2017年06月22日

梅雨は嫌い

今回ブログを割り当てられたむしゃ(#14 ハル)です。

テーマは『梅雨』ですが、季節や天気に左右されるほど甘っちょろい人間ではないので
(私は夏と冬と雨が嫌いです)あまりネタがありません。

私は昨年、一昨年と梅雨前に前十字靱帯を断裂し、この時期は毎回リハビリをしていました。
それもまだ立てない時期のリハビリだったので雨に打たれながら、ビショビショの芝に寝っ転がりアウフバウ(知ってる人は知っている)をひたすらしていました。

ですので、梅雨の時期はただただ部活の時間が汚い自然シャワーを浴びる2時間で、あまり良いイメージはありません。

梅雨のアウフバウを乗り越え、2年のリハビリ期間を通して、私が得たものは数え切れないほどあります。

そのひとつが
当たり前は当たり前でないこと。

走れること、動けること、話せること、息ができること。
いま私が当然として行っていることは、誰かの望んでいることだということ。

ある瞬間から突然走れなくなったあの日に、やっとこの大きな事実に気づけました。

大袈裟だと思うかもしれない、いまはまだパッとしないかもしれない。
私も怪我をしてなかったら、気づけていなかったと思います。


今、こうしてボールが蹴れて全速力で走ることができる身体があり、
自転車で10分行けば人工芝のグラウンドがあり、
指導してくださるコーチがいて、
たくさんのひとが支えてくれているこの環境が、
どれだけ恵まれているのか、
ここの誰よりも心に刻んでる自信があります。

だからこそ、1日1日を無駄にしたくない、しちゃいけないと思っています。

怪我をしないことは素晴らしい才能だと思いますし、しないに越したことはないと思います。
私は怪我して良かったとは思いませんが、怪我をしたことは確実に自分の成長に繋がっています。

たくさんのひとへの感謝を胸に、この期間を糧にして、あと半年間ひとつひとつ不安要素を無くして最後まで力を尽くしたいと思います。

これからも変わらぬ応援よろしくお願いします。


武者



  
Posted by 筑波大学女子サッカー部 at 16:15Comments(0)部員日記20172017