2015年02月13日

女サカ

こんばんは
齋藤かなえ(#6)です。
4年間の最後のブログを書かせていただきます。

私が筑波大の女サカに入りたいと思ったのは中1の頃。ほんの少しの挫折を経験して他のみんなより365日間くらい余計に頑張って入部することができました。

苦労して入部した女サカで4年間楽しくサッカーすることを夢見ていた私でしたが、1.2年生の頃は試合放棄してみたり、練習や試合の最中に先輩と喧嘩してみたり、グラウンド周りの木から大量の毛虫が落ちてくるのが嫌でずる休みしてみたり、極寒の朝練でリハビリするのが嫌で仮病使ってみたり、それはそれはもう手に負えなかったのではないかと思います。

その行いの悪さからラグビーの授業で足首を捻挫したり、遠征先の温泉で大転倒したり、2度のACL断裂したりとたくさんの怪我を経験しました。
この怪我のせいで病室から応援した2年のインカレ、スタッフ登録でベンチに立った4年のインカレ。そして夏のフェスは2年続けて本部。
この怪我さえなければグラウンドに行くことがもっと楽しかったかもしれないし、どんなに寒い朝練でもなめくじの如くベッドから這い出してグラウンド行ったかもしれないし、サッカーをもっと好きになってもっと上手くなっていたかもしれない…と思うことはたくさんあります。
でも、この怪我があったからこそ学べたこともたくさんあります。4年間のうち半分もサッカーできなかった分、サッカーができる幸せを感じることができました。ピッチに立てない悔しさを応援に変えることができました。
でもでも、やっぱり悔しさの残る4年間だったし、もう少しやりたかったなと。

つくばFC出身の私が女サカとの架け橋になって茨城の女子サッカーを少しでも盛り上げようと思って4年間過ごしたものの、何も力になれなかったし、主務としての仕事も全うできず、深夜に電話で30分ひたすら怒られたこともありました。
が、幸運なことに私は卒業後も茨城の女子サッカーに関わることができそうなので『ちゃらんぽらん』の汚名を返上すべく引き続き頑張りたいと思います。

ここまで読んで頂いてお分かりの通り、反省ばかりの4年間でした。
どんなにあからさまなずる休みをしても、どんなに先輩に文句を言っても、どんなにミーティングに行かなくても、見放さずに褒めておだてて伸ばして下さったスタッフの方、先輩方。
ふざける時は思いっきりふざける。言いたいことはしっかり伝える。性格も考え方も個性の強すぎる同期。
私のことをさんざん年寄り扱いしてケラケラ笑ってる(かわいい)後輩達。
そしてOGの方々、保護者の方々、たくさんの方に支えられて引退を迎えられたことを本当に嬉しく思います。ありがとうございました。

長くなってしまいましたが、4年間を振り返るとキリがないのでこれで終わりにします。
明日から新シーズンが始まります。これからも筑波大学女子サッカー部の応援、よろしくお願いいたします。

筑波大学女子サッカー部 #6 齋藤かなえ  
Posted by 筑波大学女子サッカー部 at 22:41Comments(0)部員日記20142014

2015年02月13日

女サカ

こんばんは。
4年の伊藤瑞希(にき)です。

今回は最後のブログということで、この4年間を振り返って思うことを書かせていただきます。


私はサッカー選手としてすごく秀でたところがあるわけでもなく、インカレの舞台で輝けるようなこともありませんでした。
きっと、この4年間のうちの時間の割合で言ったら、つらい・苦しい・もどかしいような時間ばかりだったのかもしれません。
それでも自分がサッカーをする理由、今までは小・中・高とサッカーを続けてきて、まだまだ続きがあるというような気持ちがあったのですが、学生スポーツとして、部活としての終わりが見えてきていたこの一年は、その理由は何なのだろうと考える機会が増えました。

勝ちたい、上手くなりたい、支えてくれる人への感謝…いろいろあります。
けれど、一番は、サッカーが純粋に好きで、楽しくて、自分を成長させてくれるものだと感じているからなのだと、いろいろ考えた結果思いました。
その核となる感情があったおかげで、サッカー選手として特に秀でているわけでもなく、頭が良いわけでもなく、すごい才能があるわけでもない自分が、小学校から一つのことを継続することができ、筑波大学に入ることができ、そして尊敬できる先輩や後輩、同級生に会うことができました。

この凡人の私を成長させてくれたサッカーと、たくさんの刺激と優しさをくれた女サカの皆さんに、すごくすごく感謝しています。
このままだと私のボキャブラリーでは追いコンで話すことがなくなってしまいそうなので、このあたりでこのブログを終わりにしようと思います。
拙い文章と内容でしたが、最後まで読んで下さりありがとうございました。


筑波大学女子サッカー部 #13 伊藤瑞希(にき)
  
Posted by 筑波大学女子サッカー部 at 20:57Comments(0)部員日記20142014

2015年02月13日

女サカ

こんにちは。バイトで全身筋肉痛の池戸あいり(#4)です。
シーズンを振り返っての感想とのことですが、私は比較的アブノーマルな女サカ生活を過ごしていたのかなと思います。まず、サッカーをしていたのは4年間で半年程ですし、3年生の時はペルーに約1年間留学していますし、4年生の時はシーズン終わる1ヶ月前まで学生コーチをしていたので、やはりアブノーマルです。
こんなアブノーマルな私でしたが、今振り返っても女サカで楽しかった経験はあまりなく、いつも辞めたいなぁ、辛いなぁ、と毎日のように思っていました。んじゃなんで辞めなかったのか、というと、先輩の存在はとてつもなく大きかったです。長いリハビリをなにやってんだ自分と思う時があっても、隣では何も文句を言わずにいつも笑顔でリハビリをやっている先輩がいたり、留学生活はこんなに楽しくて自分の目標のためだけにこれ以上頑張ったことはないくらい頑張ったと言い切れる1年を過ごしたその上には、チームのためだけに1年間全てを犠牲にして努力し続けていた先輩がいたり、自分自身が実際に最上級生になり、常に私の刺激になっていた先輩の存在がおらず、もう辛すぎてどうしようもなくなった時でも、私以上に辛い思いをしてきたであろう先輩の存在を考えると、辛いけど、辛いけどここで立ち止まったらどんどん突き離されると思い、最後まで頑張ることができました。
今までの歴代で3代の先輩と関わりを持つことができましたが、どの代にも本当に心から尊敬できる存在がいます。それくらい女サカには魅力ある人達が多くいます。女サカでの楽しい思い出は本当一握りでしたが、それでも女サカを辞めないでよかったと思っています。その辛さ以上に得れたものが、4年間をやり通したからこそ気づくことができました。女サカに携わっていなかったら、こんなにも自分が目指している存在に近づけるために、毎日努力する日々もなかったと思います。これから社会人になりますが、様々な人との出会いを大切にし、いずれは私にとって尊敬する存在がいたように、誰かに尊敬される存在になりたいと思います。
4年間本当にありがとうございました。特に、辞めたいと言った勝手な私を何度も引き止めてくれたゆいさん、歴代の先輩、同期、そして影ながら支えてくれた後輩やスタッフに本当に感謝しています。
有難うございました。

#4 池戸あいり(マツ)
  
Posted by 筑波大学女子サッカー部 at 16:48Comments(0)部員日記20142014

2015年02月13日

女サカ

こんにちは。
4年の藤本真央(だん)です。
最後のブログになります。
皆のように4年間を振り返ろうかと思いましたが、思い出がありすぎて書ききれないので、皆とはちょっと違った視点で書いてみます。


I play forという企画が今年もインカレに向けてあり、4年間で初めて書きました。
「何のためにサッカーをしてるか」
改めて考えるととても深く難しい問題です。本当にたくさん考え、サッカー、何ではじめた?何で続けた?という原点に戻って行きました。

もちろん、サッカーが楽しいから。でもそれだけではないのです。

私がサッカーを始めたのはカナダ留学がきっかけでした。英語喋れなくてもサッカーをしてれば昼休みだけでも皆の仲間に入れました。そこが原点だったのです。
サッカーは自分のコミュニケーションのツールでした。そして自分のアイデンティティになっていきました。サッカーをしていることで自分を守る場面もたくさんありました。

そんな自分をもう1度、1人のサッカー選手として、サッカー自体の楽しさを教えて頂き、サッカーと向き合わせてもらえたのがこの女サカでした。

そして私の行きついたI PLAY FORは
「未知の世界」

サッカーをしていてまだ知らない世界があるんだ、とこの4年間で学びました。見つけたものがたくさんありました。
サッカーを知らないことを知りました。知らない人と繋がりました。知らない景色をみました。知らない自分に出会いました。
そして、まだまだ私の知らない世界がたくさんあります。
だから、知りたい。続けたい。
I PLAY FOR 未知の世界

これから先、サッカーとは違う未知の世界に足を踏み入れることになります。不安も緊張もあります。

でもきっと大丈夫。
そう思えるのは、ここで過ごし、学ばせて頂き、成長できた自信があるからです。社会に出る前に、1人の人間として、女性として、必要なことを。
まだまだ未熟ですが、その土台となるものを得られたのではないかと思います。
これまで、筑波大学女子サッカー部を支えてくださった方々、関わった全ての方に本当に感謝しています。


「人が一番幸せを感じるときは成長していると感じるとき」
NHKソウル白熱教室の教授が言っていた言葉です。

間違いなく、人生で一番、幸せだった4年間でした。

本当にありがとうございました。

筑波大学女子サッカー部 #3 藤本真央  
Posted by 筑波大学女子サッカー部 at 14:15Comments(0)部員日記20142014

2015年02月13日

女サカ

こんばんは。
入試で受験生よりも話しすぎて怒られた4年の崎原知美(たく#30)です。
ちなみに、2年生の時は当時受験生だったみそらにボールを奪われ失点、そして最上級生かつ副キャプテンという立場で迎えた去年は1年生に間違えられました。
という冗談はここまでで、最後のブログ書きます。

4年前自分の力を試したいと思い、サッカーの盛んな関東の大学を探し、そして筑波大を選びました。大阪では弱小チームに所属していたので、心のどこかで人を見返したいという反骨心のようなものがあったのだと思います。
しかし、結局私はAチームとBチームを行ったり来たりする4年間でしたが、まあこれもこれでよかったのだと思います。
Aチームでスタメンで試合に出続けることがサッカー選手としては理想かもしれません。それでも私はサッカー歴も競技力もプレースタイルも様々なたくさんの仲間とサッカーができたこの経験は宝物だと思っています。女サカで一緒に試合に出たことない子はいないんじゃないかというぐらいたくさんの人とサッカーができました。その時々で自分がいるチームでみんなでどういうプレーができるか人とコミュニケーションをとって、一緒に考え生み出していく作業が私は大好きでした。また、たくさんの人とサッカーしている分、変化にすぐ気づけるというか、この子めっちゃ上手くなったなあというのが日々違う人で感じられて、羨ましくもすごく嬉しかった覚えがあります。

女サカに来る前は極端に言えば自分がサッカー楽しければいいというような考えで周りの人のことなど考えたこともありませんでした。女サカの先輩方は自分だけでなく人のことも考えられる心優しい素敵な人たちばかりで、そんな先輩になりたいと思っていた自分がいました。少しは人のことを考えられるようになった気がします。また、自分が今まで自由にやりたい放題サッカーをやれていたのも歴代の4年生がそういう雰囲気を作ってくれていたおかげなんだと昨シーズン身に染みて感じました。だから昨シーズン私は後輩たちが楽しく自由にサッカーができるように接してきたつもりです。果たして私が昨シーズン副キャプテンでよかったのかはよくわかりませんが、筑波大学女子サッカー部という伝統のあるこの部活で副キャプテンをやったことはかけがえのない経験になりました。本当にありがとうございました。

女サカのブログを見ているであろう、受験生のみなさん。女サカは本当に素敵なチームです!(親ばかみたいだけど)
地元の友達が華の女子大生を満喫しているのをSNS等で見て、何やってんだろう自分はと多々思いましたが、部活動に入ってバカみたいにスポーツに没頭するのは今しかできないし、そういう生活を犠牲にしてでも得たいと思える経験や成長はここにはあります。
4月から女サカでサッカーしましょう!みなさんの合格を祈っています。私はもういないけど。笑

女サカで過ごした4年間で何を学んだか、特にこれだ!というのをあまり絞れませんが、一人の人間として、女性として成長できたのは間違いないと思います。それは自分だけじゃ絶対にできなかったことで、たくさんの人たちのおかげで今の自分がいます。北は北海道、南は沖縄(フィリピン?タイ?)まで日本全国にいた女サカのみんなとはサッカーしていなかったら出会えなかったのでこの縁に感謝し大切にしていきたいです。そして、見事なサッカーバカに育ってしまいましたが、いつでも私のことを応援してくれた家族には感謝しています。

最後に、今まで筑波大学女子サッカー部を応援してくださったOGOB、保護者の方々をはじめ、関係者皆様にこの場を借りて、御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
もうすぐ2015シーズンが始まります。きっと素敵なチームになると思います。これからも筑波大学女子サッカー部をよろしくお願い致します。

筑波大学女子サッカー部 #30崎原知美


  
Posted by 筑波大学女子サッカー部 at 01:52Comments(0)部員日記20142014