いつのまにか引退ブログを書く立場になってしまいました、ぐり(#29)です。

しかも、成り行きでトリになってしまいました。
上がっていくハードル。

でも、肩ひじ張っても仕方ないので自然体で、しかし最後なので少しカッコつけて書きます。



2019シーズン、私たちのラストシーズンのスローガンは「感謝」でした。

この期に及んであえて言います。

感謝って、なんでしょうか。

ありがとう、を口にすることでしょうか。
親が「ありがとう、ごめんなさい、が言える子に育ってほしい」と願う、よくあることです。
でも、それだけでしょうか?


自他ともに認めるひねくれものの私は、SNSなどで公に周囲への「感謝」をアピールするひとが嫌いでした。
感謝の意を示すなら面と向かってなり、電話で直接、もしくは手紙で、直接そのひとに伝えればいいじゃないか。
なぜ不特定多数に発信する必要があるのか、それは良い行動をしている自分を誇示したいだけではないのか?と。

両親、恩師、友人など、周囲の人に感謝しましょう、と学校では教えられます。
けど、中身のない謝意には意味がないのではないか、感謝の意がなければ悪なのか、考えてもよくわかりませんでした。
「両親はサッカー用具を買い与えてくれるし、試合会場までの移動費や合宿のお金をだしてくれるし、まあありがたいかな。」くらい。
文字通り現金で親不孝な娘です。

広辞苑には以下のように書いてありました。

かん‐しゃ【感謝】
ありがたく感じて謝意を表すること。「―のしるし」「心から―する」

感謝する気持ちを持つこと、ではなく表現すること、と読み取れます。
表せばいいのでしょうか。



大学2年生の冬、2017シーズン終了の2日前。ケガをしました。
人生初の松葉杖、人生初の入院、人生初の手術、人生初の長期離脱。
言うことを聞かない右足という現実が受け入れられなくて、痛くて悔しくて、なんで自分が、なんで今、どうしてこんな思いをしないといけないんだ、そればっかり考えていました。
正直これを機にサッカーを辞めようかとも思いました。
こんなつらいリハビリしたって試合出られるようになるかわからないし、どうせ自分のサッカー人生こんなもんだったんだ、もういいじゃん…。

でも、
「グラウンドで待ってます」「また一緒に試合できるの楽しみにしてるよ」と言ってくれるチームメイト、
遠いのにお見舞いに来てくれる家族や友人、
リハビリメニューや復帰スケジュールを立ててくれるトレーナーさんたち、等々、

周囲の人たちが腐ってる暇を与えてくれませんでした。
「あ、私って一人でサッカーやってきたわけじゃないのか」という当たり前の事実に気が付きました。
次第に前向きにリハビリできるようになっていました。


ほぼリハビリで終わった2018シーズンを経て、4年生になるとよりチームの外とのやり取りがぐっと増えるようになりました。
チームスタッフはもちろん、大学関係者やOG、部員の保護者はじめサポーター、少年サッカーチームの子どもたちやその保護者さんなどの応援してくれる人たち。
直接的もしくは間接的に支えてもらいまくっています。
「女サカって学生主体で運営をやってるとはいえ、決して部員だけでは成り立つことができない組織なんだな」という、これまた当たり前の事実を痛感しました。


個人的にも組織としてもたくさんの人にお世話になった4年間ですが、彼らは決して恩着せがましくはなく、義務感に駆られているわけでもなく、むしろすすんで手を差し伸べてくれていたように感じました。
わざわざ応援に来てくれたり、高校生なら遠くから練習体験に来てくれたり、直接またはメール、LINE、SNSでメッセージをくれたり。

これはすごいことです。
大げさかもしれませんが、時間という限られた人生の一部を、筑波大学女子サッカー部のために差し出してくれているということになります。

それに対して私たちができることは、と考えた時に、敬意を表すことだと思いました。
相手の人生の一部を共有していただいたことを自覚して、謹んで受け取る。
それは具体的な物かもしれないし、言葉かもしれないし、それらに表される「気持ち」かもしれない。
チームの外の人に対してだけでなく、仲間に対してもそうです。
それが「感謝」する、広辞苑の言葉を借りれば「謝意を表す」ことなんじゃないかなと思います。
そして、そうやってひとの人生を動かすような「魅力あるチーム、魅力ある人」であるべきなんじゃないかな、と。
異論は認めます。


まとまりがなくなってきました。
言いたいことは二つ。
私が思うに感謝とは、相手の人生の一部に対して敬意を払い、そのうえで謝意を表すこと。
このどちらが欠けてもだめです。
そして、上記を踏まえて、みなさん本当にありがとうございました、ということです。
サッカー選手としての技術レベルも、人間としてもまだまだな自分にはちょっぴり贅沢で、でもぴったりで必要な場所でした。
地区選抜もあり得なくて、区大会、都大会の序盤で敗退するばっかりだったいままででは考えられなかった、かけがえのない経験がたくさんできました。
忘れられない試合、人生初の全国大会。
サッカーについても、それ以外についても、たくさんの事を学びました。
そしていつしか、自分が経験し、考え、学んだことを周囲に還元したいと思うようになりました。


16年間の競技人生はここで終わりますが、これからは主にみる側、支える側にまわろうと思います。
入学前は、選手終了後はサッカーと無縁の第2の人生を送るつもりでしたが、少々予定が変わりそうです。
私もまた人生を動かされた一人なのかもしれません。


最後までお読みいただきありがとうございました。


#29 保田真帆(ぐり)



  
Posted by 筑波大学女子サッカー部 at 09:44Comments(0)2019引退ブログ2019
2019シーズン主務を務めました、数学類4年石井奈菜子です。
今回引退ブログを書かせていただくことになりました。




初めに断りを入れておきますと、下書きとしてWordに書きたいこと書いたら3000字を超えました。長いです。私のサッカー人生など興味がない人が大多数と思われますので、そういう人はここで終わりにすることをお勧めします。



私は小学生の時サッカーをやっていて、中学高校ではソフトテニス部でした。
中学高校でもサッカーはしたかったけど、する環境に恵まれていなかったというのが正直なところでしょうか。中学校には男子のサッカー部すらない、そんな田舎町で育ちました。
親は私がまだ小学生の頃から国公立大学に行ってくれと言っていて、そんな私にサッカーを続けられるという選択肢はなく、高校に入学して間もなく、やっぱりサッカーしたいなぁという想いだけで筑波大学を目指し、筑波大学に来ました。

ソフトテニスが仕方なくやっていたというように聞こえてしまうので、少しだけソフトテニスの話をします。
ソフトテニスは日本発祥(と言われている)で、中学生の部活人口が最も多いスポーツです。サッカーでいう選手権のような大会はなく、夏のインターハイが一番大きな大会です。1日で何試合もします。中学高校の大会では審判はほとんど生徒です。大会の上の方の順位決めになるとようやく大人が審判をします。応援は武器です。ソフトテニスは心理戦のような一面もあり、応援や声出し次第で、試合の流れをひっくり返せることもあります。私はボールがラケットにちゃんと当たった時の感触や音が好きでした。あんなに小さいボールを狙ったところに打てたり走って走ってなんとか拾って一点を取れたりしたときはとても嬉しいし、仲間と乱打するのも応援するのも楽しいし、練習中も試合中も勝手に声が出る。そんなスポーツです。

話を戻します。
筑波大学に来たものの、最初は少しだけ女子サッカー部に入ることを迷っていました。というのも、それまで2年連続で体専かつ経験者しかいなかったので、真逆の私は入れないのではないかと思ったからです。私がこの部活で唯一貢献したことは、初心者でも入れる、世代別代表から初心者まで、という筑波大学女子サッカー部の特色というか決まり文句を継承できたことだと思います。

後輩たちに伝えたいことその①:初心者・他学の存在を大切にする。
今は全ての学年にそういう人がいるので大丈夫だと思いますが、もしいなかったら、ことあるごとに人手が足りなくなります。考え方も偏ってしまうかもしれません。初心者・他学で人員を確保しなければならないことは国立である筑波の宿命であり、逆に言えば、そういう人たちが気兼ねなくサッカーができる環境を与えることが使命だと思います。



入部を決意してから2年間くらいはただただサッカーができることが嬉しくて楽しくて、辛かったことといったら、ちよがまだインサイドパスもまともにできないのに初の公式戦で点を決めたことです。おめでたいことだけど、悔しくて悔しくて今でも鮮明に覚えています。それから、点を取りたいと思うようになりましたが、結局かなわずに引退しました。1,2年生の頃は良くも悪くも試合出場のチャンスがあまりなかったので、意識はしていませんでしたが、3年生になるという頃、残りの試合数を意識すると試合に出たい、ベンチ入りしたいという想いが次第に強くなり、さらにヘッドコーチが変わったことで方針も変わりチャンスが広がり、結果的にチームには好影響を、私にはしんどいと感じる期間が増えることになりました。さらにその頃のチーム状況を考えると、試合に出ていない組(いわゆるサブ組)を引っ張らないといけない立場になっており、さらには来年を見据えると、、、なんていろんな感情を持つようになり、それ以降4年生の11月中旬まで、辞める、という言葉が頭から離れることはありませんでした。4年生なのにそういう感情を持っていたなんて、本当にくずですよね。そんな私ですが、今となってはこれをやっていたら違う感情だったのかなぁということがあります。

後輩たちに伝えたいことその②:他人の本音を知る。
先日、ブログ企画「Youは何しに女サカへ?」が完結しました。それを読んで、そんな考えを持ってたんだなぁと初めて知ることもありました。もしかしたら、インタビュー用に少しきれいに言った部分もあるのかもしれないけど、ほぼ本音を知りました。もっと前から部員の部活への想いを知りたかったと思いました。前から知りたかったけど、私にはそういう真剣な話をする勇気がありませんでした。
立場が違えば共感はできないと思っています。でも自分の考えを話して良いはずだし、相手の考えを知ることは誰にでもできるはずです。相手の考えを知ればそれなりの行動をとることができたはずです。もしかしたらベンチ入りすることに囚われすぎずに、ポジティブでいられる時間が増えたかもしれません。ありがたいことに今年のチームは、終わってみれば最高のチーム・仲間と言われていますが、私は果たしてそうなのかと思っています。(どれも大切なシーズンで今年が特別という意識もない。)他人の考えを知っていたら、そんなことを考えずに、常にチームのためにと思えていたかもしれません。今となっては後の祭りですが。
後輩たちには(先輩後輩関わらず信頼しあっている仲なので心配していませんが、)そこをないがしろにしてほしくないと思います。



私は選手として各種大会に出場する権利がありながら、応援隊長という名誉とは言えない称号を得ました。1年生の時からリードをやっていたので無理はありません。たった二人での応援も何度も経験したし、今女サカで歌っているのは蹴球の応援を基にした奈菜子流です。どういう心境で歌っているかというと、少しでも力になれれば、ただそれだけです。選手なので試合に出られなくてすごくすごく悔しいです。でも試合会場に着けば気持ちを切り替えます。というより、今日は応援を頑張る、と言い聞かせて家を出ます。
サッカーの応援はソフトテニスと違って相手の心情や試合の結果に影響することはないと思っています。あの広いコートに5人いるかいないかの声なんて簡単にかき消されます。蹴球部位の大声援だったら話が変わってくると思いますが。試合中、私たちに与えられる戦いの場は応援席で、そこから勝ってほしいという想いを歌にしたつもりです。誰かがナイスプレーをしたらその人の歌を。誰かがネガティブになりそうなときにはその人の歌を。試合の流れを見てここが踏ん張りどころだと感じたら、走る系の歌をetc…
それが選手の耳に届き、支えとなっていたらなぁと。完全な自己満足です。もしゴールが決まったり勝ったりして余力があったらベンチ外にも来てくれたら嬉しかったです。割と寂しかったです。(笑)
私は応援される側になることはほとんどなかったけど、支えてくれたり気にかけてくれたりする家族やOGさんの存在がありました。特に直接かかわりのある先輩はすごいです。私の気持ちがわかっているかのようなタイミングで、ご飯に誘ってくださったり、LINEや電話をくださったりしました。その節は本当にありがとうございました。

後輩たちに伝えたいことその③:OGはいつでも味方。
筑波大学女子サッカー部が苦しいときも盛り上がっている時も変わらず常に応援し続けてくれ、支えてくれる存在の一つがOGの方々だと思います。それは個人的に苦しいときでも同じです。私も、これからは一人のOGとして筑波の女サカを応援していきます。そして、益々いろんなことに挑戦していくであろう頼もしい後輩たちの活躍を楽しみたいと思います。




最後に、





このブログを読んでくださっている人に伝えたいこと:これからも筑波大学女子サッカー部の応援をよろしくお願いします。



石井奈菜子(#23 なずな)



  
Posted by 筑波大学女子サッカー部 at 14:25Comments(0)2019引退ブログ2019

2020年01月27日

感謝 (ゆみこ)

こんにちは。
寒すぎてコタツからでれません。ゆみこ(#17その)です。
今回はラストのブログ、引退ブログを書かせていただきます。


4年前の合格発表がすごく懐かしく感じます。大学ではたくさんの同期と切磋琢磨して、ポジション争いしてという環境を夢みていたのに、先輩から来たメールにはまだ2人しかいないんだって書かれてて、すごく驚いたのが今もはっきり覚えてます。
人数少なくて大変だったし、喧嘩もしたし、もうやっていけないって思うこともあったけど、こうして4人で終えることができて、ほっとしてます。

今シーズンを振り返ると、本当に「感謝」の1年だったと思います。
今年から6時スタートの朝練が始まって、5時には家出て部荷物をやってくれる1年生、元気で仲良くてチームを盛り上げてくれる2年生、厳しいことも言ってくれてチームのことをすごく考えてくれる3年生、なんやかんやめっちゃ助けてくれる同期、(↑あげるときりがないのでちょっとだけ書いた)、最高の仲間とサッカーができて幸せでした。
スタッフさんも本当にチームのことを考えてくださり、スタッフさんなしには今年の目標を達成することはできませんでした。
OGの方々や応援してくださる方々のおかげで今シーズン戦いきることができました。
本当にありがとうございました。

女サカでの4年間は本当に濃くて、サッカー以外にも学びが多くて、高校生の時に筑波を選んで頑張って勉強した自分に感謝しときます笑笑
ここまでサッカーをさせてくれた家族にも感謝しています。


最後に最近とても嬉しいことがあったので報告させていただきます(普及担当として)。
普及活動として、少年サッカー(小学生のサッカーのコーチ)をやっているんですが、小3の女の子が「筑波大学に入りたいと思ってる」って教えてくれました。コーチに憧れて筑波入りたいって、すごいことやと思ったし、筑波大学女子サッカー部のビジョンである「魅力あるチーム」になれてるんだなーって思いました。


最後の最後に(さっきのは最後ちゃうんかいってつっこめたあなたは大阪人です)、進路
についてですが、先日リリースがありましたように、FCふじざくらに入団することになりました。
筑波大学女子サッカー部で学んできたことを活かして、感謝を忘れず精進したいと思います。
これまで応援ありがとうございました。
これからも筑波大学女子サッカー部の応援よろしくお願いします。


  
Posted by 筑波大学女子サッカー部 at 19:06Comments(0)2019引退ブログ2019
こんにちは。体育専門学群1年の橋本恵里(#6くる)です。
受験生の皆さんセンター試験お疲れ様でした。結果が良かった人もそうでなかった人も、筑波を目指す気持ちが変わらないのならこれからやるべきことは変わりません。二次試験対策です!センターが終わってホッとしている人も落ち込んでいる人も、あとは二次試験だけだと気を抜いている人も、本当に合格したいなら1秒の時間も無駄にしないでください!そこで私から、実技と論述の試験の話を簡単にさせてください。
体育専門学群の二次試験は実技2つ(主専と副専)と保健体育の論述があります。
まずは実技について話します。私は主専がサッカー、副専がソフトボールでした。

主専のサッカーの内容については、玉村如捺(#20きみ)のブログを参考にしてください。一言付け加えるなら、自分が一番うまいと思ってプレーしてください!もちろん自分より上手い人も筑波の体専を受けている限りいるかもしれませんが、そこで落ち込んだりネガティブになっても何も意味がないので。ポジティブシンキングで楽しくサッカーをしてきてください!

そして、副専のソフトボールの内容はキャッチボール・トスバッティング・遠投でした。女子は20人弱いた気がします。男子は数えきれないくらいいました。初めに(多分)20分のウォーミングアップ時間が設けられ、そこでボールを使うことはできませんでした。その後、全員がキャッチボールを行います。(女子は女子とペアを組みます)最初は何球か練習して、その後試験が始まります。試験官が歩きながら順番に受験生を評価していく感じでした。次に、二つのグループに分けられ、一つのグループはトスバッティングの試験を、もう一つのグループは遠投の試験を行いました。私は遠投からで、大体女子は40mいけば良い感じです。(男子は70〜100mくらい飛んでいたと思います)1人2投ずつ投げることができます。投げる前に遠くにいる試験官に受験番号を大声で言わなければならないので、試験の中で私はこれが一番嫌でした笑 最後にトスバッティングです。これは(多分)5カ所でやりました。筑波の野球部の方が手で投げてくれて、1人15〜20球(多分)打てると思います。こんな感じで副専のソフトボールの試験は終わりです。内容的には基礎的なことがほとんどなので、緊張せずに頑張ってほしいです!

次に論述について話します。論述試験は保健体育の教科書を丸々覚えていれば勝ちです。が、今から全部覚えるのは難しいと思うので、友達と問題を出し合ったり、学校の先生に協力してもらったりするのが良いと思います。ちなみに、私がやっていたのはそれぞれの単元ごとに自分で問題解答を作ってそれを暗記していました。論述はしっかり勉強していないと絶対に書けないので、残り1ヶ月弱、いやでも毎日保健体育の教科書と向き合ってください。目指せ保健体育マスター!!


最後に、、、
二次試験の結果で逆転合格したり、センター試験が良かった人が失敗してしまったり、本当に何が起こるかわからないので、残り1ヶ月弱、本当に悔いの残らないように過ごしてください。(くれぐれも怪我はしないように)また、体調管理をしっかりして、試験当日に最大限の力を発揮してください!努力は必ず報われます。受験生のみなさん、頑張ってください。

#6 橋本恵里(くる)  
Posted by 筑波大学女子サッカー部 at 12:57Comments(0)2019入試ブログ2019
こんにちは。体育専門学群1年のさり(#3 りょう)です。

センター試験お疲れ様でした。私は文系私立受験者が多い女子校出身なのですが、センター試験1日目は、笑い声や騒ぐ声がする方を見ると必ずそこには同じ高校の友達がいました。中には、階段の上と下で話している友達や、チューチュートレインの動画を撮っている友達もいて、いつも通りのみんなの姿にかなりリラックスすることが出来ました(笑)しかし、2日目は、理系科目ということで、一転男子校の様になっている試験場に、私は緊張が増し数学を大失敗したいう苦い記憶があります。しかし、今筑波大学に合格し、サッカー部で活動できているということは、切り替えてポジティブに次に向かうことが大切なことなのかなと思います。

では、2次試験の話に移りたいと思います。
実技と、保健体育の小論文について出来る限り要点をまとめようと思うので、息抜きがてら参考にして頂けると嬉しいです。私は、主専はサッカー、副専は剣道で受験しました。
主専のサッカーについては、ゆきな(#20)が詳しく書いてくれているので、そちらを参考にしてください。

<副専:剣道>
人数は、女子3人、男子1人でした。
自分で素振りなどをしてウォームアップをする時間はあまりありませんでした。全員、自分の防具、竹刀を持参してましたが、木刀は使いませんでした。着替えは、道場で行うことができます。試験は、20分程度で修了しました。

1:全体アップ
 筑波大学剣道部の学生の方が、体操から素振りまでの一通りのアップを行う。試験官はまだ、道場にはいない。和やかな雰囲気で進む。
2:素振り
 正面素振り、前後正面素振り、上下素振り、左右素振り、早素振り(各15本程度)
全員で一気に行う
ポイント→しっかりと声を出す
     止めるところは止める
     全体のスピードに遅れない
3:切り返し
 竹刀ではなく、面を打つ
ポイント→声をなるべく途切れさせない
     速さより丁寧さを優先させる(あまり遅すぎるのもNG)
4:掛かり稽古
 大学生が相手
ポイント→空いているところを瞬時に判断してきれいに打つ
     しっかり抜けて残心を取る(竹刀を下げない)
5:受験生同士の試合
 短い試合を2試合
ポイント→なるべく鍔迫り合いをしない
     打ちきる(しっかり抜ける)
     声を出す

とにかく、声を出すことが大切です。また、一つ一つの動きを丁寧に行い、残心などまでしっかり意識することも大切なポイントだと思います。試合は、焦らず間合いを取り、駆け引きをした上で、しっかりと打ち、鍔迫り合いをなるべく避け、抜けることが意識できると良いと思います。また、礼儀や着装の基本的事項は、採点されているかはわかりませんが、武道の場合はそこで印象等が決まると思うので、注意が必要かもしれません。

<小論文>
 小論文の勉強方法は、人によってやりやすい方法は違うと思うので、自分なりの方法を見つけてみてください。

1:教科書の内容を、要点をしっかりと押さえノートにまとめる。
→隅から隅まで読んだ上で、大切なポイントを吟味。

2:先生に問題を作ってもらい、それを解く。
→なるべく、教科書を見ないで解く。体育の先生に固執することなく、文章構成指導が上手な先生に頼む方が良い。

3:解いたものを添削、私が書いた内容を先生と再考。完璧になるまで何度も書く。
→先生だけではなく、一緒にやることで理解が深まる。

私は、この様にかなり先生にお世話になりながら勉強を進めていました。しかし、前述した様に人それぞれの勉強方法があると思うので、自分に合った方法で行うことが1番良いと思います。ただ、どの様な方法でも、教科書をしっかり読み込み、何度も問題に向き合い、何回も自分で書いてみるという流れは大切なことだと感じました。

なるべくまとめようと思ったのですが、長くなってしまいすみません…ここまで読んで頂きありがとうございました。

今は不安や焦りもあると思いますが、とにかく最後まで、自分を信じて受験を乗り越え、合格を掴んでください!筑波大学でお待ちしてます!

さり(#3 りょう)  
Posted by 筑波大学女子サッカー部 at 11:27Comments(0)2019入試ブログ2019

6弾(最終回)

勉強漬けの毎日、つらく不安と戦う受験期、

浪人するかという選択で迷った時、ぜひ読んでほしいリアルな浪人経験談!!

6回に渡ったコラボ対談最終回、必見です!!

小平真帆(前所属:文京学院大学女子高校)×橋本恵里(前所属:ノルディーア北海道)

 

筑波大学女子サッカー部に所属する選手達の経歴は、初心者から日本代表まで、

桁違いの幅広さがあります。

この企画では、似た経歴を持つ2人の対談を通して、

それぞれがどのような経緯で、

大学女子サッカー、筑波大学女子サッカー部を選んだのか、

実際にそこでサッカーをやって感じる、

大学女子サッカー・筑波大学女子サッカー部の魅力とは何かを、

第1弾から第6弾までの全6回にわたって、包み隠さず、お見せします。

サッカーを続けるか迷っている女子、筑波大学でスポーツをやりたいと思っている女子、そもそも進路に悩んでいる全ての女子に読んでもらいたい内容です。

対談内容は、普段は聞けない2人の本音を知ってもらうため、

あえて修正をほぼ加えておりません。

ぜひ、最後までお読みください。

 

インタビュアー:稲冨真菜(#14)、黒田江菜(#30

対談者:小平真帆(#2)、橋本恵里(#6

 

 

稲冨)   

じゃあまず初めに大学でもサッカーを続けた理由は?じゃあまほさん。

 

小平)   

大学でもサッカーを続けた理由?

(カンペを確認している)


 

黒田)   

いいよ、見ても。

 

稲冨)   

全然見ていいですよ()

 

橋本)   

まほさん、ここは見ないで(笑)

 

小平)   

辞めるっていうイメージが出なかったのが一番やけど、

特にこれやりたいとか

大学でも絶対サッカーやるみたいなのはなく自然と。

高校でやめるのはなあ。

大学でも部活でできるんだったら、まあ続けよっかなあって感じ。

中学のとき結構周りがうまくて、全国とかいけて、

それで上を目指す楽しさを知ったのもあるし、

逆に高校では関東大会も行けなかったから、

そういう部分で完全燃焼ではないなというのがあったから、

大学までやったら自分のなかで区切りがつくかなという感じ。

 

稲冨)   

へぇー!えりは?

 

橋本)   

大学でもサッカー続けた理由?

 

稲冨)   

高校でやめようとは思わんかったん?高校卒業のときにとか。

 

橋本)   

むしろほんとにサッカーをやりたくて筑波きたって感じだから、

なんだろう、

ずっと中学高校とクラブチームでやってきたから

部活入りたいっていうのも一つだったし、

中学高校クラブチームでやって、

すごい良いコーチだったしどっちも。

それでいろんなこと学んでそれを大学サッカーで生かすじゃないけど、

大学サッカーでどんくらい自分ができるのかなっていうのもあった。

 

小平)   

ふーん。

 

橋本)   

なんなん、まほさん() やだ~。

 

稲冨)   

やだ~まで入れるから文字で(笑)

 

小平)   

でも棒は伸ばし棒じゃなくて、ニョロのほう()

 

稲冨)   

なんならちっちゃいあも入れる()

 

橋本)   

それはやだわ。

 

稲冨)   

辞めようとかは全く思わんかった?

 

橋本)   

全く思わなかった。

 

黒田)   

もう自然の流れ的な?

 

橋本)   

そうです。サッカーはやるもんだと思っていた。

 

黒田)   

当たり前みたいなね。

 

稲冨)   

じゃあ、大学でサッカーやろうってなったときに、

なんで他の大学じゃなくて筑波がいいなあと思ったのか、理由を教えてほしい!

 

橋本)   

ええー、まほさんから言って()

 

小平)   

なんだろうなあ

まあサッカーだけやればいいやっていうのが自分にはなくて、

大学って就職とかにもつながるから、

その後の長い人生に直結する大事なタイミングって思ってて、

そう考えたら勉強もちゃんとやってます、

サッカーもちゃんとやっていますみたいなところがいいなあって思って、

だから国立にこだわりがあったとかではないんだけど、

そのなかで選択肢の一つくらいの感じで。

かぶってないけど、高校の先輩が当時女サカにいて、

先生からいいとこだよって聞いてて、

選択肢の一つになって。

でもこだわりができたのは、

筑波がインカレで決勝いって準優勝した試合を生で見てて。

 

黒田)   

見に行ったの?

 

小平)   

うん。

吉備国とだったんだけど、

延長までいって負けちゃったんだけど、

強豪大学みたいにエリート集団じゃないし、

聞いただけだけど、

ずっとサッカーやってたわけじゃない人も試合に出てて、

それで決勝までいくってどんなチームなんだろう。

で、もともと選択肢の一つにあったし、

すごいなって思って、

このチームで、この舞台に立ちたいなみたいなところから結構固まっていった。

 

稲冨・橋本)       

へえ~。素敵!!

 

稲冨)   

じゃあえりは?

 

橋本)   

もっかい言ってもらっていいですか?

 

稲冨)   

(笑)大学でサッカーやるってなった時に他の大学じゃなくてなんで筑波か。

 

小平)   

人の二倍時間かかってんじゃん。

 

橋本)   

まずお兄ちゃんが筑波大学だったんで、

で色々筑波大学の話を聞いてていいなあっていうのもあったし、

この前の新井ゆかり選手、

 

稲冨)   

あのラグビー、違う間違えた()

 

全員)   

(爆笑)

 

小平)   

ちょっとまって、なんて言おうとしたん()

 

稲冨)   

なんもないなんもない()

 

橋本)   

ゆかりさんもノルディーアで筑波出身でっていうのを聞いて、

筑波の話、勉強もできて運動もできる大学って

すごい魅力的だねっていう話になって、

だから自分も入りたいなっていうのがありました。

 

稲冨)   

いいやん。素敵(笑)

じゃあ、2人は現役とかのときもそう思って、

筑波受けて落ちたじゃないですか。

そんときは筑波以外の大学とかも受けてた?

 

小平)   

受けた。

 

稲冨)   

そっちも落ちたんですか?

 

小平)   

受かった。

 

稲冨)   

やけど、浪人した理由とかある?

 

小平)   

まじで最後まで悩んで、

そもそも浪人する人がほとんどいない学校で、

みんな受かったとこに行くみたいなところだったから、

受かったところに行ったほうが楽かなっていうのがあったけど。

でもどっかでこんだけ憧れ抱いて目指してきたのに、

やっぱり行きたいけどなあみたいな思いもあって、迷ってて。

逆に親とか高校の先生とかが、

あと1年やったらいけるよみたいな感じで背中押してくれて、

徐々に気持ちが変わっていって。

自分は高校で秋くらいまでがっつり部活やってたから、

受験勉強もそんなにやりきった感がなく、

限られた時間でやれることはやったけど、まあ落ちるわなみたいな。

結果も過程もそんな感じだったから、

逆に1年間本当に集中したらいけるかなとも自分でも思って、

ほんとに迷ったけど、

自分の諦めきれない思いとそれを背中押してくれる人がいて、

普通親が反対して諦めるとかあるけど、

逆に浪人したら?みたいな感じで。

 

黒田)   

まほは浪人してるときは塾行って?

 

小平)   

そう。

サッカーは全然チームに入ってじゃなく、

週に一回自分で公園でやってたくらい。

 

稲冨)   

えりはなんで浪人したん?

 

橋本)   

なんで?

 

稲冨)   

せざるを得なかった?

 

橋本)   

もう筑波しか考えてなかった。

 

稲冨)   

それは一年目も二年目も?

 

橋本)   

二年目も。

 

黒田)   

もう筑波しか受けてなかったん?

 

橋本)   

筑波しか受けてなくて。

 

小平)   

一浪目のときも?

 

橋本)   

もう一個は教育大受けたけど、そっちも落ちちゃって()

 

小平)   

じゃあ受かってたら行ってたん?

 

橋本)   

受かっても行く気はなかったけど、

親が受けろって言ったから受けたけど落ちちゃった。()

でも落ちて良かったです()

 

稲冨)   

そやな。入れたもんな()

筑波しか考えられへんって思ってたやんか。

それほど筑波を魅力に感じてたん?

他にあんまり選択肢がなかった?

 

橋本)   

選択肢がなかったっていうのもある。

国公立って親に言われてて、私立はまずなかったし、

でサッカーも続けたいってなったら筑波くらい。

 

稲冨)   

確かに。

 

小平)   

中学の時優等生やったもんな。

 

稲冨)   

その話を詳しく聞きたいな。(笑)

 

橋本)   

ちょっとまほさんやめてください()

 

小平)   

ピンク色の眼鏡。(笑)

 

稲冨)   

どんなん?(笑)

 

小平)   

がり勉の子がかける、がり勉とか言ったらあれだな、

勉強ずっとやってますみたいな子がかけてるピンク色の眼鏡。

 

橋本)   

で、高校でちょっと道を踏み外してしまった。()

 

黒田)   

すごいカミングアウトきたけど。()

 

橋本)   

そんなめっちゃ優等生とかじゃないですよ。()

 

稲冨)   

じゃあ、落ちて浪人したくないなとか思ってる人も結構いると思う。

浪人するなら、

本当は行きたくないけど、

第二希望に行こうっていう人は結構いると思うんですけど、

実際浪人して得たものとか浪人して実際どうやったかを聞きたい。

 

小平)   

得たものはむずいなー。

 

黒田)   

良かったこととか、浪人してリアルにきつかったこととか。

 

稲冨)   

じゃあもし第一志望落ちて、

浪人するか受かったところに行くか迷ってる人がいたとしたら、

どっちをおすすめしますか?

 

橋本)   

そりゃ行きたい方ですよ。

 

小平)   

受かったから言えるけど、

ちょっとでも迷いがあるなら、

もしやらなかったらどうだったんだろうってずっと思い続けてたから、

自分のなかでは一年やってだめだったら逆に、

落ちてた時の感情はわかんないけど、たぶん諦めもつくし。

でも、あの時受かってたところに行ってたら、

筑波に行ってたらどうだったのかなとか

浪人してたら受かってたのかなってたぶん一生思う。

そっちのほうがきついかなって。

受かったから言えるのを前提として、

浪人して良かったと思う。

なんかずっとサッカー漬けだったし、小中高と。

だから1年間ほんとに自分だけの時間だった。

勉強だけど、ほんとに自分の時間だから、それも貴重な経験だったし、

得られたものっていったら難しいけど、

さぼるのもやるのも自分次第だし、

なんかチームに迷惑かけるとかないし、

自分がやるかやらないか。

だから逆算して今何やんなきゃいけないとか考えたし、

もちろん苦手な科目ほど時間かけないといけないから、

しんどかったけど、ほんとにいい経験だったとは思ってる。

 

稲冨)   

えりは?

 

橋本)   

難しい質問ですね。

浪人して普通にしんどかったけど、

浪人するまでの人生で

ちゃんと自分を見つめる時間みたいなのってないじゃないですか。

浪人生活で、自分自身をちゃんと見つめなおせた時間だったし、

いろんな人と関わったりして、

人間的に成長というか、

普通あんまり自分で成長したとか思わないけど、

浪人してそういういろんな経験をしたから、

人間的に成長できたっていうのは自信をもって言えると思うし、

浪人で色々経験して、

人間関係とか辛い時期とか怪我して手術したとかもあったから、

この大学で怖いものがないじゃないけど、

なんていうんだろう

ちゃんと自分をもって大学に入れたかなって思います。

 

稲冨)   

芯ができたみたいな感じ?

 

小平)   

部活できついことあっても

浪人してまで入ったからここで諦められないというか、

浪人してまで入ったからにはみたいな、ちょっと嫌なことがあっても、、、

 

橋本)   

全然。

 

黒田) 

もう肝が据わってるもん。()

 

稲冨)   

確かに。しっかりしてる(笑)

 

黒田)   

1年のなかでもしっかりしてる。

 

橋本)   

え〜もうあきちゃーん(笑)

 

押鴨)   

(笑)(横でインタビューを聞いていた)

 

稲冨)   

あきも喋っていいよ(笑)浪人してどうやったかみたいな

 

小平)   

悔しすぎたもんな。悔しすぎて泣きすぎてな()

 

稲冨)   

まほさん知ってるんですか?

あ、そや浪人会したんや。牛角とか行ってたなー。

 

押鴨)   

悔しかったし浪人はめっちゃしんどかった。

毎日同じ生活じゃないですか。それが結構きつくて。

ほんとに受かったから言えるのかもしれないですけど、

無駄ではなかったと思う。

浪人を人におすすめすることはあんまりできひんけど、

もちろん親のおかげもあって

1年浪人させてもらえたのは貴重な経験だったかなと思う。

 

小平)   

その時はしんどいけどな。

1年やって、こんな1年サッカーも我慢して、

勉強ばっかりやってんのに、

これで落ちたらっていう恐怖と毎日戦ってる。

それがほんとにしんどかった。

 

稲冨)   

浪人したからって受かる保証もないですもんね。

 

小平)   

その時の問題の相性もあるし、運ももちろんあるから、そういう恐怖はあったな。

 

稲冨)   

体専は実技もありますしね。

えりは1年目怪我してたんやんな?あんま知らへんけど()

 

橋本)   

うん(笑)

 

稲冨)   

じゃあ実際に筑波入って、

大学サッカーやる側になって、感じる大学サッカーの魅力はどんな点?

 

小平)   

筑波っていうか大学サッカー?

 

稲冨)   

どっちも知りたい。じゃあまずは大学サッカーでもいいですか?

 

小平)   

大学サッカーは、学連やって色々知った部分も大きいけど、ほんとに学生主体。

いろんな先生とか指導者の方の指導とか支えとかがあるのが大前提だけど、

学生が結構主体になって大きい大会とかも、

準備から当日の運営から自分たちがやるのはすごい。

今までサッカーやってきて

当たり前に大会とか出てたけど

ここに至るまでこんなに大変なんだっていうのを知れたのも大きかったし、

今後社会に出る人として、

外の人とのやり取りとかを経験できる環境が、

サッカーをやりながらあるっていうのが魅力だなと思う。

大学によって差はあると思うけど、

チーム作りとか運営とかも今までと違って

学生が全部とは言わないけど大部分を占めてるし、

そういう面では大学でサッカーをやっていなかったら

知らないことばっかりだったし

経験できないことばっかりだったから、

やりがいがあるし魅力かな。

 

稲冨)   

えりは?

 

橋本)   

大学サッカーっていうのに対してちょっとまだ半年しか()

筑波の魅力でいいですか?

 

稲冨)   

いいよ。

 

橋本)   

私立とかはずっとサッカーやってましたみたいな人が集まって

高いとこに向かってやってるけど、

筑波はみんながみんなそうじゃないじゃないですか。

中学とか高校とかから始めた人とか

大学から始めた人とか、

いろんなレベルの人が集まってるじゃないですか。

いろんなレベルの人たちがインカレ出場とか大きい1つの目標に向かって、

みんなで切磋琢磨しながらレベルアップしていくっていうのが

筑波の魅力だと思います。

 

稲冨)   

ほんまその通りやと思う。

まほさんはどうですか?

 

小平)   

えりが言ったのと被るけど、

考え方とか経験してきたこととか

ほんとにばらばらな人が集まってるけど、

それにちゃんと向き合えるし、

認め合える人がすごい多いと感じるし、

サッカーの面でも経験とかばらばらだし、

1部でやってるけど、

全国レベルの大学と違ってというか、

トップレベルでやってきた選手が多くない中で

どうやって勝つかというのを選手だけじゃなくて

スタッフさんとかも含めてほんとに考えてやっていってるっていうのがすごい魅力だし、ほんとに魅力の塊()

 

全員)

()

 

稲冨)   

愛があふれてる。

 

黒田)   

名言でた。

 

小平)   

サッカー人生で一番楽しいって。

 

稲冨)   

まほさん、一緒。

 

小平・稲冨)

(握手)

 

小平)   

仲間にも恵まれてるし、

スタッフさんも自分の時間を犠牲にしてチームのために考えてくれるし、

親身になってくれるし、

サッカーの面でも緻密に計画立てて

自分たちがどうやってコンディション上げて勝てるかっていうのを

ほんとに細かいところから考えてくれるスタッフさんがいるのは、

中にいても感動する。

 

稲冨)   

ほんまに感動する。刺さる。なんか頑張ろうっていうか

(稲冨、感動のあまり涙)

 

小平)   

(爆笑)めっちゃ響いてくれてるやん(笑)

 

稲冨)   

筑波の魅力やと思うし、こんなチーム入れて良かったし、

まほさんとチームメイトで良かったって。()

 

全員)   

(爆笑)

 

小平)   

しっかり書いといてな(笑)太文字で(笑)

 

中田)   

ここカットで()

 

稲冨)   

きこさんからカットかかりました(笑)

 

黒田)   

そういう方向に行っちゃった。

 

稲冨)   

じゃあ、筑波目指してくれる人とか

体験会の人数とかからも多いなって感じるんですけど、

実際入れる人って定員とかもあるし

勉強もある程度高くないと入れへんっていうのもあるから、

落ちちゃう人もいてそういう人達にむけて伝えたいこととか。

 

小平)   

よく高校生とか来てくれた時に話すと

勉強が難しいから

そんな筑波なんか行きたくても無理ですよっていう話とか聞くし、

自分も実際ほんとに目指すっていう決意が固まるまでは

別に勉強が好きとか得意とかそんなになかったから、

そんなの無理に決まってんじゃんみたいな、

行けたらそりゃいいけどそんな簡単じゃないしくらいの感じで思ってたけど、

自分でそう思っちゃったらそこまでだし、

あきらめないでほしいって言ったらありきたりだけど、

難しそうだからとか言って、最初から見ないんじゃなくて、

もしちょっとでも興味があったり、

魅力に感じてくれてる部分があるんだったら、

ぜひトライしてほしいな。

特に体育とか、ちょっと変わるからわかんないけど、

センター試験の点数次第ってとこもあるけど、

センターってやったらやった分だけっていうのが大きいと思うから。

自分が当事者で言うのもなんだけど、

トライする価値はあるチームだと思うから、ぜひ!

 

橋本)   

浪人とか普通したくないじゃないですか。

自分は2年浪人して

1年目は浪人しちゃったかっていう感じで嫌だけど

筑波に行きたいからっていう思いで1年頑張ったけどだめで、

2浪の筑波大の女子サッカー部って初ですよね?

そういう人なんていないなと思ったけど、

逆に伝説つくりにいくぞみたいな()

 

全員)   

()すごいな()

 

橋本)   

絶対筑波入るぞっていう気持ちでやって、

筑波に入れて、

入っちゃえば浪人とかね、まほさん?

 

小平)   

笑い話です。

 

橋本)   

いじってくれる先輩もいるし、全然浪人とか。

浪人しろじゃないけど、浪人してもそんなの関係ないよって言いたい。()

 

小平)   

でも筑波はそういう意味では特殊だと思う。

上を目指してる大学ではあるけど、

浪人とかも当たり前にいるし

大学自体も浪人したからとかそういうのほんとにないから、

そういうので不安に感じてる人は全然、no problem っていうのを

声を大にして言いたい。

入るまでは1個下と同期かーって

 

橋本)   

自分は1個下が上ですよ。ちょっとそれはあった。

 

小平)   

1個下が先輩ってことか。

 

橋本)   

でも今は全然関係ないけど。

 

小平)   

ほんとに入ったら関係ないし。

 

橋本)   

実際まじで楽しい。

 

黒田)   

それが全てすごい刺さる。

 

稲冨)   

なんかうれしい。

 

小平)   

まじ冗談抜きに好きなんだよね。

 

黒田)   

なに。そういうインタビュー?()

そういうインタビューじゃなかったよね。予想外に感動的な。

 

稲冨)   

めっちゃいい話になった。()

 

小平)   

浪人して受かっても、

つまんないチームっていったらあれだけど、

こんなもんかあって思うチームだったら

浪人してよかったって思えるかわかんないけど、

今ほんとに充実してるし楽しいから

浪人してよかったって思ってる部分もたぶん大きい。

 

橋本)   

その通り。

 

稲冨)

なんかめっちゃいい話。これもきっと引き出すインタビュアーが()

 

全員)   

()

 

稲冨)   

うそ(笑)準備のいいまほさんのおかげ。

 

黒田)   

まほまだあんじゃないの?

 

稲冨)   

ありそう。そしたらもっかい質問するんで言ってください。

こうやって質問してほしいっていうのを()

 

小平)   

ほぼ言い切ったかな。

 

稲冨)   

ほぼ?

 

小平)   

でもまた感動的な話になっちゃう。

 

稲冨)   

欲しい、欲しい。

 

小平)   

まあ、感謝の一言ですよね。

・・・なにこの空気。

 

稲冨)   

質問したい。どこの欄ですか?

 

小平)   

最後に一言。()

 

稲冨)   

じゃあ最後になんか一言ありますか?

 

小平)   

浪人は孤独な戦い。

 

全員)   

()

 

小平)   

かもしれないけど、

背中を押してくれた親、先生、友達がいるし

浪人中も「どう?」とか「たまには息抜きしない?」って

言ってくれる友達とかがいたり、

浪人の受験が終わった帰り道に

「頑張ったね」って言って泣いてくれるお母さんがいたし、

お父さんも落ちた時にほんとに迷って

そんとき長文のラインくれて、

そんなに普段喋んないけど

「目標に向かって努力できる子をもって誇りに思う。」

 

全員)   

ええ~(泣)

 

小平)   

みたいなラインをくれて、いまでもスクショして。

こうして入った後もこんな素晴らしい仲間とスタッフさんに出会えて…

 

稲冨)   

うう(泣)泣きそう(笑)

 

橋本)   

感動…

 

黒田)   

うう、感動…

 

小平)   

感謝してますっていうのを伝えたいです。

 

全員)   

(拍手)

 

稲冨)    スタンディングオベーション(笑)ありがとうございます!

 

 

終わり

 

完結(全6回)

      

Posted by 筑波大学女子サッカー部 at 13:29Comments(0)2019Youは何しに女サカへ?
こんにちわ。社会・国際学群社会学類1年の長谷川瑞穂(#13わこ)です。

センター試験お疲れ様でした!結果の良し悪しはあると思いますが、2次試験に向けて切り替えていきましょう。と言うのは簡単ですが、実際に私もセンターが終わった安心感や2次への不安から切り替えるのが難しかったです。私は今までの模試の結果が良くなかったこともあり、不安になって、合格最低点をみたりいろいろな大学の判定を見たりしてましたが、全く意味ありませんでした笑

本題に入ります。社会学類は必須の英語と、国語、社会、数学から1つ選択することができます。私は数学を選択しました。なので、今回は英語と数学の対策について書かせてもらいます。

〈英語〉
私は夏休み明けから過去問に手をつけていたので、過去問は10年分3回ずつ解いて、傾向をつかみ答え方に慣れていったのですが、今の時期、こんなにやる必要はないと思います笑
筑波大の英語はそんなに大学の特徴が強い訳ではないからです。長文は過去問と同じ語数くらいのを他大学や問題集から見つけて時間を読んだらいいと思います。英作文は先生にお願いして添削してもらいました。これもいろいろな問題を解いてみたらいいと思います。
英語で大事なのは単語です。新しいのではなく、今まで使ってきた単語帳でいいです。毎日やったらいいと思います。

〈数学〉
私は英語と同様に数学も10年分を3回解きました。こんなにやる必要ないです笑
過去問も重要ですが苦手を潰すことも重要です。なぜなら文系の数学はIIBの2問しかなく苦手分野がでてきたら不利になるからです。そりゃそうです。1250点のうちの400点が数学で大問2つ。1問200点。配点高すぎます。ほんとに怖かったです。苦手だった格子点の問題もちゃんとやりました笑

話がそれました。すみません。対策の話をします。私は今まで使っていた赤チャートの例題を全部自分の力で解けるようになるまでやりました。この時期は量より質です。できないところだけ繰り返してやりました。自分が今まで解いてきた問題を自力で解けるようにやれば大丈夫だと思います。
本番は緊張しますが、時間はあるので落ち着いて考えて方針や途中式グラフなど分かる範囲で部分点を狙いにいったらいいと思います。

英語と数学について簡単に書きましたが、大事なのは量より質です。新しい問題を解くだけではなく今までやってきたことができるように解けるようにすることが大事だと思います。さらに大事なのは気持ちです。ここからの1ヶ月は不安ばかりだと思うし、周りの結果が気になったりすると思います。でも、最後まであきらめないでください。私自身、センターも2次も模試でほとんど良い判定がでたことがありませんでしたが、なぜかもう無理だと投げ出すことはなかったんです。ずっと筑波大学に行く自分を想像していました。自分でもすごいと思います笑やっぱり最後まで伸びるというのは本当だと思いました。

以上が私が去年感じたことです。本番は緊張すると思いますが、今まで頑張ってきたことを試すくらいの気持ちで楽しんでください。そうすれば緊張もほぐれると思います。
長くなりましたが、少しでもみなさんの参考になれば幸いです。やり方は人それぞれなので自分にあったやり方で最後までやりきってください。
体調に気をつけてあと1ヶ月を乗りきってください。本当に応援しています!
読んでいただきありがとうございました!

#13 長谷川瑞穂(わこ)  
Posted by 筑波大学女子サッカー部 at 17:07Comments(0)2019入試ブログ2019

2020年01月21日

好きな瞬間(ちよ)

こんにちは。皆様いかがお過ごしでしょうか。

2019シーズンをもちまして引退しました、渡邉萌香(#18ちよ)です。

突然ですが、
私はサッカーの得点の瞬間がとても好きです。
わくわくぞくぞくした緊張の雰囲気から、そこにいる皆が待ちわびたゴールが決まり、嬉しさとか今までの思いとか各々が持っている色んな感情が弾ける感じ、皆が喜びを分かち合う一体感、何かがこみ上げてきて頭がカーっと熱くなる感じが好きです。
私は小学生の頃初めてスタジアムで見た試合でこの感覚を味わい、サッカーに興味を持つきっかけになりました。そして女サカに最後までいたいと思った理由にもなりました。

私はこの4年間、
大好きな女サカの仲間達とその瞬間にたくさん出会うことができました。女サカで出会ったこの瞬間は何事にも変えがたい最高のものでした。私の宝物です。

そして、この瞬間に出会えたのは、同期、後輩、スタッフ、応援してくださる方々、OG・OBがいたからこそです。とてもありがたく思います。

拙い文章になってしまい申し訳ありません。
本当は引退というテーマでブログを書き始めたのですが、思うことを上手く表せず、まとめられませんでした。後日直接伝えられる人には言葉にして伝えられたらと思います。


最後に、
筑波大学女子サッカー部に関わる全ての方々にこの場をお借りして、心から感謝申し上げます。皆様のおかげで私の筑波大学での4年間はかけがえのないものになりました。本当にありがとうございます。

引き続き、筑波大学女子サッカー部をよろしくお願いいたします。

読んでくださり、ありがとうございました。


#18 渡邉萌香(ちよ)  
Posted by 筑波大学女子サッカー部 at 20:15Comments(0)2019引退ブログ2019


5弾 

小学校~高校時代までで、少しサッカー経験があるけど、大学の部活動でやっていけるか不安…
サッカーをやりたいと思ってきたけど、これまでのサッカー競技歴はなく、大学から始めるのは厳しいのでは…
そんな不安を抱える女子必見!

過去に少しサッカー経験はあるものの、途中でサッカーから離れ、異なる競技に打ち込んでいた経歴を持つ2人のコラボ対談!!

森山玖実(前所属部活動:陸上競技部)×長谷川瑞穂(前所属部活動:弓道部)

 



筑波大学女子サッカー部に所属する選手達の経歴は、初心者から日本代表まで、

桁違いの幅広さがあります。

この企画では、似た経歴を持つ2人の対談を通して、

それぞれがどのような経緯で、

大学女子サッカー、筑波大学女子サッカー部を選んだのか、

実際にそこでサッカーをやって感じる、

大学女子サッカー・筑波大学女子サッカー部の魅力とは何かを、

第1弾から第6弾までの全6回にわたって、包み隠さず、お見せします。

サッカーを続けるか迷っている女子、筑波大学でスポーツをやりたいと思っている女子、そもそも進路に悩んでいる全ての女子に読んでもらいたい内容です。

対談内容は、普段は聞けない2人の本音を知ってもらうため、

あえて修正をほぼ加えておりません。

ぜひ、最後までお読みください。

 

インタビュアー:稲冨真菜(#14)、黒田江菜(#30

対談者:森山玖実(#28)、長谷川瑞穂(#13

 

 

稲冨)     

じゃあまずはじめに。

2人はサッカーは小学生の時やってたみたいな感じやんな?

くみは小学校だけやった?

 

森山)  

うん、小4、小5…

 

長谷川) 

小、中の時に週1くらいでやってた。

 

稲冨)     

2人はやってない期間があって、なんで大学でサッカーしようって思ったん?

 

森山)     

自分は中高で陸上してて。

それで、大学でスポーツやろうと思ったときに、

チームスポーツがいいなと思って。

その中でも何をしようかなと思った時に、

サッカーは小学校の時にやってて楽しかったし、

中高の体育の授業も楽しかったからサッカーしたいなと思って()

 

長谷川) 

自分は高校で弓道やって、

動かないっていうかあんまり走ったりとか

そういう動きがないスポーツをやって、

それも楽しかったけど、

でもやっぱり大学でもう1回運動量の多いスポーツを真剣にやりたいなって思って。

それで、他の部活だったらそれまでずっとやってきた人しかいないけど、

女サカはずっとやってきた人もいて、初心者の人もいて、入りやすいし、

自分が1回サッカーやってすごい楽しかったっていう思い出があるから、

もう1回サッカーやろうかなって思いました。

 

稲冨)  

そうなんか!

2人は1回小学校とか中学校とかでやめてるやんか、それはなんで?

続けたかったけどやめたって感じ?それとも…

 

森山)     

あー、小学校の時にやめたのは、6年の時に転校したから。

そのタイミングでいろいろやってたけど全部やめて。

それで、中学にもし女子サッカー部があれば入ったかも…

あっそや、なんかサッカーしたいなって中学校の時に思ってて。

もしだれか男子サッカー部でも女子が入ったらサッカーしようと思ってたんやけど。

なんかもう1人同じことを考えている子が実はいたらしいけど、

2人とも陸上部に行っちゃって…

もしその時に誰かがサッカー部に体験に行ってたら自分も入ろうとは思ってたけど、

やっぱり1人で続けるのは難しいかなと思ったし、

女子サッカー部もないっていう環境も関係あったかな。

 

稲冨)     

みずほはどう?

 

長谷川) 

私は中学まで入ってたクラブは一応大人もいたので、

続けることはできたけど。

私立の女子サッカー部がある高校に行く友達もいたけど、近くにはなくて、

寮に入らなきゃいけないところに行くか、

私立の高校に行くか、公立に行くかで迷って。

自分は勉強もしっかりしたかったから、女子サッカー部がない高校を選んだ。

そしたら、クラブの方も人数が少なくて、

チームとして続けられる状況ではなかったから、サッカーを1回やめた。

みたいな感じですね…

 

稲冨)     

もし大学で環境があればやりたいなみたいな感じではずっと思ってた?

 

長谷川・森山) 

うーん…

 

稲冨)     

別にそういうわけでもない?

 

森山)     

1回忘れてた。

陸上している間はサッカーのことは忘れてたけど、

陸上の大会終わって…

あーサッカーしたいなってなって()

なんて言えばいいんやろ()

 

稲冨)     

()

違うことしたいなって?

 

森山)     

今度は違うスポーツ、

チームでやるスポーツがしたいなって思って、サッカー…

 

黒田)     

でもくみはさ、中高で陸上やってて、

それですごい成績とかも残してるじゃん()

 

森山)  

()

 

黒田)     

それで、陸上で体専に入ってきて、陸上に未練はなかった?

 

森山)     

あー、まあ陸上部入るかちょっとは迷ってたんですけど、

陸上している間も、陸上の練習をみんなでするのが好きで結構やってて。

みんなやってるからかんばれるみたいな感じでやってたんですけど…

でも大学からってなんかちょっと違うじゃないですか。

高校までは部活って感じでやるけど、大学からは自分でやっていくみたいな。

それよりはチームスポーツでやった方があってるかなと思って。

 

黒田)  

なるほど。みずほは弓道やっててどうだった?

 

長谷川) 

それはそれで楽しかった。

くみさんも言ってたように、結局個人?の部分があったから

それもしんどかったし、

自分のミスは全部自分で返すし、全部自分の責任みたいな感じで。

それはそれでよかったけど、

やっぱり自分はチームスポーツの方がむいてるなと思ったから、

特に未練とかはなかったです。

 

稲冨)  

みずほは他学(体育専門学群以外の学群・学類)やんか。

サッカーやってたけどやってない期間もあって、

でもサークルとかじゃなくて部活でやるってなったやん。

それは、迷ったりしーひんかった?

 

長谷川) 

4月の間はめっちゃ迷ってて。

あんまり部活に入りたいと思って筑波にきたわけではなかったから、

サークルも見てみたり、他の部活も見てみたりもしたけど、

やっぱり自分は練習も多くて、しっかり決められている中でやる方が向いてると思って、

部活が良いなって思いました。

それで、最終的に部活に決めました。

 

黒田)     

最初めっちゃ不安に思ってたでしょ()

新歓来た時に()

 

長谷川) 

()

えなさんがめっちゃ話聞いてくれて、

えなさんにめっちゃ励ましてもらって()

 

黒田)  

そう()

私ができているから大丈夫だよって、めっちゃ強引に()

 

長谷川) 

えなさんにめっちゃ大丈夫だよって言ってもらって、

でも自分、「いやでもー」とかめっちゃ言っちゃって()

 

稲冨)  

サークルでやるか、部活入るかでだいぶ生活もかわってくるもんな。

 

森山)  

確かに。

 

稲冨)  

さっきみずほちょっと言ってたけど、

大学選ぶときにはサッカーとかあんまり考えてなかった?

大学でもう1回サッカーやりたいなってなって、

女子サッカー部あるところとかで筑波っていうよりかは、

普通に筑波はいりたくて入って、

そしたらそこに女子サッカー部があったって感じ?

 

長谷川) 

なんか自分は筑波に決めたのは、学部で決めて。

でも、友達と受験期のモチベーションとして、結構筑波のサークルとか部活とかも調べて、

楽しい生活思い浮かべて頑張りたいな、みたいな感じで。

その時に女サカがあるっていうのを見つけて、

その時から、もし筑波に入れたら考えてもいいなっていうか入ろうかなって思ってました。

 

森山)  

自分も最初に決めたのは学部で決めたけど、

みずほみたいに目指す中で調べていたら女子サッカー部があって、

「初心者からなでしこリーガーまで」みたいな感じの言葉をどこかで見て、

えっそんな部活あんのって思って、

しかもサッカーやし、自分も入ってみたいなって思ってた。

 

稲冨)  

へーそうなんや!

実際入ってみて大学サッカーの魅力ってどんなところやと思う?

難しいと思うけど

 

黒田)  

実際入ってみてどうだった?

みずほはサークルと部活で迷ってたけど、

部活に入ってみて自分に合ってるって思った?

 

長谷川) 

やっぱ自分に合ってる。

部活の方が性格的にも自分に合ってるなっていうのはあったし、

なんかみんなが真剣にやってて、

その中で自分もできるところが1番サークルと違うところだし、

部活にはいってよかったなって思ってます。

 

森山)  

なんか身体をただ動かすってだけじゃなくて、

他にもいろんなことを考えなあかんっていうか。

自分のこともチームのことも、

いろんなことを考えながらやっていくってところが

やっぱりサークルとは違うなって思う。

なんて言うんだろう、

自分を部活っていう環境に身を置くってことで成長させられるっていうのが

すごい良かったと思うし、

高校とかやったら先生に言われてやるっていうのが多いけど

大学は自分たちで考えてやっていくっていうのが楽しいことやなって思えるし、

まだまだいろいろできてないことも多いけど、わくわくする()

そういうのが魅力かなって思う。

 

稲冨) 

なんか自分もそうやったっていうのもあんねんけど、

大学入りましたってなった時に、

部活に入るかサークルでなんかするかって迷う人結構多いと思う。

みずほも迷ったって言ったけど、

具体的にどういう考えで部活を選択したとかある?

 

長谷川) 

それもすごい自分は迷って、

サークルだったら、

「やりたいときにはやるし、やりたくないときはやらなくていいし、いつでもやめられる」っていう話も聞いたけど、

部活なら、自分がチームに必要とされるために自分で考えなきゃいけないし、

そういうところが部活とサークルの違いだと思ってて。

入るときには、それで人間的にも成長したいなって思って、

部活を選んだっていうのもある。

実際に部活でやってて、

前の自分とはちょっとずつ変わってきてるっていうか、

自分的に、少しずつ変わんなきゃいけないなって思ってきて、

そう思えるのも、部活でみんなが真剣にやってるからだし、

チームのために自分に何ができるかとかそういうことを考えたら、自分も変われると思う。

チームとか全体のことを考えられるようになるのが、

部活だからこそできることかなって思いました。

 

稲冨)  

うんうん、確かになあ。

 

森山)  

確かに。

なんかサークルとかは、

まあサークルに自分が行ってないから、

どういう生活になるのかっていうのは想像の話でしかないけど、

サークルはサークルでいろんな経験もできると思うし、

自分でやろうと思ったらいいのかなって思うけど、

例えばバイトとかして、遊びに行ってっていう生活になっていったときに、

すごい思い出には残るかもしれんねんけど、

楽しいことばっかりだけでは見つけられへん自分の中の力?があったり、

後々乗り越えたことがあるっていう経験を積み重ねられるっていうのが、

部活のいいとこやと思う。

特に中学高校の部活と違うのは、

どれだけ自分たちでやっていくかっていうとこやと思って。

高校で部活をやってるときも、大人に任せてもらってた部分もあるけど、

実際は大人と子どもの境界線があったと思う。

大学に入って、その境界線がなくなって、

高校の時はこれだけ大人は考えてたんやなっていうことを知ることができた。

それで、真剣に自分とか周りの人と向き合えるっていうのが部活のいいところかな。

大学の部活ならではっていうか、高校の部活とは違う…

 

稲冨)  

うん、そやな

 

黒田)  

全然違うと私も思う。

 

稲冨)  

顧問みたいな人もいいひんし、全然違うよな。

 

森山)  

プレーの面では、平嶋さんにいろいろ教わることはあるけど、

でもその他の身の回りのことはあくまで自己責任で、

それって、社会人になってもそうやと思う。

でも高校ではそれができひんし、

大げさに言うと、自分が壁にぶち当たったときに、

どう解決するかっていうのは楽しいことばっかり探してる生活ではできひんのかなって思う。

 

長谷川) 

サークルと迷ってたから、結構先輩の話とかも聞いて、

サークルは、最初は興味あるところに何個か入って、

行きたくなくなったら行かなくていいし、途中でやめられるって。

それで、1つにしぼったりもしてるって聞いて、

それはそれで自分のやりたいことを見つけられる時間も増えるからいいと思う。

でも、部活は、良くも悪くも逃げ場がなくて、

自分が嫌になるのもそうだけど、

周りの人と意見が合わなくて衝突したりしても、

逃げずにちゃんと向き合える…っていうのが部活とサークルの違い?

わかんないけど…

 

稲冨)  

うんうん。 

 

黒田)  

そう、部活入った時点で、

もう部活入る人って割と結構意思が強い人が多いじゃん。

だからその分、こだわりを持ってる人も多くて。

やっぱり衝突っていうのは絶対あるっていうか、

サークルは、もちろん結構強い意志を持ってる人もいるかもしれないけど、

部活と比べたらそこまでこだわり持たないっていうか。

偏見でちょっと悪いかもしれないけど、

自分のイメージ的に、やっぱり部活の方が

ずっとサッカーやってる人もいて、

世界レベルで戦う人もいて、

自分のサッカーを持ってる人もいて、

そういうもの壊したくないからやっぱり衝突して…

それを乗り越えようとするところが部活の難しいところでもあるけど、

乗り越えた時が1つになった瞬間というか

それを感じられるのが部活のいいとこかなっていうのは感じてる。

やっぱり、部活…おすすめしたい()

 

森山)  

去年の一部昇格決まった瞬間とかも、

自分試合出てなくてもめっちゃうれしいし、

なんかみんなで喜べた時に

ああ筑波行ってよかったなってめっちゃ思った()

 

稲冨)  

今年もそういう瞬間を迎えたいな()

 

森山)  

ってみんな思ってるから、

 

黒田)  

頑張ろうな。

 

稲冨)  

じゃあ実際筑波の女サカに入って、

2人はそんなにずっとサッカーやってたっていうわけじゃないから、他と比べるのは難しいかもしれへんけど、

筑波の魅力ってある?

 

長谷川) 

さっきくみさんも言ってたけど、

サッカーをするだけじゃないってところが結構魅力だなと思う。

それで部活入るのいいなって思ったのもちょっとあって。

サッカーだけじゃなくてみんなで考えたりとか、

少年サッカーとか、自分たちでいろいろ行動してっていうのも、

体育系の環境が整ってる筑波だからこそできることかなって思う。

 

稲冨)  

くみは筑波の魅力ってなんやと思う?

 

森山)  

まず環境がめっちゃいいっていう…

大学自体の環境もめっちゃいいし、

自分は体専で勉強しているから、勉強したことを部活で実践するみたいな、

そういうのもなんかすごい筑波に入ってよかったなって思うところやし。

多分他のところやったら全然違う学部に入って、

授業は出るけど、ほぼサッカー中心とかそういうのもあるかもしれへんけど、

体専は両方できるのがいいなと思うし、

それは筑波だからかなとも思う。

あと、自分たちでミーティングしたり、

少年サッカーとか、あんまり行けてないけど、子どもたちと関わる機会も。

ほかにも、フェス(全国大学女子サッカーつくばフェスティバルの運営)とか、

筑波でよかったなって思うところです。()

 

稲冨)  

()

ほんまに初心者からなでしこリーガーまでみたいな感じで

筑波の女サカっていろんな人がいるなかで、

今まで小学生の時とかはやってたけどもう1回やろうっていう人とか、

初めてサッカー始めた人とか、

入るのに不安が絶対あったと思うんやけど、入ってみてどう?

なんかやりづらさとかやりやすさとか…

 

長谷川) 

なんか本当にその通りで、

めっちゃレベルの幅とかはあると思うけど、

他学でも練習の時間とかも全部参加できる時間だし、

人に聞いたり教えてもらったりもしやすいから、

最初は全然ついていけないって思ったけど、

その中で、自分からどんどん聞いたりして成長できるところがあるなって。

初心者でもやっていける、みんなでやっていける、っていうのが

なんかいいかな、いいところかなって思いました。

 

森山)  

うん、なんか同じ感じになっちゃうけど…(笑)

うまい人はすごいうまくて、

自分みたいにあまりサッカーをやってなかった人はミスも多くなっちゃうし、

あーなんでこんな時にミスするんやろとか思っちゃう。

そのときに、自分でも「うわ悔しい」って思うし、

周りの人も「そこずらさない」って言ってくれて、

ミスしてもなんも言われへんかったら

なんか勝手にやっとけって感じなんかなって思うけど、

そこもちゃんと言ってくれるし、

自分でも頑張ろうって思えるから

うまくなっていく感じも楽しいし、

筑波の人がいい人なのかなと思う()

 

黒田)  

私もめっちゃ思う。

見捨てようと思えば見捨てられるし、

ミスしてもなんも言われんかったら、

なんかもう自分諦められてるんだなとか思ったりするけど、

でも本当にちゃんと言ってくれるし、

だからそのおかげで頑張れるっていうか、

今までも頑張ってこれたし、

やっぱり人がいいんだなって思う()

 

稲冨)     

みんな優しい人ばっかりよな。

 

森山)     

なんか入って余計に思ったっていうか、

まず興味を持った時点で

初心者からなでしこリーガーまでいるチームって

そんなんありえんのかなって思ってた。

でも入ってみて、

人がいいからそれができんねんなっていうのをすごい感じた。

 

稲冨)  

うんうん。

 

森山)  

それも多分女サカができてから

変わることなくずっと続いているのがすごいなって。

 

稲冨)  

うん、なんか人は入れ替わるけど

そのなんていうの、なんか精神じゃないけど…

 

森山)  

うん、そういう部分は変わってなくて、

どんな子が入ってきてもそれぞれの立場で

サッカーと向き合えるのがいいチームだなって思う。

なんか恥ずかしい()

 

稲冨) 

()

今そういうの言う時間やから(笑)

真帆さんとかもめっちゃ話してくれた。超感動。

 

長谷川) 

泣いちゃったんですよね

 

稲冨)  

うん、泣いた() 感動した()

 

全員)  

()

 

稲冨)  

もしえなさんもなんかあれば全然…

 

黒田)  

えーなんだろうな…

私は、大学から始めて

それこそ小学校でもやってなかったし、

今考えたら自分よく入ったなって思う()

周りはすんごいレベルなのによく入ったなって自分でも思ってるんだけど、

やっぱりチームのメンバーがすごい良くて…

メンバーがよくなかったり、環境がよくなかったりしたら、

もしかしたらここまで続けて来れなかったし、

やっぱり下の支えとかもすごいあるし、一緒に頑張ってるのを感じる。

いいことだけじゃなくて、

それこそメンバーと衝突したり、

そういうこと全部含めてやっぱり部活っていいなって思ったりするし、

チーム状況が悪くなってもそれを乗り越えようとできるのが筑波だと思う。

それを最近すごく感じるし、

やっぱなんだろう…

自分1人だけがつらいんじゃなくて、

みんなそれぞれ悩みとか、つらいこととかあるっていうのがわかるから、

自分も頑張れるっていうか。

自分は小学校もサッカーをやってなかったけど、

くみとかみずほもすごい頑張ってる姿を見て

わたしも頑張ろうって思えるし…

やっぱりチームスポーツっていいっすね…()

 

稲冨)  

うーん、なんかわかる。

筑波の人はみんな努力家っていうか、みんな一生懸命っていうか、

みんなサッカーに対して真剣に向き合ってる。

レベルはそれぞれやけど、

それぞれがサッカーに対して真剣やからこそ、

周りのその姿に自分が励まされたり、

自分もやらなっていう気持ちにさせられる場面が多い。

 

稲冨)  

じゃあ、

自分と同じような立場の人に向けて伝えたいこととかなんかある?

めっちゃ抽象的やけど…

 

長谷川) 

大学生活は人それぞれだし、

やりたいことも人それぞれだと思うけど、

他学でも勉強しながらできるし、

そのなかで考えることも増えるし、

その分成長できることも増えると思う。

だからなんか…

なんていったらいいのかな()

人それぞれだと思うけど、

部活を大学でも続けるっていうのは

すごい自分にとってプラスになることだなって思うから…

 

稲冨)  

ぜひ()

 

長谷川) 

ぜひ()

 

森山)  

自分はまずそういう人がいたら、

サッカーはやってなくても、もう1回始めたり、

いつからスタートしても、サッカーは楽しいよってことを伝えたいのと、

サッカーをやっていくなかで、自分の違う一面というか、

そういう部分を見つけられると思うから、

流されるんじゃなくて自分をもつ…なんていうんやろな()

 

全員)  

()

 

森山)  

なんか成長できるっていうことなんかな。

成長できると思うので、

ぜひ勇気を出して一歩踏み出してください!

 

全員)  

()

 

黒田)  

まとめたね(笑)

 

森山)  

まとめた(笑)

 

黒田)  

決まったね(笑)

 

 

終わり

 

 

 

<最終回予告>

6弾 小平真帆(#2× 橋本恵里(#6

  

  

Posted by 筑波大学女子サッカー部 at 15:48Comments(0)2019Youは何しに女サカへ?
こんにちは。体育専門学群1年の玉村如捺(#20 きみ)です。

センター試験お疲れ様でした。各々が自分の出来にさまざまな感情を抱いていることと思われますが、一喜一憂することなくなるべく早く二次試験に向けて対策を始めることをおすすめします。
私はちょうど1年前、極度の緊張感の中センターを受けました。ちょっとした事件(しょうもなさ過ぎて言えませんが笑)により数学で思うような点数が取れず、少しメンタル的に引きずっていましたが、今ではそういう時間が無駄だったなと反省しているので、皆さんには同じ思いをしてほしくないと思っています。

ところで、私はと言いますと、始めは社会・国際学群の国際総合学類を志望していました。しかし、センターの得点がボーダーギリギリだったことや二次に自信がなかったことから、正直に申しますと「筑波に行ける確率の高い方」を選んで体育専門学群を受験することに決めました。(もちろん今では筑波大学に来れて、体育専門学群に入ってよかったと心から思っています。)
そして、二次では主専をサッカー、副専をバレーボールで受験しました。試験内容はうろ覚えで曖昧なところもありますが、論述対策も含め参考程度に読んでいただけると幸いです。

〈主専:サッカー〉
どのメニューも女子は女子でやります。
アップ時間も各自また全体での時間がとられています。

1、ロングキック
蹴る→トラップしてorダイレクトで目の前の人にパス→もう一度落とされたボールを反対側の人に蹴る(この繰り返し)
※1人5回蹴れたか蹴れないかぐらい

2、5vs2(だった気がする)のポゼッション
・グリッドの中でボールを回す
・何回かするので鬼も順番交代でやる

3、ミニゲーム
・確か、各チームに筑波大生2人ずつ入って6vs6だったと思う
・何セットかやる

私はとりあえず緊張し過ぎず、いつも通りプレーすることを心がけました。あとは声を出すことやミスしてもあまり気にせず次を考えることです。どうしても周りと自分を比べてしまいがちですが、そんなことは終わってから考えればいいことなので、その時はポジティブなイメージを持ってプレーし続けました。ミスなんかみんなするものだ、ぐらいに思っていた方が気が楽です。受験なので誰かが受かって誰かは落ちてしまうのは仕方ないのですが、初対面の人とも積極的にコミュニケーションをとるのも良いと思います。

〈副専:バレーボール〉
最初にフリーでアップや練習出来る時間がある。
それぞれの課題の前にも練習や調整の時間はあるので、そこで感覚を確かめる。

1、アンダーパス・オーバーハンドパスなどの基礎基本
・筑波大生と2人組でやる
・パス交換から大学生のアタックに反応してレシーブするところまでほぼ区切れなく行われるので、とにかく大学生の方に向けてボールを返し続ける

2、サーブ
・1人5本ずつ(だった気がする)
・上からでも下からでもOK

3、アタック
・大学生が手で投げてくださるボールに対してアタックする
・1人5本ずつ(だった気がする)
・本番前にどんなボールを投げてほしいか、大学生に注文して調整できる

その年の課題が何になるかわかりませんが、アップの時に1人でサーブやアタックをやるだけでなく、2,3人でパス練習も入れておくと良いと思います。また、球技の副専の内容は基礎基本と聞いているので、事前に基礎練習を徹底しておけば気持ちに余裕を持って挑めると思います。また、私がバレーボールを選んだ動機は、小学生の頃に2年間バレーボールを習っていたからです。だいぶ昔のようですが、大体の学校は中・高と体育の授業でバレーボールをやると思います。なので、そんなに感覚も鈍ってなかったし、消去法で選びました。また、体力にはそこそこ自信があったので1500m走とも迷いましたが、同じくらいの自信なら「タイム」という結果で見られるより「採点者の裁量・主観」で見られた方が良いのではないか、と学校の先生と相談してバレーボールになったというちょっとした裏事情みたいなものもあります(笑)

〈論述〉
保健体育の論述試験対策としてすることは明確でした。しかし、私のやり方も先輩のアドバイスを受けて実行したもので、それぞれのやりやすいやり方があると思うので、それを探してください。これは本当にあくまで参考程度にお願いします。

・保健体育の教科書をとにかく読み込む
→時間の許す限り何周もすべき。文字が消えるペンで単語だけでなく、1文消してもそれを思い出せるぐらいになったら完璧。

・過去問を解く
→解いた過去問は、体育教師の視点からと国語教師の視点からのダブルで添削してもらった。(特に私は国語が苦手で要約とかが下手だったので)慣れてきたら体育の先生にチェックしてもらうだけにしていった。

・過去問を元に自分で問題を作る
→教科書の隅々から問題を作って、解いて、先生に添削してもらう。自分で作りきった、もう作れないってとこまで行ったら、先生にも問題を作ってもらった。例えば、同じ「喫煙」に関する問題でも、出し手が違うと問題の出し方が違ってくるので、とても効果的。

※その年話題になった出来事と関連性の高い内容が出てくるという噂も聞いたことがあるので、それもおさえておくといいかも?

以上が、ザッとした二次試験の内容と対策になります。私は1月までサッカーを続けることができており、引退してからも後輩たちの練習に入れてもらっていたので、主専に関してはあまり不安なく挑むことができました。副専については、体育の先生の空き時間にお願いしてマンツーマンで練習していただきました。論述の添削もその先生が担当してくださり、他にも一緒にバレーボールをしてくださった先生や添削をしていただいた国語の先生もいました。また、サッカー部の監督も後輩を巻き込んで私のためにバレーボールの練習をしてくださったり、時に息が詰まりそうな時には外に連れ出してくださったりもしました。他にも本当にたくさんの先生方がサポートしてくださったお陰で今の自分があると思っています。

今、受験生のみなさんは大変辛い時期かもしれませんが、あと少し頑張れば筑波大学に入るという1つの夢が叶うと思って、目標だけはぶらさず踏ん張ってください!
また、受験のこともそうですが、辛い時は1人で溜め込まず周りのいろんな人を頼ってください!
私含め筑波大学女子サッカー部一同も応援しております。

がんばれ

玉村如捺(#20 きみ)


  
Posted by 筑波大学女子サッカー部 at 17:01Comments(0)2019入試ブログ2019


4弾 

将来を見据えた分野に進みたいけど、部活と両立できるか不安…
勉学もサッカーもレベルの高いところを目指したい!!

そんな女子必見!

現在、理系の学類に所属しながら部活に打ち込む、クラブチーム出身者2人のコラボ対談!!

中田貴子(前所属:富山レディース)×押鴨叡(前所属:おおつヴィクトリーズ)

 


筑波大学女子サッカー部に所属する選手達の経歴は、初心者から日本代表まで、

桁違いの幅広さがあります。

この企画では、似た経歴を持つ2人の対談を通して、

それぞれがどのような経緯で、

大学女子サッカー、筑波大学女子サッカー部を選んだのか、

実際にそこでサッカーをやって感じる、

大学女子サッカー・筑波大学女子サッカー部の魅力とは何かを、

第1弾から第6弾までの全6回にわたって、包み隠さず、お見せします。

サッカーを続けるか迷っている女子、筑波大学でスポーツをやりたいと思っている女子、そもそも進路に悩んでいる全ての女子に読んでもらいたい内容です。

対談内容は、普段は聞けない2人の本音を知ってもらうため、

あえて修正をほぼ加えておりません。

ぜひ、最後までお読みください。

 

インタビュアー:稲冨真菜(#14)、黒田江菜(#30

対談者:中田貴子(#22)、押鴨叡(#16

 

 

稲冨)      

まず大学でサッカーを続けた理由を教えてほしい!

 

押鴨)      

中学高校の時にいた女子のチームがあって、そこは楽しくサッカーできて。

サッカーが好きで、

もうちょっと高いレベルのところでやりたいっていうのと、

部活でサッカーしたくって、

それで大学サッカーがしたいなと思いました。

 

稲冨)      

あきはさ、浪人してるやんか、

それでもやめへんで続けようと思った理由は?

 

押鴨)      

浪人した時はやめようと思った。

普通に勉強して受験して、勉強で大学選ぼうと思ってたんですけど、

現役の時に大学でサッカーしたいと思って筑波を選んだじゃないですか。(※押鴨は現役時代も筑波大学を受験)

筑波以外の大学に行っていたらサッカーすることはなかったと思う。

そうなった時に、

サッカーしーひん生活をして、

筑波でサッカーしたかったなっていう

後悔をしたくなかったっていうのが一番大きくて、

浪人した時も受けたって感じです。

 

稲冨)      

きこさんは?

 

中田)      

私は小1からずっとサッカーやってて。

強いチームにいたとかいうわけではないんやけど、

生活のなかにサッカーがあるのがあたりまえの毎日を

小中高ずっと送ってきて。

だから、なんなら中高の時も大学でもやるんだろうなとか、

多分サッカーできるまでは続けるんだろうなって勝手に思ってて。

大学でもサッカーっていうのはずっとあったし、

それで大学は筑波を目指してて、

筑波にうまくいって入れたからサッカー部にも入ったっていう感じ。

それで続けてるって感じ。

 

稲冨)      

大学入る段階でサッカーやるかどうかの迷いはなかった?

 

中田)      

やりたいとはずっと思ってたけど、

筑波落ちて

他の大学になって女子サッカー部がなかったら

続けないっていう選択肢はあったと思う。

けど、高校とかで大学探しの時点でサッカーは続けたいと思って、

サッカーできるところ探してたかなって感じ。

 

稲冨)      

なるほど。

じゃあ、筑波を選んだ理由と学類を選んだ理由、

少しかぶる部分はあるとは思うんですけど、

どんな感じで筑波選んだか教えてください。

 

押鴨)      

国立(大学)で1番高いレベルでサッカーができる、それが一番大きくて。

他にも国立でサッカーできるところあるけど。

その中でも環境も良くてレベルも高いのは筑波かなーって思ってた。

勉強もしたいなっていうのもあったけど、

1番は国立で1番高いレベルでサッカーができるっていうので筑波を選んだかな。

 

中田)      

工学システム?

工シス(工学システム学類の略称)ってめっちゃ頭いいとこ?

 

押鴨)      

いやいやいや(笑)

 

稲冨)      

なんかその学部も、サッカーだけやりたいって思ったわけじゃないやん、きっと。

なんかそっちは?学部とか勉強とかの方も

 

押鴨)      

学部選んだ理由は、

もともと物理が好きで工学系に興味があったんですけど、

これ!みたいな、めっちゃこれやりたいみたいなマニアック的なのはなくて。

なんとなく工学的なのに興味があって、機械とか建築とかそういうのを勉強したいっ

ていうのはあって。

具体的にはなかったんですよ、機械系とか。

他の大学やったら

なんか工学部機械科とかそういうのに別れちゃってて。建築学科とかと。

そうなるとどれを選んでいいか分からへんかった。

それで、工シスはそれがとりあえずひとまとまりになってて、

それに、自分の興味のある分野がわりかし工シスに集まってて、

自分らは2年の秋にコースを選べるから、

大学入ってから色々勉強してみて研究とか知識をしっかり入れて、

実際どんな分野に興味あるかとかなんかこうゆうのをしたいっていうのを、

大学入ってから見つけたいっていうのもあって。

工シスはそれが売りじゃないけど、

そういう感じになってるのが自分にとってはいいのかなーって。

 

中田)      

筑波を選んだ理由は、さっきあきも言ってくれてたけど、

サッカーのところが大きくて。

あきも言ってたけど、

やっぱ国立でサッカーが強いっていう大学ってあんまりなくて。

女子でサッカーやってるのは珍しい環境で過ごしてきたから、

周りも女子サッカーって言ったら筑波って言ってくれる感じだったから。

最初からなんとなく筑波大学いいなっていうのをずっと中3の時から思ってて、

そのあと高校入って大学決めるってなった時に

体験とかも行った上で、

ここでサッカーしたいなと思って大学決めた感じ。

学類はなんか何がやりたいとかはなくて、

もやっとしたので医療系に興味あって。

自分が高校の時におっきな怪我したのもあって

医療系には興味があった。

でも医学ってなるとちょっと高かったっていうのが正直なところで

そうなるとやっぱ看護かもう一個の医療科(医療科学類)ってなって

看護師は自分違うなって思って医療科っていうのが正直なところ。

 

黒田)   

2人はずっとサッカーやってきたじゃん

体専(体育専門学群)に行きたいとは思ったことはある?

 

中田)      

自分で調べようとしなかったってのもあるんだけど、

体育教師っていうイメージがあって。

教師になりたい思いが自分にはなかったから、

あんまり視野に入れてなかった。

あと、実技とかやっぱ勉強の仕方が変わってくるから

難しかったっていうのもあるけど、

入ってみて体専っていろんな分野に分かれてるんだなーってわかったけど

入ってから知ったから、もっとちゃんと調べとけばよかったなとは思う。

 

黒田)      

普通に高校とかでは部活じゃなくてクラブチームでやってて

大学では部活を選んだ理由はある?

クラブチームじゃなくてあえて大学サッカーを選んだ理由

 

中田)      

ふつうにサッカー部がない大学に行ってたら、

もしかしたらクラブチーム探してたかもだけど。

めっちゃ強いとかじゃなくて、

普通にサッカーできる環境を探したかもしれないけど、

最初は部活あるとこから大学を探してた。

 

黒田)      

なるほど!

 

稲冨)      

実際入ってみて筑波よかったなって思うところとか、

大学サッカーの魅力とか、

実際に入って思うことありますか?

 

中田)      

大学サッカーの魅力っていうのにあっとるかわからんけど、

筑波は環境がめっちゃいいなって思う。

それは本当に思う。

芝が当たり前なのとかは高校まではなかったから。

 

稲冨)      

いつでも自主練できるしー

 

中田)      

トレーニング場とかもー

 

黒田)      

きこ主みたいになってるもんねトレーニング場の(笑)

 

中田)      

家も大学の近くに住んでるから、そういうところに通いやすいし。

怪我した時のサポートとか。

 

黒田)      

SPECとかね。

 

中田)   

筑波大学のサッカー部だったら本当にそれが魅力。

クラブとかは繋がりはあるけどやっぱ部活ってなんか違うなって。

自分は、高校は男子サッカー部にはいってたから、

男子と女子の違いもあるなーって思ったし。

総じて楽しいなって感じかなー

 

黒田)      

まあ、あきはまだ入ったばっかだもんね、

 

押鴨)      

全然環境が違いすぎて。

 

稲冨)   

うんうん。

 

押鴨)   

筑波の女サカにいると、意識の高さとか今までと全然違うし、

一緒にサッカーしている人たちのレベルももちろんそうやけど、

考えとか意識とか、めっちゃ考えてサッカーしてるなーとか。

単純に好きでサッカーやってたとかそうゆう感じやったんで、

でもみんな考えてやってるなーとか。

最初はめっちゃ思ったし、コミュニケーションもめっちゃとるし、

筑波の女サカの良さだと。

 

稲冨)      

戦術とかもな!

 

押鴨)      

そう、それも!

そういうのなかったし、

めっちゃ頭使ってサッカーしてるなーっていうのはある。

それが楽しいっていうのもあるし

 

黒田)   

深いよね。サッカーって。

って思わされるよね。

 

稲冨)   

環境で言ったら自分らゴールなかったもんな。(笑)

練習のグランドに

 

押鴨)   

うん(笑)

 

中田)   

そうなんやー

土のグランドが当たり前っていうか、たまに芝に行くっていう。

 

押鴨)   

やったーって感じですよね(笑)

 

中田)   

芝やー。みたいな(笑)

 

押鴨)   

めっちゃわかります(笑)

 

黒田) 

それがね、毎日ね。

 

中田)   

土でやったのほぼないもんね。

ありがたいよね。

 

稲冨)   

じゃあ、ブログとか見てくれてる人の中には、大学でサッカー続けるか迷ってる人とか、大学でこれも勉強したいけど、サッカーもしたいと思ってる人とかいると思うから、

そうゆう人に向けてメッセージがあれば!

 

中田)   

入って、サッカーも打ち込めるし、

自分のやりたい勉強もできる環境があるのが筑波だと思うし、

どっちもやりたい人にはすごいいい環境やなって思うから、

自分は自信持っておすすめできる大学だなって思う!

来て欲しいな!

 

押鴨)   

自分も入る前に、

体専(体育専門学群)じゃないと練習できひんかったりするのかなって、

なんかちょっと大変なんかなってめっちゃ思ってた。

でも実際入ってみて、体専もそれなりに忙しいし、

自分らも普通に授業にでても練習とかには支障はないし、

体専以外で受けようっ思ってる人でそうゆうところ心配してる人いたら

それは全然大丈夫。

みんな勉強がんばってるし、部活も両方がんばってる人が多い。

そこが筑波のいいとこやと思うから、

ぜひ体専じゃない人でも受けてほしいなって思う。

仮に現役じゃなくてもー(笑)

もしダメでも、もう一回(笑)

1年間サッカーしーひん生活してても

どうにかはなるってことをわかってほしい(笑)

筑波でサッカーしたいと思ってる人は、もうホントに浪人してでも、

最後まで諦めずに筑波にきてほしいなって思う。

 

黒田)      

筑波に入って、筑波だからこそできたんしゃないかなって思うところとかある?

 

押鴨)      

ほかの大学のサッカーじゃなくてってことですか?

 

黒田)      

筑波だからこそ

こうゆう良いところがあるとか、

さっきのとちょっと被っちゃうかもしれないけど、

こうゆうことできたりとか、こうゆうこと楽しいとか。

 

中田)      

あきの学部じゃないけど

学部がめっちゃ細かいわけじゃないから、

入ってから自分のやりたいことのコースに行けて、

一つの学部でもいろんなコースに分かれてるから、

入ってから具体的に決めれる学部がわりと多いのかなーって。

 

黒田)      

確かに!

なんか、漠然としてても入ってから考えたり、

しかも筑波は全部の学部が同じとこにあるし、

他の大学はキャンパスが色々あってとかあるけど、

筑波はどの学部もここにあるから、

どの学部の人もグランドきて練習できる。

自転車さえあれば(笑)

 

中田)      

みんな家近すぎ(笑)

 

押鴨)      

めっちゃいいですよね(笑)

 

黒田・中田) 

みんな家近い(笑)

 

押鴨)   

いろんな学類の人が部活にいる。

体専の人もそうじゃないそれ以外の学類の人もっていうのが、

そんなに思わんかもだけど、

将来とか考えた時いろんな人と関わりあるっていうのはいいことなんかなーって。

色んな考えもった人に出会えてるって感じはめっちゃしますね。

 

中田)      

話聞くの面白いよね、

今、3年生やからさ、就活でとか

 

全員)   

あー。

 

中田)   

なんとなく考えてる時期で、3年生の中でも色々話しするから、

刺激受けるし、あ、そうゆうことやってるんだとか。

いろんな道に行く人がいるから女サカの中にも、

そうゆうのはめっちゃ良いなって。

 

 黒田)    

確かに、なんか部活入ってなかったら、

学類の人との関わりとか、

やっぱ大学って授業とか一緒でも

関係って希薄じゃん!

 

稲冨)      

深くならないですよね(笑)

 

黒田)

やっぱ部活入ってると、   

その繋がりがすごい深くなってとか、

部活でやるっていいと思う。

 

稲冨)      

他に何か言い残したことありますか?

 

中田)      

楽しかった(笑)

なんか普通にまた話したいと思った。

 

稲冨)      

じゃ、またご飯行きましょ!(笑)

今日はありがとうございました!

 

 

終わり

    

 


<次回予告>

5弾 森山玖実(#28× 長谷川瑞穂(#13

 

  

Posted by 筑波大学女子サッカー部 at 06:26Comments(0)2019Youは何しに女サカへ?

第3弾 

学力高めの強豪チームでサッカーがしたい!
でも、どこを目指すかで迷っている…そんな女子必見!

全国大会常連の強豪校出身ながらも、一般受験で入学した2人のコラボ対談!!

梶井風薫(前所属:十文字高校)×玉村如捺(前所属:岡山県作陽高校)


筑波大学女子サッカー部に所属する選手達の経歴は、初心者から日本代表まで、

桁違いの幅広さがあります。

この企画では、似た経歴を持つ2人の対談を通して、

それぞれがどのような経緯で、

大学女子サッカー、筑波大学女子サッカー部を選んだのか、

実際にそこでサッカーをやって感じる、

大学女子サッカー・筑波大学女子サッカー部の魅力とは何かを、

第1弾から第6弾までの全6回にわたって、包み隠さず、お見せします。

サッカーを続けるか迷っている女子、筑波大学でスポーツをやりたいと思っている女子、そもそも進路に悩んでいる全ての女子に読んでもらいたい内容です。

対談内容は、普段は聞けない2人の本音を知ってもらうため、

あえて修正をほぼ加えておりません。

ぜひ、最後までお読みください。

 

インタビュアー:稲冨真菜(#14)、黒田江菜(#30

対談者:梶井風薫(#24)、玉村如捺(#20

 

 

稲冨)   

大学でもサッカーを続けようと思った理由は?

 

玉村)   

大学でってことですか?

 

稲冨)   

うん、高校とかであんまりやめようとは思わへんかったん?

 

玉村)   

思わなかったです。

なんか、サッカーをしてない自分はちょっと考えられなくて。

もうなんか大学選ぶときもまずサッカーが強いところというか、

しっかりやっているところからの絞り込みっていうか。

 

稲冨)   

ふうかは?

 

梶井)   

私はサッカーが楽しいから。

普通にシンプルに楽しいからやりたいなと思って。

それでゆきなと一緒で大学でも、ある程度のレベルではやりたかったし。

しかもちゃんと勉強もできるところといったら、筑波だったかなって感じ。

 

稲冨)   

全く迷わへんかったのには理由はある?

気づいたらそんな感じやったみたいな?

 

玉村)   

そうですね。

ほかの競技をやる選択肢はまずないし、

サッカーをやめるってなったら自分何するんやろって思ったり、

将来的にサッカーと関わりたいと思っていたから。

自分もサッカー上手くなりたいし、

ふうかさんが言ったみたいに楽しいし、

やってくのは自然とその流れになった感じです。

 

黒田)   

あたりまえみたいな?サッカーやることが

 

玉村)   

はい。

 

稲冨)   

じゃあサッカーを続けるってなって、

なんでほかの大学じゃなくて筑波大学を選んだかっていう理由ある?

 

梶井)   

そもそも高校入った時から、お母さんに結構洗脳かなって思うけど、

ケガとかしてサッカーできなくなったときにサッカーしかやらなかったら何も残らないよ、みたいな感じのことをちっちゃいころから言われてて。

勉強もちゃんとしなさいと言われてて、中学の時もまあまあやってきていたし。

じゃあ、高校選ぶときに、

ちゃんと勉強もサッカーもできるところにしなさいと言われてて、

その選択肢で高校も選んだから、

高校入る時点から、大学行くときもそういう選択肢で大学選ぶと思って高校勉強してきたから。

で、その中で具体的に言ったら、

候補的には筑波、早稲田、慶應の3つ。サッカーも勉強もちゃんとやるっていう…

まあ関東で考えたらね。関西だったらまたいろいろあったと思うけど。

考える中では3つで、

慶應は体育系の学部がないから、

先生の資格も取れない、先生になりたいかはわからないけど、まあ選択肢としてはあるから、それも含めてないなーってなって。

早稲田はきつそうだなと思って。

で、筑波がいいなと思った。

まあ2択、早稲田か筑波かの2択で筑波のほうが魅力的だなと思った。

その魅力的なことを語んなきゃだめだよね。(笑)

なんだろう。なんか、他のキャンパスも筑波って全部一緒だから。

なんかそういうのもいいなって思ったし、

早稲田とか分かれてるよね?

ほかの学部とかに興味持てたらいいなっていう選択肢もありました。

 

玉村)   

すごい似てるんですけど。

最初、なんだっけ、なんで筑波に来たかですよね?

えっと、私も中学から作陽高校に行くことを決めた時に、

結構勉強とサッカーの両立はずっと考えていて、

なんかサッカーをやっている以上プロとかも一応目標にはしてきたけど、

やっぱ今の時代というか、どれだけ稼げるかもやっぱ問題あるし。

サッカーに関わりつつ、ほかの仕事もできるんじゃないかってことを考え始めた時に、勉強とサッカーは両立しないといけないなと思って。

まず作陽もそんなに頭いい高校ではないんですけど、

勉強とサッカーを両立できるということで選んで、

その時点で筑波も視野に入れてて、高校を選んで。

で、私も高3になった時に、筑波、早稲田、慶應で悩んで、

慶應は体育の学部がないのとか、

あとなんだろ、やっぱお金の面とそういうもろもろを考えた時に、

最後早稲田と筑波になって。

早稲田じゃなくて筑波にしたのは、

さっきふうかさんが言ってたのと似てるんですけど、

国際系の学部を最初希望してて、

早稲田も国際系とかあるし、いいかなとも思ったけど、

やっぱキャンパス違うのとか、

あとこっちだと体育専門学群にいても他の学群のことを学べる環境があったりとか。

あと作陽の校長先生とかあとOGさん、まこさん(2年蓮輪真琴)もそうだし、

なんか筑波に結構ルートがあって、

いろんな魅力を聞いているうちによりいいなって思うようになって筑波にしました。

 

稲冨)   

2人ともさ、強豪校に所属してて、一般で筑波に入ってきてて、

サッカーもめっちゃ本気でやってたし、

周りにそんな一般で国公立を受験したりとかする人ってたぶん少なかったと思うんやけど。

そういう状況の中で、どうやって勉強とサッカーを両立してきたん?

 

玉村)   

私は入る時点で、両立を考えて入ったけど、

作陽ではサッカーをしにくる子が集まっているから、

私みたいにもちろんサッカーもそうだけど、

勉強に力を入れる人はいないんじゃないかなというのも考えていた。

あんまり周りが勉強をあんまりやらない状況で、

“自分だけ”とはあんまり考えなかったし、

実際高3の受験勉強をガッツリやるときは両立はきつかったけど、

高3でまず自分が焦らないように高1から積み重ねてきたつもりだし、

監督とかチームメイトも理解してくれてた状況だったので

いろいろ融通もきかせてくれた。

サッカーはちゃんとやる、

そのうえで勉強もするというのは絶対条件でやってたので、

私は逆にサッカーがなかったら、

勉強もおろそかになってたんじゃないかなと思ってます。

 

梶井)   

まこから作陽のときのゆきなの話を聞くとさ、なんかすごいよね!

お風呂、え、きいたことない?

なんか、みんながお風呂入ってる時間に先にパッとはいって、

部屋にまこが帰ってきたときにはもう勉強してるとか。

 

玉村)   

なんかそうです(笑)

お風呂は学年順とかあったけど、

空いている時間は別に学年関係なく入れるから。

パッと入って、で、すぐ帰ってきて洗濯物とかバーッてやって、

その時間を作るのは意識してました。

 

全員)   

すごい!

 

稲冨)   

周りに流されそうになったこととかなかった?

 

玉村)   

あー、えー、なんか、えー、なかったな、そういえばなかった(笑)

 

全員)   

すごいなー!

 

玉村)   

なんか自分でも今考えたら、よくやってたなって思うけど実際流されなかった。

お風呂とか10分弱くらいで終わらせて勉強とかしてるから、

みんなにの中でそういうのがゆきなみたいな感じができてたから、

逆にさぼってたりしたら、

「え、珍しいね」って感じになってたんかなって思います。

 

稲冨)   

ほんますごいなー!

 

黒田)   

すごいね!見ててもわかるもん!

普段のゆきなを見てて、

そういうのできるんだろうな、

そうやって周りに流されずにできるんだろうなって思うもん。

それがすごい!

 

稲冨)   

ふうかは?

 

梶井)   

私は逆に、

クラスメイトとかには国公立目指している人とかいたし、

それこそサッカー部の同期の中にも

みんなとは言わないけど何人かはたぶん自分と同じような考えで

ちゃんと勉強もサッカーもやるために十文字に入ってきている人もいた。

結局自分の学年は20人いて、

推薦で大学に行く人が多かったけど、5、6人は一般で入った。

だからそれこそ選手権の日とかも、

中日にみんなでスタバに行って勉強したり、風だけど(笑)

そういう周りの意識とか、

学校から課題もたくさん出されて、

移動のバスでみんな勉強してたりとかしたから、

別に自分だけやってる感はあんまりなかった。

けどどっちかというと

私はゆきなと逆で周りに流されたから浪人したんだろうな(笑)

やってる風だったのかもしれない(笑)

 

稲冨)   

絶対難しいよな、その環境の中で自分を貫くのは。

ほんますごいと思う!

 

黒田)   

強豪校だからもうあれだよね、周りはサッカーで進学っていう人が多いよね?

 

玉村)   

はい、そうですね。スポーツ推薦とか。

 

黒田)   

そんななか一般を選んできたのがすごいよね。

 

稲冨)   

しかもふうかとか1月とかまでやってたやんな、選手権決勝?

 

梶井)   

選手権の決勝が1月8日まであって、13日がセンターで(笑)

 

稲冨)   

すごいと思う、ほんまに(笑)

 

梶井)   

まあ言い訳なんですけど、

8日までやってたから、しょうがないよねって。

ゆきなって本当にすごくない?

だってゆきなも同じくらいの大会までガッツリ出てて、マジすごいなって

 

黒田)   

ゆきなは推薦という選択肢はなかったの?

 

玉村)   

考えたことはあったけど、

たぶん無理だろうなって自分でも思ってたし。

それだったら一般のほうが可能性あるかなって思ったんで。

 

黒田)   

コツコツ勉強してたんだね

 

稲冨)   

じゃあ、実際入ってみて感じる大学サッカーの魅力ってある?難しいと思うけど。

 

梶井) 

他の大学に行ったことあるわけじゃないから他の大学と比べるのは難しいけど、

なんかいいなと思うのは、結構自分たち主体でできるからいいなって。

サッカーもそうだし、サッカー以外も。

サッカー周辺のこともなんかこう自分たちで考えて、

こうしたらこうなるよねって考えてできるから、

それはすごい楽しいなって思うし、

サッカーも筑波はそれこそ分析したりとか、

考えてサッカーするみたいな感じだからそういうのもすごい楽しいなって。

なんか、初めてな感じ。

 

玉村)   

ふうかさんも言っていることもそうだし、それに付け加えるなら、

他の大学との関わりというか、

作陽の友達がいろいろな大学に散らばってて、

それで試合して会えるとかそういうのもうれしい。

サッカーやめてたり、なでしこのチーム行ったりしてたら、

なかなか会えなかったりすると思うけど、

前同じチームだった人が違うチームで相手として戦えるっていうのは楽しいし、

いろいろな学連とかのつながりも、

大学女子サッカーの大きな組織があって、

入ってきて、飛び込んできて、初めて感じました。

 

稲冨)   

対戦相手にずっと一緒にサッカーしていた人がいるのはめっちゃ羨ましい(笑)

私も、大学でもサッカー続けてる人もいるけど結構関西多いし、

みんな見てるといいなって思う(笑)

 

稲冨)   

じゃあ、大学サッカーの魅力は今のだとして、筑波の女サカの魅力はある?

かぶるかもしれんけど

 

玉村)   

他の大学もやってるのかわかんないですけど、

筑波ってすごいOGさんとのつながりとか、

一から全部自分たちで作っていくというか、

チームビルディングもそうだし、

やっぱ頭いいからできることではないけど、

そういう面での賢さがないと作り上げれないチームなのかなって思ってる。

少人数だからこそ、一人一人の役割がたぶん大事になってくるから、

そういうところが色々な仕事をやる中で、色々な人が仕事をしているのみてすごいなって思う。

「あ、こんなことやってるんだ」と気づかされることもあるし。

筑波っていうチームを作り上げるうえで、

全部選手を中心にやってることが筑波らしいというか、

他のチームはわからないけど、なんかすごいなと思うし、

学年間の壁もなくて、

すごく気さくに話しかけてくれるし、

楽しい雰囲気でいいなって思います。

 

梶井)   

ゆきなが言ってたことにすごい共感したから、それも含めて。

なんかシンプルに環境もいいなって。

普通にトレ室とか行ったら自分の好きな時間にトレーニングできるし、けがしたからわかるけど、

SPEC(トレーナークリニック)があって、SPECの院生の人たちも

けがした人たちのケアとかリハビリを勉強としてやってくれてるし、

けがした人はケアしてもらって、

いいサイクルだなって思うし、ありがたいなって。

普通は病院に行ってリハビリすることしかきっとできなくて、

それだとほんとは週一くらいしかできないけど、

それを毎日できてるなって思うとめっちゃ環境いいなって。

 

玉村)   

あとなんか、吉田さんの身体づくりとか、

そういうのもほんと初めて聞いたし。

高校のころまではサッカーやってればいいみたいな、

ボール蹴ってればいいみたいな感じで思ってたけど、

身体の動かし方とか、使い方とかそういうのも大事なんだなって

ここに来てすごい感じます。

 

黒田)   

それはすごく感じる。

私も一年のころから吉田さんのトレーニングしたかったって(笑)

実際今年だよね、今シーズンから吉田さんが見てくれて、

その前からもトレーナーさんはいたんだけど、

でも吉田さんのトレーニングしてから結構みんな

測定の数値もパフォーマンスも上がってるし、

まなめっちゃ足速くなってない?(笑)

 

稲冨)   

なんか測定の数値はめっちゃ上がってました(笑)

 

黒田)   

ほんとにすごいなって思うし、

 

梶井)   

えなさん超上手ですよね(笑)

 

稲冨)   

えなさん今日のトレーニングもめっちゃうまかった(笑)

 

梶井)   

後ろからみんなを見てたんですけど、えなさんは群を抜いてる(笑)

 

黒田)   

いやいやいや(笑)

 

稲冨)   

ケガしたときにも見てくれる人とかケアしてくれる人がすぐ近くにいるし、

身体の使い方とかもっと足が速くなりたいとか、切り替えしが速くなりたいとか思った時には、その専門家がいるし、

サッカーでキックのこととか守備のこととかになったら、その専門家もいるし、

そういうのはすんごい充実してると思う。

 

梶井)   

それを誰でも使える。そういうのもいいなって思う。

 

稲冨)   

やろうとおもえばやれることが多いよな。

 

梶井)   

そうそうそうそう

 

稲冨)   

じゃあ、たぶんサッカーずっとやってて筑波を目指してくれてる子もいると思うし、

筑波じゃなくても強豪校でサッカーやってて大学で勉強も頑張りたいみたいな、文武両道を体現したいと思ってる高校生もいると思うから、

そういう人にむけて伝えたいメッセージとかある?

 

玉村)   

なんかその子がどういう状況かわからないですけど、

自分みたいに本当に勉強するのは少人数みたいな環境とか、

さっき言ってたみたいに何人かはその仲間がいるという状況かによって

精神的なこととかは変わってくると思うけど、

目標が曖昧だとやっぱり流されちゃうこともあると思います。

この大学行きたいっていうのは決めなかったとしても、

こういうふうになりたいって決まったら、

やるべきことも決まってくると思うから、

その目標だけはブラさずに頑張ってほしいなって思います。

 

梶井)   

自分は小さいころからお母さんに言われて勉強してきて、

今ここにいれて、やっててよかったなって思うし、

勉強するって、選択肢を増やすことになると思う。

別にしなくてもいいことだとは思うけど、

自分がどっちにいこうって悩んだときに、勉強してたら、

その選択肢が3個になったり4個になったりすると思うから、

そういう意味で、コツコツやるのがすごい大事かなって思う。

一番自分ができてなかったのは英語だなって思うし」、

英語は絶対やってたほうがいいから。

 

玉村)   

はい。どこでも使えるし、実際。

 

梶井)   

そう、なんか試験とかに使わなくてもなんかいいなって思う。

 

稲冨)   

たしかに。

 

稲冨)   

なんかありますか?聞きたいこととか。

 

黒田)    

そういえばさ、十文字も筑波のOGさんに結構いるよね、ちかさん(上津原千賀・2018年卒・2020年シーズンよりニッパツ横浜FCシーガルズからFC十文字VENTUSへ移籍・加入)とか?


梶井)   

そうですね、4年に1回くらいとか、

 

黒田)   

いるよね!結構作陽もコンスタントにきてくれるよね。

 

玉村)   

はい。

 

黒田)   

やっぱ上がいるから来やすいよね。

 

梶井)   

やっぱそういう人もいるんだなって。

 

玉村)   

そこがあるから、ちょっといきやすくなる部分もあるし、

アドバイスもらえたりするのは大きい。

 

梶井)   

ちかさんは、私が現役で受けた時も、

浪人で受けた時もすごい心配してくれてラインくれたりとか、

受かったらすぐおめでとうって連絡してきてくれたりとかすごいうれしいなって。

 

黒田)   

2人に下も、、お願いしたい!()

つくばをめっちゃ売ってほしい。

 

梶井)   

勉強しろって()

 

全員)

(笑)

 

稲冨)   

じゃこんなもんで(笑)

 

全員)   

ありがとうございました!

 

終わり




<次回予告>

4弾 中田貴子(#22× 押鴨叡(#16

 

 
  

Posted by 筑波大学女子サッカー部 at 08:11Comments(1)2019Youは何しに女サカへ?



第2弾 

国立大学で体育系の勉強とハイレベルなサッカーがしたい女子必見!

学力上位、公立高校出身で体育専門学群現役合格者2人のコラボ対談!!

辻野友実子(前所属:大手前高校)×太田芽依(前所属:大和高校)

 

筑波大学女子サッカー部に所属する選手達の経歴は、初心者から日本代表まで、

桁違いの幅広さがあります。

この企画では、似た経歴を持つ2人の対談を通して、

それぞれがどのような経緯で、

大学女子サッカー、筑波大学女子サッカー部を選んだのか、

実際にそこでサッカーをやって感じる、

大学女子サッカー・筑波大学女子サッカー部の魅力とは何かを、

第1弾から第6弾までの全6回にわたって、包み隠さず、お見せします。

サッカーを続けるか迷っている女子、筑波大学でスポーツをやりたいと思っている女子、そもそも進路に悩んでいる全ての女子に読んでもらいたい内容です。

対談内容は、普段は聞けない2人の本音を知ってもらうため、

あえて修正をほぼ加えておりません。

ぜひ、最後までお読みください。

 

インタビュアー:稲冨真菜(#14)、黒田江菜(#30

対談者:辻野友実子(#17)、太田芽依(#15

 

 

稲冨)   

じゃあまず、大学でもサッカーを続けた理由を教えてほしいです。

 

辻野)   

続けた理由・・・なんか、理由になんのかな(笑)難しい・・

 

稲冨)   

あんまやめるっ

 

辻野)      

あー、やめる選択肢はなかった。

どっちかっていうと、

私は、サッカーをやめるっていう選択肢があったのが高校で。

高校が進学校だったし、女子サッカー部がないし、

やるかやらないかっていう選択があって。

やるっていう選択をとった。

それで、やってたらトレセンに選ばれたりとか、

すごい環境に恵まれてたっていうのもあって。

やっぱりサッカーを続けたいなーって思うようになったから、

大学でサッカーをやらないっていう選択肢はあんまりなくて・・

続ける選択肢しかなかったっていうのが正しいかもしれない。

 

稲冨)   

高校の時は、男子の部活に混ざってやってたって感じですか?

 

辻野)   

うん!そうそうそう。

 

稲冨)   

めいは?

 

太田)   

自分は単純にサッカーがめちゃめちゃ好きで、

たぶん、やらなかったら、体がもたないだろうなっていう・・

なんかもう、サッカーやりたくてしょうがなくなるだろうな、

どっかのクラブチームに入ることになりそうだなって思ったから。

だったら大学サッカーがやりたいから、

大学サッカーをやってるところに、っていうことで筑波を選んだ感じ。

 

稲冨)   

サッカー部がない大学に入ったとしても、

クラブチーム探してやってたかなって感じ?

 

太田)   

そう。だったら、大学サッカーをやりたかったから。

 

稲冨)   

うんうん

 

稲冨)   

じゃあ、ほかの大学じゃなくて、筑波を選んだ理由はありますか?

 

辻野)   

まず、選んだっていうか、

筑波を知ったきっかけになるねんけど。

自分は筑波を、

高校の眼科の先生にこういう大学あるらしいでって勧められて知った。

自分が眼科に行ったときに、

サッカーやってることを話したら、

その先生に、すごいスポーツもできてめっちゃ賢くて、筑波大学っていうところに

いったすごい友達がおったわー、

って言われて、勧められて、知ったのが最初。

それで、調べていったら、女子サッカー部もあってサッカーも続けれるし、

将来のことを考えてもやっぱりただサッカーをしていくだけじゃなくて、色々学べる事があるから、やっぱり筑波いいなーって思って選んだかな。

 

稲冨)

うんうん。めいは?

 

太田)   

私が筑波を知ったきっかけは、

1の時に、リーガで筑波大に試合しに来て、筑波大の方たちが学群に分かれて話

をしてくれたんよ。

その時に、あ、こんな大学あるんだーって。

頭もいいし、サッカーも、すごいその時大差で負けたんよ、

それで、サッカーも強いんだって思って。

顧問の大澤先生も筑波出身だったし、国公立だし、

自分がしたいことが全部あるなって思って筑波を選んだって感じ。

 

稲冨)   

ヘェ〜そうやったんや!

じゃあ実際に入って、大学サッカーをする身になって、感じる、大学サッカーの魅力とかありますか?

 

辻野)   

うーーーーーーん。なんだろ・・・

まず、サッカーのことで言ったら、

自分はすごい考えてプレーするようになった。

どう動いたら、どうなるっていうのがすごい分かるようなって、

考えてプレーできるようなって、

もっとサッカーがおもしろい、1個上の段階にきたって感じで。

面白さのレベルが増したっていうか、なんか違った面白さを味わえるようになったっていうのが、

まず大学来てサッカーやってよかったなーって思うことかな。

他の面では、運営とか自分たちでやるから、すごい将来役立つと思うし、

自分のためにもなってるし、

広報とかも見ててすごい参考になる。

やっぱりチームのことを考えて、

チームのためにできることがすごいいっぱいある。

たぶんなでしこリーグとかクラブチームだったら主にプレーをすることでチームに貢献することになると思うけど、

大学サッカーっていうのは、プレーもそうだし、広報活動とか、仕事とかでチームに貢献できることがいっぱいある。

そういう面ではやっぱり面白いし、魅力なんじゃないかなーって思う。

 

稲冨)   

サッカー以外の面とかでもいろいろ活動できたり、学べたりするっていうのはありますよね!

 

太田)   

自分もサッカーの面では、さっきゆみこさんも言ってたみたいに、

ほんとに考えてプレーするようになった。

高校の時はただ感覚でプレーしてたけど、

大学入って戦術を平嶋さんが落とし込んでくれたり、

自分たちで分析したりとかして、

それがはまったときはすごい楽しいし、

考えてプレーするようになって、サッカーの面白さがめっちゃはまったって感じ。

サッカー以外のところでは、

また高校との対比になっちゃうけど、

高校の時は、顧問の先生が全部やってくれて、

それに乗っかるだけだったなって今感じてて。

でも今は、平嶋さんはしっかりコーチングしてくれるけど、

まず自分たちで土台を作って、自分たちでやろうっていうのができる。

筑波はそれがしっかりできる場所だと思うからすごいいいなーって思う。

自分たちで作り上げるから、その喜びもさらに大きくなるし、

それが大学サッカーの魅力じゃないかなって思う。

 

稲冨)   

うんうん、たしかに。

 

黒田)   

体専(体育専門学群)を選んだ理由とかって、ありますか?

 

辻野)   

なんか、今は違うねんけど、

高校の時は、体育の先生になりたいっていうのもあって、

体専を選んだっていうのも、大きいかもしれん。

 

稲冨)   

今はどんなことがやりたいとかあるんですか?

あ、そっか、ゆみこさんはプレーヤーか。

 

辻野)   

うん、そう。

プレーヤーを続けるから、体育の先生にはならんけど、

大学で学んだことが、プレーとか、考え方に生かされる部分もあるから、

やっぱり体専にきてよかったなって思う。

 

太田)   

自分は、もともと、好きな分野を勉強したかったから、

好きな分野って何だろうって思ったらずっとサッカーしかしてなくて、

体育のことが一番身近だったから

体育系が学べる大学に行こうって思ってた。

もうほかの学部も受けなかったし、

その中で筑波の体専が一番いいっていうのは知ってたから、

行ける可能性があるんだったらそこにチャレンジしようかなって思って選んだ。

 

稲冨)   

ヘェ〜なるほど!

ゆみこさんとかめいとかの学校は、結構進学校っていうか、

 

太田)   

膳所(稲冨の出身高校)よりは全然だけどね()

 

辻野)   

へへへへ、たしかに。()

 

稲冨)   

筑波を一般で受験する人とか、国公立を一般で受験する人は結構いた?

 

太田)   

筑波を一般・・・

 

稲冨)   

筑波とか、そのー、3月までやん、受験が。そのところまで受験勉強してる人は結構いる?

 

太田)   

うん。9割くらい。

 

稲冨)   

じゃあ、周りが推薦とかばっかりやったら

勉強のモチベーションとか維持するのが難しいと思うけど、

そういうのはあんまりなかった?

 

辻野)   

自分は、逆に運動をしなあかんっていうか、

そのー、二次試験に運動っていうかスポーツっていうか・・・

 

稲冨)   

実技?

 

辻野)   

そうそう、実技があるから、

勉強はそんなにしないっていうか、サッカーばっかりやってて、

みんなはもう二次試験の勉強をやってるのに、

私はまだセンターの、まあセンターしかやらへんからいいねんけど、

センターのことをやってて

ほんとに間に合うかなっていう不安のほうが大きかった。

 

稲冨)   

あー、なるほど。

 

辻野)   

そう、焦りとか、そっちの方が大きくて。

モチベーションとかは全然大丈夫やけど、

これで終わるかなーみたいな感じのほうが大きかった。

 

稲冨)   

その時はどういう気の持ちようで頑張ったとか、なんかありますか?

 

辻野)   

うーん、塾の先生とか学校の先生にも、

ちゃんとやれば間に合うから大丈夫って言われて、

まあそれ信じてやったとしか言えへんねんけど・・・かな・・って感じ。

 

稲冨)   

うんうん。

 

太田)   

私も同じで、

みんなは春ぐらいに部活をやめて、もう勉強を始めるんだけど、

自分は、勉強だけに入ったのはほんとに夏が終わってからだから

焦り?はあった。

夏休み中はほんとに、勉強したいけど部活も最後まで頑張りたいっていうのもあったし、

他の人に比べて全然勉強量が確保できなくて。

もう、一番衝撃的だったのは、

夏休み入る前には勝ってた友達に、

夏休み終わってからめちゃめちゃ負けてて。

世界史だったんだけど。めっちゃ点数離れてて、

マジかっっってなって、やられたっっ!って感じで、

もうそこから焦りがすごくて、

こんなんじゃ間に合わへん、めっちゃがんばろーみたいなモチベーションで。

 

稲冨)   

あーー、もう、やらなー!みたいなふうに思えたってこと?

 

太田)   

そうそう、全然足りてないっていう感じやった、ずっと。

 

稲冨)   

それでなんか、しんどくなるとかは?あまりなかった?

 

太田)   

しんどくなるのは、まあ、うーーーん・・・。

しんどくなる期間がめちゃめちゃ短かったからー()

 

辻野)   

たしかに(笑)

 

稲冨)   

あー(笑)

 

太田)   

ほんとにしっかり勉強だけっていうのが4か月くらいしかなかったと思うから、

しんどくなる前に、ほんとにやばい!やらんとっっ!ていう・・・ので、

もう、しんどくなる暇もなかったって感じ。

 

稲冨)   

なるほどね!

 

稲冨)   

じゃあ、大学でもサッカーを続けるか迷ってる人にもそうやし、

たぶん筑波の体専に入りたい人も多いと思うから、そういう人に向けてでもいいし、

周りより勉強してないってなって焦ってる人とかでもいいし、

そういう自分と同じ、似たような環境とかにいる人に向けて伝えたいこととか、

なんかありますか?

 

辻野)   

うーん。なんていうの?

自分で言うのもなんやけど、

スポーツもして、勉強もしてって、

振り返ると、すごいことやってたんやなーって思うし、

それを頑張ったら自分のためになるし、

やっぱりそれがあったおかげで、理解の幅が広がったと思うから、

大変やと思うけど、

がんばったら、自分のためにはなるかなーって。

 

稲冨)   

めいはどう?

 

太田)   

体専を目指す人は逆に自分はラッキーだと思ってて。

ほかの学部の人って勉強しかする科目がないやん。

でも体専は二次試験で実技があるから、

しっかり受験勉強して運動でストレス発散できるっていうふうに自分はとらえてる。

勉強だけやってたら、煮詰まっちゃうこともあると思うけど、

そういうときに、しっかり運動してサッカーして走ったりしてたら、

いい感じで両立出来て、

勉強の集中力も続くし、体もなまらないし、っていうので、

すごいいい感じの循環で勉強とか、受験はできたかなーって思うから、

なんだろ・・・

 

稲冨)   

実技があるのを焦ったりするってよりは、ポジティブに考えてみたいな?

 

太田)   

そう、そう、そんな感じ

 

黒田)   

実技に関する不安とかはあんまりなかった?

 

太田)   

自分は、二次試験の副専が1500m走だったんですけど、

タイムが、初めは一気にバンって伸びて、

でもそこからあんまり伸びなくて。

これだと8割とれるかどうかくらいだったんで、

それだとやっぱ厳しいなっていう状況で。

そこからはちょっと苦しかったですけど、

んーなんだろ、実技の練習で伸びたら、それはすごいうれしかったし、

勉強もこのまま頑張ろうみたいな、

いい調子に持っていけたとは思いますね。

 

黒田)   

ゆみこさんは、副専は・・・

 

辻野)   

自分も1500()

もう、ほんまに、センター終わったら毎日走ったりとか、

あとはエアロバイク漕いだりとか、

すごいしんどかったけど、

それも今ではいい思い出っていうか。

やっぱり教育実習とかで帰って、

一緒にトレーニングしてくれた先生に会っても、

すごいありがたいなあとか、結構懐かしい気持ちになって。

まあ、よくよく思えば楽しかった。

1500m走はしんどいかもしれんけど()

 

太田)   

めちゃめちゃしんどい(苦笑)

 

辻野)   

まあそれもいい思い出にはなるかなーって思う。

 

稲冨)   

なんかほかに話したいこととかある?言っときたいこととか。

 

太田)   

サッカーが好きやけど高校でやめようって思ってる人は、

がんばって筑波に来れるならきて、

サッカーやった方がなんだろ、密がすごいと思う。

 

稲冨)   

4年間の?

 

太田)   

うん。4年間の。

まあそれは、別の方法でも密度濃い4年間にはできると思うけど、

好きなサッカーやって

それで自分が成長できる場所だと思うから、筑波は。

いろんなことやっても、みんなが許容してくれて、

いいじゃん!やってみようよ!っていうふうにしてくれる集団で、

筑波の女サカがすごいいい場所だと思う。

自分の成長のためにもサッカーしながらいろんなことができるっていうのは

すごい筑波の女サカのいいところだなって思うから。

そう、みんなに来てほしいな!そういう志がある人は。

 

稲冨)   

めっちゃそう思う!

なんか私自身結構続けるか高校の時に迷って、

サッカーやるかどうするかみたいな迷ったけど、

サッカーやらへん生活はきっと物足りひんやろうなーと思って。

なんか、毎日遊ぶのも楽しいやろうけど、

サッカー頑張って頑張ってたまにあるオフで遊ぶ方が

きっと楽しいやろうなーとか()

 

全員)   

()

 

稲冨)   

オフシーズンは、シビアなサッカーじゃなくなるじゃないですか。

1週間ずつ今週試合に出れるかなとか、

今週絶対負けられへん試合やなとか、

そういう緊張感はなく日々を過ごしてたら、

なんかめっちゃ物足りひんなって思って(笑)

 

全員)   

()

 

稲冨)   

あのとき、あーほんまに続けてよかったなって。

オフシーズンにはいってめっちゃ実感した(笑)去年の。

 

黒田)   

やっぱり高校まで真剣に向き合ってきた人とかは、

まなが言ったようにサークルじゃ、なんか物足りなくなって、

楽しいけど、何かもやもやしたまま大学生活を送ってしまうんじゃないかって、

私は思うから。

 

稲冨)   

本気のサッカーが一番楽しい。

 

太田・辻野)

たしかに。

 

稲冨)   

そんなもんですか?なんか言い残したこととか、熱い思いを()

 

黒田)   

昨日真帆がめっちゃ熱い思いを(笑)

 

稲冨)   

まほさん。めっちゃ感動した(笑)

 

辻野)   

え、めっちゃ読むの楽しみやねんけど(笑)

 

黒田)   

ははは、もうここにカンペ用意してたし、真帆。

 

全員)   

()

太田)   

すげーな()まじめだな

 

稲冨)   

大丈夫?

 

辻野・太田)

大丈夫です。

 

稲冨・黒田)

おっけ、じゃあ、ありがとうございました!

 

辻野・太田)

ありがとうございました!!

 

終わり

 

 

<次回予告>

3弾  梶井風薫(#24) × 玉村如捺(#20

 



  
Posted by 筑波大学女子サッカー部 at 21:08Comments(0)2019Youは何しに女サカへ?
2019シーズン 最終結果報告


・Liga Student 2019

[予選リーグ 1部グループA]
高崎健康福祉大学高崎高校 2-1
日本大学 1-0
神奈川大学 1-3
尚美学園大学1-3
十文字高校 1-8
成立学園高校 0-0
幕張総合高校 0-5
横浜翠陵高校 1-0

[13〜16位決定トーナメント]
順天堂大学 2-1
湘南学院高校 4-0

最終結果ー13位(2部降格)



・第25回関東女子サッカーリーグ 2部

[前期]
東京国際大学 2-2
国士舘大学 1-0
慶應義塾大学 2-1
順天堂大学 1-0
流通経済大学 2-1
武蔵丘短期大学 1-0


[後期]
東京国際大学 1-0
国士舘大学 1-2
慶應義塾大学 1-1
順天堂大学 2-1
流通経済大学 3-1
武蔵丘短期大学 2-3


最終結果ー2部 優勝(1部昇格)



・Precious Ladies Festa
東海大学 0-1
大東文化大学 0-2
名古屋経済大学 0-3
日本女子体育大学 2-0
浦和レッズレディースU18 0-1

時之栖サッカーフェスティバル 2019 御殿場レディースフェスティバル〜女子サッカー東西交流大会〜

大阪教育大学 8-0
SEISA OSAレイア湘南FC 3-1
帝京長岡高校 1-6
スフィーダ世田谷FCユース 2-1



・第25回茨城県女子サッカー選手権大会
(兼 皇后杯全日本女子サッカー選手権大会茨城県予選)
つくば FCレディースユース 2-0
茨城フットボールアカデミー 1-1 (PK 4-3)
流通経済大学 1-0

最終結果ー優勝


第41回関東女子サッカー選手権大会
(兼)皇后杯JFA第41回全日本女子サッカー選手権大会関東地区予選

群馬FCホワイトスター 0-2

最終結果ー1回戦敗退


・第33回関東大学女子サッカーリーグ戦 1部

帝京平成大学 1-0
慶應義塾大学 0-0
大東文化大学 1-2
神奈川大学 0-1
日本体育大学 0-0
東京国際大学 2-0
東洋大学 1-2
早稲田大学 2-2
武蔵丘短期大学 1-2

最終結果ー1部7位(インカレ出場)




・第28 回全国大学女子サッカー選手権大会

仙台大学 1-0
徳山大学 2-0
早稲田大学 0-3

最終結果ーベスト8


ご声援誠にありがとうございました。
  
Posted by 筑波大学女子サッカー部 at 18:02Comments(0)2019シーズン試合結果報告2019






you タイトル

第1弾 

なでしこリーガーを目指す女子必見!!

強豪チーム、順心とジェフU18出身の2人のコラボ対談!!

千葉玲海菜(前所属:藤枝順心高校)× 清村珠幸(前所属:ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU18





筑波大学女子サッカー部に所属する選手達の経歴は、初心者から日本代表まで、

桁違いの幅広さがあります。

この企画では、似た経歴を持つ2人の対談を通して、

それぞれがどのような経緯で、

大学女子サッカー、筑波大学女子サッカー部を選んだのか、

実際にそこでサッカーをやって感じる、

大学女子サッカー・筑波大学女子サッカー部の魅力とは何かを、

第1弾から第6弾までの全6回にわたって、包み隠さず、お見せします。

サッカーを続けるか迷っている女子、筑波大学でスポーツをやりたいと思っている女子、そもそも進路に悩んでいる全ての女子に読んでもらいたい内容です。

対談内容は、普段は聞けない2人の本音を知ってもらうため、

あえて修正をほぼ加えておりません。

ぜひ、最後までお読みください。

 

インタビュアー:稲冨真菜(#14)、黒田江菜(#30

対談者:千葉玲海菜(#10)、清村珠幸(#1



 

稲冨)   

じゃあまず二人がなでしこリーグのチームじゃなくて大学でサッカーしようと

思った理由は?

 

千葉)   

そもそも高校卒業してなでしこリーグに行こうっていう考えはあんまなくて、

一度大学行ってからなでしこリーグに行けたらいいなって自分は思ってて、

そういうなかで大学選ぶってなって、筑波大学にした理由は、、、

 

稲冨)   

あ、待って待ってそれは待って(笑)

そこまでそこまで(笑)

 

全員)   

 

稲冨)   

なんでなでしこリーグは考えへんかったん?

 

千葉)   

なでしこリーグってめっちゃ上手くないとオファー来ないし、

自分から(練習参加等)行かないと、行けなくて。

今後セカンドキャリアとか考えたら

やっぱり大学は卒業したかったっていうのが自分の中であったから。

 

稲冨)   

自分からも行かへんかった?

 

千葉)   

うん、行かなかった。

 

稲冨)   

セカンドキャリアとかも考えてみたいな?

 

千葉)   

そう。

 

稲冨)   

みさきは?

 

清村)   

自分は、もともと、なでしこリーグでプレーしたいからジェフを選んでて、

で、高1でジェフに入って、

そっから結構トップチームの練習とかにも参加して。

それで三年間やってきて、

上がる上がらないってなって監督と話した時に、

上がれるけど、試合にはあまり出られないって言われて、

それなら他で試合経験を積んでまた戻ってくるかみたいな話になって。

自分は中学生のときにあんま試合出れてなくて、

ジェフの高校3年間でやっと試合経験を積み始めたところだったから、

それならもっと試合経験積めるところでやりたいなと思って。

そしたらなでしこ2部かそれより下のチームか大学かみたいな迷いがあったけど、

自分のパフォーマンスを上げるためにも、

将来、指導者とかトレーナーとかやりたいからスポーツ系の勉強したい、

って考えて、大学って感じです。

 

稲冨)   

へー!そうやったんや!

 

千葉)   

じゃあ、大学に行きたいとは思ってなかった?どっちでもいいやみたいな?

 

清村)   

行きたくないってわけじゃないけど、なでしこリーグって感じでした。

 

稲冨)   

もうそうなったら働きながらってこと?

 

清村)   

部活入んなくても推薦で取ってくれる大学か、

スポーツ系の勉強したかったから専門学校とか。

やっぱ高卒じゃ厳しいから(笑)

 

千葉)   

それ!(笑)

 

稲冨)   

じゃあ、大学でサッカーやろうってなって、

なんで筑波を選んだん?

 

千葉)   

え、正直なやつ言っていい?ほんとに正直なやつ(笑)

 

稲冨)   

うん、いいよ(笑)言っていいよ(笑)

 

千葉)   

普通に家から近い。

実家が福島だから家から近い大学。ネームバリューがいい大学。かつサッカー部あるみたいな感じ(笑)

レベルとかはあまり考えてなかった。

でも、ゆうきさんが居たから、、、

中三の時にゆうきさんと福島国体で一緒にやってて、めっちゃ上手くて。

で、ゆうきさん筑波だってなって。

でもゆうきさん特別指定でレッズ行ってるみたいな。

自分もそんな感じでいけたら最高だなって思って、

4月の段階で筑波って決めてた。

でも、合格しなかったらしなかっただし、

合格するようにとりあえず高校ラスト一年頑張って、

最終的にU20の候補に入れて、

で特別指定もらって、

今ジェフと筑波でこうやってできてるから、

なるようになったって感じ(笑)

 

稲冨) 

それでなってんのがすごいわ(笑)

 

千葉)   

ほんとにそんな感じ(笑)

 

黒田) 

すごっ!(笑)なるようになったんだね(笑)

 

稲冨)   

みさきは?

 

清村)   

キーパーって特別なポジションだから

いくつかの大学から話もらってたんですけど、

(筑波は)確かに他の大学と比べてレベルは落ちるけど、

でも環境とかホントにすごいし、

体専(体育専門学群)があるからちゃんとスポーツを勉強できるし。

あと、自分はれみなさんいるし、ゆうきさん(浦和レッズレディース所属)、こずさん(ジェフユナイテッド千葉市原所属)とか、

女サカでやっててなでしこリーグ行ってる人がいるから、

全然やっていけるなって思って、筑波にしました。

 

千葉)   

でもあれだったよね。

みさき高3でさ、自分大1の時たまに一緒に練習やってたよね(笑)

 

清村)   

ほんとにたまに(笑)行く曜日が違ったから(笑)

 

稲冨)   

じゃあ、実際大学サッカーして感じる大学サッカーの魅力ってある?なでしこリーグと比

べたら違うところとか、

高校のサッカーとは違うところとか、

クラブユースとは違うところとか

 

千葉)   

やっぱ大学って、勉強と部活の両立みたいな感じ。

特に自分がいる学部はトップアスリートが多いし、

周りにいろんなすごい人とかいるから刺激を受けたり、

学ぶ内容も自分の競技に活かせたりする。

もし大学行かずにこのままなでしこリーグ行って、仕事しながらサッカーってなってたら、

勉強に費やす時間もなかっただろうし、やらなかっただろうし。

競技力向上には繋がってなくて、

技術は上がるかもしれないけど、

体作りとか基礎のところが分かってなかったんだろうなって思ったりして

大学って良いところだなって思う。

 

清村)   

自分も一緒で、

筑波だと他の部活の人とか私の友達みんな世界で戦ってて、

競技は違うけど、

そういう人と身近に話してて発見とかあったりすると

自分にも活かせたりする。

あと、なでしこリーグは大学サッカーに比べて試合数がほんとに少なくて、

大学サッカーだと、

関東リーグと関カレと皇后杯、リーガって1年中やってて、

そこに練習試合も加わってくる。

なでしこリーグだと人数の関係もあって、

しかもチャンスも全員が貰えるわけじゃないから、

試合経験とか積みたいんだったら絶対大学サッカーの方がいいと思う。

自分は結構そこが違いだと思ってて、

大学サッカーの方がいいんじゃないかって思い始めた理由の1つでもあった。

 

千葉)   

そこ大きいよね。

メンバーは入れなかったりベンチだったりしたら

出れない人はほんと1年とか出れないもんね。

 

清村)   

しかも、その次の日は少人数で練習して終わりで練習試合はない。

確かに高いレベルで練習はできてるかもしれないけど、

試合勘っていうのはどんどんどんどん下がっていく一方だと思う。

 

稲冨)   

なるほどね。

じゃあ大学サッカーの魅力はそんな感じやん。で、、

 

千葉)   

え、私まだめっちゃあるよ(笑)

 

稲冨)   

え、言って言って(笑)

 

千葉)   

なんか去年とかつくフェス(つくばフェスティバル)やって、

自分たちは今まで普通に大会とか参加してきて、

運営のこととか全然考えてなくって。

でも、改めて自分らが運営する立場になってみて、

すっごい大変なことに気づいたし、

もしこうやって筑波に来れてなかったらその体験はできなかった。

他の大会とかも当たり前のようにあー大会ねみたいに

運営してくれる人のこととか絶対考えなかったけど、

やっぱり運営する大変さとか、

大会を開催するためにはいろんな人の支えがあってできてんだなって

改めて感じる。

そういうところも人生の経験というかめっちゃいいなって、

大学、特に筑波に来て、

それは筑波でしか体験できないことなのかなって考えたらすごいいいなって

自分は思いました。 

 

稲冨)   

そんなもん?

 

千葉)   

まだあった(笑)

 

千葉)   

筑波の女サカは、

今までずっとサッカーやってきた人もいれば途中から初めた人もいる、

体育じゃない学部の人もいる、

もうとにかく色々な人がいて、

そんなかで触れ合うっていうか一緒のチームになることによって、

いろんな人の価値観とか、

なんて言うんだろ、

こんな人もいるんだーみたいな。

そういう人が身近にいて、

いい仲間がすごい身近にいてなんか嬉しい。(笑)

 

全員)   

嬉しい!?(笑)

 

千葉)   

嬉しいってか、   

いろんな人と関われるし、

自分の引き出しも増える気がするし、

なんかもう普通に楽しい!

 

清村)   

なんか、始めたばっかの人とか、

成長が著しすぎて、

短期間でそんな伸びるんだみたいな。

自分たちなんか伸びたとしてもほんのちょっとだから。

例えば、なつきとかみずほとか入ってきて

すっごい急成長しててそういうのも刺激受ける。

あと、サッカーずっとやってきてた人とかは、

コーチングのとき

ある程度雰囲気とかで掴んでくれるけど、

始めたばっかの人とかはそれだとやっぱりわかんない。

後で聞くとわかんなかったみたいなことがあるから、

もっと分かるためにはどういうコーチングをすればいいのかっていう、

そういう経験があることによってコーチングの質も上がって、

今まで雰囲気で掴んでた人ももっとわかりやすくなるし。

 

千葉)   

周りの人の環境で自分も成長できて

ほんとに良い環境だなって思う。

影響とか。

 

黒田)   

なんかそんなこと言ってくれてジーンときた、今(笑)

逆にさ、今までずっとサッカーやってきてて、

すごいレベルの高いとこでやってきたわけじゃん。

そんな中に、筑波でそれこそ始めたばっかの人とか

レベル的には落ちてるかもしれないけど、

そういうとこのギャップとかは感じた?

 

千葉)   

はじめはやっぱりギャップに驚いて、

ちょっと、なんだろ、

ほんとに自分はこのチームでやっていけるかなとか思った。

けど実際環境のせいにはしてたらダメだし、

この環境で自分がどうやって上手くなるかとか考えて、

やっていく必要がある。

そんなかでも、サッカーはチームスポーツだから、

色々な人がいる中で

どうやって勝ちにいくのかとかいうチームビルディングとかも

楽しく思えるようになってきました。

最初に比べたら。

こうやってみんなで戦って、

組織的に考えてやったりするのが楽しくて今は。

ギャップとかは気にしてないっていうか、、、

 

稲冨)   

ネガティブには捉えてない?

 

千葉)   

そうそう。ネガティブには捉えてない。

 

清村)   

最初はどうすれば良いかわかんなかった。

初めての経験だからわかんなかったけど、

逆に筑波って他の大学に比べたら前所属チームとか、

他の大学とかは結構みんな有名な高校とかからきてるけど、

知らないとことか初心者とかいる中で

逆にそれでインカレとかで上の順位とか取れたらすごい。

大学サッカー行くなら自分はインカレ優勝目指したいってずっと思ってて。

それもジェフの人に言って筑波にきたから、

だからこの環境、こういう選手の感じで

さらにインカレ優勝とか目指していきたいって思う。

なんか上手く言えないけど。

 

稲冨)   

でもなんとなく言いたいことは分かる。

なんか今も結構話してくれたけど、

筑波の魅力って他に感じるところある?

 

清村)   

分析とか自分は初めての経験で。

今までは全部もう監督が相手の分析をして、

大事な試合だったら前日のミーティングで言って

こういう感じでやろうだったけど。

筑波は何日も前から選手も分析するし、

平嶋さんも分析するし、

それで試合に向けてって練習もちゃんとやって、

あと、フォーメーションとかも相手によって変えるし

そういうのは初めての体験で魅力だと思う。

 

稲冨)   

勉強になるっていうか、

サッカーをもっと考えるきっかけになるよな。

 

清村)   

自分は将来的に指導者とかそっち系も考えてるのもあるから、

少年サッカーとか入れたりするのも

筑波の魅力かなって思います。

 

稲冨)   

れみなはどう?

 

千葉)   

分析とかは高校の時から結構ガチで、

コーチがサッカーオタクみたいな感じだったから

結構やってたんですよ。サッカーの勉強とか。

でも監督とかスタッフがチームのためにやってくれるし、

もちろん選手も一生懸命だけど、

監督やスタッフさんたちも一生懸命なとことか素敵だなって。

他の大学は監督がいてもいなくても関係ないとこもあるらしい。

そういう環境で練習メニューもそんな感じだしみたいな。

こうやって筑波みたいに戦術的ピリオダイゼーションとかやってるのも

自分の今後のサッカー人生とか、

コーチとかに進むにあたってめっちゃ良いことだし、

GPSとかもすごいし、

そういうところは筑波すごいなって、

入ってよかったなってめっちゃ思う。

 

黒田)   

GPSとかもすごいよね!

 

千葉)   

私、戦術的ピリオダイゼーションめっちゃ良いと思う。まじで。

なんかFCTで上げる日決めて、

落とす日も決まってて、

強度とかの確認も毎日やったりしてて、

そういうところはほんとにすごい。

なんか言いたくないこれ。

なんか分かる?他の大学に(笑)バレちゃう(笑)

 

黒田)   

分かる(笑)

 

清村)   

吉田さんとかもあんな感じだけど実際めっちゃすごい人だし

 

稲冨・黒田)

ほんとにそう!

 

千葉)   

ほんとにすごいと思う!

 

清村)   

やったらなんかみんなそのまま伸びるから

 

黒田)   

ほんとにすごいよね!

 

稲冨)   

今までそんな体作りっていうか

動きの基本見直すのとか

そんなとこトレーニングしたことなかったもん!

 

千葉)   

クラブチームとか行ってもそういう人はあんまりいない。

専門的な人とか。特に女子とか。

だからほんとに大学きてよかった。

 

黒田)   

サッカー以外のすごい人が来て教えてくれるからね。

陸上だけど

それがサッカーにまた直結するような

パフォーマンス上がったりとかすごいよね。

 

千葉)   

それすごい。

でもこんな良い環境にいて、

それが当たり前なんかになってると絶対良くないから

スタッフさんとかにはほんとに感謝しなきゃいけないし、

そのためには自分たちも結果とかで恩返ししなきゃいけないなって

最近はすごく思う。

 

稲冨)   

なんかさ、筑波はほんまに選手も真面目に目標に向かって頑張るし、

それにスタッフさんも自分らのために全力でやってくれてはるし、

1つになってみんなが頑張ってるのはめっちゃ楽しいし、

ほんまに感謝やし素敵やなって思う(笑)

 

千葉)   

もうなに〜(笑)

 

稲冨)   

みんなに感謝てかほんまにみんなに出会えてよかったなあってめっちゃ思う

 

黒田)   

それは思う!

 

千葉)   

ねえ思う!

だからサッカー続けててよかったーってめっちゃ思う。

 

稲冨)   

やめようと思ったことあったん?

 

千葉)   

全然あるよ。

なんかやめようってか、環境がなくて。

あ、じゃあもう良いやサッカーみたいな。

別に高校で静岡に行こうとか全然思ってなかった。

てかいっちゃダメみたいな感じだったから、お父さんが。

じゃあ良いやみたいな。

近くでやろうサッカーみたいな感じだった。

でも結局順心に練習参加行ったら取ってくれて、で行ってみたいな。

 

稲冨)

へー!そんな感じやったんや!

 

稲冨)   

じゃあ、多分高校で大学サッカーっていうよりは

なでしこ行きたいなーって思ってる人とか、

大学でもサッカーやるか迷ってる人とか

まあいろんな人がいると思うけど、

そういう人にむけてなんか伝えたいこととかある?

 

千葉)   

来れるなら、ほんとに筑波は第一志望で目指した方が良い場所だと思う。

大学でやりたいって思うなら、

筑波にきたら意識が絶対変わると思う。

だからもし勉強頑張れるなら

筑波を目指した方が良いと思う。

私はこんなこと言える立場じゃない(笑)勉強できんもん(笑)

一般入試で入ってないから勉強頑張ってくださいとかは言えないけど、

筑波は本当に良いとこだと思う。

 

清村)   

でも自分がちょっとしんどかったのは、

筑波の推薦の入試が他の大学と比べて遅めで、

自分は筑波落ちたら働きながらなでしこ2部とかでやるしかなくて、

そこがちょっとしんどかった。

 

千葉)   

枠も狭いんだよね。

 

稲冨)   

じゃあ大学でサッカーやるか迷ってる人にはなんかある?

筑波ってよりかはそこの決断に対して

 

千葉)   

その人にとってサッカーが自分のどこにあるかによると思う。

なんか今までサッカーを頑張って、

サッカーが生きがいっていうかサッカーのために頑張ってきたなら、

ここで辞めちゃうのはもったいないって思うけど、

大学入ってやりたいこととか将来の夢があるなら

そっちのほうにシフトチェンジして行ってもいいと思う。

でもやっぱりサッカーは続けた方がどっちも上手く行きそうな気がする。

どっちも頑張った方が自分の経験上どっちも上手く行くと思う。

勉強だけ、なんかテスト前で勉強だけがんばろうと思っても、

なんかちっぽけなことなんですけど、

集中できないし、

ちょっとでも体動かしにサッカーに行って帰ってきた方が、

勉強捗ったり、

自分はそういうのがあったから、

サッカーは自分にとって大きい存在だったからかもしれないけど

 

清村)   

サッカーをやらないっていう生活は自分では想像できないけど、

何か熱中できる物は持ってた方が

自分にとってはプラスになるから、

今までサッカーに熱中してきて、

高校で完全燃焼みたいになっちゃう人もいると思うけど、

そこで終わっちゃうとその後の生活が、

生活の質?なんていうんだろ

 

稲冨)   

面白くないっていうか、ものたりひんみたいな?

 

清村)   

そう(笑)

 

千葉)   

自分らだったらそうなっちゃうかなーって思うけど

 

稲冨)   

まあ実際その身になってへんからなんとも言えへんとこはあるけどな(笑)

 

千葉)   

どっちも楽しいんだろうけどね(笑)

 

千葉)   

日本の女子サッカーってマイナーだし、

大学でサッカー続けてる人もなかなかいないから、

やっぱり女子サッカーをほんとに盛り上げたいってなったら

女子のサッカー人口を増やさないといけないと思うから、

大学女子サッカーの魅力をもっともっと自分らが、

現に大学女子サッカーやってるからそこで発信して、

もっともっとやりたいって思う人を増やせるようなチームでありたいし、

そういう選手にもなっていきたいなって自分は思う。

 

清村)   

もっとできんじゃないかって思うけど、

その具体案はまだない(笑)

でもなんか変えていきたい。

 

稲冨)   

なんか変えていきたいって思って、

こんなことやりたいなとか思いついた時に、

それがほんまにできるのもめっちゃ魅力やと思う。

 

黒田)   

それさ、やっぱ大学サッカーじゃないとできないことだと思う。

 

稲冨)   

それに大学サッカーの可能性でもあると思う。

高校の部活でも難しいと思うし、クラブチームでも大人とかもっと関わってくるやろし、、

 

清村)   

自分がなんかチームに対して、

還元できるって言ったらプレーでやるしか、

そこで結果を残すしかできないから、

そういう他のアプローチの仕方でチームに貢献できる形があるっていうのは

すごい魅力だなって思う。

 

千葉)   

いろんな学部がいるからこそできることだと思う。

女サカもいろんな学部いるから

ほんとにそこが面白いところだなって思う。

でも、自分は、そこだけ頑張っててもダメだし、

サッカーだけ頑張っててもダメだし、

サッカーも頑張ってそっちも頑張ってたら

ほんとにいいチームになると思うから、

どっちも頑張りたい!

 

稲冨)   

まじで。

全員がどっちも頑張るのももちろんそうやけど、

役割分担というか、

いろんな人がいるからこそ全員でどっちも頑張れるのが

筑波の良いとこだと思う。

 

黒田)   

もっと人数が増えれば、

役割分担も増えると思うし、

そしたらもっと質が高まると思うから、

そういうふうにしていきたいな。

 

清村)   

でもやっぱり、

人を集めるには、

そのきっかけになるのはやっぱり結果だと思う。

 

稲冨)   

めっちゃそう思う!

 

清村)   

関カレとかだと他の大学はみんな結構見てると思う、高校生は。

そこの強い相手に対して筑波が勝ってたら、

そこをきっかけとして筑波ってどんななんだろって見てもらえれば、

そういう魅力、結果で勝ってるってとこと、

オフの面の魅力も知ってもらえると思うから、

まずは勝たなきゃいけない。

 

黒田)   

まず見られるの結果だもんね。

 

千葉)   

頑張るよ〜!

 

稲冨)   

頑張ろう!

 

終わり

 

 

<次回予告>
第2弾  辻野友実子(#17) × 太田芽依(#15)


  

Posted by 筑波大学女子サッカー部 at 15:51Comments(0)2019Youは何しに女サカへ?