こんにちは。
最近ようやく車の仮免許を取り、ドキドキしながらもようやく教習車でつくばの路上に進出しました、真帆#2(りん)です。

今日はあと一ヶ月を切った二次試験について、私の経験をもとにお伝えしようと思います。
私は、ある事情により2回筑波大学の試験を受けました。その事情はお察しください。(笑)
試験は、1日目に論述と主専の実技、2日目に副専の実技の試験という流れでした。

まず、実技の試験について書きます。私は、1年目、2年目ともに実技は主専をサッカー、副専をソフトボールで受験しました。

【実技】
主専:サッカー
正直に言うとあまり覚えていないのですが、最初はとても緊張しました。「みんなどのくらいのレベルなのか」「あの子怖そうだな、、、」など色々なことを考えていました。しかし、チームに分かれて動き、プレーするので、やっていく内にコミュニーケーションがとれて緊張がほぐれていきました。2年目の時は、去年もいたなという人が何人かいて、久々の再会を喜びあっていたら緊張なんて忘れていて、終始楽しくできました。(本来は喜ぶべき再会ではないかもしれませんが笑)

内容は、
・パス・コントロール
・ロングキック
・6対2のボール回し
・ミニゲーム
だったと思います。
ミニゲームでは、一年目受けた時はシュートはダイレクトという制限がありましたが、昨年はその制限がありませんでした。

「ロングキック」では、ただ飛べば良いわけではなく、味方がトラップしやすいところ(相手の胸がベスト)にパスをすることが大切です。(偉そうなことを書いていますが、私はあまり上手く出来なかった記憶があります。)
「ボール回し」は、ボールを持ちすぎるのではなく、フリーの味方にどんどんパスをつけることがポイントだと思います。(実際、プレー前にそのような説明があった気がします。)
「ゲーム」は、上手くやろうとし過ぎず、仲間とミニゲームを楽しむことを考えてやりました。(私は技術では勝負できないと思い、とりあえず声を出そうという精神でやりました。)

副専:ソフトボール
私がソフトボールを選んだ理由はほとんど消去法なのであまり自信がある訳ではありませんでした。ですが2年目は結構練習したなと思っていたので、1年目よりは緊張しませんでした。やはり練習量は自信につながります。本番では、「明らかに経験者やん!」みたいな人もいますが、その人と直接勝ち負けを争うわけではないので気にする必要はありません。(1年目の私はめちゃめちゃ気にしてしまいました。)練習の成果を出すことだけを考えましょう!

内容は、
・キャッチボール
・遠投
・トスバッティングでした。

「キャッチボール」は、投げるときはフォームと相手の胸に投げられているかということ、捕球のときはしっかり捕球ができることを前提に、キャッチの構え・準備やグローブの向きが見られていると思います。
「遠投」は、余計なことを考えずにとりあえずできるだけ飛ばす。人より飛ばさないといけないと思い過ぎると固くなってしまうので自分の力で飛ばせるだけ飛ばすことを考えると良いと思います。
「トスバッティング」は、やはり芯に当たって良い弾道で飛んでいるかが重要だと思います。フォームももちろん評価の対象となると思いますが、フォームは、しっかり当てようと思うと必然的に意識することになります。

試験に向けての練習ですが、サッカーは、センター試験対策で訛ってしまった体を戻して、対人プレーなどの感覚を取り戻すために、1人で練習するだけでなく、週に1〜2回は中学の時のチームの練習に参加させてもらっていました。また、過去にリフティングやドリブルの試験があった年もあると聞いたので、そういった練習もしていました。ソフトボールは、キャッチボールやトスバッティングなど、1人ではできないことが多かったので、何回か高校に行ってソフトボールをやっていた先生に教えてもらい、週末は野球をやっていたことのある父に練習に付き合ってもらっていました。1人のときには、キャッチボールやトスバッティングのフォームの確認(壁当てや素振りなど)や遠投の練習をしていました。
副専の種目は、自分だけではコツや感覚が分からないことが多いと思うので、経験者に聞いたり教えてもらえたりする環境があると良いと思います。

ここまででも長くなってしまいましたが、次に論述試験について書きます。

【論述】
問題は大問が2題で、それが小問に分かれていて、小問は150字で述べる問題と250字で述べる問題の2問でした。なので、計4問書きました。出題内容は、高校の保健の教科書の保健編、体育編からそれぞれ大問1題ずつという感じです。

詳しい内容(2017年)
大問1.熱中症について
(1)熱中症が起こりやすい状況とそれが引き起こす体の変化について、また、熱中症の症状5つ(150字)
(2)スポーツ活動における熱中症の予防と応急手当てについて(250字)

大問2.オリンピックムーブメントについて
(1)オリンピックムーブメントについて、その経緯、理念、活動について具体的に(150字)
(2)オリンピックで問題となった出来事とその社会的背景について、3つの夏季大会を例示し、それぞれについて具体的に(250字)
というようなものでした。

*試験に向けての対策
私は基本書いて覚えるタイプなので、用語やキーワードと、その解説をひたすら書きました。一通り書いたら、その後はそれぞれのキーワードについてポイントを絞って文章でまとめました。その際、用語の解説や簡単な内容に関しては150字で、それに関する具体的な内容や問題、対策などに関しては250字でまとめるようにしました。そして、それを実際の試験でも書けるように文章の形や内容などを見直し・手直しをしながら、ポイントをしっかり入れて、且つ制限字数内で書けるように完成させていきました。完成したらそれを繰り返し書いて、スラスラ書けるように、そして見ないでも言えるようにしました。その作業を全ての単元、キーワードについて行い、覚えられない内容やスラスラ書けないものは、該当する教科書のページに付箋を貼ったりして他のものより多く書くようにしました。書くだけでは手が疲れてしまうので、疲れてきたら教科書を読み、しばらくしたらまた書くというようにやって、自分の部屋で勉強するときは教科書を音読したりもしました。この音読、小学生のようですが意外と頭に入ります。
教科書の内容から外れた問題は出ないので、とにかく教科書の内容全てに目を通して勉強すること、用語解説のページやコラム的なページもしっかり見ておくことが大切です。
あと、保健・体育に関するニュースにも関心を持って見たり振り返ったりすると良いと思います。私が受験した一昨年と昨年も、当時話題になっていたドーピングやオリンピックについての問題が出ました。
そして最後まで諦めずに勉強、確認を続けることが大切です。
センター試験の緊張が解け、疲れが一気に見た来ると思います。実際私も、センター試験の後は、何もやる気が出ないという日が数日間続きました。ですが、そんな人もまだ間に合います!
ここで挙げた勉強方法はあくまで私が覚えやすい方法なので、自分なりに覚えやすいやり方があれば、それを継続するのが一番だと思います。

最後に、私の受験エピソードを1つ書きたいと思います。ちなみに2年目の受験の時の話です。
実技試験のときは、それぞれの種目の試験会場に移動する前に、全員一度中央体育館に集合して、そこで種目別に分かれてから移動します。なので私も中央体育館に行きサッカーの列に並んでいました。すると、後ろからまあまあ大きめのボリュームで、そしてゴリゴリの関西弁で「なあなあ!去年もおったよな⁉︎」と声をかけられましたら。その瞬間、周りにいた数十人に私が浪人生であることがバレました。内心、「フレッシュな高校生感出してたつもりなんだから大きい声で言わんといて〜!」と思いましたが、おかげさまで緊張は吹っ飛びました。ちなみに声をかけてきたのは、今女子サッカー部で一緒にプレーしているふえ(#9きゅう)でした。
すみません。余談中の余談です(笑)

本当に長くなってしまいましたが、少しでも体育専門学群を受験される方の参考になれば幸いです。
皆さんが、積み重ねてきた努力の成果を悔いなく出し切れることを心から願っています。
そして、女子サッカー部で一緒にプレーすることを楽しみにしています!
寒い日が続いていますが、体調とケガには十分気をつけて、ラストスパート頑張ってください!

小平真帆(#2りん)





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Posted by 筑波大学女子サッカー部 at 18:20│Comments(0)2017入試ブログ2017
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