こんにちは。
体育専門学群1年生の田村笑菜(#37オル)です。


受験生の皆さん、共通テストお疲れさまでした。
共通テストが終わってみて、感じていることは人それぞれだと思います。今は本当に色々な感情があると思いますが、受験もいよいよラストスパートです。上手くモチベーションを維持しながら、最後の最後まで頑張ってほしいと思います。

私は浪人したため筑波の試験を2回受けており、どちらも主専攻はサッカー、副専攻は陸上の100m走で受験しています。
ここから実技試験と論述試験の詳細を説明するので、ぜひ参考にしていただければと思います。


【サッカー(主専攻)】
サッカーに関しては、青季(#25リロ)の方にも詳しく書かれているので、そちらも参照してください!
サッカーは大きく分けて3つの試技があります。
① ドリブル&ショートパス(1人2本)
コーンがジグザグに置かれていて、その外側をドリブルで運んでいきます。ドリブルは1年目も2年目もありましたが、どちらも速さは問われず、滑らかさ(どれだけスムーズにドリブルできるか)が評価の対象でした。ジグザグドリブルで最後のコーンまで行ったら、ジグザグに置かれたコーンの間をパスで通します。ちなみに私はこのパスを2年連続でコーンに当てています。(笑)もちろんコーンに当てないのがベストですが、当たってしまっても動揺する必要は無いので、リラックスして行ってもらえればと思います!
② ポゼッション(1チーム3本)
ポゼッションは4対4 + 2フリーマンで行われました。フリーマンは大学生の補助員が入ってくれました。ここでは、なるべくボールを奪われない、味方がボールを持っているときは常にサポートできる位置にいる、声を出すという3点を主に意識しました。ボールを奪われてもすぐに自分で奪い返すなど、切り替えの部分も意識できるとより良いと思います。
③ ミニゲーム(1チーム3本)
チーム対抗で行われます。ここでは、個人としての結果に加えて、チームとしての結果も重要視するべきだと思います。ここでチームメイトと上手く連携するためにも、プレーしていない時のコミュニケーションはとても大事です。

【100m走(副専攻)】
今年は二次試験の日がたまたま陸上競技場の改修期間であったため、100m走がラグビー場の芝生で行われるというイレギュラーな形になりました。
しかし本来は、陸上競技場のタータンで走るので、今年は本来の形で行われるのではないかと思います。
陸上の種目はすべて陸上競技場で行われますが、例年の流れでは①1500m→②100m→③400mの順で行われています。陸上競技場に集合してから1500mが始まるまでにトラックのレーンを使ってウォーミングアップできる時間が30分程あり、1500mが始まるとレーンは使えなくなります。1500mが行われている間は内側の芝生でアップができます。1500mが終わり次第レーンとスターティングブロックが使えるようになり、本番前最後の調整を行います。

まず、大体の当日の流れを説明します。

10:00 陸上競技場に集合
    →1500m開始までレーン使える
10:30~ 1500m
    →レーン使えない、内側の芝生でアップorベンチに座る
    →1500mが終わり次第レーンが使える
11:10~ 100m

これはあくまで基準なので参考程度にしてもらいたいです。陸上の受験者数などによって時間配分も結構変わってくると思うので、色々な状況に対応できるような心の準備をしておくといいと思います。

参考程度に、私のアップの流れを説明します。

1500mが始まる前のレーンが使える時間は早めにジョギングに入ります。ジョギングで筋肉をしっかり温めてから、ストレッチやコーディネーション系の運動を行います。ここで少し動き作りを行いますが、これは普段自分がよく行う運動を取り入れ、いつもの体の状態を作ります。そしてその後に短距離を流し(50~90%)で何本か走ります。周りの人はどんどんレーンを使って100mの練習をしていくので、つい自分も周りに合わせて多く走ってしまいがちですが、周りは気にせず、当日の自分のコンディションに合わせて走る量を調節するのが大事だと思います。

【論述試験】
試験時間60分
保健分野:150字×1、250字×1
体育分野:150字×1、250字×1

論述試験は時間があるようであまり無いので、見直しや修正にかける時間も考慮して対策した方がいいと思います。また、過去の出題範囲の傾向からこの範囲はやらなくても大丈夫だろうと山を張るのは、個人的にはあまりお勧めしません。私も1年目は山を張っていましたが、予想は全く外れて過去20年間で一度も出題されたことの無かった範囲から出題されました。多少山を張るのは良いと思いますが、可能性の低い範囲も重要な単語をサラッと確認しておくくらいはしておくといいと思います。また、教科書はページの下の方にある図表付きの説明部分なども含めて勉強しておく必要があります。保健体育の勉強は少し単調でやりづらい部分もあると思いますが、自分に合った勉強法を見つけて、ぜひ頑張ってください。ちなみに私は、一人で黙々とやっていても飽きてしまって覚えられなかったので、保健体育教師になった気分でひたすら家族に授業のように説明して覚えていました。(笑)


私は浪人をしたため、受験期間は本当に色々な感情を経験しました。どちらの年もとても緊張しましたが、2年目は1年目より自信をもって受験会場に行くことができました。それは、共通テストの結果がどうだったからという問題ではなく、それまでに積み重ねた量の違いからきたものです。
2年目の受験前日に、私の友達が「緊張するってことは、これまで頑張ってきた証拠だよ」という言葉をかけてくれました。私はこの言葉がとても刺さりました。人によって積み重ねた量に違いはあっても、緊張しているという事は、自分の中で精一杯頑張ってきた証拠です。
皆さんも本当に色々な思いを抱えながらこれまで頑張ってきたと思います。ぜひ、頑張ってきた今日までの自分を信じて、当日の受験に臨んでほしいと思います。受験もラストスパート、ほんのちょっとだけ無理もしながら最後まで頑張ってください!応援しています!

#37 田村笑菜(オル)

  
Posted by 筑波大学女子サッカー部 at 21:06Comments(0)入試ブログ20222022