2024.10.19(土)
関東大学女子サッカーリーグ1部後期第9節
vs東京国際大学



この日は今シーズン2回目となる「集中応援」を行った。


集中応援とは、多くの方々に来場していただき、一緒に試合を盛り上げるために“集中”的に“応援”を行うホーム戦のことである。
集中応援では試合はもちろん、観客の方々に楽しんでもらえるような企画を行っている。
今回の集中応援では、「這い上がれ」をテーマに掲げた。
後期第8節終了時点での筑波の順位は8位。
インカレに出場するためにはさらに勝ち点を積み重ねていく必要があり、皆さんの応援の力を借りて勝利を掴み取るための重要な一戦となった。


試合戦況
曇り空の中、関カレ後期第9節が行われた。相手は直近3試合負けなしと好調の東京国際大学。自力でインカレ出場の切符を掴むために何としても勝ち点3が欲しい筑波は、相手の得点源である前線の3選手を抑えること、ロングボールを活用しながら相手陣地でプレーすることを確認し、会場に集まった150人の応援を背に試合に臨んだ。
立ち上がりは筑波が良い入りを見せたものの、一瞬の隙を突かれピンチを迎える。前半10分、自陣ペナルティーエリア付近でボールを奪われると、ドリブルで持ち込まれてシュートを打たれる。しかし、GK前田(#21)の見事なセービングで失点を防ぐ。ピンチを切り抜けた筑波は前半18分、自陣中央でFKを獲得すると、素早いリスタートから田村(#37)が相手陣左サイドで仕掛ける。田村(#37)が突破し切ることはできなかったものの、こぼれ球を朝倉(#5)が拾いクロスを上げる。ファーサイドに流れたボールに反応した中出(#8)が押し込むと相手にクリアされたもののゴールラインを割ったという判定となり得点。筑波が待望の先制点をあげ1-0となる。一進一退の攻防が続く中、前半40分、左サイドからゴール前にボールを放り込まれると、筑波守備陣がクリアし切れず、ゴール前でフリーになっていた相手にボールがこぼれる。このボールにダイレクトで合わせられるも再びGK前田(#21)が立ちはだかり、前半を1-0で折り返す。
後半は相手に押し込まれ耐える時間続くが、後半14分、CKのチャンスを迎える。キッカー中出(#8)のボールに朝倉(#5)が頭で合わせるも、ポストに阻まれ追加点とはならない。その後も互いの意地がぶつかり合い激しい攻防が続く。後半45分、自陣中央付近で相手にFKを与えてしまう。ゴール前にボールを放り込まれるも、バーを叩き難を逃れる。最後は相手陣で時間を使い試合は終了。苦しい時間帯も全員で守り抜き、インカレ出場に向けて大きな勝ち点3を手に入れた。
試合の様子




集中応援の見どころは試合だけではない。
当日はMDP(マッチデープログラム)の配布や掲示、グッズ販売、ハーフタイムの抽選会など様々な企画を部員が一から考案。
掲示物ではスポンサー紹介、順位表、個性溢れるMBTI紹介、そして部員一人ひとりの意気込み付きプレー写真などが貼られ、当日にはたくさんの方が足を止めて見ている様子がうかがえた。



また、集中応援当日に配るMDPでは、注目選手へのインタビューや部員紹介などが収載された。普段お見せできていない女サカの個性や魅力を知っていただく絶好の機会となったに違いない。



当日配布されたMDP



他にもハーフタイムでの抽選会や、集中応援限定ブロマイドをはじめとする女サカグッズの販売を行った。
最後には最高の勝利をお届けできたことで今回の集中応援は大盛況の中、幕を閉じた。

抽選会の様子



最後に
今回の集中応援では、OG・OBの方々や蹴球部員、保護者の方々をはじめとする約150名の方々に会場に足を運んでいただきました。
改めまして、たくさんの応援ありがとうございました。

12/24(火)からいよいよインカレが始まります。
今年度は第1~3回戦は茨城県ひたちなか市、そして準決勝以降は大学女子サッカーの聖地「味の素フィールド西が丘」での開催となります。
今シーズンの集大成となるこの大会でみなさんと喜びを分かち合えるよう、
チーム全員で目の前の一戦一戦に全身全霊をかけて闘います。
お時間のある方はぜひ会場で、筑波大学女子サッカー部への熱い応援をよろしくお願いいたします!
  
Posted by 筑波大学女子サッカー部 at 22:01Comments(0)2024 集中応援2024