2019年11月10日
インカレ
こんにちは!
汗をかきすぎて練習のチーム替えの時などにビブスを渡そうとすると、全力で嫌がられる小平真帆(#2りん)です。
こんな感じでいつもみんなにいじられている私ですが、今回はちょっと真面目にブログを書いてみようと思います。
想いが溢れすぎて長くなり過ぎてしまいましたが、お時間のある方は読んでいただけると嬉しいです。
2014年1月のインカレ決勝戦。
私はその試合を観客席で観戦した。
そのピッチでは筑波大学女子サッカー部の選手達が闘っていた。
結果は筑波大学が負けてしまったが、延長戦までもつれこむ熱い闘いだった。
試合後、全てを出し切り達成感に満ちた表情をしている筑波大学の選手達の姿に心を打たれた。
"このチームでサッカーをしてインカレに出たい"
"筑波大学女子サッカー部の選手として、このピッチに立ちたい"
今思うと、あの日は私の人生を変えた1日だった。
筑波大学に入る。インカレに出る。西が丘のピッチに立つ。
そんな高い目標を立てた私だったが、高校時代は全国はおろか関東大会に出場することもできずに引退し、そして、受験にも失敗した。
他に受かっていた大学に行くことを一時期は真剣に考えた。でもやっぱり、あの日に立てた目標を諦めることができなかった。
浪人の1年間はひたすら勉強に打ち込み、ろくにサッカーをすることが出来なかった。
週に1回ボールを蹴れるか蹴れないかという毎日で、嫌になりそうなことも何度もあったし、本当にしんどかった。
それでも原動力となったのは筑波大学女子サッカー部の存在であり、あの日に見た景色、あの日に立てた目標だった。
ブログや試合結果を見て、羨ましい、カッコいい、すごい、頑張れ、頑張ろう、やってやる、、、たくさんの感情を抱きながら力をもらいながら1年間筑波に行くことだけを考えた。
そして、多くの方々の支えがあり筑波大学に合格し、女子サッカー部に入ることができた。
自転車で筑波のグラウンドに行くこと、そのグラウンドでサッカーをすること、新たな仲間との出会い、何もかもが嬉しかった。初めて筑波のユニホームに袖を通して試合に出たときの緊張と喜びは一生忘れないと思う。
1年目。上手な先輩方と共に強い相手と闘い、良い経験を積むことができた。
ただ、うまくいかないことも多かったし、寧ろ、うまくいかないことの方が多かった。
降格の悔しさも味わった。
チームのために何もできない自分、目標を見失いかけている自分、サッカーが好きなのか分からなくなっていく自分が本当に情けなくて嫌いだった。
インカレへの挑戦権を失って迎えた2018シーズン。
それでも、サッカーの難しさ、楽しさ、奥の深さ、勝つことの厳しさ、喜び、仲間の大切さ、本当にたくさんのことを学んだ1年となった。
2部ではあったが、"優勝"という最高の想いもでき、本当に久しぶりに嬉し涙を流した。
個人的にもサッカーと向き合う時間が増え、チームのために何ができるかを考える時間が増え、少しでも成長を感じることができた1年になった。
そして3年となり上級生として臨んでいる2019シーズン。
昨シーズンの2部優勝により、今シーズンは関カレ1部へ復帰。再びインカレへの挑戦権を得ることができた。
関東リーグ、皇后杯予選、リーガなど、試合を重ねる中で、全員で闘うことの意味や可能性を実感した。
そして関カレでは、苦しい闘いばかりだった中でチーム全員でインカレ出場を決めることができた。
チームがバラバラになりそうなこともあったけど、その時期があったから今があると思う。このチームが大好きだと今は胸を張って言える。
いつも応援をしてくれる方々がいて、自分の時間を犠牲にしてチームに捧げてくれるスタッフさんがいて、悔しさを抱えながらもサポートをする、ベンチに入る選手がいて、ピッチに立つ責任を果たすために闘う選手がいて、チーム全員で掴んだインカレ出場。
今シーズンの始めにチームで立てた目標の一つを達成することができた。
次は、その先にある最高の景色をこのチームで見たい。
"その先にある最高の景色を見たい"
高すぎる目標だと笑われるかもしれない。
だけど、このチームだから達成したいと思える。
このチームで、1日でも長くサッカーをしたいから。
環境に恵まれ、なにより仲間に恵まれ、そして素晴らしいスタッフさんの下、本気でサッカーができている。
良い時も悪い時も応援をしてくれる方々、家族、友人の存在が背中を押してくれる。
たくさんの先輩方の努力や闘いの歴史があるから自分達は挑戦し続けられる。
恩返しをできるとしたら、それは自分たちが闘う姿と結果だと思う。
たくさんの人への"感謝"とチームへの"愛"を胸に、
笑顔で今シーズンを終えられるように頑張ります。
1日1日を大切に、1戦1戦に全てをかけて。
大好きでたまらないこのチームで、最高の景色を見るために。

#2小平真帆
汗をかきすぎて練習のチーム替えの時などにビブスを渡そうとすると、全力で嫌がられる小平真帆(#2りん)です。
こんな感じでいつもみんなにいじられている私ですが、今回はちょっと真面目にブログを書いてみようと思います。
想いが溢れすぎて長くなり過ぎてしまいましたが、お時間のある方は読んでいただけると嬉しいです。
2014年1月のインカレ決勝戦。
私はその試合を観客席で観戦した。
そのピッチでは筑波大学女子サッカー部の選手達が闘っていた。
結果は筑波大学が負けてしまったが、延長戦までもつれこむ熱い闘いだった。
試合後、全てを出し切り達成感に満ちた表情をしている筑波大学の選手達の姿に心を打たれた。
"このチームでサッカーをしてインカレに出たい"
"筑波大学女子サッカー部の選手として、このピッチに立ちたい"
今思うと、あの日は私の人生を変えた1日だった。
筑波大学に入る。インカレに出る。西が丘のピッチに立つ。
そんな高い目標を立てた私だったが、高校時代は全国はおろか関東大会に出場することもできずに引退し、そして、受験にも失敗した。
他に受かっていた大学に行くことを一時期は真剣に考えた。でもやっぱり、あの日に立てた目標を諦めることができなかった。
浪人の1年間はひたすら勉強に打ち込み、ろくにサッカーをすることが出来なかった。
週に1回ボールを蹴れるか蹴れないかという毎日で、嫌になりそうなことも何度もあったし、本当にしんどかった。
それでも原動力となったのは筑波大学女子サッカー部の存在であり、あの日に見た景色、あの日に立てた目標だった。
ブログや試合結果を見て、羨ましい、カッコいい、すごい、頑張れ、頑張ろう、やってやる、、、たくさんの感情を抱きながら力をもらいながら1年間筑波に行くことだけを考えた。
そして、多くの方々の支えがあり筑波大学に合格し、女子サッカー部に入ることができた。
自転車で筑波のグラウンドに行くこと、そのグラウンドでサッカーをすること、新たな仲間との出会い、何もかもが嬉しかった。初めて筑波のユニホームに袖を通して試合に出たときの緊張と喜びは一生忘れないと思う。
1年目。上手な先輩方と共に強い相手と闘い、良い経験を積むことができた。
ただ、うまくいかないことも多かったし、寧ろ、うまくいかないことの方が多かった。
降格の悔しさも味わった。
チームのために何もできない自分、目標を見失いかけている自分、サッカーが好きなのか分からなくなっていく自分が本当に情けなくて嫌いだった。
インカレへの挑戦権を失って迎えた2018シーズン。
それでも、サッカーの難しさ、楽しさ、奥の深さ、勝つことの厳しさ、喜び、仲間の大切さ、本当にたくさんのことを学んだ1年となった。
2部ではあったが、"優勝"という最高の想いもでき、本当に久しぶりに嬉し涙を流した。
個人的にもサッカーと向き合う時間が増え、チームのために何ができるかを考える時間が増え、少しでも成長を感じることができた1年になった。
そして3年となり上級生として臨んでいる2019シーズン。
昨シーズンの2部優勝により、今シーズンは関カレ1部へ復帰。再びインカレへの挑戦権を得ることができた。
関東リーグ、皇后杯予選、リーガなど、試合を重ねる中で、全員で闘うことの意味や可能性を実感した。
そして関カレでは、苦しい闘いばかりだった中でチーム全員でインカレ出場を決めることができた。
チームがバラバラになりそうなこともあったけど、その時期があったから今があると思う。このチームが大好きだと今は胸を張って言える。
いつも応援をしてくれる方々がいて、自分の時間を犠牲にしてチームに捧げてくれるスタッフさんがいて、悔しさを抱えながらもサポートをする、ベンチに入る選手がいて、ピッチに立つ責任を果たすために闘う選手がいて、チーム全員で掴んだインカレ出場。
今シーズンの始めにチームで立てた目標の一つを達成することができた。
次は、その先にある最高の景色をこのチームで見たい。
"その先にある最高の景色を見たい"
高すぎる目標だと笑われるかもしれない。
だけど、このチームだから達成したいと思える。
このチームで、1日でも長くサッカーをしたいから。
環境に恵まれ、なにより仲間に恵まれ、そして素晴らしいスタッフさんの下、本気でサッカーができている。
良い時も悪い時も応援をしてくれる方々、家族、友人の存在が背中を押してくれる。
たくさんの先輩方の努力や闘いの歴史があるから自分達は挑戦し続けられる。
恩返しをできるとしたら、それは自分たちが闘う姿と結果だと思う。
たくさんの人への"感謝"とチームへの"愛"を胸に、
笑顔で今シーズンを終えられるように頑張ります。
1日1日を大切に、1戦1戦に全てをかけて。
大好きでたまらないこのチームで、最高の景色を見るために。

#2小平真帆
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