こんにちは。
筑波大学女子サッカー部の安部美楽乃(#9 カカ)です。

ブログ執筆2回目、拙い文章ですが私なりに頑張って書かせていただきます。
よろしくお願いします。

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引退ブログ。

基本的に自分のことを書くのが一般的ですが、私は自分のことより、
今までの大学生活の4年間で感謝してもしきれない人たちに向けて、
このブログを通して、ことばを残したいと思います。



まずは、応援してくださった方々へ

ファンの方々、スポンサー企業の方々、教職員の方々、OG・OBの方々、保護者の方々、
今シーズンも筑波大学女子サッカー部を応援してくださりありがとうございました。
決して、強く結果を残し続けられたと言えるシーズンではなく、最後もあっけなく終わってしまい、自分自身もなんともやりきれず不甲斐ない気持ちでいっぱいです。
「インカレ初戦は観に行けないけど次観に行くから!」
と言ってくださっていた方々に本当に申し訳なく、心苦しいばかりです。

しかし、振り返れば女サカを応援し続けてくださった多くの方々の力がなければ、ここまですら行くことができていなかったと思います。関カレ最終節、多くの方々の声援の中で勝利し、インカレ出場の喜びを分かち合ったあの光景は本当に本当にかけがえのないものです。今シーズンを通して少しでも、熱く、粘り強く戦い、懸命に走る姿から何かを与えることができていたら幸いです。

最後に、どんな試合も駆けつけてくださるファンの方々、いつも温かい挨拶と共にご支援くださる地域の方々、熱い応援をくれた蹴球部のみんな、応援してくださった方々へ、

今シーズンを超えるさらに強くたくましい女サカを今後、後輩たちが創っていくと思います。だから、これからも引き続き女サカの応援をよろしくお願いいたします。







次に、筑波大学女子サッカー部のみんなへ

まず、スタッフさんへ

4年間、多くの指導者の方々からご指導をいただきました。
寝る間も惜しまずに熱く女サカのことを常に考えてくださったこと、
(本業の仕事よりも)女サカに心血注いで共に戦ってくださったこと、
朝から晩までみんなの練習に付き合いボールを蹴ってくださったこと、
身体のケアだけでなくみんなの心のケアまでしてくださったこと、
腐っている自分を見捨てず声をかけてくださったこと、
本当に感謝しています。

4年間、選手と同じ、それ以上に女サカのために時間を使い、選手とともに試行錯誤して携わってくださるスタッフさんに感謝の言葉しかありません。

本当にありがとうございました。

最後にもう少し、あともう少し長く、女サカで一緒にやりたかった。

心残りはそれぐらいです。

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あと、今でも残っている学びが1つあります。(沢山ある中での特に印象的な)
「休むこともトレーニング」
この言葉は今でも覚えています。
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また、成長した姿でお会いできるように精進してまいります。
本当にお世話になりました。



女サカのみんなへ

本当に本当にみんなとサッカーできて楽しかったです。

早朝、真っ暗の中で足が痛すぎて感覚がなくなる中でもボールを蹴ったこと、夜練後に5本に1本ぐらいしか上手くいかないシュートを練習しまくること、朝早いウエイトでも音楽かけて仲間を熱い声で鼓舞すること、

そんな日常が送れていたことがどれだけ貴重なことか。
本当にみんなに感謝しています。

卒業していった先輩方も含め、私は多くの方々に沢山の迷惑をかけた分、沢山の学びを得て4年生になりました。そして、いざ4年生になり組織に向き合い、考え、創っていく上で「女サカって大変だ。」と痛感しました。個性豊かで、賢く面白いメンバーがいて、ピッチだけでなく、ピッチ外でもスポンサー活動やグッズ販売、広報等々、様々なことを自主的に行うことができる環境がある。別にPRしたいわけではないですが、本当に色々な意味で成長できる場所です。

加えて、女サカに入ってくる人は何故かみんな真面目、真面目集団です。みんな何かに悩み、それでも一生懸命にやることを全うしようとする、そんな人たちが多く、苦しくなる時、上手くいかない時も多々。(多々じゃない、それが日常でしたね、、、)
そんな日常で、私自身が実感したこと重要なこと、みんなに言い残したいことは、

プレーが合わなかったら話してください。
苦しそうな人がいたら声をかけてください。
時間がなく大変そうな人がいたらちょっとした差し入れでもしてみてください。
体調が悪く寝込んでいる人がいたらお見舞いに行ってあげてください。
(みんな近所なので、、、)

ということです。

そうやっていく中で、コミュニケーションが生まれて自分自身も仲間も成長していくと思います。私はこんな単純で当たり前のことの重要性に気づくのが遅かったし、足りなかったと今を思い返せば思います。

私自身、女サカで沢山の経験をして、今があります。

悔しかったことも多いですが、今は何かを悔やむのではなく、
それを乗り越えてさらに強くありたいと思います。

今シーズン、この仲間とこんなにも長く日々を過ごせたことに改めて感謝します。

みんな本当にありがとう。これからも応援しています。







同期へ

みんなと過ごした日々が私の大学生活そのものでした。
本当にありがとう。
サッカーして、遊んで、ご飯食べて、一緒にジョグして、ミーティングして、またサッカーして、
その中でみんなを知って、自分自身で気づかない自分も知って。

最高の同期に出会えたことに感謝しています。

みんなのこれからの人生を応援しています。
みんなに負けないように自分も成長し続けます。

(短い文章なのはご愛敬ということでお許しください。)








家族へ

4年間、何不自由なく、サッカーを続けることができました。
ケガをしたり、苦しくてしんどい時もあったり、色々ありましたが、元気にここまでこれました。
良い試合結果や何か喜ばしい報告をすることなんてなく、そもそも連絡すること自体少なくて、相当心配をかけることが多かったかと自負しています、ごめんなさい。
そんな心配とは裏腹に、たまに話す家族から何かと沢山のパワーをもらい、ここまでこれました。
まだまだ、サッカー人生終われない、せわしない私の人生ですが、
これからもよろしくお願いします。








最後に、
最後の最後まで自分のことを誰かに伝える、発信するのが苦手だった。
自分の中で自分と向き合うために、色々な言葉をノートに書いて、自分を鼓舞し続けてきた。止まるのが嫌で、成長し続けたいともがいた。
自分自身へ


昔を振り返るのが嫌いだった。
それでも、今回ブログを執筆するために過去のノートを見返すという
今までやってこなかったことをした。

今シーズン最後に掲げていた言葉は、


「今を生きる」


今、目の前のこと、相手に、物事に全力で、自分の最大限を出して取り組む。

この言葉を掲げた中で、
最大限を出した、と自分で思っているだけじゃないのか?
もっと最大限を出すために準備が出来たのではないか?
どんなときも自分をほめることができなくて、満足できなかった。
最後の最後まで。


それでも、
筑波大学女子サッカー部で過ごした4年間。
4年前の自分と比べ、心も身体も大きく変化した。
変化じゃなくて、成長したと思う。

色々な感情や記憶は今後薄れていくかもしれないけど、
この4年間があって間違いなく今がある、とこれからどんな時でも思うだろう。

この女サカで学んだ、感じたこと、その全てが今の自分自身だと、
少しでも自信をもって、胸を張って言えるように、これからもひたむきに生きていきたい。


本当に4年間ありがとうございました。
また、成長した姿でどこかでお会いできるように精進してまいります。





〈執筆者プロフィール〉
安部美楽乃(あべみらの)
学年:4年
学群・学類:体育専門学群
コートネーム:カカ
前所属チーム:十文字高等学校
  
Posted by 筑波大学女子サッカー部 at 17:17Comments(0)2024 2024引退ブログ