投稿しようと思って30分かけて書いた文章がまた消えました。

こんにちは、
知らない人から「あ、あのお尻の大きな子ね」と陰で認識されていました、はる菜(しろ/#23)です。


つくばちゃんねるブログは仕組みを改善すべきです(涙目)


さて!気を取り直しまして!
体専の後輩たちが入試について書いていましたね!


ということで(頼まれてないけど)人文学類に入りたい高校生(いないだろうけど)のために
わたしも(割り振られてないけど)入試について書いちゃいますよ(お願いされてないけど)!


あれはまだ18歳。自分のお尻のサイズが人並みだと信じていた頃、

センター試験を過去最高点で突破した(勝負強い)私は、

人文学類の2次試験(英語・国語・社会)に向けて、追い込みをかけていました。

筑波大学の2次試験は、
本当に基礎的な学力や知識を問う記述問題が出るので、対策は中堅国公立の試験問題でバッチリです!

ただ、国語の現代文で
他大学では見られない「小説の論述問題」がかなりの確率で出るので
「私はこの物語の主人公だ…私はこの物語の主人公だ…私は…」と念を唱えながら解くと、ちゃんと解けるかまたは頭がおかしくなります。

とりあえず、英語・国語はまあどうでもいいとして(よくない)

問題は社会(日本史・世界史・地理・倫理)でした。

筑波大学の社会の問題、
何を血迷ったか本当知りませんが
400字の論述を4つも書くんです。

ちょっとよくわからないですよね、

地理で400字書けますか?

だって試験問題、

「この地図を見て特徴を述べなさい」
で地図が、

ぼーーーん!

これを4つです。

私にはよくわかりません。

これを解ける人は天才ですか?
それとも変態ですか?どっちですか?
ねぇ、ねぇ!!!応えてよ!!どっちなのよお!!ねぇ!!!(変態はお前だ)


(私の発言は一個人のものであり、大学や所属団体には属しません)


ということで私は競争する母数の少ないであろう倫理を取りました(したたか)。

少ない母数の中でスーパーエレクトリカルスペシャルハイパー素晴らしい完っっっ璧な解答を出してやろうと意気込んでいました(考えが安易)。


たくさんたくさん、
今思い出そうと思ってもどれが勉強でどれが睡眠だかどれがリフティングだか思い出せないくらいたくさん勉強して
何度も何度も「あ!だめだこれ!間に合わないや!山を張ろう!」と考えました。

長野県の山の数くらいの山を張り(たくさんあることの例え)


当日出てきた問題がこれ。


1 以下の文章を読んで、その意味について具体例を挙げて論ぜよ。
「結局のところ、ひとは自分の欲望を愛しているのであって、欲望されたものを愛しているのではない。」(ニーチェ『善悪の彼岸』より)

老子とストア派は自然にしたがうことを理想の生き方とするが、その両者にはどのような相違点があるか、説明せよ

3 日本の奈良時代にどのように仏教が全国に広まったのかを、国家と民間の視点から説明せよ。
4 家族に関するヘーゲルの思想をまとめ、それに基づいて現代における家族の問題を論ぜよ。



山が外れました。

ぜんぶ外れました。


えーー!筑波大学 じゃーん
基本的なの出す じゃーん
毎年ソクラテスとかプラトンとかアリストテレスとか出してた じゃーん

なんで〜!

てか奈良時代とか言われてもさ〜
私センター日本史使わないも〜ん
模試50点だも〜んわかんないよ〜


と思いながら

あーあー焼肉食べたいな〜
焼肉に包まれたいな〜
サンチェになりたいな〜
あー、でもサンチェになったら焼肉を包む側だな〜
それはな〜微妙やな〜

とどうでもいいことを考えていました、というどうでもいい話をしています。


とりあえずわかる部分をそれらしくそれらしく、
すごく自信有り気にそれらしくそれらしく書くことに没頭。

10分で400字を書き上げるスピードで4題書き上げ、

残りの半分以上の時間を
放心状態のまま、試験監督の先生が前髪を触る回数を数え、試験が終わりました。

今思い出そうとしても何をどんな風に書いたか思い出せません。


もしかしたら、
老子とストア派の相違点を
焼肉という自然な欲求に従う生き方を基にして書いたかもしれません。

それとも、
その時好きだった男友達(今の関係が崩れるのが怖くて好きだと言えず、離れ離れになる卒業のときに思い切って告白することになった)のことを
つらつらと書いてしまったかもしれません。

まあ、そんなことはどうでもいいです(振られたからね)。


ただ、事実として存在するのは
筑波大学にこうして入学できたこと。

女子サッカー部のみんなと1Gでサッカーできているのも
あのとき倫理ハイになりながら
当たり障りのないことをバシバシ書き綴った結果なのです。

成績開示のときの倫理の点数なんて知りません(白目)


ただ、あのとき倫理をずーっと勉強していたおかげで
哲学や倫理学、宗教学に興味が湧いた結果、

今こうして筑波大学で哲学を学んでいます。

何事も一期一会、
大事にしていきたいですね!



さて、卒業の際に振られた彼ですが、
この前SNSに手料理の写真を載せたら
「お前、めちゃめちゃいいお嫁さんになるね!」とコメントがきました。


嬉しいような悲しいような、
遠く遠く地平線に沈む夕陽に吹き抜ける木枯らしのような
甘酸っぱい気持ちになりました。

うん、うん、いいお嫁さんになるよ。

あなたも幸せになってね…

ありがとう…




恋空。(違う)



ではでは、
高校生のみなさん、あと一息!

無理したい理由があるなら
少々無理する時期も大切!

チョコレートを常識の範囲内でたくさん食べながらがんばってね☆




#23 はるな

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Posted by 筑波大学女子サッカー部 at 20:28│Comments(0)2015部員日記2015
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