています。
決して自分を卑下しているわけではありません。自分を客観的に見たときに、そう見えてしまうのが事実です。
入学当初から、当時の先輩方やスタッフさんにも期待の声をたくさんかけてもらっていましたが、現実はそう簡単にはいかず、1、2年生の頃は怪我でピッチに立つことすらほとんどできませんでした。
1年生の頃に怪我なく試合に出ることができたのは関カレ全22試合中8試合、2年生では22試合中、1試合のうちの15分だけでした。
3年生になって初めて関カレ全試合に関わることができました。
しかし、結果は22試合中2得点。
見ての通り、この3年間結果としてチームを救ってきたかと言われれば、そうとは言えません。
1,2年生の頃は怪我でプレーができなかった分、ピッチでプレーをしている自分を想像するばかりだったので、頭の中で自分のプレーを理想化してイメージしていました。
しかし、3年生でようやくプレーができるようになって、1,2年生の頃に思い描いていた理想の自分とのギャップを、しかと思い知りました。
ですが、私はこれを否定的に捉えてはいません。
自分の現実を知ったからこそ、今は自分の伸び代を感じることができています。
「課題が明確に見えているなら、それを1つ1つ着実に潰していければ確実に成長に繋がるじゃん!!」と思うからです。
大事なのは取り組み方です。単に課題を見つけるだけなんて、正直誰にでもできます。
ここから伸び代を埋めるのは、個人の取り組みです。
これだけは忘れずに、常に自分にベクトルを向けて取り組み続けたいと思います。
そして、家族や、これまでお世話になった先輩方、スタッフのみなさんに、成長した自分、みんなの期待を超える自分の姿を見せたいです。
2つ目、「下から支える」。
これは、ピッチ内外両方に関することです。
自分をタイプで語るのもあまり良くないですが、もともと自ら先頭に立って、みんなの進むべき方向を示して引っ張っていくようなタイプではありません。
もちろん時にはみんなの前に立って引っ張っていくことも必要だと思うので、そういった行動は心掛けていくつもりです。
しかし、新シーズン始動にあたって学年でミーティングをしていた際に、私の性格について同期に言ってもらった言葉を受けて、4年生として私が担う役割について明確なイメージが浮かびました。
それが、「下から支える」です。
上でチームを統率して、チーム全体を引き上げてもらう役割は三役に任せて(もちろん私もできる限りやりますが)、私はチームを下から支える存在でありたいと思います。
誰一人取り残すことがないように常に周りを見て、少しの変化にも敏感になれるように、1人の人間としてもっともっと成長していきます。
そして、今シーズンのビジョンである、『魅力あるチーム』で定義した”本気になれる場所”を一人一人に作ってあげられる手助けができればと思います。
最後に、「全力を楽しむ」。
これも、ピッチ内外両方におけることです。
こんなに全力でチームと向き合って、こんなに全力で自分と向き合って、こんなに全力でサッカーして、悩んで、苦しんで、話し合って、もがいて、喜ぶことができるのは、今しかありません。
私は、このすべてにおける「全力」を楽しもうと思います。
(全力の出し方は人それぞれです。例えば、一度立ち止まって休憩することも、全力で最善の行動を考えた結果です。)
そして、全力で取り組んでいる姿で、誰かに少しでも活力を与えることができれば良いなと思います。
以上の3つを、ラストシーズンは大事にしていこうと思います。
この大好きな筑波大学女子サッカー部のメンバーとたくさんの喜びを分かち合えるよう、これまでで1番長いシーズンにできるよう、できることは全てやります。
(もっとできるだろ!と感じたら遠慮なく喝入れてください。)
今シーズンこそ、チームを勝たせられる選手になります。
そして、プレーしている自分たち自身が楽しむのはもちろん、日頃より筑波大学女子サッカー部を応援していただいている方々にも、見ていて楽しんでもらえるようなサッカーができればと思います。
チームとしても、個人としても楽しいサッカー、魅せるサッカーを体現していきます。
最後に、
毎日のようにサッカーができる環境がある背景には、本当に多くの人の支えがあるのだということを、これまでのサッカー人生で身をもって体感してきました。
このことに対する感謝を忘れずに日々活動していきたいと思います。
そして、今シーズンのスローガンである
『百花燎乱』
という言葉のように、
一人ひとりの努力、積み重ねがチームとしても、個人としても花開くことを願い、
女サカのメンバーと自分を信じて、小さなことからコツコツと取り組み続けたいと思います。
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
今シーズンも、筑波大学女子サッカー部へのご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします。
#37 田村笑菜

〈執筆者プロフィール〉
田村 笑菜(たむら えみな)
学年:3年
学群・学類:体育専門学群
コートネーム:オル
前所属チーム:FC町田ゼルビアレディース
新4年生になります、田村笑菜(#37 オル)です。
なんと、もうラストシーズンを迎えるということで、これまでの3年間の流れの早さに驚いています。
私はプラス1年かけて筑波大学に入ったので本来なら引退しているはずなのですが、大学サッカーでプレーしていた高校の同期たちが卒業していくことに寂しさや違和感を覚えながら今ブログを書いています。
私なりにラストシーズンの覚悟を文字に起こしたので、長い文章ですが最後まで読んでいただけると嬉しいです。
まず、結論ファーストという言葉に則って、今シーズンの私の指針を初めに示します。
「期待を超える」
「下から支える」
「全力を楽しむ」
私が今シーズン大事にしたいのは、この3つです。1つずつ説明していきます。
1つ目、「期待を超える」。
これは、プレーの面での話です。
正直に言って、これまでの3年間、私は周りからの期待に応えられたことは無いと思っています。
決して自分を卑下しているわけではありません。自分を客観的に見たときに、そう見えてしまうのが事実です。
入学当初から、当時の先輩方やスタッフさんにも期待の声をたくさんかけてもらっていましたが、現実はそう簡単にはいかず、1、2年生の頃は怪我でピッチに立つことすらほとんどできませんでした。
1年生の頃に怪我なく試合に出ることができたのは関カレ全22試合中8試合、2年生では22試合中、1試合のうちの15分だけでした。
3年生になって初めて関カレ全試合に関わることができました。
しかし、結果は22試合中2得点。
見ての通り、この3年間結果としてチームを救ってきたかと言われれば、そうとは言えません。
1,2年生の頃は怪我でプレーができなかった分、ピッチでプレーをしている自分を想像するばかりだったので、頭の中で自分のプレーを理想化してイメージしていました。
しかし、3年生でようやくプレーができるようになって、1,2年生の頃に思い描いていた理想の自分とのギャップを、しかと思い知りました。
ですが、私はこれを否定的に捉えてはいません。
自分の現実を知ったからこそ、今は自分の伸び代を感じることができています。
「課題が明確に見えているなら、それを1つ1つ着実に潰していければ確実に成長に繋がるじゃん!!」と思うからです。
大事なのは取り組み方です。単に課題を見つけるだけなんて、正直誰にでもできます。
ここから伸び代を埋めるのは、個人の取り組みです。
これだけは忘れずに、常に自分にベクトルを向けて取り組み続けたいと思います。
そして、家族や、これまでお世話になった先輩方、スタッフのみなさんに、成長した自分、みんなの期待を超える自分の姿を見せたいです。
2つ目、「下から支える」。
これは、ピッチ内外両方に関することです。
自分をタイプで語るのもあまり良くないですが、もともと自ら先頭に立って、みんなの進むべき方向を示して引っ張っていくようなタイプではありません。
もちろん時にはみんなの前に立って引っ張っていくことも必要だと思うので、そういった行動は心掛けていくつもりです。
しかし、新シーズン始動にあたって学年でミーティングをしていた際に、私の性格について同期に言ってもらった言葉を受けて、4年生として私が担う役割について明確なイメージが浮かびました。
それが、「下から支える」です。
上でチームを統率して、チーム全体を引き上げてもらう役割は三役に任せて(もちろん私もできる限りやりますが)、私はチームを下から支える存在でありたいと思います。
誰一人取り残すことがないように常に周りを見て、少しの変化にも敏感になれるように、1人の人間としてもっともっと成長していきます。
そして、今シーズンのビジョンである、『魅力あるチーム』で定義した”本気になれる場所”を一人一人に作ってあげられる手助けができればと思います。
最後に、「全力を楽しむ」。
これも、ピッチ内外両方におけることです。
こんなに全力でチームと向き合って、こんなに全力で自分と向き合って、こんなに全力でサッカーして、悩んで、苦しんで、話し合って、もがいて、喜ぶことができるのは、今しかありません。
私は、このすべてにおける「全力」を楽しもうと思います。
(全力の出し方は人それぞれです。例えば、一度立ち止まって休憩することも、全力で最善の行動を考えた結果です。)
そして、全力で取り組んでいる姿で、誰かに少しでも活力を与えることができれば良いなと思います。
以上の3つを、ラストシーズンは大事にしていこうと思います。
この大好きな筑波大学女子サッカー部のメンバーとたくさんの喜びを分かち合えるよう、これまでで1番長いシーズンにできるよう、できることは全てやります。
(もっとできるだろ!と感じたら遠慮なく喝入れてください。)
今シーズンこそ、チームを勝たせられる選手になります。
そして、プレーしている自分たち自身が楽しむのはもちろん、日頃より筑波大学女子サッカー部を応援していただいている方々にも、見ていて楽しんでもらえるようなサッカーができればと思います。
チームとしても、個人としても楽しいサッカー、魅せるサッカーを体現していきます。
最後に、
毎日のようにサッカーができる環境がある背景には、本当に多くの人の支えがあるのだということを、これまでのサッカー人生で身をもって体感してきました。
このことに対する感謝を忘れずに日々活動していきたいと思います。
そして、今シーズンのスローガンである
『百花燎乱』
という言葉のように、
一人ひとりの努力、積み重ねがチームとしても、個人としても花開くことを願い、
女サカのメンバーと自分を信じて、小さなことからコツコツと取り組み続けたいと思います。
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
今シーズンも、筑波大学女子サッカー部へのご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします。
#37 田村笑菜

〈執筆者プロフィール〉
田村 笑菜(たむら えみな)
学年:3年
学群・学類:体育専門学群
コートネーム:オル
前所属チーム:FC町田ゼルビアレディース
この記事へのコメント
応援しています
一つでも数多く出場してください
チーム基礎力の底上げを全選手で目指して欲しいです
一つでも数多く出場してください
チーム基礎力の底上げを全選手で目指して欲しいです
Posted by 甲野靖夫 at 2025年02月02日 11:41
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