関東大学女子サッカーリーグ、
関東女子サッカーリーグともに1部で戦った2023シーズン。


関東リーグ開幕戦で格上の東洋大学に4-3と逆転勝利を収め、
幸先の良いスタートを切ったものの、
両リーグともなかなか勝ち点を積み上げることができず、
厳しい状況が続いた。


シーズン終盤には怒涛の巻き返しを見せるも、
今シーズン最大の目標を置いていた舞台であるインカレにはあと一歩届かず、
両リーグ戦の幕を下ろした。



そんな激闘のシーズンを戦い抜いた選手たちが今シーズンを振り返る。



~2023シーズンを振り返る~


#3

3年 菅野希咲(#27 ねね)






――今シーズンを振り返ってどうでしたか?

今の率直な気持ちとしては、悔しいシーズンでした。
インカレ出場まであと一歩でしたし、改めてインカレ出場への壁の高さを感じました。
勝ちが遠い時期もあり、厳しいシーズンではありましたが、その中でもポジティブな部分はたくさんあったと思います。特にシーズン終盤、負けたらインカレへの道が閉ざされるというプレッシャーがありながらも、最後の最後まで全員で諦めずに戦えたところは筑波の強みが表れていたのではないかなと思います。


――3年生になり、上級生として臨んだシーズンだったと思いますが、昨年までと比べて何か変化はありましたか?

大きな変化を感じたのは、オフの面で上に立つ機会が増えたことですかね。集中応援やリーガ、そしてこのブログ班もそうですけど、自分が中心となって行う仕事が多くなりました。
特にこの秋(10月)の集中応援は3年生が中心となって行いましたが、実際にやってみて、これまでとは違った責任感がありました。企画内容とか告知の仕方とか、3年生で何度もミーティングを行い、細かい準備のところまで考えたつもりでしたが、直前でバタバタしてしまった部分もあり、改めて運営の難しさを痛感した集中応援でした。ですが、自分たちで主体的にやった分、終わった後の達成感も大きくて、そして何より、試合に勝ってみんなで勝ちロコができたのがすごく嬉しかったです。





――On the Pitchの部分での変化はありましたか?

後輩が増えて、下の学年の頑張りに支えられることが増えました。下の学年が頑張っているのに上の学年の自分がこんなんじゃ…って思いますし、素直にみんなサッカーのレベルが高くて、だからこそ負けたくないなって思うし、自分も頑張らないとって思いました。この前の関東リーグの早稲田戦(後期第6節)とか、前線ではさえ(#24 リグ)とさき(#20 リカ)がめちゃくちゃ走っていて、後ろでははるき(#25 リロ)とりん(#15 エア)が体張って守ってて、ああいうプレーを見ると、自分も頑張らなきゃって思います。シーズンを通して、「チームを引っ張っていく」っていう立場にちょっとずつではあったかもしれないけど変わっていったのかなと思います。


――個人のサッカーを振り返ってみてどうでしたか?

1・2年生の時は怪我もあってなかなかシーズンを通してプレーできなかったので、今シーズンは離脱をせず、試合に絡んで結果を残すことを目標にしていましたが、関カレ前期第2節で怪我をしてしまい、結局前期はほとんどリハビリで終わってしまいました。だから、怪我をしない身体づくりっていうのは来シーズンも引き続き課題だと思います。
その中でも、今シーズンはプレーについて話す機会が増えたと思います。あやみさん(#8 ゆめ)を中心に、他の人のイメージやアイデアを共有してもらうことを意識していました。サッカー面でもすごく学びの多いシーズンだったと思います。ですが、シーズンを通してチームの課題でもあった「得点力」のところは個人としても大きな課題だなと思うので、来シーズンに向けてしっかり自分の課題に向き合っていきたいと思います。


――来シーズンに向けた意気込みをお願いします。


今シーズン、悔しい思いもたくさんしましたが、1部に残留し、来シーズンもインカレに挑戦するチャンスを4年生が残してくれたことは大きなことだと思います。ありきたりな言葉にはなりますが、今シーズンの悔しい思いを無駄にせず、来年こそ結果にこだわって、一戦一戦を大事に戦っていきたいと思います。そして、来年は最上級生になるので、4年生としてオン・オフともにチームを引っ張る存在になれるように頑張っていきたいと思います。来シーズンも筑波大学女子サッカー部への応援のほどよろしくお願いします。

菅野希咲(#27 ねね)

  
Posted by 筑波大学女子サッカー部 at 20:08Comments(0)20232023シーズンを振り返る

関東大学女子サッカーリーグ、
関東女子サッカーリーグともに1部で戦った2023シーズン。


関東リーグ開幕戦で格上の東洋大学に4-3と逆転勝利を収め、
幸先の良いスタートを切ったものの、
両リーグともなかなか勝ち点を積み上げることができず、
厳しい状況が続いた。


シーズン終盤には怒涛の巻き返しを見せるも、
今シーズン最大の目標を置いていた舞台であるインカレにはあと一歩届かず、
両リーグ戦の幕を下ろした。



そんな激闘のシーズンを戦い抜いた選手たちが今シーズンを振り返る。



~2023シーズンを振り返る~


#2

2年 平林涼花(#77 ニモ)






――今シーズンを振り返ってどうでしたか?

今シーズンは関東リーグ開幕戦の逆転勝利から始まり、とても良いスタートが切れたと思います。しかし、そこからは思うような結果が出ず、チームとして厳しい状況下でのサッカーが多かったというのが正直な感想です。人数が少ない中での土日の連戦や、負けが続いている状態でも毎週試合がやってくるというのが心身ともに大変でした。ただ、良い意味ですぐに気持ちを切り替えて次の試合に向かって行けていたと感じています。状況的には昨シーズンと同じようになかなか勝てず苦しかったですが、チーム内の雰囲気が悪くなることなく毎週の試合に臨めていたことは、成長した点かなと思います。


――特に印象に残った試合はありますか?

印象に残っている試合は関カレ後期第8節集中応援の大東文化大学戦です。いつもより多くの声援があり、いつもと違う雰囲気の中での試合というだけでも印象深いですが、試合終盤に得点した時にみんなで喜んだり、試合が終わってからのハイタッチがあったり、久々の関カレ勝利をみんなで分かち合えたのがとても嬉しかったです。





――大学2年目になりましたが、1年目と大きく変わったなと思うことはありますか?

今年から広報とリーガの2つの仕事が始まりました。広報は、主に毎週の試合告知と結果を投稿しています。フォロワーが増えるたびに嬉しい気持ちになります。リーガは、試合運営が主な仕事です。昨年までは知らなかったですが、1試合を行うために女サカの中で色々な人が動いていて、選手主体で試合を運営していることを実感しました。


――大学生活での変化はありましたか?

2年生になってから本格的に対面授業がスタートしたので、やっと大学生っぽくなったなという感じです。授業が多いので時間がなくて大変だけど、それ以上にみんなで授業を受けるのが楽しいです。他部活の友達もできて、各競技でトップレベルの友達から刺激をもらっています。


――個人のサッカーを振り返ってみてどうでしたか?

昨シーズンと比べて、試合に出場できた時間はそれほど変わらないと思いますが、悔しい気持ちを多く味わった気がします。試合に出られないきつい時期や試合に出ても思うようなプレーができず落ち込むことが多かったです。でも、どんな状況でも毎日の練習と週末の試合はやってくるので、高望みせずに、目の前のことに意識を向けることを心がけていました。


――来シーズンに向けた意気込みをお願いします。

サッカーを楽しむことを忘れずに、チームに良い影響を与えられるように頑張ります。そして試合に勝ってみんなで喜びたいです。大学サッカーも残り半分、サッカーに熱中できる時間を大切に、日々活動していきます。今後とも筑波大学女子サッカー部の応援の程よろしくお願いします。

平林涼花(#77 二モ)

  
Posted by 筑波大学女子サッカー部 at 13:18Comments(0)20232023シーズンを振り返る
関東大学女子サッカーリーグ、
関東女子サッカーリーグともに1部で戦った2023シーズン。


関東リーグ開幕戦で格上の東洋大学に4-3と逆転勝利を収め、
幸先の良いスタートを切ったものの、
両リーグともなかなか勝ち点を積み上げることができず、
厳しい状況が続いた。


シーズン終盤には怒涛の巻き返しを見せるも、
今シーズン最大の目標を置いていた舞台であるインカレにはあと一歩届かず、
両リーグ戦の幕を下ろした。


そんな激闘のシーズンを戦い抜いた選手たちが今シーズンを振り返る。





~2023シーズンを振り返る~

#1

1年 山﨑琳(#15 エア)






――今シーズンを振り返って、どうでしたか?

4年生が掲げてくれた「インカレ優勝」という目標に向かってチーム一丸となって戦いましたが、結果としてインカレの舞台に立つ事すら叶わず、悔いの残るシーズンでした。ただ、少ない部員数で毎週のように2連戦が続く中、1部に残留できた事はチーム全員で最後まで戦い抜いた結果だと思います。
チームがどんな状況であれ、試合の時にサポートをしてくれた部員や、試合会場に足を運んで応援してくださった方々には心から感謝しています。


――大学生になり、様々な面で大きく変化のあった1年だったと思いますが、特に変化を感じたことは何ですか?

オフの部分で、対戦相手の分析から試合後の振り返りまでチーム全体で行うことによってサッカーに関わる時間が増えたのと、今まで以上にチームの戦術を意識してプレーするようになりました。大学では近くにグラウンドがあり、すぐにサッカーができる環境にあるため、とても恵まれているなと感じています。
また、大学生活の中でも高校との変化を多く感じました。大学の授業は体育・スポーツに関する専門的な授業が多いため、自分の競技力向上に繋げるための知識が増えたと思います。さらに、大学は高校と違って空きコマの時間ができるので、勉強をしたり、前日の練習映像を見返して、自分のプレーの振り返りをしたりするなど、隙間時間の使い方をより意識するようになりました。





――個人のサッカーを振り返ってみてどうでしたか?

新しい環境に慣れない中、毎週のように負けられない大事な試合が続き、メンタルを安定させる事や良いコンディションを保ち続ける事に苦労しました。試合への出場はプレッシャーもありましたが、それ以上に多くの試合に絡んで経験を積ませてもらった事は、自分にとって貴重な時間となりました。


――来シーズンに向けた意気込みをお願いします。

今シーズンは、正直、自分の中で後悔が残るシーズンとなってしまいました。
「あの場面で自分が止めていたら」と試合後に自省する事が多く、シーズンがこんなにも早く終わってしまうことを痛感しました。
来シーズンは、チーム全員で事前に良い準備をして初戦からどれだけ勝利に貪欲に戦えるか、そしてそれをシーズンを通して最後まで継続できるかが鍵になってくるかと思います。
常にチームの目標を頭に置き、試合に出場できればもちろん無失点勝利を目指しますし、どんな立場であってもチームの勝利に貢献できるよう行動したいと思います。
そして来年こそ全員でインカレの舞台に行きます。
今後とも筑波大学女子サッカー部へのご声援をよろしくお願いいたします。

山﨑琳(#15 エア)
  
Posted by 筑波大学女子サッカー部 at 14:39Comments(0)20232023シーズンを振り返る