2020年05月02日
当たり前の繋がり
こんにちは、
医学類2年の谷井沙樹です。
今回の新型コロナウィルスの影響で、4月中旬より実家に帰り、久々の家族水入らずの毎日を過ごしております。
前回インスタグラムで地元の宣伝をさせていただきましたが、今回の帰郷で、改めて人と人との繋がりの大切さを感じている今日この頃です。
先日ランニングの為、出身幼稚園の側を通ると、偶然、幼稚園・小学校時代とお世話になったサッカーチームのコーチを見かけ、思わず声を掛けてしまいました。
とても久しぶりだったにも関わらず
「おー、サキ、大きくなったというよりも、おっきくなり過ぎたなー!」と、私のことを覚えていてくれました。すると、園長先生に加え、なんと、自分が年長時代の担任だった先生までも園舎から顔を出してくれて、私の幼稚園時代の話で盛り上がりました。
毎日楽しく幼稚園に通った日々、ただただボールを追いかけるのが楽しくてサッカーに取り組んでいた日々を懐かしく思い出すと共に、その頃は気が付かなかった、周りの大人達から受けていた愛情や、支えなど、様々なことに思いを馳せることができた貴重な時間を持つことができました。
そこで、皆さんにお伝えしたいことが3つあります。少し長くなりますので、時間のあるときに読んでいただけたら、嬉しいです。
先ず1つ目は、ステキな地元に生まれ育ったなってことです。いつでも地元に帰れば小さい頃に繋がっていた人と繋がれて、小学校とか中学の友達もまだまだ沢山地元に住んでる。私を気にかけてくれてみんな応援してくれるし、逆に私もみんなの活躍を聞いて心を躍らせて自分も頑張ろうと思える。こんな地元は、今の自分を形作っている大切な宝物です。要するに自慢です。すみません。
2つ目は、1つ目と少し関係があるのですが、今まで地元のみんなの暖かさが、私に大きな影響を及ぼして支えとなっているように、これを自分より後の世代につなげていきたい、ということです。私が地元に育ててもらったように、自分たちよりあとの世代にもこの地元で生まれてよかったと思ってもらいたい。
今、将来の夢が決まりました。将来を担う次の世代の成長を助ける。入試で使うような文言になってしまいました。実際使ったんですけどね。しかし今まで漠然としか思っていなかった夢が、実際にこの地元で育っている若い子たちをみて明確になったのは事実です。
今できることは限られているかもしれないけど、将来、子供たちの成長をそばで見守って、この街だけじゃなくそれぞれの子供が自分のコミュニティを誇りに思えるようになってもらいたいなぁ、あわよくば小児科医になって普段から健康で元気に走り回る子供たちの姿をみたいなぁとか考えてます。まぁ本心を言えばサッカーをやりたい子に思いっきりやってほしい!っていうのが一番です。
3つ目は、この自粛期間をみんなで協力して乗り切ろう!ということです。つい最近幼稚園の近くを走っていたとき、閉鎖しているはずの幼稚園で子供たちが走り回っていました。そこに園長先生もおり少し話を聞いたところ、両親が医療従事者で家にいないため日中預かっているとのことでした。
公園で走ってると普段は土日でしか見かけないようなお父さんと遊んでいる子供たちの姿を多く見かけます。オンラインの普及により私を含め多くの人が、普段はずっと一緒にいることが少ない家族と多くの時間を過ごしているのに対して、医療の現場で働いてる人たちは今もコロナの収束に向けて病院で働いています。医療崩壊を防ぐために復職した医師や看護師の存在もニュースで耳にします。また現在の医療社会は、幼稚園の先生たちなどの一見コロナとは関係がないように感じる人たちも含めた想像がつかないほど多くの人たちのおかげで成り立っています。
そんなの当たり前じゃん!と皆さん思うと思います。私も今自分は改めて何を言っているんだろうと少し恥ずかしいです。しかしこの言われなくてもわかっているはずのこの事実が私にとっては衝撃的でした。
少しくらい外出してもいいんじゃないか、と少なからず思っていた自分がおり、それがどれほど無責任だったのか、雷に打たれたようでした。反省しています。
私は当たり前のように家族や友達、地域の人たちに育ててもらいました。その当たり前が揺らいでいる今こそ、この当たり前を当たり前にし続けることが、コロナ根絶の先の目標としてあるのではないかと思います。現在の医療、社会は、幼稚園の先生を含めた一見コロナとは関係がないように感じる人たちも含めた協力のもとで成り立っています。
私はいま病院で患者さんを診ることもできません。リーマンショックを超えると言われる現在の経済危機を救うようなこともできません。ただ毎日誰かが管理してくれている水を飲み、お風呂に入り、誰かがスーパーまで運んでくれた食料を、貴重なマスクをつけて買いに行って食べるだけです。
そんな私でもできる最大限のこと、外出しないこと。これをみんなで徹底して協力してコロナを乗り切り、また当たり前の日常に戻っていきたいですね。
やかましくてすみません、少し熱が入ってしまいました。笑
早くコロナが終息してみんなで1Gでサッカーができる日をただただ楽しみにしています。だらだらと長い文章になってしまい申し訳ありません、ここまで読んでいただきありがとうございます:)

谷井沙樹 (#4 コウ)
医学類2年の谷井沙樹です。
今回の新型コロナウィルスの影響で、4月中旬より実家に帰り、久々の家族水入らずの毎日を過ごしております。
前回インスタグラムで地元の宣伝をさせていただきましたが、今回の帰郷で、改めて人と人との繋がりの大切さを感じている今日この頃です。
先日ランニングの為、出身幼稚園の側を通ると、偶然、幼稚園・小学校時代とお世話になったサッカーチームのコーチを見かけ、思わず声を掛けてしまいました。
とても久しぶりだったにも関わらず
「おー、サキ、大きくなったというよりも、おっきくなり過ぎたなー!」と、私のことを覚えていてくれました。すると、園長先生に加え、なんと、自分が年長時代の担任だった先生までも園舎から顔を出してくれて、私の幼稚園時代の話で盛り上がりました。
毎日楽しく幼稚園に通った日々、ただただボールを追いかけるのが楽しくてサッカーに取り組んでいた日々を懐かしく思い出すと共に、その頃は気が付かなかった、周りの大人達から受けていた愛情や、支えなど、様々なことに思いを馳せることができた貴重な時間を持つことができました。
そこで、皆さんにお伝えしたいことが3つあります。少し長くなりますので、時間のあるときに読んでいただけたら、嬉しいです。
先ず1つ目は、ステキな地元に生まれ育ったなってことです。いつでも地元に帰れば小さい頃に繋がっていた人と繋がれて、小学校とか中学の友達もまだまだ沢山地元に住んでる。私を気にかけてくれてみんな応援してくれるし、逆に私もみんなの活躍を聞いて心を躍らせて自分も頑張ろうと思える。こんな地元は、今の自分を形作っている大切な宝物です。要するに自慢です。すみません。
2つ目は、1つ目と少し関係があるのですが、今まで地元のみんなの暖かさが、私に大きな影響を及ぼして支えとなっているように、これを自分より後の世代につなげていきたい、ということです。私が地元に育ててもらったように、自分たちよりあとの世代にもこの地元で生まれてよかったと思ってもらいたい。
今、将来の夢が決まりました。将来を担う次の世代の成長を助ける。入試で使うような文言になってしまいました。実際使ったんですけどね。しかし今まで漠然としか思っていなかった夢が、実際にこの地元で育っている若い子たちをみて明確になったのは事実です。
今できることは限られているかもしれないけど、将来、子供たちの成長をそばで見守って、この街だけじゃなくそれぞれの子供が自分のコミュニティを誇りに思えるようになってもらいたいなぁ、あわよくば小児科医になって普段から健康で元気に走り回る子供たちの姿をみたいなぁとか考えてます。まぁ本心を言えばサッカーをやりたい子に思いっきりやってほしい!っていうのが一番です。
3つ目は、この自粛期間をみんなで協力して乗り切ろう!ということです。つい最近幼稚園の近くを走っていたとき、閉鎖しているはずの幼稚園で子供たちが走り回っていました。そこに園長先生もおり少し話を聞いたところ、両親が医療従事者で家にいないため日中預かっているとのことでした。
公園で走ってると普段は土日でしか見かけないようなお父さんと遊んでいる子供たちの姿を多く見かけます。オンラインの普及により私を含め多くの人が、普段はずっと一緒にいることが少ない家族と多くの時間を過ごしているのに対して、医療の現場で働いてる人たちは今もコロナの収束に向けて病院で働いています。医療崩壊を防ぐために復職した医師や看護師の存在もニュースで耳にします。また現在の医療社会は、幼稚園の先生たちなどの一見コロナとは関係がないように感じる人たちも含めた想像がつかないほど多くの人たちのおかげで成り立っています。
そんなの当たり前じゃん!と皆さん思うと思います。私も今自分は改めて何を言っているんだろうと少し恥ずかしいです。しかしこの言われなくてもわかっているはずのこの事実が私にとっては衝撃的でした。
少しくらい外出してもいいんじゃないか、と少なからず思っていた自分がおり、それがどれほど無責任だったのか、雷に打たれたようでした。反省しています。
私は当たり前のように家族や友達、地域の人たちに育ててもらいました。その当たり前が揺らいでいる今こそ、この当たり前を当たり前にし続けることが、コロナ根絶の先の目標としてあるのではないかと思います。現在の医療、社会は、幼稚園の先生を含めた一見コロナとは関係がないように感じる人たちも含めた協力のもとで成り立っています。
私はいま病院で患者さんを診ることもできません。リーマンショックを超えると言われる現在の経済危機を救うようなこともできません。ただ毎日誰かが管理してくれている水を飲み、お風呂に入り、誰かがスーパーまで運んでくれた食料を、貴重なマスクをつけて買いに行って食べるだけです。
そんな私でもできる最大限のこと、外出しないこと。これをみんなで徹底して協力してコロナを乗り切り、また当たり前の日常に戻っていきたいですね。
やかましくてすみません、少し熱が入ってしまいました。笑
早くコロナが終息してみんなで1Gでサッカーができる日をただただ楽しみにしています。だらだらと長い文章になってしまい申し訳ありません、ここまで読んでいただきありがとうございます:)

谷井沙樹 (#4 コウ)
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