2024年09月29日
女サカのPick Up!! ver.2 #37 田村笑菜
2021年に行ったブログ企画「女サカのPick Up!!」第2弾!!
今回は学連 田村笑菜(#37 オル)にインタビューしました!
ーーまず、学連とは何なのか教えてください!
大学女子サッカーリーグの運営を司る大学連盟です。全国で大学女子サッカー連盟に加盟している各大学の学生幹事が大学女子サッカーリーグの運営を円滑に行うために活動しています。
ーー女サカの中ではどのような仕事がありますか?
主に関東大学女子サッカーリーグ(通称:関カレ)の運営を行なっています。他大学と連絡を取って試合の日程を調整したり、試合当日の配信準備や本部運営をしたりという事が主な仕事になります。今年からブロッサムリーグにも参入したので、そちらの運営も行なっています。
また、2ヶ月に1回、関東大学女子サッカー連盟の理事会に参加しています。
ーー女サカの中だけでなく、学連の組織の中でも仕事があると思います。そちらについても教えてください!
各学生幹事はそれぞれの大学の代表として関カレの運営をするだけでなく、学連の組織の中でも仕事を持っています。例えば、競技部はリーグ戦の日程を組んだり、審判部は全ての試合に審判を派遣するなど、さまざまな部署が連携して関カレを運営しています。その中でも筑波は歴代、庶務部とインカレ部の2つの部署に所属しています。
庶務部では、関東大学女子サッカー連盟へのチームや選手の本登録、追加登録や、関東大学女子サッカー連盟理事会における議事録の作成などを担当しています。私は庶務部の部長を務めているため、これらの仕事を全て取りまとめるという、なかなか大変な仕事もあります。
また、インカレ部ではインカレの運営を行なっています。大体5月頃から動き始め、インカレのテーマを考えたり、インカレを盛り上げるための企画を考えたりします。週に1回くらい学生でミーティングがあり、みんなで話し合いながら企画を練ります。インカレが近づくとより忙しくなり、会場の事前準備を行なったり、インカレの各日程で、現地で運営をしたりします。インカレの運営要員として派遣された学生に指示を出し、その場を統率するのもインカレ部の仕事です。
~インカレに向けたミーティングの様子(昨年度)~
ーー学連の仕事をこなす中で、やりがいを感じる場面はありますか?
庶務部の仕事はとにかく大変すぎて気が参りそうになりますが、その大変な仕事をどうすれば効率良くできるか、どのような方法が自分に合っているのか、という事を考えながら取り組んでいます。このように、これまでの自分を見直し改善していくことで、少しずつ仕事も効率的にこなせるようになり、その成長を感じることができたときに、とてもやりがいを感じます。
インカレは冬に行われる大会ですが、その年の春から準備が始まるので、準備期間が長く、費やす時間も長い分、大きな問題なく大会を終えられた時には、大役を終えたような開放感を感じます。
他大学の学生や理事の先生方との交流が多いため、礼儀なども学ぶことができ、本当に社会勉強というか、学生のうちに経験できて良かったな、と思える事ばかりです。また、学連を通じて他大学の学生と仲良くなれるのも、やりがいを感じることのできる大きな要素です。
ーー最後に今日の試合(9/29)への意気込みをお願いします!
今日は、久しぶりの関カレホーム戦です。ホーム戦もなんと、残りラスト4試合となりました。そして今日の試合の相手は、前期の戦いで苦杯を喫した日本体育大学です。インカレ出場に近づくためにも、絶対に負けられない一戦になっています。
ここまで試行錯誤を重ねながら積み上げてきたチーム力を武器に、今日の試合も必ず勝ちます。
応援のほどよろしくお願いいたします!
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今回は学連 田村笑菜にインタビューしました!
女サカでは学生が「一人一役」の仕事をもち、一人ひとりが自分の仕事に責任をもって取り組むことで「学生主体」の組織運営が行われています。
このような学生ならではの経験ができることも大学女子サッカーの魅力です!
本日、9/29(日)は関東大学女子サッカーリーグ1部後期第6節が筑波大学第一サッカー場で行われます。
今シーズンの目標である「インカレ出場」に向けてチーム一丸となって戦ってまいりますので、今後とも筑波大学女子サッカー部への応援をよろしくお願いいたします!
<執筆者プロフィール>
田村 笑菜(たむら えみな)
学年:3年
学群・学類:体育専門学群
コートネーム:オル
前所属チーム:FC町田ゼルビアレディース
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