2024年11月21日
体育専門学群 一般入試(副選択 バスケットボール) 米山優和
こんにちは。体育専門学群1年の米山優和(#31 ゆず)です。
今回は、体育専門学群の二次試験の試験内容と私が行った対策について書かせていただこうと思います。
今はまだ共通テストの勉強で頭がいっぱいだと思いますが、この時期から少しずつ二次試験のことを考えておくことで、共通テストが終わった後にすぐに二次試験へと切り替えることができると思うので、少しでも参考にしていただけたら幸いです!
私は主選択をサッカー、副選択をバスケで受験しました。
1日目
【保体論述試験】
保健分野2題(150字×1、250字×1)
体育分野2題(150字×1、250字×1)
試験時間60分
保健体育の論述は、小論文のように自分の考えを書くのではなく、ある程度決まった解答を書かなければいけないため、保健体育の教科書を読み込むことが必要になってきます。私は高3の夏ごろから予備校に通い保体論述の対策を週に一回程度やっていましたが、本格的に勉強を始めたのは共通テストが終わってからでした。具体的には、教科書をとにかく何周も読み込むことから始め、そこからある程度暗記できてきたら、過去問などを元に自分で作った問題を解くということをひたすらやっていました。最終的には単語を思い浮かべた時にその分野の教科書の文章をほとんど言えるくらいには覚えたうえで試験に臨みました。また、かなり範囲も広いため山を張って勉強したくなりますが、問題は4つしかなく、もしも勉強をしなかった分野が出てしまったときに何も書けないとかなり点数を落としてしまう可能性があるので、大変だとは思いますがまんべんなくすべての分野に目を通しておくことが大事だと思います!
【主選択:サッカー】
はじめに30分程度アップをする時間があります。
・対面パス
センターサークル幅の距離で2人組のパス交換を行う。
・ドリブルからのシュート
ジグザクに置かれたコーンの外側を通るようにドリブルを行い、最後にシュートを打つ。
・4対2のポゼッション(1分×3セット)
鬼は時間交代で、順番に全員行う。
・ミニゲーム(5分×3セット)
受験生が12人だったため、6対6のミニゲームを行った。
*キーパーは全ての試験が終わった後に別でシュートストップ(6本)、クロスキャッチ→パントキック(左右2本ずつ)、ゴールキック(3本)のテストがありました。
当日はプレーする時間よりも待ち時間の方が長く、短い時間でアピールしなければいけない難しい状況ですが、あまり緊張しすぎず、いつも通りのプレーを心掛けることが何よりも大事だと思います。また、今まで一緒にプレーしたことのない人ばかりだと思うので、積極的にコミュニケーションをとって少しでも自分がプレーしやすい状況を作ることも大事だと思います。
2日目
【副選択:バスケ】
バスケもサッカーと同様、試験前にアップをする時間がありますが、ボールを触ることはできませんでした。
・ボード当て(30秒)
ボールをボードに当て、ペイントエリアのサイドラインを越える。
・8の字ドリブル(30秒)
ボール1個(主選択の場合は2個)で8の字のドリブルを行う。
・ゴール下シュート(30秒)
リング下から左右交互にシュートを行う。
・オールコート
往路:ボードに当てたボールをリバウンドキャッチ→コートサイドにいる補助学生にパス→パスをもらう→ドリブル→レイアップ
復路:ジグザグドリブル(コーンの置いてある3か所で技)→2ポイントシュート→3ポイントシュート
実技試験でバスケが他の競技と違うのは、最後のオールコートの種目以外はすべて数値として結果が出て、それがそのまま点数に繋がるということです。主観的な評価ではないため、練習した分結果として繋がりやすいというメリットもありますが、ミスを重ねてしまった際には大きく点数が下がってしまうというデメリットもあります。
私は副選択をバスケと1500mで迷いましたが、共通テストが終わった後に走り込める自信がなかったのと、キーパーの動きとの親和性も高く、自分1人で練習しやすいという理由で副選択にバスケを選びました。高3の10月ごろから高校のバスケ部の顧問の先生に授業の空きコマなどの時間を使って教えてもらいながら練習をしていました。練習を始めた当初は、とにかくすべての種目のコツをつかむためにひたすら練習していましたが、徐々に本番の状況に近づけるために、ボールを使わずにアップをして一発勝負で計測をするなどの練習もしていました。
私は10月の末までクラブチームでサッカーをやっていたため、周りと比べて明らかに勉強量が足りていないことに常に焦りを感じていました。また、受験生にとって勝負の夏と言われる夏休みも、練習でヘトヘトになりほとんど勉強に手がつきませんでした。だからこそ引退してからの2ヶ月間の追い込みはかなりきついと感じることも多かったですが、そんな時に心の支えとなったのは、切磋琢磨しながら一緒に勉強をしていた学校の友人や全力で受験を応援してくれるチームメイトでした。
模試の判定や周りの声が気になり、焦りや不安を感じることもあると思います。そんな時こそ、少し細かく今の自分の状況を分析して、科目ごとに「あと〇点取れるようにしよう!」と前向きに目標を立ててみてください。
受験を決して孤独な闘いと思わず、頼るところは周りを頼って、息抜きも大切に、最後の最後まで頑張ってほしいです。
長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。
皆さんと一緒にプレーできる日を楽しみにしています!
米山優和(ゆず)
〈執筆者プロフィール〉
米山優和(よねやまゆうわ)
学年:1年
学群・学類:体育専門学群
コートネーム:ゆず
前所属チーム:湘南ベルマーレ U-18 ガールズ
今回は、体育専門学群の二次試験の試験内容と私が行った対策について書かせていただこうと思います。
今はまだ共通テストの勉強で頭がいっぱいだと思いますが、この時期から少しずつ二次試験のことを考えておくことで、共通テストが終わった後にすぐに二次試験へと切り替えることができると思うので、少しでも参考にしていただけたら幸いです!
私は主選択をサッカー、副選択をバスケで受験しました。
1日目
【保体論述試験】
保健分野2題(150字×1、250字×1)
体育分野2題(150字×1、250字×1)
試験時間60分
保健体育の論述は、小論文のように自分の考えを書くのではなく、ある程度決まった解答を書かなければいけないため、保健体育の教科書を読み込むことが必要になってきます。私は高3の夏ごろから予備校に通い保体論述の対策を週に一回程度やっていましたが、本格的に勉強を始めたのは共通テストが終わってからでした。具体的には、教科書をとにかく何周も読み込むことから始め、そこからある程度暗記できてきたら、過去問などを元に自分で作った問題を解くということをひたすらやっていました。最終的には単語を思い浮かべた時にその分野の教科書の文章をほとんど言えるくらいには覚えたうえで試験に臨みました。また、かなり範囲も広いため山を張って勉強したくなりますが、問題は4つしかなく、もしも勉強をしなかった分野が出てしまったときに何も書けないとかなり点数を落としてしまう可能性があるので、大変だとは思いますがまんべんなくすべての分野に目を通しておくことが大事だと思います!
【主選択:サッカー】
はじめに30分程度アップをする時間があります。
・対面パス
センターサークル幅の距離で2人組のパス交換を行う。
・ドリブルからのシュート
ジグザクに置かれたコーンの外側を通るようにドリブルを行い、最後にシュートを打つ。
・4対2のポゼッション(1分×3セット)
鬼は時間交代で、順番に全員行う。
・ミニゲーム(5分×3セット)
受験生が12人だったため、6対6のミニゲームを行った。
*キーパーは全ての試験が終わった後に別でシュートストップ(6本)、クロスキャッチ→パントキック(左右2本ずつ)、ゴールキック(3本)のテストがありました。
当日はプレーする時間よりも待ち時間の方が長く、短い時間でアピールしなければいけない難しい状況ですが、あまり緊張しすぎず、いつも通りのプレーを心掛けることが何よりも大事だと思います。また、今まで一緒にプレーしたことのない人ばかりだと思うので、積極的にコミュニケーションをとって少しでも自分がプレーしやすい状況を作ることも大事だと思います。
2日目
【副選択:バスケ】
バスケもサッカーと同様、試験前にアップをする時間がありますが、ボールを触ることはできませんでした。
・ボード当て(30秒)
ボールをボードに当て、ペイントエリアのサイドラインを越える。
・8の字ドリブル(30秒)
ボール1個(主選択の場合は2個)で8の字のドリブルを行う。
・ゴール下シュート(30秒)
リング下から左右交互にシュートを行う。
・オールコート
往路:ボードに当てたボールをリバウンドキャッチ→コートサイドにいる補助学生にパス→パスをもらう→ドリブル→レイアップ
復路:ジグザグドリブル(コーンの置いてある3か所で技)→2ポイントシュート→3ポイントシュート
実技試験でバスケが他の競技と違うのは、最後のオールコートの種目以外はすべて数値として結果が出て、それがそのまま点数に繋がるということです。主観的な評価ではないため、練習した分結果として繋がりやすいというメリットもありますが、ミスを重ねてしまった際には大きく点数が下がってしまうというデメリットもあります。
私は副選択をバスケと1500mで迷いましたが、共通テストが終わった後に走り込める自信がなかったのと、キーパーの動きとの親和性も高く、自分1人で練習しやすいという理由で副選択にバスケを選びました。高3の10月ごろから高校のバスケ部の顧問の先生に授業の空きコマなどの時間を使って教えてもらいながら練習をしていました。練習を始めた当初は、とにかくすべての種目のコツをつかむためにひたすら練習していましたが、徐々に本番の状況に近づけるために、ボールを使わずにアップをして一発勝負で計測をするなどの練習もしていました。
私は10月の末までクラブチームでサッカーをやっていたため、周りと比べて明らかに勉強量が足りていないことに常に焦りを感じていました。また、受験生にとって勝負の夏と言われる夏休みも、練習でヘトヘトになりほとんど勉強に手がつきませんでした。だからこそ引退してからの2ヶ月間の追い込みはかなりきついと感じることも多かったですが、そんな時に心の支えとなったのは、切磋琢磨しながら一緒に勉強をしていた学校の友人や全力で受験を応援してくれるチームメイトでした。
模試の判定や周りの声が気になり、焦りや不安を感じることもあると思います。そんな時こそ、少し細かく今の自分の状況を分析して、科目ごとに「あと〇点取れるようにしよう!」と前向きに目標を立ててみてください。
受験を決して孤独な闘いと思わず、頼るところは周りを頼って、息抜きも大切に、最後の最後まで頑張ってほしいです。
長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。
皆さんと一緒にプレーできる日を楽しみにしています!
米山優和(ゆず)
〈執筆者プロフィール〉
米山優和(よねやまゆうわ)
学年:1年
学群・学類:体育専門学群
コートネーム:ゆず
前所属チーム:湘南ベルマーレ U-18 ガールズ
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