2022年01月26日
「2+2年間」(森山玖実/4年)
大学からサッカーを始め、チームのために活躍したくて頑張った前半の2年間。サッカー以外のやりたいこととの葛藤から、部活をやめるか悩み、月に数日だけ練習に参加する選択をした後半の2年間。2+2年間についてはじめて振り返ります。
あまり話さないことなので、言葉にするのがすごく難しいです。長くて読みにくい文章ですが、もしお付き合いいただける方がいたら、読んでくださるとうれしいです。
3・4年生の2年間、とくに最高学年としての1年間で、女サカとして背負っていたものは、正直みんなと私では比べられない差があると思います。どんな状況でもチームのことを考え、多くの人を巻き込みながら引っ張っていくみんなの姿が、私にはとてもキラキラ輝いてみえたし、遠い存在のようにも思えたりしました。
そんなとき、私はよく自問自答していました。
「4年間、私は本当にこれでよかったのか。本当に自分に満足できているのか。」
同じことを何度も何度も自分に尋ねました。でも、尋ねた数と同じだけ自分はいつも同じ答えを返してくれます。
「うん、大丈夫。私にとって十分すぎるくらい、いい4年間。そして、今も女サカで居られたということ、本当にありがたいことやね。」
私が大好きな絵本、『星の王子様』を書いたサン・テグジュペリという方が残した、こんな言葉があります。
『船を造りたいのなら、男どもを森に集めたり、仕事を割り振って命令したりする必要はない。代わりに、彼らに広大で無限な海の存在を説けばいい。』
小さい頃からスポーツが好きで、中学生から運動部に所属していた私は、常に目の前のことに一生懸命打ち込む、そんな日々を過ごしてきました。けれど大学2年生の冬、当たり前と思っていた部活中心の日常と、自分自身の気持ちに、突然、怖いくらいの違和感が生まれたのを感じました。
「もし、全く新しいことに出会ったとしたら、今の自分はどう感じるんだろう…。」
『無限に広がる海』をはじめて見つけたような、衝撃的な気分でした。とにかく今すぐに、その海へと漕ぎ出したい。何があるのか、何がみえるのか、どんな人がいるのか。知りたい、みてみたい、会ってみたい。おさまり切らない興奮と焦る気持ちでいっぱいでした。
悩んだ結果、みんなに相談し、私は休部することを決めました。そして、やってみたいと思ったことに、色々挑戦してみることにしました。ボランティアやビジコンに参加したり、自転車や青春18切符で一人旅したり、初対面の人と100km歩いたり、、、、
いい思い出もあれば、苦い思い出もたくさんあります。でも、ひとつひとつの出来事や出会いが、どれも刺激的で充実していました。女サカに4年間居られたことも、そのひとつです。
私は、同期にも先輩にも後輩にもスタッフさんにも、たくさんの心配や迷惑をかけました。そんな2+2年間でしたが、悩みにぶつかったり乗り越えたり、思い切って行動したり、その結果、失敗したり、人と話したり自分なりに考えたり、2+2年のこれらの日々は、私にとってかけがえのない大きな財産です。
『人生が一度しかない。自分はひとりしかいない。』
これは当たり前のことかもしれませんが、実感するのは難しい問題です。振り返ると、2+2年間を通して、「あ、こんなことやってみたい」という、ふとした衝動や興味、「これ、すごい!」という感動、つらい、心が折れそうという感情に向き合えたこと、これは何より幸せなことだったんだなと感じます。たとえ具体的な言葉にできない曖昧なものであっても、一時的に何かから影響や触発を受けただけだとしても、全ては自分が自分に発信した「問いかけ」なんだと思います。その問いかけが聞こえる「世界で唯一の存在」である自分自身が、一度はその問いかけに付き合い、耳を傾けてみることの大切さと尊さに、気づくことができた気がします。
最後になりますが、4年間私をいつも温かく受け止めてくださった、本当に優しくて素敵な女サカの仲間、心から尊敬する同期、先輩、スタッフさん、それから家族、友達に感謝の気持ちでいっぱいです。
本当に、ありがとうございました。
#28 森山玖実


あまり話さないことなので、言葉にするのがすごく難しいです。長くて読みにくい文章ですが、もしお付き合いいただける方がいたら、読んでくださるとうれしいです。
3・4年生の2年間、とくに最高学年としての1年間で、女サカとして背負っていたものは、正直みんなと私では比べられない差があると思います。どんな状況でもチームのことを考え、多くの人を巻き込みながら引っ張っていくみんなの姿が、私にはとてもキラキラ輝いてみえたし、遠い存在のようにも思えたりしました。
そんなとき、私はよく自問自答していました。
「4年間、私は本当にこれでよかったのか。本当に自分に満足できているのか。」
同じことを何度も何度も自分に尋ねました。でも、尋ねた数と同じだけ自分はいつも同じ答えを返してくれます。
「うん、大丈夫。私にとって十分すぎるくらい、いい4年間。そして、今も女サカで居られたということ、本当にありがたいことやね。」
私が大好きな絵本、『星の王子様』を書いたサン・テグジュペリという方が残した、こんな言葉があります。
『船を造りたいのなら、男どもを森に集めたり、仕事を割り振って命令したりする必要はない。代わりに、彼らに広大で無限な海の存在を説けばいい。』
小さい頃からスポーツが好きで、中学生から運動部に所属していた私は、常に目の前のことに一生懸命打ち込む、そんな日々を過ごしてきました。けれど大学2年生の冬、当たり前と思っていた部活中心の日常と、自分自身の気持ちに、突然、怖いくらいの違和感が生まれたのを感じました。
「もし、全く新しいことに出会ったとしたら、今の自分はどう感じるんだろう…。」
『無限に広がる海』をはじめて見つけたような、衝撃的な気分でした。とにかく今すぐに、その海へと漕ぎ出したい。何があるのか、何がみえるのか、どんな人がいるのか。知りたい、みてみたい、会ってみたい。おさまり切らない興奮と焦る気持ちでいっぱいでした。
悩んだ結果、みんなに相談し、私は休部することを決めました。そして、やってみたいと思ったことに、色々挑戦してみることにしました。ボランティアやビジコンに参加したり、自転車や青春18切符で一人旅したり、初対面の人と100km歩いたり、、、、
いい思い出もあれば、苦い思い出もたくさんあります。でも、ひとつひとつの出来事や出会いが、どれも刺激的で充実していました。女サカに4年間居られたことも、そのひとつです。
私は、同期にも先輩にも後輩にもスタッフさんにも、たくさんの心配や迷惑をかけました。そんな2+2年間でしたが、悩みにぶつかったり乗り越えたり、思い切って行動したり、その結果、失敗したり、人と話したり自分なりに考えたり、2+2年のこれらの日々は、私にとってかけがえのない大きな財産です。
『人生が一度しかない。自分はひとりしかいない。』
これは当たり前のことかもしれませんが、実感するのは難しい問題です。振り返ると、2+2年間を通して、「あ、こんなことやってみたい」という、ふとした衝動や興味、「これ、すごい!」という感動、つらい、心が折れそうという感情に向き合えたこと、これは何より幸せなことだったんだなと感じます。たとえ具体的な言葉にできない曖昧なものであっても、一時的に何かから影響や触発を受けただけだとしても、全ては自分が自分に発信した「問いかけ」なんだと思います。その問いかけが聞こえる「世界で唯一の存在」である自分自身が、一度はその問いかけに付き合い、耳を傾けてみることの大切さと尊さに、気づくことができた気がします。
最後になりますが、4年間私をいつも温かく受け止めてくださった、本当に優しくて素敵な女サカの仲間、心から尊敬する同期、先輩、スタッフさん、それから家族、友達に感謝の気持ちでいっぱいです。
本当に、ありがとうございました。
#28 森山玖実


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