こんばんは。
体育専門学群4年の白井蒼(#25 らん)です。

女サカを引退して1ヶ月以上経ちますが、まだあまり実感がわいてません。

このブログを書き始めたことで、
あぁ本当に引退するんだなあ、
と少し現実味を帯びてきた気がします。

それくらいこの4年間、女サカ中心が当たり前の生活を送ってきました。
女サカの一員として過ごしたこの4年間は、いろんな意味で今までとは比べ物にならないほど濃い時間で、本当にいろいろなことがあって、たくさんの経験をさせてもらいました。

思えば、小学校3年生でサッカーを始めてから、
こんなにも毎日のように同じチームの仲間とサッカーをしたのは始めてでした。
それまでは週3か4いけたらいい方で、当時はチームの一員として一生懸命サッカーをしていたつもりでしたが、
今思うと自分から周りと壁を作ってだいぶ独りよがりなプレーや行動ばかりだったなと思います。

入学当初、
味方へのパスがバインバインに跳ねているか
無駄にハイスピードの殺人パスで(コートネームとかけて”乱パス”と呼ばれていた)
パスするたんびに先輩に怒られていたり、
試合中一人だけ意味不明なところで猛ダッシュしてたり…
だったのが、少しは周りに合わせてまともなプレーができるようになりました。
ダイレクトでパスがつながったり、連携して裏への抜け出しができたり、
サッカーをしている人ならごく当たり前の小さなことでも、
仲間を見てちゃんと意識してやったらこんなにめちゃくちゃ嬉しいのかと思いました。
練習後に部屋で一人思い出してニヤニヤするくらいに。

小中学生の頃は、父に連れられて始め、途中で辞めたらがっかりされるだろうから、という思いでサッカーを続けていましたが、
初めて心からサッカーが好きで楽しくて続けている自分に出会えました。

しかし、嬉しい、楽しいことだけでなく、辛いな、しんどいなと思うことの方が多くありました。
チームに貢献するほどの力がなくて、情けなさや悔しさ、不甲斐無さを突き付けられることが山ほどありました。特に最後のシーズンでは、それしか感じてなかったようにさえ思います。
一点が遠い、なかなか勝てない、結果が出せない。
二度と二部降格という辛さを味わいたくない、味わわせない、と誓ったにも関わらず結果を出すことができなくて、
後輩やこれまで女サカを受け継いできた先輩方、そして、いつも女サカを応援してくださっている方々に非常に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

しかし、それでも最後まで走りきることができたのは、シーズンを通していつも女サカを応援し続けて下さった皆様のおかげです。
本当に感謝してもしきれません。ありがとうございました。


13年間続けてきたサッカーですが、プレーヤーとしての私のサッカー人生はこれで終わりです。

この4年間を経て、入学前に自分が思い描いていたような景色をみることはできませんでしたが、
サッカー人生最後の4年間を筑波の女サカで過ごせてよかった、筑波に来てよかったと心の底から思います。
サッカーに対する考え方は120度くらい変わったし、自分という人間がいかにちっぽけで何もできないかをこれでもかというほど思い知らされました。
サッカーにおいても、組織としても、決して1人では味わえなかった、 楽しさや嬉しさ、苦しさや難しさを味わわせてもらい、
その度にひとつまわりもふたまわりも、成長するきかっけをもらえました。

ここでの経験や抱いた感情を、次のステージで活かすことが、今の自分にできる、女サカへの恩返しだと思います。


最後になりますが、本当に多くの方々に支えられてこの4年間を過ごすことができました。ありがとうございました。
時に本気で叱咤し励ましてくれる、私にとって最初で最後のサッカー同期、近くにいても遠くにいてもどこからでも応援してくださった先輩方、私の頑張る源でありかつ頼りになる後輩たち、スタッフの方々、そして、離れていても陰ながら応援してくれた家族に本当に感謝しています。


本当に今までありがとうございました。
これからも筑波大学女子サッカー部をよろしくお願いします。


#25 らん(白井蒼)


  
Posted by 筑波大学女子サッカー部 at 23:52Comments(2)その他2017

2018年01月15日

引退

こんにちは。武者桜子(#14 ハル)です。

女サカでの最後のブログを書かせていただきます。
4年間で得たものや伝えたい思いをこのブログを見てくださった方の心に届くよう書き綴りたいと思いますので、どうか最後まで読んでいただけると幸いです。


まず、今シーズン応援してくださった関わってくださった全ての皆様に深く感謝を申し上げます。大きな声援や細かな気遣いまで、その全てがチームの進む力となりました。
本当にありがとうございました。


この女サカでの時間を振り返った時、たくさんの壁あったなあ、と思います。
見たことのない壁や見て見ぬ振りをしてきた壁、高ーい壁や案外低かったなと思うような壁まで。
そんな障害を乗り越えて来られていたかはわかりませんが、間違いなくそのひとつひとつが新しい自分を発見させてくれる、気づきそのものでした。
20年近く生きてきて今さら新しい自分と出会えることができたのは、この筑波の女サカであったからこそだと思います。

女サカではいろんなものをみんなで"作る"きっかけがあります。
目標を決めるところから始まり、目標に向かって本気で挑み続けることの難しさ。
ひとつの道しるべを作ることがこんなにも時間がかかり、様々な問題が転がっていること。
自分たちが決めた道が正解かどうかわからない中で、結果で証明しなければならない責任。
自分が第一線に立つことで降りかかる重みや責任は、なにかを本気で作ろうとしている代償だと感じました。けれどそれ以上に、ひとりひとりが考えを持ち、強い思いをぶつけ合って大きなものをやり遂げようと織り成す時間や成功した時、結果が少しでも垣間見えた時はかけがえのないもので、一生忘れないだろうと思います。それらすべて、自分の行動次第でより良いものへ変えられる、逆に手を抜けば綻びとして現れる、女サカがそんな環境であったからです。そのような場所にいられた私は本当に幸せ者ですし、この経験を必ず次のステージに活かしていきたい、活きるだろうと確信しています。

また、私は2回のACL損傷を経験し、この4年間でサッカーをできた時間は1年とちょっとでした。そんな自分にとっては、どんなゴールシーンよりも怪我が大きな思い出です。
あの一瞬、0コンマ何秒から、歩けなくなり、サッカーができない半年が待ち受ける。
そんな現実が一瞬にして降りかかってきたあの瞬間は、なかなか経験できないことです。

サッカーができる、歩けることは当たり前じゃない。
それは自分の身体だけではなく、グラウンドがあること、ボールがあること、指導者やサポーターがいること、全てが常ではない。
だからこそ、ありがとうという気持ちは忘れてはいけない。そして、いまの時間、サッカーができる時間を大切にしたい。
サッカーで恩を返したい。

この思いと共にサッカーができた最後の数ヶ月は、ただ闇雲にボールを追い続けていた以前とは比べものにならないくらい充実し、有意義な時間でした。この経験がなければいまの自分はありませんし、あったからこそサッカーの面白さや奥深さを改めて知ることができたので、今では必要で大切な時間であったと思えています。そして、この経験ができたのも、たくさんの支えがあったからです。
両親はもちろん、
長期のリハビリに付き添ってくださった先生やトレーナーさん、
会えば声をかけてくださり、連絡までしてくださった先輩方、
挫けそうな時をいち早く気づき、ずっと気にかけてくれた同期や後輩
支えてくださった全ての方に、活躍とはいかないもののサッカーで少しでも恩を返せていたらと思います。また、これからも感謝の気持ちを忘れず、いつか違う形で伝えていきたいと思います。


私たちが関われた4年間は、創設から32年を経て、これから何十年と続いていくであろう歴史のほんの少しにしか過ぎません。そんな中で長年積み重ねられた女サカの良さを感じ、それを少しでも下の代へ紡げていけてればと思います。
これからも魅力あるチームを目指し、いつまでも輝ける場所であってほしい。
幸いにも、強くて柔軟な力を持つ頼もしい後輩たちばかりなので、これからももっと光輝いていくかと思います。
これから立場は変わりますが、いつまでも応援し続け、微力ながらも女サカを支えていきたいと思っています。

最後になりますが、今後はサッカー選手を引退し、大学院に進学します。これまで以上に勉学に励み、自身の経験から怪我で泣く選手が少しでもいなくなるよう、精進していきたいです。





今シーズンを通して、同期の6人と共に全力でもがきましたが、勝利というたった2文字が本当に遠く、女サカに関わる全てのひとにとって苦しい思いをさせてしまったと思います。
それでもなお、1年を通して変わらない、むしろそれ以上の応援や期待、ご指導をしてくださり、
本当にありがとうございました。

また、これからもどうか変わらぬご声援を
よろしくお願いします。



武者桜子










  
Posted by 筑波大学女子サッカー部 at 21:43Comments(0)部員日記2017