こんにちは!1年の佐々木茜(#74 ナナ)です!
今回は推薦入試についてということで、私の受験体験をお話しさせていただきたいと思います。しかし、自分が受験を経験してからもう1年が経とうとしているだなんて、信じられません…!光陰矢の如しとはよく言ったものです。
 
さて、タイトルにもあるように、私が受験したのは看護学類の推薦入試です。
看護の推薦入試では、1日目に小論文(和文・英文)、2日目に面接が行われます。
 
推薦入試を受ける上で大切なのは4つ!
毎日の積み重ね、自分と向き合うこと、情報収集、そして一緒に頑張る友達です。
 
まず、1つ目の「毎日の積み重ね」についてです。
私が推薦入試を受けるに当たって不安だったのが、これといったアピールポイントがないということでした。推薦入試というと、賞をとったとかリーダー的役割を果たしていたとか、そういったことが評価されるイメージがありませんか?私は部活動での入賞経験もなく、生徒会長やホームルーム長を務めたこともなかったため、とても不安だったのです。自分が誇れることは何だろうかと悩んだ末に考えついたのは、日々どんなことにも一生懸命取り組んできたことでした。
これは個人的な意見ですが、入試で評価されるのは1つの功績ではなく、3年間の高校生活全体ではないかと思います。目立った功績がなくても合格する人もいれば、全国1位の賞をとっていても受験は思い通りにいかなかった人もいます。試験当日の小論文や面接等もあるので、これだけで勝負が決まるわけではありませんし、もちろんアピールポイントがあるに越したことはないと思います。しかし、例え分かりやすい成果として表れていなかったとしても、積み重ねた努力は必ずどこかに繋がるはずです。また、推薦入試を受ける際には平均評定が一定の値以上である必要があり、良い評定をもらうためには日々の授業や学習の積み重ねが大切です。
 
次に、2つ目の「自分と向き合うこと」についてです。
私は入試の対策期間中、自分はこれからどう生きていきたいのか、なぜそう思うのかをひたすら自問自答し続けました。推薦入試では、志望理由書や面接を通して「この大学で学びたい」「この仕事に就きたい」「こう生きていきたい」といった気持ちを伝える必要があります。これがまさに原点にして頂点!!数ある大学の中からなぜそこを選んだのか、なぜその仕事に就きたいのか、どのように働いていきたいのかなどは必ずといっていいほど聞かれます。しっかりと自分の気持ちを固め、明確な目標を定めて将来のことを考えていないと、これらの質問に対する答えが薄いものになってしまいます。小論文でも自分の考えを記述する場合が多いですし、面接は100%自分について話す場です。改めて考えてみると自分の考えは思いのほか浅いことが多々あります。私の場合は、面接練習の受け答えを通して自分が本当に目指すものを突き詰めていけたように感じました。受験本番ギリギリまで自分と向き合い、より深く濃い話が出来るようにしておくことが大切だと思います。
 
3つ目の「情報収集」についてです。
情報を制すものは戦いを制す!とにかく情報を集め、知識をつけましょう。
推薦入試では、受験する大学についてよく知っておくことが必要不可欠です。その大学ならではの取り組み、特徴、研究等はパンフレットやホームページでみることが出来ます。ほかにも、その大学を受験した先輩方の受験レポートや、教授のインタビュー記事などがとても参考になります。これらは志望理由や面接の受け答えにも使える重要な情報です。
また、新聞を読むことがとても力になります。新聞で得た情報は小論文や面接に直結しますし、語彙力や文章力の向上にも繋がります。私は毎日さまざまなジャンルの記事を切り抜いて要約し、記事に対する意見をまとめていました。これは夏頃から始めました。はじめはネットニュースでも良いかと思っていたのですが、断然新聞がオススメです!!個人的な意見ですが、新聞の方が内容が濃く感じますし、ネットニュースには載っておらず、かつ非常に参考になる記事も多くありました。社説なども、多くの人の意見を知ることができ、とても重宝しました。私は特に医療系の記事をよく読みましたが、他の分野の記事も意識して読むようにしました。自分の興味分野と繋がる場合も多いですし、世の中のことを知っておくこと自体に大変価値があると思います。医療系の知識を深めるためには、本を読みました。受験期は想像以上に時間に追われるため、時間のあるうちにたくさん読書をしておくべきです。
 
最後に、「一緒に頑張る友達」についてです。
これは推薦入試に限ったことではありませんね。私にとって友達は受験勉強に取り組むうえで最も力になってくれる存在でした。同じように頑張っている仲間がいるだけで自分も頑張れますし、楽しく勉強できます。できれば同程度の学力で、目標レベルも近い人が良いと思います。実際に私が友達とやっていたのは、日常会話に英単語や古文単語などを織り交ぜることです。「あの先生優しいよね」「寛容だよねー」「tolerance!」みたいな感じで、覚えた単語は会話の中で多少無理矢理にでも使ってました(笑)学園祭のダンスの振り付けも、私のクラスは「サインカーブ」「単位円」みたいな感じで数学や物理に絡めて覚えていました(笑)辛くなりがちな受験勉強も、やり方次第でちょっとは楽しくできますよ!
 
ちなみに、現在の女サカには私を含めて3人の看護学類生がいます!
 
かなり長くなってしまいましたが、少しでもこれを読んで下さった方の力になれるといいなと思っています。受験は大変なこともたくさんあると思いますが、人生を左右する勝負所、頑張りどころです!力を発揮できるよう、最大限の努力と準備を頑張って下さい!
皆さんが良い結果をだせるよう、微力ながら応援しています!!
 
佐々木茜(#74 ナナ)

推薦入試(医学群看護学類)

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Posted by 筑波大学女子サッカー部 at 18:57│Comments(0)2020入試ブログ2020
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