2015年03月09日

合格した時の思い出

こんにちは、
振られてないけどブログを書きます白見です。


今回のテーマは「合格の思い出」ということで、
先月の「一般入試の思い出」のその後です。



一般入試で燃え尽きた私は
東京観光を済ませ、
卒業式を済ませ、
好きだった子に告白も済ませたのですが(振られた)、
後期入試を済ませる必要があったので



実家がある屋久島には帰れず



鹿児島市内のビジネスホテルにひとり泊まり、
後期入試の勉強もせずに合格発表の日までずっと寝ていました。



いよいよ明日が発表に迫った夜、
もし落ちたら予備校で寮に入りながらの浪人が決まっていたので
恐怖に震え、明け方まで寝られませんでした。


そして結局ほとんど寝ないままその日を迎えることとなりました。




筑波大の合格発表は、現地が10時でネット上では12時。



ホテルにPCがなかったせいで、ネットでの確認ができなかった私は



PCがあるとこ…PCがあるとこ…と考えた末に
献血ルームへと向かいました(なぜあえてそこ)

とりあえず成分献血受付を済ませ、
「すみません、合格発表があるので採血はちょっと待ってもらいますか」
とすっとんきょうなことを言いました。



こいつ何言ってんだと思われたでしょうね。



しかし
「そうなんですか!頑張ってください\(^o^)/」
と言われました


「ありがとうございます!!」
と返しましたが、
頑張ったのは先月です。
もう今日なにをがんばっても結果は変わりませんと思うひねくれた私。




とりあえずもう不安で仕方なくて、
2ちゃんねるの筑波大学受験者のスレを眺めていたら、



現地の発表があったら人文の写真貼るよ!との投稿が。


名前も知らぬお主…神か…と思いました。


そしてどきどきの10時


「俺落ちた。」
というコメントとともに貼られる画像。
(ちょっと笑えなかった)




ドラマでよくある上から数字をで追ってくやつをやりました。



献血ルームで。



忘れもしません、受験番号は111174でした。



上の番号も下の番号も不自然に連続して番号が載ってない中、



111174はすこし恥ずかしそうにちょこんと座っていました。


数字を見た瞬間、頬を温かいものがつたいました。



あぁ、よかった…
1年間サッカー辞めたのを後悔しなくて済む、
先生やお父さんお母さんたちに笑顔で報告できる…
予備校に通わなくて済む…



いろいろなことを考えると涙がほろほろと止まりませんでした。



献血ルームで。



とりあえず先生に報告。



「先生…!!!ありました〜受験番号…!!!
受かりました…!!」


先生「えっ、本当か!!!」


「はい〜〜!ネットは12時なんですけど、2ちゃんねるに写真が載ってました〜〜」


先生「に、2ちゃんねる…」




12時まで待て、とりあえずちゃんと大学のHPで確認してからまた連絡しろ。と言われました。



そりゃそうだ。


しかし、弱冠18歳の私にはそんなことはどうでもよく、
受付の人に


受かりました〜
え〜おめでとうございます〜
どこ受かったんですか〜
筑波大です〜
え〜頭いいですね〜
いやいや〜照



茶番セレモニーを終え、



採血室に入りました。



採血が始まると、やや冷静な気持ちになれました。



血をとりながら、成分を分離する間
ちょっとねむくなり、血が流れてる管を眺めていました。



すると、管に気泡が入っていてそれが私の方に流れて来るのが見えました。



えっ、この気泡たち私の体に入ったら私死ぬ…


なども変なこと考えてたら
頭がクラクラして気持ち悪くなり、


気が遠くなって失神しました。




スタッフの方々がバタバタしながら頭を下にしてくれました。


え…大学受かったのに…

意識がもうろうとする中
「私死にますか…?」と呟いたのを覚えています。


スタッフの方々みんな
死なない死なない!
と叫んでいました。



あとで、寝不足なのに献血するなとやや怒られました。




兎にも角にも、大学HPでも正式に合格発表された私。


できの悪い生徒だったので、
担任の先生は


「学校始まって以来のミラクルだ!」と泣いて喜んでくれました。




先生ありがとう、
模試の宿題の答えを写して出そうとしてるところを先生に見つかって
めちゃめちゃ怒られて
大泣きしながら帰ったことは忘れません。




でもやっぱり現地で胴上げされたかったなーとも思う18の春でした。


終わり。


  
Posted by 筑波大学女子サッカー部 at 20:22Comments(0)部員日記20152015