2025年04月03日
サッカーを頑張れる理由 #31 米山優和
こんにちは。
体育専門学群新2年の米山優和(#31 ゆず)です。
日頃より筑波大学女子サッカー部へのご支援、ご声援のほどありがとうございます。
大学サッカー2年目に突入する今、普段感じていること、思っていることを自分なりに素直に書きました。
長くまとまりのない文章ですが最後まで読んでいただけると嬉しいです!
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「みんながサッカーを頑張れる理由って何?」
たまに真面目な話をし、そして話し出したら深夜コース確定の同期達とのおしゃべりでこんな疑問が出てきました。
怪我をしてサッカーができない仲間がいるから、
ただひたすらにもっとうまくなりたいから、
単純にサッカーが楽しいから、
今までお世話になった人たちに恩返ししたいから、
応援してくれる人がいるから、
このようなみんなの思いを聞く中で、共感するところはあるものの、自分の中で納得できる答えは中々見当たりませんでした。
「頑張れる理由が明確に出てこないのに、なんで毎日当たり前のようにグランドに行って練習しているのだろう」
決してネガティブな意味ではなく、逆に自分の中で頑張れる理由を言語化することで、もっとぶれない軸をもってサッカーに向き合えるのではないかなと思いました。
ずっと目指してきた筑波大学に入学し、過ごした1年間。
憧れのこの場所でサッカーができている日々が夢のようで、
毎日が本当に楽しくて、
素晴らしい環境でたくさん成長させてもらった1年間だったなと思います。
ただそれと同時に大学サッカーのレベルを肌で感じ、自分の弱さ、力不足を改めて痛感したシーズンでもありました。
練習では真新しいことに苦戦し、基礎の基礎すらできない自分に腹が立ち、思うように身体を動かすことのできないもどかしさを感じることばかりで。
関カレも外からながめている試合がほとんどで、インカレもピッチに立たせてもらったにもかかわらず3失点で初戦敗退。
自分一人で守れるわけがないのに自分一人で守ろうとして、
最終的に失点しているのは自分だからと思い、味方に強く要求できなくて、
試合の中で何もできない自分の無力さに落ち込むことばかりでした。
そんな中でも一試合、自分の中で印象に残っている試合があります。
初めて関カレのピッチに立つことができた後期の早稲田戦です。
思いっきり楽しんできなと送り出してくれる先輩がいて、
ピッチではみんなが守ってくれて、頼もしい先輩達がたくさん助けてくれて、
私は思う存分やりたいようにやらせてもらっていただけですが、
「試合に出るってやっぱり楽しい。みんなで守り切って無失点で勝つって最高に嬉しい。」
どんなにうまくいかなくてきついと感じる時間が長くても、この一瞬に勝るものはありません。
高校時代を振り返ってもうまくいったことなんてほとんどありませんでした。
それでも一年に一度あるかないかのこういう試合があるから。
何の迷いもなく大学でもサッカーを続ける選択をし、今も当たり前のように毎日サッカーに打ち込むことができているのだと思います。
「みんなと喜び合える最高に嬉しい瞬間が大好きだから。」
これが私の“サッカーを頑張れる理由”の一つだと気づきました。
2025シーズン、この“最高に嬉しい瞬間”を一つでも多く味わいたいです。
そのためにもありきたりな言葉にはなりますが、とにかく日々の練習にこだわり続けます。
あと一歩ポジションをずらしていれば、
少しでも首を振って中の状況が見えていれば、
あと少し手を出す角度を変えていれば、
どのポジションよりも、そのわずかな差が勝敗という大きな結果につながってしまうのがキーパーというポジションだと思います。
だからこそ、練習で細かすぎるところまでこだわらなければいけません。
そしてもう一つ。
正直、昨年は1年生という立場に甘え、自分のことばかり考え、やりたいようにやらせてもらっていました。
ただ学年が上がる今、もちろんそれではいけないと自覚しています。
ピッチの上でも、ベンチでも、サポートでも、チームが勝つために自分にできることはいくらでもあります。
そのことは、どんな立場であってもチームのために行動し続ける先輩方の姿勢を見て学びました。
ピッチ内外でチームに良い影響を与えられる選手になりたいです。
昨シーズン、チームはインカレ出場という大きな目標を達成しました。
そして今シーズンのチームの目標は「インカレベスト4」です。
インカレのピッチで最高の瞬間を味わうために。
目の前のことに一喜一憂せず、チームのために、自分のために、とにかく愚直にやり続けます。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
今シーズンも筑波大学女子サッカー部へのご支援、ご声援のほどよろしくお願いします!
#31 米山優和

〈執筆者プロフィール〉
米山 優和(よねやま ゆうわ)
学年:2年
学群・学類:体育専門学群
コートネーム:ゆず
前所属チーム:湘南ベルマーレU18ガールズ
体育専門学群新2年の米山優和(#31 ゆず)です。
日頃より筑波大学女子サッカー部へのご支援、ご声援のほどありがとうございます。
大学サッカー2年目に突入する今、普段感じていること、思っていることを自分なりに素直に書きました。
長くまとまりのない文章ですが最後まで読んでいただけると嬉しいです!
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「みんながサッカーを頑張れる理由って何?」
たまに真面目な話をし、そして話し出したら深夜コース確定の同期達とのおしゃべりでこんな疑問が出てきました。
怪我をしてサッカーができない仲間がいるから、
ただひたすらにもっとうまくなりたいから、
単純にサッカーが楽しいから、
今までお世話になった人たちに恩返ししたいから、
応援してくれる人がいるから、
このようなみんなの思いを聞く中で、共感するところはあるものの、自分の中で納得できる答えは中々見当たりませんでした。
「頑張れる理由が明確に出てこないのに、なんで毎日当たり前のようにグランドに行って練習しているのだろう」
決してネガティブな意味ではなく、逆に自分の中で頑張れる理由を言語化することで、もっとぶれない軸をもってサッカーに向き合えるのではないかなと思いました。
ずっと目指してきた筑波大学に入学し、過ごした1年間。
憧れのこの場所でサッカーができている日々が夢のようで、
毎日が本当に楽しくて、
素晴らしい環境でたくさん成長させてもらった1年間だったなと思います。
ただそれと同時に大学サッカーのレベルを肌で感じ、自分の弱さ、力不足を改めて痛感したシーズンでもありました。
練習では真新しいことに苦戦し、基礎の基礎すらできない自分に腹が立ち、思うように身体を動かすことのできないもどかしさを感じることばかりで。
関カレも外からながめている試合がほとんどで、インカレもピッチに立たせてもらったにもかかわらず3失点で初戦敗退。
自分一人で守れるわけがないのに自分一人で守ろうとして、
最終的に失点しているのは自分だからと思い、味方に強く要求できなくて、
試合の中で何もできない自分の無力さに落ち込むことばかりでした。
そんな中でも一試合、自分の中で印象に残っている試合があります。
初めて関カレのピッチに立つことができた後期の早稲田戦です。
思いっきり楽しんできなと送り出してくれる先輩がいて、
ピッチではみんなが守ってくれて、頼もしい先輩達がたくさん助けてくれて、
私は思う存分やりたいようにやらせてもらっていただけですが、
「試合に出るってやっぱり楽しい。みんなで守り切って無失点で勝つって最高に嬉しい。」
どんなにうまくいかなくてきついと感じる時間が長くても、この一瞬に勝るものはありません。
高校時代を振り返ってもうまくいったことなんてほとんどありませんでした。
それでも一年に一度あるかないかのこういう試合があるから。
何の迷いもなく大学でもサッカーを続ける選択をし、今も当たり前のように毎日サッカーに打ち込むことができているのだと思います。
「みんなと喜び合える最高に嬉しい瞬間が大好きだから。」
これが私の“サッカーを頑張れる理由”の一つだと気づきました。
2025シーズン、この“最高に嬉しい瞬間”を一つでも多く味わいたいです。
そのためにもありきたりな言葉にはなりますが、とにかく日々の練習にこだわり続けます。
あと一歩ポジションをずらしていれば、
少しでも首を振って中の状況が見えていれば、
あと少し手を出す角度を変えていれば、
どのポジションよりも、そのわずかな差が勝敗という大きな結果につながってしまうのがキーパーというポジションだと思います。
だからこそ、練習で細かすぎるところまでこだわらなければいけません。
そしてもう一つ。
正直、昨年は1年生という立場に甘え、自分のことばかり考え、やりたいようにやらせてもらっていました。
ただ学年が上がる今、もちろんそれではいけないと自覚しています。
ピッチの上でも、ベンチでも、サポートでも、チームが勝つために自分にできることはいくらでもあります。
そのことは、どんな立場であってもチームのために行動し続ける先輩方の姿勢を見て学びました。
ピッチ内外でチームに良い影響を与えられる選手になりたいです。
昨シーズン、チームはインカレ出場という大きな目標を達成しました。
そして今シーズンのチームの目標は「インカレベスト4」です。
インカレのピッチで最高の瞬間を味わうために。
目の前のことに一喜一憂せず、チームのために、自分のために、とにかく愚直にやり続けます。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
今シーズンも筑波大学女子サッカー部へのご支援、ご声援のほどよろしくお願いします!
#31 米山優和

〈執筆者プロフィール〉
米山 優和(よねやま ゆうわ)
学年:2年
学群・学類:体育専門学群
コートネーム:ゆず
前所属チーム:湘南ベルマーレU18ガールズ