筑波大学女子サッカー部ログ

こんばんは！！１年の瀬戸口梢です。
今回は南アフリカで開催されているワールドカップについて私が感じたことを書かせていただきます！！

私たち、今年の１年生が入学してから３カ月が経った６月、ワールドカップが開幕しました。
運が悪く、ちょうどテスト週間に重なってしまいましたが・・・
テスト勉強をしながら、試合を見るといった寝不足の日々を過ごしています。
テストも捨てれず、ワールドカップも捨てれず・・・やはり４年に１度しかないという誘惑に負けてしまっています。


ずばり！！！私の予想する優勝チームは・・・アルゼンチンです！！
最初はサッカーのレベルを考えると、多くの人が予想しているスペインと予想していたのですが、
『神の子』といわれているマラドーナが監督をしているということで、何か起こしそうな予感がし、
アルゼンチンとなりました。


さて、ワールドカップはすでに決勝トーナメント１回戦が終了し、ベスト８が出そろいました。
今まで見れる試合は見てきましたが、その中で私が一番感じたことは
『うまいチームが勝つのではなく、最後まで諦めず仲間を信じ、勝利を信じて選手・スタッフが一体となって最後まで戦い抜いたチームが勝利をつかむ』ということです。
これが象徴的だったのは、予選でのスペインｖｓスイスの試合でした。
多くの人々から優勝予想国として挙げられているスペインでしたが、予選で１試合目にスイスに０－１で
負けてしまいました。
試合のペースは終始スペインが握っていました。しかし、劣勢だったスイスはカウンターからのワンチャンスで試合を決めたのです。

スイスは試合中ほとんど全選手が自陣に戻った状態で我慢強く守備をしていました。
格上相手に対してはしょうがないことなのかもしれません。
しかし、少しでも気を抜いてしまうと簡単に失点してしまうことになります。
そういうプレッシャーの中で選手全員が集中を切らすことなく、体を張って必死に守っている姿に
感銘を受けました。


私は、女サカの中でボランチをさせてもらっていますが、高校では３年間ディフェンスをしていました。
そのため、今ではどちらかというと守備的なポジションをとることが多いです。
私は、サッカー選手では珍しく（？）攻撃よりも守備が好きなんです。
もちろん攻撃も好きです！！
最近は守備について勉強していこうと思って、めったに読まない本を読んだり、ゲーム中に色々なポジショニングをとってみたりなどしています。
うまくいかないことが多いですが・・・・・

スイスの守備は私が試合でやりたいディフェンスの仕方でした。
強いチームに対して、チーム全員で守る。すごいことだと思います。
でも、言葉で軽く言えてもそんなに簡単にできるものじゃありません。
普段の練習から体を張った守備をして、初めて試合で使えるからです。
　
４月に入ってから、女サカは強い相手に勝てていません。　
守りきることができずに、負けてしまうことがありました。
そこに足りなかったのは皆で守りきる粘り強さだと私は感じました。
必死で守り、耐えていれば、強い相手にでも必ず勝てるチャンスはあります。
辛抱していれば必ずどこかで得点できるチャンスはきます。
『攻撃は最大の防御』というように・・・　
スイスからもらったヒントで女サカ全員が一丸となって戦いたいと改めて感じました。

ワールドカップは私たちにヒントを与えてくれます。
夜遅くに放送されて起きているのがつらいかもしれませんが、見る価値はかなりあると思います。
私たちになくて、世界のサッカー選手にあるものをたくさん見つけることができます。
日本は敗退してしまいましたが、日本戦からも多くの発見がありました。
見て無駄になるようなことはありません！！！！
これからもワールドカップは続くので、ぜひみてください！！！！


かなり長くなってしまいましたが、サッカーについて語りだすと止まれなくなるのが、私の癖なんです。
まだまだ語り足りないこともあるので、私の話に付き合ってくださる方は機会があればたっぷりとお話しましょう！！！
以上、ワールドカップについてでした。



＃２３　瀬戸口梢（あぶさん）