こんにちは。
体育専門学群1年の三村沙良(#45リタ)です。

受験生の皆さん、共通テストお疲れ様です。まだまだ気を緩めず、二次試験の対策に取り組みましょう。受験期も残りわずか。全てが終わった時に後悔が残らないよう最後の最後まで頑張ってください。

私は実技①をサッカー、実技②をバスケットボールで受験しました。今回は実技②バスケットボールの試験内容と対策についてまとめたので、参考にしていただけたら幸いです。

試験内容は基本毎年同じですが変更点等があるかもしれないため、試験中は説明をよく聞きましょう。その際、試験監督の先生が大切なポイントをおっしゃることがあるので聞き逃さないようにしましょう。

・8の字ドリブル
フリースローラインくらいの大きさの四角形を8の字にドリブルします。女子だと3週以上いければ高得点だと思います。コーンに当たると減点されてしまいます。

・ボード当て
ボードにボールを当てキャッチをして逆側のラインを踏む動作を繰り返します。得点は、ボードに当てて1点、キャッチしラインを踏むか超えるかで1点です。

・ゴール下のシュート
文字通りゴール下からシュートを打ちます。シュートを打ったら1点、ゴールに入ったら2点です。女子だと18~19本打って16~17本入ったら高得点だと思います。

・オールコート
パス、ドリブル、シュート全ての技術が入った種目です。最初にボードにボールを当ててジャンプしながらキャッチする動作を行います。その後、走りながらパス、キャッチの動作を2回行い、レイアップシュートをします。ここで確実に決めることが大切だと思います。その後、2つのコーンをフェイントをしながら抜きます。去年はスピード感を意識してフェイントするようにとの指示がありました。最後にドリブルからシュートをして試験は終了です。

バスケの試験でいちばん怖いのは一つのミスを引きずって自分のリズムが崩れてしまうことです。実際私は8の字ドリブルで転んでしまいましたが、すぐに気持ちを切り替えることでその後のボード当て、ゴール下シュート、オールコートは今まで通りのパフォーマンスを発揮することができました。一度ミスしてしまっても気にすることなく、次のテストに集中しましょう。あとは練習あるのみです!頑張ってください!

皆さんと筑波大学でお会いできる日を楽しみにしています!

#45 三村紗良(リタ)
  
Posted by 筑波大学女子サッカー部 at 20:37Comments(0)入試ブログ20222022
こんにちは。
体育専門学群1年生の田村笑菜(#37オル)です。


受験生の皆さん、共通テストお疲れさまでした。
共通テストが終わってみて、感じていることは人それぞれだと思います。今は本当に色々な感情があると思いますが、受験もいよいよラストスパートです。上手くモチベーションを維持しながら、最後の最後まで頑張ってほしいと思います。

私は浪人したため筑波の試験を2回受けており、どちらも主専攻はサッカー、副専攻は陸上の100m走で受験しています。
ここから実技試験と論述試験の詳細を説明するので、ぜひ参考にしていただければと思います。


【サッカー(主専攻)】
サッカーに関しては、青季(#25リロ)の方にも詳しく書かれているので、そちらも参照してください!
サッカーは大きく分けて3つの試技があります。
① ドリブル&ショートパス(1人2本)
コーンがジグザグに置かれていて、その外側をドリブルで運んでいきます。ドリブルは1年目も2年目もありましたが、どちらも速さは問われず、滑らかさ(どれだけスムーズにドリブルできるか)が評価の対象でした。ジグザグドリブルで最後のコーンまで行ったら、ジグザグに置かれたコーンの間をパスで通します。ちなみに私はこのパスを2年連続でコーンに当てています。(笑)もちろんコーンに当てないのがベストですが、当たってしまっても動揺する必要は無いので、リラックスして行ってもらえればと思います!
② ポゼッション(1チーム3本)
ポゼッションは4対4 + 2フリーマンで行われました。フリーマンは大学生の補助員が入ってくれました。ここでは、なるべくボールを奪われない、味方がボールを持っているときは常にサポートできる位置にいる、声を出すという3点を主に意識しました。ボールを奪われてもすぐに自分で奪い返すなど、切り替えの部分も意識できるとより良いと思います。
③ ミニゲーム(1チーム3本)
チーム対抗で行われます。ここでは、個人としての結果に加えて、チームとしての結果も重要視するべきだと思います。ここでチームメイトと上手く連携するためにも、プレーしていない時のコミュニケーションはとても大事です。

【100m走(副専攻)】
今年は二次試験の日がたまたま陸上競技場の改修期間であったため、100m走がラグビー場の芝生で行われるというイレギュラーな形になりました。
しかし本来は、陸上競技場のタータンで走るので、今年は本来の形で行われるのではないかと思います。
陸上の種目はすべて陸上競技場で行われますが、例年の流れでは①1500m→②100m→③400mの順で行われています。陸上競技場に集合してから1500mが始まるまでにトラックのレーンを使ってウォーミングアップできる時間が30分程あり、1500mが始まるとレーンは使えなくなります。1500mが行われている間は内側の芝生でアップができます。1500mが終わり次第レーンとスターティングブロックが使えるようになり、本番前最後の調整を行います。

まず、大体の当日の流れを説明します。

10:00 陸上競技場に集合
    →1500m開始までレーン使える
10:30~ 1500m
    →レーン使えない、内側の芝生でアップorベンチに座る
    →1500mが終わり次第レーンが使える
11:10~ 100m

これはあくまで基準なので参考程度にしてもらいたいです。陸上の受験者数などによって時間配分も結構変わってくると思うので、色々な状況に対応できるような心の準備をしておくといいと思います。

参考程度に、私のアップの流れを説明します。

1500mが始まる前のレーンが使える時間は早めにジョギングに入ります。ジョギングで筋肉をしっかり温めてから、ストレッチやコーディネーション系の運動を行います。ここで少し動き作りを行いますが、これは普段自分がよく行う運動を取り入れ、いつもの体の状態を作ります。そしてその後に短距離を流し(50~90%)で何本か走ります。周りの人はどんどんレーンを使って100mの練習をしていくので、つい自分も周りに合わせて多く走ってしまいがちですが、周りは気にせず、当日の自分のコンディションに合わせて走る量を調節するのが大事だと思います。

【論述試験】
試験時間60分
保健分野:150字×1、250字×1
体育分野:150字×1、250字×1

論述試験は時間があるようであまり無いので、見直しや修正にかける時間も考慮して対策した方がいいと思います。また、過去の出題範囲の傾向からこの範囲はやらなくても大丈夫だろうと山を張るのは、個人的にはあまりお勧めしません。私も1年目は山を張っていましたが、予想は全く外れて過去20年間で一度も出題されたことの無かった範囲から出題されました。多少山を張るのは良いと思いますが、可能性の低い範囲も重要な単語をサラッと確認しておくくらいはしておくといいと思います。また、教科書はページの下の方にある図表付きの説明部分なども含めて勉強しておく必要があります。保健体育の勉強は少し単調でやりづらい部分もあると思いますが、自分に合った勉強法を見つけて、ぜひ頑張ってください。ちなみに私は、一人で黙々とやっていても飽きてしまって覚えられなかったので、保健体育教師になった気分でひたすら家族に授業のように説明して覚えていました。(笑)


私は浪人をしたため、受験期間は本当に色々な感情を経験しました。どちらの年もとても緊張しましたが、2年目は1年目より自信をもって受験会場に行くことができました。それは、共通テストの結果がどうだったからという問題ではなく、それまでに積み重ねた量の違いからきたものです。
2年目の受験前日に、私の友達が「緊張するってことは、これまで頑張ってきた証拠だよ」という言葉をかけてくれました。私はこの言葉がとても刺さりました。人によって積み重ねた量に違いはあっても、緊張しているという事は、自分の中で精一杯頑張ってきた証拠です。
皆さんも本当に色々な思いを抱えながらこれまで頑張ってきたと思います。ぜひ、頑張ってきた今日までの自分を信じて、当日の受験に臨んでほしいと思います。受験もラストスパート、ほんのちょっとだけ無理もしながら最後まで頑張ってください!応援しています!

#37 田村笑菜(オル)

  
Posted by 筑波大学女子サッカー部 at 21:06Comments(0)入試ブログ20222022
こんにちは。体育専門学群1年の平澤青季(#25 リロ)です。

受験生のみなさん、まずは共通テストお疲れ様でした。満足のいく結果が出せた人もいれば、そうでなかった人もいるかと思いますが、筑波大学体育専門学群の入試はここからが本当の勝負です!ここで、一喜一憂したい気持ちも十分に分かりますが、今まで沢山の努力を積み重ねてきたからこそ、受験生のみなさんには最後まで気を抜かず、諦めずに合格を掴んでいただきたいです。

では本題に入ります。私からは、保健体育論述試験、実技①(サッカー)、実技②(陸上100m)についてお話させていただきます。
少しでもみなさんの参考になれば幸いです。

・保健体育論述試験
試験時間60分
例年は保健分野、体育分野ともに1単元ずつ出題。

保健分野:150字×1、250字×1

体育分野:150字×1、250字×1


保健体育の教科書本文の内容はもちろんですが、教科書の隅に書かれている内容や用語の意味が問われることもあるので、教科書全てを丸暗記するつもりで勉強すると良いです。文章全体で覚えることをおすすめしますが、難しい場合でも最低限、問題に対するキーワードが即答できる状態にしておく必要があると思います。私は、家の壁やソファに向かって何度も呪文のように唱えて、8割ぐらい覚えたなと思ったら実際に書いて練習していました。人それぞれ覚えやすい方法はあると思うので自分にとって効果的な方法を見つけて頑張ってもらいたいです。

・実技①サッカー
昨年の女子の受験者数は13人で4人ずつ4チームに分かれて実施されました。(足りないところには大学生の補助員が入ります。)

試験内容

①アップ
チームごとに動きながらストレッチや対面パスなどの簡単なボールを使用したアップ。

②コーンドリブル→パス
1人2本ずつ。
左右に置かれてたコーンの外を周りながら斜め前のコーンに進んでいき、中央に置かれた最後のコーンから左右のコーン間をパスで通します。
試験監督の方からは試技の前に、パスは浮き玉でも構わないがパススピードが速い方が良い、ドリブルはスピードよりもスムーズさを重視するといった内容を伝えられました。

③4対4+2フリーマンのポゼッション
対戦チーム固定、タッチ制限なし、1チーム3セット。
フリーマンは大学生の補助員が入っていました。

④4対4のゲーム(GKなし)
対戦チーム固定、1チーム3分×3セット

サッカーは受験者数がかなり多いことから、1人のプレー時間はかなり少なく、また、初対面で同じチームになる人がほとんどだと思います。その中で、チームで優位にポゼッションやゲームをすすめるためには積極的にチーム内でコミュニケーションをとることが重要です。あとは、自信を持って、思い切りプレーしてもらえれば大丈夫だと思います!



・実技②陸上(100m)
昨年の女子の受験者数は9人で、決められた時間でアップしたあと男子、女子の順で3人ずつ走りました。アップの途中からはスターティングブロックの確認をさせてもらえると思います。
試験の際には、陸上用のスパイクを持参することをおすすめします。特に、昨年は、陸上競技場が工事中で使用できなかったことから、ラグビー場(芝)での実施だったということもあり、ランシューで走っている人は滑ってしまっていて順位やタイムにかなり影響が出ていたように感じます。

私は、もともと足が速い訳ではなかったので、高3の春から予備校に通い、毎週日曜の夜に100mの対策をしていただいていました。共通テスト後は、予備校の授業がない日は一般利用ができる競技場で何度もスタートの練習をしたり、予備校で教えていただいたポイントを意識し、動画をとって確認したりしながら練習しました。試験時のタイムは教えてもらえないので、何秒で走れたかは分かりませんが自分の中では練習の成果が出せたのではないかと思っています。


昨年、私は共通テストで不本意な成績をとってしまい、直後はすごく落ち込みましたが、筑波大学に入りたい一心で何とかやりきることができました。みなさんの中にも昨年の私と同じような状況の人もいるかと思いますが、最後まで諦めず、悔いなく受験を終えてもらいたいです。みなさんなら、きっと大丈夫です!春から、筑波大学女子サッカー部の一員として、一緒にプレーできるのを楽しみにしています!

長々と書いてしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
くれぐれも、体調管理と怪我にはお気をつけください。当日、みなさんが万全な状態で試験に臨めることを願っています!

#25 平澤青季
  
Posted by 筑波大学女子サッカー部 at 21:50Comments(0)入試ブログ20222022
こんにちは。
体育専門学群1年の平林涼花(#77ニモ)です。

共通テストお疲れ様でした。
上手くいった人も思い通りに行かなかった人もいると思いますが、どちらにも筑波大学入学のチャンスがあるのが体育専門学群の入試です。ここで止まることなく、二次試験に向けて全力で頑張ってほしいです。

私は、主専攻サッカー、副専攻陸上競技(1500m)で受験しました。実技試験と保健体育論述の内容や私が行なっていた対策について書こうと思います。実技試験は昨年と同じ内容が行われるかどうかはわからないですが、少しでも参考になれば嬉しいです。

<サッカー>
最初に4人のチームに分かれ、このチームで試験を行います。昨年は、女子は13人だったので、人数が足りないチームには大学生が入りながら4チームに分かれて行いました。試験では以下の内容が実施されました。

試験内容
・アップ
各チームの大学生中心にチームごとにストレッチやパス、ドリブルなどのアップ

・ドリブル
ジグザグに置いてあるコーンをかわし、最後に少し離れたコーンまでドリブルをして次の人にパス

・ポゼッション
4vs4+2フリーマン(フリーマンは大学生)のポゼッション

・ミニゲーム
1/4コートより少し小さいサイズで4vs4のミニゲーム

対戦は女子同士で行われますが男子と一緒のサイクルで行われるので、実際にサッカーをすることができる時間はとても少ないです。プレー前後の空き時間には、チームメイトとさっきのプレーについて話したり、サッカーのことや受験のこと、自分のことについて話したりしました。ほとんどが初めて会った人たちなので、たくさんコミュニケーションを取ることで緊張が解けて気分も上がり、楽しくサッカーをすることができました。自信を持って楽しんでプレーをすることが大切だと思います。


<1500m>
1日目のサッカーの試験が終わって帰ろうとしていた時に、近くにいた受験生から明日の1500mが第二グラウンドという人工芝のグラウンドで行われることを聞かされ、とても驚いたのをよく覚えています。昨年は、陸上競技場の工事で400mと1500mは人工芝のグラウンドで行われました。(今年はトラックが使えると思います)1500mは、男子は人数が多いのでいくつかのグループに分かれて走っていましたが、女子は10人程度だったので一度に全員走りました。1500m女子は400m、1500m男子の後に走ったので、アップの時間がとても多かったです。時計をつけて走ることはできず、タイムを教えてもらうこともできません。また、1500mはランシューで走っている人がほとんどでした。

私は、設備がなくてもコーチがいなくても自分で練習できるという理由で1500mを選択しました。練習は一人でひたすら走っていました。1500mを走りまくるというよりは、平日に30秒ダッシュ→1分休憩のサイクルで走ったり公園のランニングコースでインターバルトレーニングをしたりして、土日に1500m走ってみるというような練習方法を実践していました。誰かに教えてもらったわけではなく自分で勝手にやっていただけなので、この方法が効果的かどうかは分かりませんが、違うメニューを行うことで飽きずに練習できたと思います。ゴールした後には倒れ込むほどきついですが、全員で全員を讃えあってとても良い雰囲気で終われたので、受験の締めくくりとして最高な種目でした。


<保健体育論述>
保健体育論述は、体育分野から2つ(150字、250字)、保健分野から2つ(150字、250字)問題が出ます。時間は1時間です。

保体論述は、自分に合う勉強法を実践することが一番だと思いますが、参考程度に私が行なっていた対策を書こうと思います。私は、私立の受験が2月の最初まであったので保健体育の勉強に使えた時間は2週間程度でした。最初に教科書を何周も読んで浅く全体の知識を入れました。その後、赤シートで隠しながら教科書を読み、徐々に隠す部分を増やしながら教科書の文章を丸暗記するように勉強をしました。最後に自分で問題を作って解答を作ってみるということをしました。添削などはしてもらわなかったのですが、教科書と照らし合わせて、入れるべきキーワードが書けているかの確認をしていました。本番では、直接的な答えは思いつかなかったのですが、教科書のこの部分が答えに当たりそうだという考えから答えを書いた問題もありました。教科書を丸暗記すれば100パーセント答えを作ることができる試験であると思うので、教科書をとにかく暗記しようとすることは有効であると思います。


長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。このブログが少しでも皆さんの力になっていたら嬉しいです。私は先ほども書いた通り私立の勉強があったため、二次試験の対策に充てられた時間は2週間程度でした。皆さんの中にも私と同じような状況の人もいると思います。でも、筑波大学合格を見据えてそれに向かって全力で頑張れば絶対に結果はついてきます。最後まで諦めずに駆け抜けてほしいです。皆さんとお会いできる日を楽しみにしています。

#77 平林涼花(ニモ)
  
Posted by 筑波大学女子サッカー部 at 18:01Comments(0)入試ブログ20222022